白髪騒ぎ(20/6/14) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

マリー・アントワネットが革命から逃げようとして失敗し、パリに戻ってきたときのこと。従者が「御髪が……」と叫び、鏡をのぞいたアントワネットは悲鳴を上げる。5日間の道々、民衆から浴びた罵倒や暴行の恐怖で、白髪になっていた……。

 

というシーンが「ベルばら」にあった。子供の頃は深く考えなかったが、最近思う。恐怖で白くなるというのはどんな風に? 根元から髪の先まで全部、というのはどう考えても変じゃない? だとしたらその逃亡の5日分の生え際の部分? それ、そんなに目立つ?

 

なんてことが気になったのは、このコロナ禍で怖くて美容院に出かけられないせい。2月中旬が最後で、もう4ヶ月空いている。いつもは1ヶ月強で我慢の限界、染めてもらわずにはいられない。

 

でも、三密だし不要不急っちゃあ不要不急だし。外出予定がほぼなくなってバイトもテレワーク中心になって。他人の目を気にしなくて済むし、まあいっか。と放っておいたらすごいことに。


そろそろ外に出ることが増えてきて、そのたび市販の白髪用ファンデをペンキよろしく根元に塗り塗りすること15分以上。さすがに手間だけど、そうしないとほぼお婆さん、らしく、周りに「ちょっとすごいね……」と絶句されたり。

 

それでも美容院をまだ躊躇し、こうなったら白髪がどのくらいあるのか観察してやろうじゃないの、と開き直っていた。いや、観察してみると、想像以上のパーセンテージで、どうなんだろう、7割くらいは白いのかしら、と唸ったりして。

 

そうなると、美容院へ行かない選択肢を取るならば、自分で染めるしかない。ということで、薬局でシエロを買う(CMでよく見かけるあれです)。


これ、ずいぶん昔に使ったことがあるけど、自分じゃ後ろが見えなくて染め残すし、塗ってしばらく置かなきゃいけない間何もできなくてイラっとして使わなくなっちゃったやつ。

 

今回は時間もあるし、いろいろと切羽詰まった事情があるし、躊躇なく取り掛かる。洗面所に新聞紙敷き忘れて飛び散ったり、ノースリーブで挑んでしまったり、生え際にクリームを塗り忘れたり、とか迂闊なことの連続で、洗面所にも肩にも顔にも若干の染めが移ったが。

 

感想ーーいや、きれいに染まるじゃん。

 

ちょっと驚いた。以前感じたほど手間でもないと思えたし、ファンデで塗るよりずっときれいで自然な仕上がりとなり、毎度15分の手間よりずっと楽。

 

しかも白髪って何か栄養不足なのか、手触りで傷み切っている感ありありだった。今回の染め材はもしかして栄養剤も含まれているのか、サラサラキラキラになってその色だけでない実力に感無量。美容院へ行くより相当に安上がりだし。

 

シエロ、まだ半分残っているので、最低あと1回はこれで行こうと思う。


で、アントワネットの話だけど。恐怖で白くなったのはやっぱり生え際で、裁判の間に髪が伸びて総白髪になったのじゃないかと想像。どうでもいい考察ですね、はい。

 

 

(了)

 

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