キングサイズのベッドの上で

大好きなJ君をひざ枕をしながら

穏やかな幸せを噛みしめていた私。

 

 

 

 

 

J君は私のひざに

身を委ねて

のんびりしている様子だった。

 

 

 

 

J君の横顔が

すぐに手を触れられるぐらいの

こんなにも間近にあって

 

 

 

 

夢なのか現実なのか

分からないぐらい

至福のひと時だった。

 

 

 

 

 

この時の私は

時計がない世界を感じていた。

 

 

 

 

まるで時が止まっているようで

部屋中が温かさに満ちているように見えた。

 

 

 

 

 

少年みたいに

くつろいでいるJ君のお顔を見ていると

 

 

 

 

急に、J君の頭を撫でたくなった・・・。

(母性本能だろうか・・・)

 

 

 

 

 

私が頭を撫でることを

J君がゆるしてくれるのかどうか

 

 

 

 

 

そんなことは

この時は何も考えずに

気付いたら私の手は

J君の頭を撫でていた・・・

 

 

 

 

 

 

J君は私が頭を撫でても

 

 

 

 

 

 

何も言わなかった・・・

 

 

 

 

 

シャワーの後だったので

J君の髪は少し濡れていた・・・

 

 

 

 

 

 

J君は何も言わなかったけれど

ずっと寛いだ表情だった

 

 

 

 

しばらく頭を撫でていたら・・・

 

 

 

 

 

J君の手が、私のひざを

 

 

 

 

 

さらに優しく掴んだ・・・・

 

 

 

 

私のJ君を愛おしく想う気持ちが

J君に届いたという合図のように感じられて

とっても嬉しい瞬間だった・・・

 

 

 

 

 

 

そして・・・・

 

 

 

この時のJ君は

目をつぶっていたけれど

本当に寝ていたわけじゃなくて

 

 

 

 

なんとJ君は

突然・・・・・

 

 

 

 

 

再び、J君の好きなバンドの

歌を口ずさみ始めた・・・・

 

 

 

 

やっぱりリラックスして

過ごしてくれているのだなと思うと

嬉しくて安心感に満たされた。

 

 

 

 

 

歌が好きではなくて

1人では絶対に歌わないJ君が

今夜は二度も歌を口ずさんでいて

 

 

 

 

私はそんなJ君の姿が

とっても嬉しくて

こんなお願いをしたくなった。

 

 

 

 

アスカ)

「J君!

 

 

ひざ枕してくれて

私の夢がまた一つ叶って

すごく嬉しい!!!」

 

 

 

 

(J君は

目をつぶったまま

にっこりと笑ってくれた・・・)

 

 

 

 

 

 

アスカ)

「今日は私のお誕生日会だから・・・

 

 

 

もしいやじゃなければ・・・

 

 

 

 

J君に歌ってほしい歌があるんだけど・・・」

 

 

 

 

 

J君

「今日はアスカちゃんのお誕生日だから・・・

 

 

1人じゃなければ歌ってもいいよ!」

 

 

 

 

 

 

いいよ、と言ってくれて

J君のお返事に

ニヤニヤしてしまった。

 

 

 

 

 

私は大学時代から

好きな歌があって・・・・

 

 

 

 

 

前にJ君が、私に対して

 

 

 

 

「アスカちゃんへの気持ちは

好きというよりも愛に近い」

 

 

 

 

と言ってくれたから

 

 

 

 

 

だからこんな風に

お願いした・・・

 

 

 

 

アスカ)

「歌ってくれるの

すごく嬉しい!

 

 

 

尾崎豊さんの

「I LOVE YOU」がいいな・・・!」

 

 

 

 

J君)

「その歌は知ってるけど・・・

 

 

歌詞が分からないかも」

 

 

 

 

 

アスカ)

「じゃあ、

歌詞付きのYouTubeを見ながら

 

 

二人で一緒に歌うのは、どう?」

 

 

 

 

 

J君)

「それなら、歌えるかも!」

 

 

 

 

 

私は近くにあったスマホを手に持って

尾崎豊さんの

「I LOVE YOU」の歌声付き、歌詞付きの

動画を探した。

 

 

 

 

 

歌声が入っている動画なら

お互いに恥ずかしくないと思ったから。

 

 

 

 

 

 

探していた動画は

すぐに見つかった。

 

 

 

 

 

 

アスカ)

「じゃあ、一緒に歌おうね!」

 

 

 

 

 

J君)

「一緒にならいいよ!

 

 

 

今日だけね(笑)」

 

 

 

 

 

 

動画をONにした・・・。

 

 

 


 

 

大好きな「I LOVE YOU」の

イントロが流れる・・・

 

 

 



 

その動画が流れるスマホを

 

 

 

 

ひざ枕されているJ君と

ひざ枕している私とが

ふたりから見える場所の真ん中に

立てかけて置いた。

 

 

 

 

 


 

(尾崎豊

『I LOVE YOU』より)

 

 

 

 

I love you 今だけは悲しい歌聞きたくないよ
I love you 逃れ逃れ 辿り着いたこの部屋

 

 

 

 

何もかも許された恋じゃないから
二人はまるで 捨て猫みたい
この部屋は落葉に埋もれた空き箱みたい
だからおまえは小猫の様な泣き声で

 

 

 

 

何度も愛してるって聞くお前は

この愛なしでは生きてさえゆけないと

 

 

 

 


きしむベッドの上で 優しさを持ちより
きつく躰 抱きしめあえば
それからまた二人は目を閉じるよ
悲しい歌に愛がしらけてしまわぬ様に


 

 

 


 

J君は聞こえるか聞こえないかぐらいの

小さな声だったけれど

 

 

 

 

 

さっき自分の好きな歌を

自然に口ずさんでいた時みたいに

穏やかな表情で私と一緒に歌ってくれた。

 

 

 

 

 

 

歌の歌詞みたいに

大きくてきしむベッドの真ん中で

大好きなJ君と

大好きな歌を一緒に歌う私の心は

幸せや喜びでいっぱいのはずだった。






だけど



 



 

 

 

J君と久しぶりに

こんなに近くでひざ枕しながら

二人きりで過ごしているこの夜は

 

 




 

嬉しさと安心感に

満たされているはずなのに

 

 

 


 

 

 

 

尾崎豊さんの

この歌詞が

そうさせたのだろうか・・・・

 

 

 

 

 

 

部屋に響く二人の声は

どことなく切なくて・・・

 

 

 

 

 

 

幸せなはずの私の心の中は

なぜかちょっぴり

締め付けられるような

チクッとする痛みのようなものを感じていた

 

 

 

 

 

そんな負の感情は

幸せな私が感じるはずがないので

 

 

 

 

気のせいだと思って

そのままその痛みをスルーした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけど私の心の奥深くでは・・・・

 

 

 

 

 

この時にすでに何かを

感じていたのかもしれない・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

それからまた二人は目を閉じるよ
悲しい歌に愛がしらけてしまわぬ様に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[アメトピに初めて掲載して頂きました]

 

 

 

[ブログを途中から読んでくださる方へ]

私とセラピストJ君のストーリーは

こちらを記事を読んでから

読んでいただけますと内容が分かりやすいです。

 

 

 

[このブログにつきまして]

 

 

 

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