コンクール応募、どうする?(20/6/21) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

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日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

長いことコンクール応募を続けていると、毎年大体同じ先に出しているなあと気付く。好きなジャンル、好きな主催先、好きな作家さんが最終選者とか(一次で落ちちゃうと、その作家さんに読んでもらう段階にもいかないわけだけど)。

 

でも、ずうっと落ち続けていると、その投稿先とは相性が悪いと考えてもいいんじゃないかと思うことがある。同じ作品でも違うコンクールに出したら入賞、ということもあった(これ、あまりやらない方がいいと言われているので、よほど気に入った作品に限っているけど)。

 

なので、相性が良ければもしかしてご縁ができて、その先の何かにもつながるかもしれない。だからどこに応募するかは、いろいろ試す方がいいかな、と思い始めた。

 

というわけで、毎年風物詩のように応募する先もあるけど、ちょこちょこ新しいコンクールも開拓している。

ここ数年は、地域の自治体が主催する募集が増えてきたので、そちらにも目を向け始めた。

 

ところが、このコロナ騒ぎ。

 

4月末締切のコンクールがあって、おうち時間が増えたこともあり、それに向けて準備をしていたのだけれど。

 

その時期の自治体はどこも、やれ給付金だ、申請書だ、証明書だ、マイナンバーだ、システム不備だ、と上を下への大騒ぎ。そこのHPで小説応募要項を毎日チェックしていたけれど、中止や延期の告知は出なかった。

 

どうしようか……。

 

もし自分がその自治体の小説公募の担当係だったら?

出版社ならともかく、役所の一公務員(たぶん)の身で、こんな状況で何百通もの応募作品を平常心で管理できるだろうか? コロナ関連の次から次への飛び込み案件に駆り出され、そんなん忘れてたわ! てなことにならないだろうか。

 

しかもその応募方法、ネットじゃなかった。印刷して郵便で送付、との指示。

ちょうどその頃、どこぞの郵便局で感染者が出て、配送物が局止めになりしばらく届かないというニュースもあった。

 

届いた応募作品は、役所の担当者が整理して、下読みする人にコピーを回すのだと思う(たぶん)。担当の方も、送られてきた原稿を触ったりすることからしてかなりの注意が必要では。そして下読みする人への郵便事情も心配。更にそれをまた一次通過以降の選者に回すのに以下同文……と、これが最終選考まで繰り返されるのでは? それ、滞りなく進むのだろうか……。

 

そんなことを考えてしまうと、このコンクールに出すのはためらわれた。きっと役所の方は臨時的なことで大変な中、通常業務も必死で回している。時差やテレワークなどで普段と人手も違う。応募作品なんて一つでも少ない方がいいのでは……。

 

悩んだ挙句、応募を見送った。これからしばらくはネット募集しているところへ絞ろうかと思っている。

 

まあ当落は別として、一応精魂込めて書いた物だから。せめて普通に読んでもらえる環境のときに送り込みたいな、と思うわけで。それがいつになるのかは読めないけれど。

 

(了)

 

 

 

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