石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと -29ページ目

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

最近バイトに出かけることが激減した。ほぼテレワークになったからなのだが、それでも月に1~2回は出社する。そのときにつくづく思うのは、「忘れている」ということ。

 

出かけるために必要な段取りがうまくできない。日常でなくなったため、忘れているのだ。


お弁当やコーヒーを作って、ついでに晩御飯の仕込みをしておいて、日傘や消毒グッズなどを荷物に詰め込んで、気候に合った服装を決め、着替えて化粧して、家中の窓の鍵を閉めガスの元栓、冷蔵庫の扉を確認。


以前は息をするようにやっていたその流れが、要領よくできない。何かを飛ばして二度手間になったりとか、出かけてしまってから会社の入館証を忘れたことに気付いたりとか。

 

何より電車の乗り方を忘れている。

パスモのチャージ不足で改札に引っ掛かる。

どの辺の扉が空いてたんだっけ? 

乗り継ぎは早足じゃないと間に合わないんだった! 

一本遅れたら急行待ちで10分以上ロスするんだったわ……とかとか。

 

こういう「生活の動き」みたいなのも脳が記憶するのか、使わないと格段に衰えると思い知った次第。

 

そういえばその昔、ワープロという機器が世の中に現れたときも似たような感覚があった。


漢字が書けなくなった。

それよりもっと大昔の小学生時代、漢字ノートに何ページも、書き順から留めはねからひとつひとつ注意深く書き綴って、頭に叩き込むというよりは手の感覚で覚え込んだはずなのに。

 

うろ覚え。

何となくこんな感じだったかなという、似て非なるものしか出てこなくなった。

書いていないから。

自分の手で筆記具で紙に記すことがなくなると、手が忘れてしまうのだと痛切に感じたのだった。

 

近々、訳あってしばらく無人だった家屋の掃除をしに行く。まだそう古くもなく、いつもきれいで明るい家だった。けれど空けること数か月で黴だらけになってしまったらしいのだ。


使わないとそうなる。頻度は少なくてもせめて風を通すくらいしておけば、そこまでひどくはならなかったかも。

 

こんな世の中で人と会ったり話したりの機会もぐっと減った。

飲みに行ったり旅行したりもほとんどなくなり。

そういう、人との直接的な繋がり方についても、黴が生えて忘れてしまったりしないだろうか。不安になる。

 

差し当って、ちょっとした訳ありでしばらく自粛していた車の運転……を、黴が生える前に思い出しておきたいのだけれど。

大丈夫かなあ。悩ましい。

 

(了)

 
 
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先月の14日、宮内淳さんが亡くなったそう。70歳、死因は直腸がんとのこと(9/6 Yahooニュースより)。

 

伝説の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」のボンボン刑事である。私の初恋の人と言ってもいい。

 

このドラマでは、若手刑事が殉職して入れ替わっていて、ボンボンは4代目。大阪出身のお坊ちゃまという設定で、だんだん略して「ボン」と呼ばれるようになった。

 

新人だからと失敗を許されたり、先輩みんなに慰められたりがグッとハマる可愛がられ系のオーラ。甘いマスク、あり余るほどの長っがい足。少女時代の私は惚れこんだ。

 

何より好きだったのは、その走る姿。

 

この番組は、走っているときが最も美しいとの信念があったと聞く。だから登場人物がやたらと走っていた。若手刑事はもちろん、年配の刑事も、犯人も女性も。

 

中でもボンは、上半身が全くブレない無駄のないフォームで、風を切り裂くように駆け抜けていた。先輩刑事の方が足が速い設定だったけど、多分実際は宮内さんの方が速かったのではないかと想像している。

 

若手刑事は1年で殉職するのがお約束だったけれど、ドラマの人気が上がるにつれて助命嘆願書が届くようになったという。ひとつ前のテキサスは2年、ボンは結局4年に延びた。

 

好きな人が、それだけの人気者だったことがとても誇らしくて(私の手柄でも何でもないが)、胸を張っていた気がする。

その4年で、顔つきや印象も変わっていったけど、登場当初の前髪を下ろした、まだあか抜けない朴訥とした甘甘のボンが一番好きだった。

 

1年半くらい前に、千葉テレビでの再放送で、殉職シーンを観たばかり。


携帯電話がなかった当時、重傷の身で電話ボックスまで必死で這っていくボンが痛々しくて涙が出た。その1時間に受けたインパクトが強すぎて、録音したカセットを(当時ビデオというものを持っていなかった……)繰り返し繰り返し聞いては泣いた。そんな感想をこのブログでアップしてました。

13日金曜日、ボン最期の日

 

 

 

おそらく(疑似)恋愛にしても、(疑似)臨死にしても、あれが初めてだった。トキメキとか喪失感とかを実感した最初だったように思う。


あの頃、20代だったボンも70歳になっていた。ああ私もアラフィフになるわけだわね……。

 

そんな風に私の少女時代の心を鷲掴みにし、たくさんの感情を届けてくれた宮内さんが亡くなったこと、本当に本当に残念です。

心からご冥福をお祈りいたします。

 

(了)

 

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暑い。

暑すぎる。

汗の出ない変温動物になりたい。


毎年言ってるが、毎年つらい。

 

必要最低限のことしかしない、したくない、できない。


となると、なるべく回数を減らして(ゴミ出しとか)、色々見なかったことにして(埃とか)、代替手段を駆使して(テイクアウトとか)……でもどうしようもないマスト事項も(洗濯とか……)。

 

今年の夏は外出自粛やテレワークで、ほとんど家を出ない日もある。これは助かる。汗がドバドバ出ると思考が停止するので、仕事場に辿り着くだけで精一杯、仕事なんぞまるで進まん、となるのが避けられるから。


ただし、そういう日の歩数は19歩とか42歩とか。立ったり座ったりだけでグラつくのを実感、本気で足腰弱ってきていると思われる。

 

増えた在宅時間の有効利用も考えないことはない。でも、5月の時みたく家の整理チャーンス、家事スキルアップチャーンス、運動不足対策チャーンス、とはいかない。5月とは暑さが段違い。とてもとてもそんな前向きになれないのである。


年末大掃除の前倒しとか新メニューへのチャレンジだとか、散歩、階段の上り下り、テレビ体操と、5月にはできたことが、この暑さでは全くやる気になれない。

 

でも5月に色々頑張ったのだから、夏はサボっても大丈夫だろう、余韻がかなり残ってるはず、と一種堂々としていた。

 

ところが。

 

あれこれ整理したはずのタンスや小物入れ。洗濯や虫干ししてきれいになったはずのカーテンやぬいぐるみ。シンクや風呂の水回り。髪染め。体重。

 

stayホーム期間にバッチリやったので使いやすいはず、きれいなはず、整ってるはず。

 

えっ、ぐちゃぐちゃ?

げっ、埃まみれ?

黒ずんでいる?

白髪大変なことに?

3キロ増?

何で?

 

……えっ、stayホームって4ヶ月も前だっけ?

 

いまだにコロナ患者は増え続けているせいで、状況はほぼstayホームなまま。毎日が変わりばえしないので、時が止まっていた……いや時間が飛んでいる。

 

恐ろしいことだな。


コロナをやり過ごすまで、時間だけがどんどん過ぎ去って何もしないまま取り残される……


なるたけ早めに、せめて動ける程度に暑さがおさまることを願う。微力ながら、何かをしたという実感くらいはほしいので。

 

 (了)

 

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コンクールに応募しすぎて、いつの頃からかその回数を数えるのをやめた。そして、初めて応募したのは何のコンクールでどんな話を書いたのかも忘れてしまった。

 

今となっては「〇日までに完成させる」という〆切り設定代わりのコンクール応募となっているのだが、当初は「やるぞ、受かるぞ、物書きになるぞ」という気合があった。

 

私の場合、シナリオ学校で書く勉強を始めたので、自然とシナリオコンクールに応募する流れとなった。

 

日テレの「シナリオ登竜門」(現在は廃止)が4月、NHKの「創作テレビドラマ大賞」が6月、フジの「ヤングシナリオ大賞」が2月(以前は10月)、テレ朝の「新人シナリオ」が11月、NHKの「創作ラジオドラマ大賞」が1月。


時期が少しずつズレているので、毎年全部に応募していた。どれも大賞に選ばれれば放送されるとあって、それを夢見て頑張ったものだった。

 

そういう公募情報は、通っていたシナリオ学校から得ていた。受賞者についても、そういった雑誌の発表ページを見て知るのが普通だった(受賞当人には連絡がいっていたはず)。


その頃の私は、書きたいことを書きたいように書いていたと思う。つまり、読み手がどう思うか、主催者がどういうものを求めているのか、流行りに安易に乗っかると他に同じような応募作がウジャウジャあるとか……そういうことを何も考えずに。

 

少し考えるようになったのは、主催者によっては事前に公開講座があり、そこに参加するようになってから。そこでは主催者側の思惑や人気脚本家の経験談、以前の受賞者のお話などが聴けた。自分が応募するしないに関わらず、面白かった。

 

いまだに応募を続けているこちらは変わらないのだが、時代は変わった。

 

シナリオの公募情報は、それ専門の雑誌を探さなくてもネットで簡単に見られるようになった。一次通過や二次通過もツイッターに流れてくる。いちいちそれ専門の雑誌を探しに本屋に駆け込む必要はなくなった。

 

公開講座は、ありがたいことに毎年開講され続けている(今年はコロナで中止)。ただ、参加料が倍になった。参加者も昔はそうそういなかったのに、会場は広くなり、毎年満杯。

 

ドラマ離れが進んでいるという。でもそういった状況を見ると、書き手希望者は激増傾向に思う。

 

コンクールの公募HPは、大体Q&Aが充実していて「制限文字数を守ってください」「提出後に訂正したものを提出し直さないでください」などと至れり尽くせり。私が昔通っていたシナリオ学校からも、例えば応募するときの原稿の紐の綴じ方などの動画が流れてくる。

 

応募するための手はずは手取り足取りになった。でもその分当選するのはぐっと狭き門になった。

そんな気がしている。

 

(了)

 

 

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金曜日、ついにパ・リーグ単独首位に立った千葉ロッテマリーンズ。8月の単独首位は50年ぶりだとか(昨日負けて首位タイとなったけど)。

2005年や2010年に日本シリーズを制覇しているが、2位か3位からクライマックス(またはプレイオフ)で勝ち抜いて行った結果。シーズン中の首位というのはそうそうなかったのだと今更ながら思い出している。(私はここ15年ほど熱烈なロッテファンである)

このところの連勝の原動力は、和田康士朗選手と言っても過言ではないと思う。あるいは起爆剤とか導火線。

8/16に初スタメンで1番に起用され、その日「#和田くん」がTwitterのトレンド入りしたほどの鮮烈デビュー。ロッテファンはもちろん、パ・リーグファンもプロ野球ファン全体も、その脚力に驚きと脅威と猛烈な期待感を持ったんだろう。

何せ、3安打3盗塁3得点。塁に出る度、盗塁成功する度に歓声がすさまじくなっていった。その実力もすごいが、ツキも「持って」いた。

3回目の盗塁では一度アウトが宣告されたものの、ビデオ判定でセーフにひっくり返ったのだ。そもそも井口監督が「うちの和田くんがアウトになるわけないでしょ」みたいに即リクエスト要求したのが笑える。

そしてこの日の和田くん、出塁したら100%ホームに帰ってきた。それも、犠牲フライや内野ゴロGoも全てセーフ。

スタメン6試合が終わったところで今や盗塁王。これまで代走や守備固めがほとんどで、レアード選手のホームランパフォーマンスの寿司を食べる係で顔を見るくらいだった。

それでもその間にも確実に1盗塁1盗塁積み重ね、レギュラー出場の日ハム西川選手や同じロッテの荻野選手(現在怪我で抹消中)の盗塁数を超えてしまった。どんだけすごいか。

スタメンデビュー日にいきなりお立ち台。「緊張しすぎてごはんが食べられなかった」と言っていた。
もう、めちゃくちゃ可愛くない?
「飯が食えなかった」でも「食事が喉を通りませんでした」でもない。
突っ張ってもいなけりゃ優等生の模範解答でもない。ご本人の自然体の、頭を撫でてあげたくなるようなお人柄。

育成出身の3年目、21歳。
今後が楽しみすぎて、毎日野球観戦に真剣な私である。

(了)


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これはもう、人によってさまざまで、百人いたら百通りあると思う。

 

江戸時代のチャンバラものを描きたいとか、誰かを助けるかっこいい英雄を描きたいとか、ファンタジーを描きたいとか、あるいは自分の経験を踏まえた企業ものを描きたいとか。

 

私の場合、……特になし。

 

そういうものをブレずに持っている方がうらやましい。

 

時代ものはこれまでの人生、あまり読んでも観ても来なかったので、苦労するだろう割に穴だらけの内容にしかならないだろうと容易に想像がつく。

 

誰か実在の人物(有名人でも友達でも親でも)をモデルにした強いキャラを描きたい、とかでもない。

 

ファンタジーを書くには想像力があまりに乏しいし、経験も何だか中途半端で思い入れの強いものがない。

 

こういう人間が、物語を創れるのだろうか? 書く人間となるには、これではダメなのではなかろうか?

 

そんな風に結構悩んだ時期もある。

 

それでもやめなかったのは、ある作家さんの講演を聴いたから。「私は特に書きたいものはなかった」と語ってらした。

 

何ですって? とひと際熱心に耳を傾けると、その方も特にこれといったものはなかったが、「こういうのを書いてください」「このテーマでお願いします」と言われると、書けたのだという。

 

かなり名前も知られた有名な脚本家の方なので、ああそういうプロもいるんだ、それでも書いちゃいけないということはないのね、と肩の力が抜けた覚えがある。

 

以来、テーマや題材探しも続けているけれど、何か課題をもらいそれについて書く、という方が私には書きやすいと気付いた。

 

何と言うか、連想ゲーム的に、つるつると思い出すことがあり、ああこれ、私書きたいことだった、みたいな感じになることが多いのだ。

 

例えば以前、お題があるコンクールに応募した時のこと。

 

それに沿ったストーリーを考えているうちに、お題に全然関係なく、昔こんなこと考えていた自分がいたな、と思い出した。

 

主人公が父親と対立し、高校卒業と同時に家を出た。でも彼が就職した時、社会ではどうしようもないことがあると知る。それがいさかいの原因だったが父は言い訳をしなかったのだ。そうして息子は父を見直す……とのストーリーが出来て。

 

いや、実際の私はそんなドラマチックな感じでもなかったが、学生から卒業した時に、働く父を見直した瞬間があったな、と。

 

そういう発見が面白くて、思い出した感覚を組み込んだ物語を創るのが楽しい。描きたいことやテーマがないわけじゃなく、持っているけど忘れてる。そんな感じ。

 

テーマが先にどーんとある人になりたかったのはもちろん。でも自分はきっとアプローチが違うのだ。だから書き続けてもいいんじゃない? そう思うようにしている。

 

(了)

 


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 おなじみの、トサカのような、どこをどうしたらああできるのか謎な、サザエさんの髪型。


漫画の主人公としてのキャラ立ちという意味合いが大きかったのかな、と想像するが、でも最近、ちょっと考えてしまうのである。あの髪型にする理由。


このコロナ禍で、美容院へ行くのが怖くて、もう数か月ご無沙汰してしまって思った。


私の場合、スポーツをするので、そのときは髪を結びたい。だから結べるギリギリの短さまで切ってください、といつも美容師さんにお願いする。汗で髪が顔や首に張り付くのと、何より視界が遮られることもあるのが嫌なのである。


サザエさんも、もしかして何かスポーツをしている人で、そのために邪魔にならないあの髪型にしているのでは? 


だって卓球とかバドミントンとか、女子選手はみんなビッチリ髪を止めているじゃない? 

いやでも、漫画にもアニメにも、サザエさんがスポーツしてたエピソードがあった覚えはないけど……。


一糸乱れぬあの髪型への妄想は、スポーツ中に限らない。


この季節の暑さには冷房と扇風機の併用で対応しているが、この扇風機の風がまた髪をバサバサ吹き散らす。これが顔に当たるのが嫌。


何十本かがまとまって顔を叩くのも嫌だが、ほつれた1~2本が顔をなぶるのはもっと嫌。かゆくなるのである。


最近アレルギーが強くなったのか、ただでさえ目のかゆみが常にあり、瞼もその周りの皮膚も何気にかゆい。あれやこれやの忙しさなどでまぎれていても、髪が触った途端に思い出す。


サザエさんももしかして、髪が顔に当たるのが嫌なお人なんじゃ? だから1本のほつれもなさそうなあの髪型にばっちり固めちゃっているのでは?

ん~、でも、あんまりそういう細かいこだわりはなさそうな方のように見える。


髪型については私、前髪を作っておでこにきれいにそろえたり、分け目から目や頬のあたりに垂らしたり、と、流行ってるらしいそういう髪型も試した。少しは今風な感じになるのでは、と。


ただ、昔からくせ毛で悩んできた。サラサラの光沢ヘアに憧れていたのに天然では無理。なので時々ストレートパーマをかけるが、しばらくすると悲しい地毛に戻り、前髪作っても頬に垂らしても、単に放ったらかしの乱れ髪にしか見えない……。


そして、そういう乱れ髪が色っぽくも何ともない上、肌を触る不快さばかりがやたら敏感になった最近。


年齢的なものなのか、神経的なものなのか。わからないけど、生活に支障をきたすほどでもないので、ストパーでないときは今どきの髪型をあきらめ、ビッチリ結んでクリップで止めて、と、おしゃれとはほど遠い状態でどうにか過ごしている。


……もしかして、サザエさんも、年齢的な理由であの髪型に……? と考えようとして自説を却下した。


ずいぶん前に、サザエさんは24歳という設定なのだと聞いて、衝撃を受けたのを思い出したので……。


(了)

 

 

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長いことシナリオ形式で物語を書いてきたので、小説の書き方が今一つよくわからなかった私。そこで、とある学校に通っていろいろと教わったのだが、そのうちの一つの書き方がとても性に合うと思った。

 

といっても特別なことではなく、よく見かけるもので、ミステリー好きなら更に見慣れている。章ごとに、いろんな人の目から見た異なる事実が語られて、それがだんだん集結して真相に迫っていく、という。

 

でもこれ、ミステリーじゃなくても何でも使える。

 

Aさんから見たらあの人はカッコいいけどBさんから見たら神経質。Cさんから見たら恩人だけどDさんから見たら目の上のこぶ。とかそれぞれの立ち位置でそれぞれの見えるものを書いていくと、下手に過剰な説明をせずとも全体像や真実が見えてくる仕掛け。

(という風に私は捉えている)。

 

3~4年くらい前に教わった書き方だけれど、このところすっかり忘れていた。

 

なぜ思い出したかというと、最近ネット小説サイトの課題に挑戦し始めたせい。

定期的にお題が出て、それにのっとったお話を作る。たった3行でもいいし、最大で8000字、という短編の。

 

短編というと、やっぱりラストにオチをつけたい。となるとその短い中で設定やキャラの過去やらをつい複雑に考えすぎてしまったりする。


で、長くなってしまう。しかも「わたし」とか「オレ」とかの一人語りで書いていくと説明的文章が結構な量になり、テンポが落ちたり中だるみになったり、と。何だかなあ、と納得がいかなくなって書く手が止まってしまう(あくまで私の場合です。人によって、書くものによって、そこは違ってくると思う)。

 

そんなとき、短編の名手というべき書き手を見つけた。やっぱりその小説サイトに投稿している方なのだが、すっかりファンになってしまった。

 

短い中で、キャラが立っている。起承転結がしっかりしているし確かな文章力で読み手を引き込む。お話ごとにバックグラウンドが全く違うのに、それぞれの世界について精通している。だから圧倒的に説得力があるし、ものすごい知識量や経験値を感じる。


オチに至るまでの伏線や叙述トリックなども鮮やか。いくつか読んだもの全部、ものすごく好み。この方とは好きな作家さんや好きな物語の傾向が似ているかも。話が合うかもしれない、と思った。

 

そして、作品ごとに語り口が違う。男の子だったり大人だったり外国人だったり野心家だったり。それぞれの作品に一番合った人物の、時には複数の視点によって語られていて、これがものすごく効果的。

その見事さに感心し、えらく刺激を受けた。「あなたももっと真剣に創作しなさい」とカウンターパンチを喰らったかってくらい。

 

そうだ、私もこういう風にいくつかの視点に分けて語っていくやり方が好きだった、書きやすいと思っていたはずだった。

書かなくちゃ。こういう風に書けばきっともっと書ける。痛切に思った。

 

今後、1ファンとして読み続けていきたいこの方は、なので師匠ともお呼びしたい。「いいね」の意味の☆をガンガン贈りまくったのだが、……何か気恥ずかしくてコメントを入れたりはできず、ひっそりそう思っているだけなのだけど。

 

(了)

 


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ディズニー映画「リトルマーメイド」を初めて見たのは数年前。目を疑った。

 

え、人魚姫、最後泡にならないの? 王子様と幸せになっちゃうの? 更には続編が出て、娘までも登場?

 

ビックリしたのなんのって。

 

ディズニーだからなのかなあ。子供向けだから悲しい結末はやめよう、とラストを変えてしまったのかなあ。と、その意図がわからず、違和感は拭えなかった。

 

だって、「人魚姫」とは一言で言うなら、王子を救うために泡になっちゃう、という悲劇のお話でしょ?

それを根こそぎ。ちゃぶ台返し。

 

私も子供の頃、愛読していた。一応女子なんで、姫ものは好きで。正直、「白雪姫」とか「シンデレラ」とか幸せになるものより、最後に悲しい結末を迎える「人魚姫」に惹かれた。

そういう女性も結構いると思う。

 

ああいう悲劇を読んだせいで、どこかにトラウマが残って何か性格に支障をきたした、という前例があるとも思えない(私の場合、性格がねじ曲がっているのは先天的なものなので)。

 

だから、子供相手だからファンタジーだからハッピーエンドじゃなくちゃ、とも思わない。子供だってちゃんと悲しさも切なさも、おぼろげながらこの世の不条理みたいなものも、しっかり感じ取れると思う。

 

そんなことを思い出したのは、最近「鬼滅の刃」を読んでいるせい。(→「鬼滅の刃」にハマる

 

 

 

これは少年漫画でターゲットが小中高くらい? (でも一昔前は、少年ジャンプ、サラリーマンも電車でよく読んでいた)。基本、対象は男子だと思うが、女子の読者もものすごく多いと聞く。

 

ストーリーはもう悲劇の連続。それも並大抵じゃない、自らの過失でもない、恐ろしい不幸。

それでも、主人公やその仲間たちが、それらに真っ向立ち向かい、その中で死んでいく者の気持ちを敵味方なくきちんと理解し、自分の未熟さを情けなく思い、成長したいと強く願う。

 

あの漫画が大人気なのは、読者がそれをちゃんと受け止めているからだろうと思う。

 

子供だからと思って読者、視聴者を侮るなかれ……ってまあ天下のディズニーだから、そんな風にあのラストに変えたとも思えないので、別に意図があったのだろう。

 

「リトルマーメイド」はヒットしているし、あれはあれで悪くない。ハッピーエンドの物語も、私は嫌いじゃないし。「人魚姫」を下敷きにした全く別のお話、と考えればいいのかも。

 

そういえば、「アナと雪の女王」も「雪の女王」とは全く別物だったし、、、原作と比べてどうこう言うより、楽しめればいいということかな。

 

(了)

 

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ソーシャルディスタンスという言葉、ここでは死語?

近頃電車に乗ろうとするたびにそう思う。

 

飲食店やスーパーやプロスポーツなどではものすごく神経を使っているのに、宅配便のハンコ押す一瞬がヤバい、と「置き配」希望の人もいるのに。

 

満員電車については報道規制が敷かれてるんじゃないかと思うくらい騒がれない。

でもあれ、最も危険でしょ? 三密の最たるものでしょ? 感染経路不明になる一番わかりやすい場所じゃない? 


もう乗るたび怖くてしかたない。


世間的には時差出勤とテレワークですべてはOKみたいな扱い。

でも結局、早朝でも多少遅めの朝でも早上がりの帰りでも、時差を実行していると思われる通勤者多数で結構な混雑。テレワークだって100%実行できるわけじゃない。

 

加えて、「緊急事態宣言の解除」=「安全宣言」と勘違いしている的人達が結構いっぱいいらっしゃる。

大声でぺちゃくちゃ。マスク、鼻の下にずり落ちていますけど? ついでに言うと、たぶんそれ社外秘事項だと思いますが。

 

有観客に移行したプロスポーツやしっかり対策を取っているとされる飲食店は、一席飛ばして座るのが当然という形。

なのに電車はぎっしり座るし真ん前に人は立つ。せめて改札横に消毒液でもあればと思うが、それもない。もう自分で持ち歩くしかない。

 

つり革、手すり、座席、隣の車両へのドアの取っ手。うっかり触ってしまったときのため。無意識に目や鼻や口に手をやる前に拭かなくては、と落ち着かない。

 

このところ、都内あちこちでクラスターが発生しているにもかかわらず、国も都もどんどん規制を緩めるばかり。更にはGoToキャンペーンて何だよそれ。

 

増え続けてはいても、感染者は無症状や軽症が多いからとかどうだとかこうだとか。だから何? 

 

電車で感染して、でも無症状なだけの可能性は多分にある。自分で自分の健康に自信が持てない。そんな状態で不要不急の外出をしていいものなのか。高齢者や持病持ちの方と接するときなど、自分は感染者じゃないから大丈夫、って一体どうやって判断すればいいのだろう。

 

報道は毎日の感染者数を報告するだけ。動くな、なのか、動け、なのか全く判断がつかない。国民自身の対策の徹底を、と訴えるばかり。徹底って、結局消毒手洗いうがい。それ、今どきやっていない人いますか? 

 

加えて季節はもう夏。どうしても電車に乗らなければならない場合の私の荷物、どうなっているかというと。

 

パソコン回り一式。筆記具一式。消毒薬とパフ。うがい薬とマイカップ。マスクの予備。晴雨兼用傘と冷房用上着。レインウエアと靴下などの替え(雨&汗対策)。携帯扇風機。首用冷やしタオルと普通のタオル。飲み物は温かいのと冷たいのと2本。お弁当。エコバッグ。ゴミ袋。化粧ポーチと貴重品関連。他もろもろ……。

 

ずっしり重くかさばる大リュックを背負って移動。気を抜くと後ろに倒れそう。アラフィフにもなってこんな山登り部的な鍛錬を強いられるとは思わなかった。

 

(了)

 

 

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