石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと -26ページ目

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

かなり昔、「娘の入試を替え玉受験したパパ」という物語を書いたことがある。

 

これは、当時ニュースにもなった実際にあった事件を元にした。でもほぼフィクションで膨らませたコメディになっている。

 

だって、いいオジサンであるパパが娘の替わりに受験会場に出かけるなんて……女装も若作りも必要だし、トイレにしたってコメディ過ぎる。どう考えても無茶苦茶だろうって。

 

この物語、最後はくしゃみでバレるオチ。オッサンのくしゃみって何であんなにオッサンなんだろう、と常々思っていたことを反映。それにしたって笑える話でしかない。と思って書いたのだけれど。

 

あまり笑えない「替え玉」が、昨今横行しているらしい。

 

(以下、LINEのNHK NEWS2021/10/20 就活「替え玉受検」「ウェブテスト代行の実態」を参考にしています)


最近の就活では、エントリーシートを提出すると、テスト形式の適性検査によって絞られてから、面接に進むケースが多いという。

 

適性検査には性格検査と能力検査の2種類があるのだとか。で、能力検査は読解とか計算とか、いわゆる一般常識か基礎知識のようなものだと思われる。それを、友人や代行業者が替え玉受検する、というのである。

 

私が就職活動をしていた頃とは全く様相が違うのでピンとこないが……

 

人気企業が、多すぎる志望者を絞るためにそれらの検査をオンラインで行う傾向があり、このコロナ禍でオンラインはますます拍車がかかった。オンラインというのは割といろいろズルができる……というのは、テレワークを経験した身としては想像しやすい。

 

何だかなあ。

 

そういう能力を偽って面接に至っても、まあ端々でいろいろと本性がわかってしまうだろうと思うのだけど。

 

ただ、実際面接して自分でこの企業とは相性が悪い、などと感じ取れればご縁がなかったとしても納得は行く。その気持ちはわかる。だから面接にたどり着く前にはじかれることを避けたい、という気持ちも。

 

企業側もこの不正に感づいてはいるらしいが、対策は遅れているようで。

 

その適性検査が、入社後の配属や転勤にかかわるところもあるらしく、ミスマッチも当然起こるだろう。偽りがその後の長い会社員人生で辛い思いにもつながるかもしれない。

 

……私が昔書いた、入試をパパが替え玉、なんて笑いはどこにも出てくる余地がなさそう。

 

ではもし、この題材で物語を作るとしたら。


「シリアスなヒューマンもの」にするならそのままだから書きやすいかもしれないが、ドキュメンタリーを超えられない気がする。


敢えてブラックな笑いとして「コメディ」に料理するとか? あるいは「ファンタジー」的な要素を入れるか?


また、視点を本人にするのか、替え玉した友達にするのか、代行業者にするのか、または幽霊などの第3者にするのか。


切り込み方はいろいろありそうで、書き甲斐もありそう。

 

ところで、「受験」と「受検」。

受験は試験を受けること、

受検は検査・検定を受けること、

だとか。(デジタル大辞泉・小学館)

 

今まで「受検」をあまり使った覚えがないけれど、そういえば英検とかはそうだな。とすると、就活の適性検査もそうなるんだな、と妙なところも気になった……。

 

(了)

 
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ワクチンを打った後発熱し、横になっても眠れない。寝入るために本が必要な私だけど、具合が悪いときにはちょっとライトな漫画を選ぶ。

 

今回は「ガラスの仮面」。長年何度も読み込んだせいで疲れず浸れるやつである。

 

これは知らない人はいないだろう演劇大河ロマン。演技の天才少女北島マヤが師匠月影千草のもと、ライバルの姫川亜弓、影から支える芸能社社長速水真澄などと共に、演劇を極めていく物語である。未だ完結していない。

 

私が持っているのは文庫20巻までで、今は27巻までが販売されているらしい。

 

とにかくこの話は読み始めると止まらないので、しかも長いので、普段は手を出さないようにしていたのだけど、熱があるんだから仕方ないよね、と言い訳しながら引っ張り出した。序盤のヘレン・ケラー辺りで熱は下がってしまったけど、そんなことはもうどうでもいい。

 

何十回となく読んだくせに、何度でもハマる。先がわかっていても、いやわかっているからこそあのシーンを読みたい、あのエピソードまで進みたい、とページをめくる手が止まらなくなるのだ。

 

この話が面白いのは、一見平凡なマヤが、あれこれ出てくる障害や意地悪を、その天才性で小気味よくひっくり返すところだと思う。

 

元々、作者の美内すずえさんは、2巻くらいで終わらせる予定だったということ。その当初から登場キャラは基本的に変わっていない。それを、劇中劇が変わっていくだけでこんなに長く読者を引き込み続けるというのは、美内さんこそ天才じゃないかと思う。

 

私が一番好きなのは、マヤが芸能界を失脚したときのエピソード。

 

マヤを追い落とすことを画策した乙部のりえという少女を、ライバルのはずの亜弓さんがコテンパンに打ちのめすのだ。それも舞台の上で正面から実力の差を見せつけるという方法で。

 

いやあ、最初の頃は美人でサラブレッドでちやほやされるお嬢様に描かれていたので、ちっとも好きにはなれなかったけど。この辺りから俄然ファンが激増したんじゃないかと思う。

 

誰もがマヤを見限る中、亜弓さんだけがマヤの才能と情熱を信じ、それを卑怯な手段で潰そうとした敵を蹴散らした。何て情に厚く気高く素敵な人なんだろうって。

 

今、ようやく紅天女の資格を得られる舞台「忘れられた荒野」の稽古の場面まで読み進んだところ。一気読みすると、40年以上の月日が経っているのだなあ、と絵柄の変化からも感じ取れる。

 

それで、紅天女はマヤと亜弓さんのどちらが手にするんでしょうか……。そろそろ結末が知りたい。長いことずっと見守り続けていたファン共通の切実な願いだと思う。

 

(了)

 
 
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日本ハムの斎藤佑樹投手が現役引退を発表した。33歳……ハンカチ王子もそんな年になったかと、年月の早さを思う。

 

一番インパクトあったのは、やっぱり2006年の夏の甲子園、早実VS駒大苫小牧。決勝で田中のマー君と投げ合い、延長15回で決着つかず翌日再試合。最後はマー君を三振に取って優勝したシーンは何度ニュースで流されたことか。

 

高校野球と言えば、汗まみれ、涙だだ洩れ、泥だらけ、のようなイメージがある。

その中で、彼がポケットからハンカチを取り出し汗を拭く姿は新鮮だった。本人がイケメンで色白なせいもあって、品や清潔感が漂った。

 

あの頃は、マー君の方が悪役だった。最後にマー君から三振を取って快哉を叫んだ人の方が多かったのではと想像する。(今やマー君は大投手好青年のイメージが定着してますけどね)

 

早大に進み、その間も人気があって、随時報道されていた。私自身、池袋のレストランで「今日佑ちゃんの試合見てきちゃった」としゃべる女子グループにすれ違ったこともあった。

 

日ハムに入った後の初勝利のことも覚えている。

私はロッテファンなので、「やられた……」というロッテ戦だった。

 

まああまりに人気があったので、やられたくなくて、その初回にロッテが3点取って「どうだ、見たかプロを」と思っていた矢先、ロッテは四球を3つ出して満塁ホームランを打たれて逆転されたという……何とも悔しい、いや「持ってる」ことをまざまざ見せつけられたデビュー戦だった。

 

「ハンカチ王子」「持ってる」で2度も流行語大賞に関わったり、とにかく年中マスコミをにぎわせていた。


でも、怪我もあって、結局はプロ11年で通算15勝、と寂しい成績。なのに常に騒がれている様子が、気の毒にも思えた。

 

とあるバラエティで、インタビューに「『持ってる』なんて言わなきゃよかった」と、若い頃のことを答えていた佑ちゃんに胸が痛んだ。高校時代から騒がれ過ぎて、いろいろと判断基準がわからなくなっていたところもあると思う。

 

うろ覚えだけれど、以前何かで読んだ、江川卓さんが言っていたこと。

彼はプロ入りのときにゴチャゴチャしたが、20歳そこそこの若さゆえ大人の言うことに乗ってしまった、というような話だった。

それと同様、佑ちゃんも振り回されてしまった感が否めないなあ、と思う。

 

たぶん、プロでハンカチ王子VSマー君を見たい、と思っていた人は多いはず。私も待っていたけれど、もう叶わない……残念。

 

でも33歳、まだまだ若い。これから別世界でのご活躍を祈りたいと思います。


(了)

 

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出版社に漫画の原作を「持ち込み」していた時期がある。

 

「持ち込み」とは、例えば「私は元看護師なので医療ものがリアルに書けます」といった企画でもよいし、書きあげたシナリオなり原稿なりの形になっている読み物として面白いとアピールできるものでもいい。

 

事前に連絡を入れると、プロの編集者さんが時間を取って読んでくれる。アドバイスもくれる。うまくいけばその雑誌に掲載される可能性もある。

 

という「持ち込み」だけれど、これが雑誌によってかなり反応が違うと思い知らされたことがあった。

 

当時、漫画原作コンクールを募集している雑誌社が結構あった。それが縁で「持ち込み」へと進む。


その頃、私は女性誌と男性誌、どちらのコンクールでも佳作にひっかかった。それも同じシリーズとして書いた違う話で、だった。

 

内容は、女性が主人公だけれど女性ウケしないとされた題材だった。それが壁になり、先に受賞した女性誌ではその話のシリーズ化は難しいと言われた。


ので、男性漫画誌にそのシリーズの一つとして新たに書いたものを応募してみたところ、受賞できたわけである。

 

で、その男性誌でそのシリーズをやりたいと売り込んだら、今度はそれは男性にウケないと言われた。


なぜなら、主人公の女性が「かわいくない」から、と。

 

自分としては、この「かわいくない」ところがこのシリーズの売りで、キャラ的に肝で、だからストーリーが展開していくのだと思っていて、だからこの「かわいくない」ところは譲れなかった。


結果、男性誌でもボツ。

 

男性漫画誌は当然ながらターゲットが男性であり、男性のためにある雑誌。世の中の多くの男性は「かわいい」女性を求めているのだと、このとき思い知った。

 

では「かわいい」とはどういうことなのか。


そのとき読んでくれた編集者さんはとても親切で、ちゃんと答えてくれた。

「『一生懸命』ということだよ」と。

 

女の子が一生懸命恋をする。一生懸命追いかけてくる。一生懸命励ます。一生懸命応援する。とまあ、こういうことらしかった。

 

私が売り込みたかったそのシリーズの女主人公は、ひねくれていた。相手を応援したくてもきつい言い方でしかできない。励ますのも逆に叩きのめすような言葉で鼓舞するキャラ。仕事には真面目だけど世の中を斜に見ていて素直ではない。

 

明らかに需要と違った。

「見るからに一生懸命で必死で駆け寄ってくるような女の子がいいね」と言われ、ケッと思ってしまったのだった。

 

今思えば。

各県知事とかお国の代表がテレビに露出する機会が激増したこのご時世に思えば。


女性だろうがそうでなかろうが、一生懸命さが伝わる人に好意を持つ気持ちがよくわかる。同じことを言っていても紙を読むだけなのと一生懸命必死で考えた末なのとは違うとわかるから。


一生懸命、大事。


世の中を斜に見るような女の子でも、どこかにちょっとでも「見るからに一生懸命」な要素のあるキャラ。

そういうのを考えてみればよかったんじゃないか、と今更ながら思うのだった。

 

(了)

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読書体力の低下、という話を聞いたことがある。


読書好きだったのに、何行かを読み飛ばすことが多くなり、内容もなかなか頭に入ってこなくなる、という。


自分もその傾向が最近顕著にあって、困ったな、と思っていたとき、そういう人が他にもいることにちょっと安心した、というわけで。

「読書体力」(19/9/8)

 

同じように(同じかどうかはわからないけど)、何年か前から書き飛ばすことも増えてきた。手書きで何かを書くときに、一文字二文字飛ばしてしまうのである。

 

例えば「もねちゃんがふるさとにかえる」と書こうとして、「もねちゃん」が「もねやん」になったり(「ち」が飛んでいる)、「ふるさとに」が「ふるさとか」(「に」を飛ばして次の「かえる」の「か」を書いている)とか。

 

気持ちが逸るのか、物事の先を急ぎすぎなのか。

 

「書く」ことに関しては、私の場合、かれこれ30年以上かけて、ワープロからパソコンやスマホに変わるも、書く=打ち込む、という形が、手書きを侵略していった。今や比率として9:1くらいになっていると思う。

 

筆記用具を持って手で書くのは、下書きやメモばかり。だからかなり雑で適当だ。

 

その下書きメモ書きは、本当に汚くて、後から読み直してもほぼ読めない。買い物リストなんか、スーパーで何のことかわからずに立ち尽くすこともある。

 

義務教育くらいまでは、「字は丁寧に書きなさい」と教えられ、素直にそうしていたと思う。書道も習っていたから、字をきれいに書くことを楽しんでもいた。

 

今じゃ年賀状に添える「一言」くらいしか、字に対する緊張感というか丁寧さを持って向き合っていない気がする。う~ん、ゴメンナサイと言えばいいのか……。

 

そういう環境や気持ちの面の他に、体力の低下も原因なのかなあと思う。

 

パソコンのキーを叩く方が、文字を書くより速い。「考えながら打つ」ことは、頭と指が同じスピードでできている気がする。


でも「考えながら書く」のは、書く方が遅い。最近は手や指が固くなって素早く書けず、思いや気持ちの方が先に行っちゃうのだ。結果、手が追いつかなくて、頭で今思っていることを書くと、何文字かを書き飛ばす。

 

というような原理なのかと分析している。

 

でもそんな現象、他の人から聞いたことがない。こんな分析、自分だけどっか退化してきているのかも、との不安を打ち消すためだけのムダな努力かもしれない……。

 

(了)

 

 

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Twitterで見つけて、noteの更新を何度か読んだら、全部読みたくてたまらなくなった。それほど愉快で元気で愛おしいエッセイ。毎度楽しみにしていたら、書籍化されたと聞き、早速一気に読了。

 

「こう見えて元タカラジェンヌです」(左右社)

 

著者は、元宝塚花組の男役、92期生の天真みちるさん、愛称たそさん。この芸名と愛称を決めた経緯も記されているが、これからしてもうおかしくて楽しくて。

 

他、多くの苦労や失敗、同期や先輩後輩への思い、宝塚への愛情と感謝。代名詞のタンバリン芸。アドリブ。そんなあれやこれやの舞台裏が、軽快にくるくると語られている。

 

そもそも宝塚の男役といえば、カッコよくてキザで華やかで……というイメージがあるけど、たそさんの場合、ちょっと異質。

 

何せ、おじさん道を極めた方なのだ。変なおじさんからイヤなおじさん、愛すべきおじさんなど、私が観劇した舞台はそう何回もないのに、ものすごく印象に残っている。

 

私が特に好きだったのは、別箱公演の「はいからさんが通る」の車引きの牛五郎。お辞儀するときの反り返り方が半端なく、動きにキレとコミカルさが同居していて、もう彼(彼女?)が出てくるだけで笑いっぱなしだった。

 

「オーシャンズ11」でのブルーザーは、ワルで腕自慢だけど負けるのも早くて何だか憎めなかった。「金色の砂漠」のゴラーズは、真面目で優しい求婚者。つらい話の中でほんわかできる空気を作っていた。いずれも出番はそんなに多くない。なのにインパクトは強烈。

 

私は当時花組だった別のジェンヌさんにハマってしまったのだが、そちらに視線が行きまくりの中でも、たそさんの演じた味のある役はすぐに思い出せる。

 

宝塚に入りながら、カッコイイとかスマートとか、いわゆる男役の普通の道ではなく、老け役を目指した目の付け所がすごい。

 

私の好きな元野球選手で、里崎智也さんという方がいる。彼はプロに入るに当たって、自分のポジションであるキャッチャーが手薄そうなロッテを目指したという話を聞いた。「試合に出てこそなんぼ」という生き残るための考え方が、たそさんの老け役道と通じる気がしている。

 

そんなたそさんを、2メートルくらいのすぐ間近でお見かけしたのは、2年ほど前全国ツアー公演を観に行ったとき。


宝塚メイクではないナチュラルなお顔だったので、宝塚初心者の私には瞬時には判別がつかなかったのだが、同伴の宝塚通が教えてくれてマジマジと拝見。


……美しい! 可愛い! 顔が小さい! 宝塚はもう卒業されたというのに光っている!

おじさんばかりを演じていたからって、なめたらいかん宝塚!

 

というわけで、とにかくこの本は舞台のたそさんを知らない方でも存分に楽しめる1冊。

明るくなりたい、笑いたい、元気を出したい。そんな人に超オススメです。

 

(了)

 
 
 
 

 

 

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19都道府県で、緊急事態宣言の期限延長が決まった。


7/11に4度目が発令されて、8/22までのはずが9/12までとなり、またまた9/30まで延びた。

まあそうなるだろうとは思っていた。新規感染者は減少傾向とは言うものの、まだまだ怖い人数。

たとえ宣言が解除されたとしても、手放しで元のようにあれこれやっちゃうぞ、なんて気にもなれない。

でも、やっぱり外食も外飲みもしたいし、会いたい人に自由に会ってしゃべり倒したいし、観劇や野球、旅行にも心置きなく出かけたい。それが正直な思い。

それがまた先延ばしになった……諦めモードながら、いつになったら、という気持ちも膨らむばかり。

ゴールが逃げていく。

こんなこと、何処かで感じたような気がして考えてみたら、そうだ。昔、家庭教師のバイトをしていたときのことだった。

教えていた子に「10問やったら休憩しようね」なんて言ったら、やる気を出しすぎた彼がものすごい勢いで済ませてしまった。で、時間が余ってしまい、親の手前困った私は、「もう5問やってみようか」などとノルマを増やした。

今思えば、これ、契約違反というか、その子にしてみれば裏切られたような気になるだろうな、と。

他にも。

最近、定年を迎える知人や家族が増えてきた。でも、人材や人手不足のこんな時代、定年を引き延ばす企業も多い。

金利が悪いので退職金で左うちわなんて夢のまた夢だから、あるいは社会とのつながりを大事にしたくて、など働き続ける人もたくさん。

でも、働きたい人ばかりじゃない。リタイア後は縁側で茶を飲みつつ孫と遊んで過ごしたいなんて人もいただろう。そんな日は先へ先へと延ばされていく。

また。

子育てを頑張っている方だって、子供が保育園に入れば、学校に入学したら、少しは自分の時間が増えるだろう、とか。あと何年で社会復帰もありだななんて数えたりすると思う。

それが、その時期が先に延びたり見えなくなってしまったとしたら。

ゴール。
そこまで頑張れば、我慢すれば、というライン。

それが、近づけば遠ざかる。そのがっかり感はかなりのダメージで、その後の士気に大きく影響する。

あの家庭教師先の子は、その後私を信用してくれなくなり、「○問やったら」と誘ってもやる気を出すことはなくなった。

今になってそんなことを思い出すとは思わなかった。
あの子は元気にしてるだろうか……。

(了)

 


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「お迎え百人できるかな」 


 

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リモートワークが定着して1年以上が過ぎた。(始まった頃の感想はこちら→「噂のテレワーク」

 

通勤の時間・労力、多量の持ち物、気温に合わない服の失敗、忘れ物や突然の雨……そんなストレスからの解放というメリットを謳歌している一方。


デメリットもヒシヒシ感じている今日この頃。


1つにはエアコン。

 

毎年夏が憂鬱になるほど、最近の日本の暑さ湿気は尋常じゃない。

世間で節電が言われていたのはちょっと(大分?)前だと思うのだけど、今じゃこの季節、「無理せず家でも適切なエアコンを」と呼びかけられる。


私も冷房は苦手な方なので、できれば使いたくないが、扇風機だけでは仕事どころかダラダラすることすら無理。そのくらい近年の暑さは不快で危険。

 

通勤で汗をかくのも辛かったけど、一定の広さのある会社で涼めるのは助かっていた。でも、在宅勤務だと自宅の狭い部屋でのエアコン稼働。


今じゃ朝から晩まで、いや寝れないので夜中から朝までも、つまりほぼ24時間四六時中ずーっと点けっぱなし。空気悪いわ、電気代気になるわ。

 

それでも私一人が在宅勤務のときはまだいい。休暇の人が一日中テレビを見てるのに、在宅勤務の人も同じ屋根の下。部屋を別にするしかなくなる。


で、複数部屋のエアコンが同時に長時間の並行稼働。

 

何かすごく浪費している気がして罪悪感も半端ないけど、他にどうしようもないし、稼働しすぎて妙な異音がするのも気になる。もうこの夏(あるいはもしかしたらこの先何年もの夏ずっと)、電気代も修理代も見ないふりするしかないんだろう……。

 

でも、ようやくこのところ少し涼しくなった。それで窓を開け放せるし複数部屋に分かれてもエアコン気にせず気分よく在宅勤務できるな、と思いきや。

 

すぐ隣の建物が長期工事をしていたのだった。これまで窓を閉め切っていたから忘れていた。コンクリを叩き壊す音、ドリルみたいな電動音、何か金属棒みたいなのがぶつかり合う高音……。


やっぱり集中できん。

 

そのうち、長期に渡って預かりっぱなしのせいか、会社のパソコンの調子が悪くなってきた。立ち上がりにエラーが頻出したり、途中でメインのソフトが使えなくなったり……。

 

この前など、いきなり途中でネットが切れて、何一つつながらなくなった。これ、ホントに怖い。


大慌てでスマホで助けを請うも、長々冷や汗を流して判明した原因が、単に我が家のマンションのネット工事だったという……。ひたすら縮こまってゴメンナサイするしかなかった。

 

他にも、女子力が落ちまくっているとか、足腰が弱りすぎてマズいとか、パソコンばかり見ている仕事なのに終わってすぐテレビを見てしまうので目が衰えるとか……弊害は尽きない。

 

それでもこれに慣れてしまうと、通勤へ労力を割く気力が出そうもない。自分の中ではまだ「弊害<メリット」なんだと思う。


ただ、コロナが収まったら、パソコンのメンテナンスに行くくらいの頻度では通勤もした方がいいように思えてきている。

 

(了)

 

 

 

 


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ワクチン2度目の接種覚書。(1度目の覚書はこちら→「ワクチン接種(21/7/18)

 

事前準備

副反応による発熱が周りにも多く、噂もたくさん聞いた。なので事前に2,3日分のカレーを作り、冷凍食品を山盛り買い込み、OS1と解熱剤(効かずに変更する人も多いようなので、2種類)も用意。

 

接種当日。

書き込んだ書類と身分証を忘れないよう何度も確認し、「よーし、来い!」と出かけた。

 

1度目より注射が痛かった。筋肉の奥まで刺すから、と説明を受けた人もいたようだが、私には無く。針残ってないでしょうね? って聞きたくなるくらいの痛み。

泣きそうになりながら、15分の待機を経て帰宅。しばらくは特に問題もなく普通に過ごしたが。

 

4、5時間くらいで肩の重み痛みがずんずんどんどん強くなる。そして飲み物をやたらに取ったせいか腹を壊す(これは副反応じゃないと思いたい)。

 

やがて鼻がつーんとする、こめかみを強く押さえたときみたいなヤバイ感じの目の裏からの痛み。

 

接種後13時間。体が熱くて寝付けない。案の定、体温を計ると37.7。夜11:30を回っていたが、ロールパン1つかっ込んでリングルアイビー1錠服用(使ったのは初めて。「よく効く」という箱のうたい文句に惹かれて買った)。

 

接種翌日。

一度は37.2まで下がったものの、朝6時には38.3で、カレー&リングル1錠。

けども、その後も38度を下らず、4時間後には38.9に達する。

どうもこの薬、私には効かないようだ。2種類用意しておいて正解。

 

薬をロキソプロフェンNa(少し古いので使うのに悩んだ)に変更。一度は36.8まで落ちるが、再び37を超える。でも解熱剤をまた飲んでいいのか微妙な体温……。

が、夜に再び38を超えたので、迷うことなく飲んで就寝。

 

接種後2日目。

寝汗をびっしりかいて、翌朝は36.5。その日はその前後の体温を維持。全く何もしないで過ごした前日よりは洗濯や料理など、少し動けた。

 

ただ、左腕はめきめき痛みが増す。朝のテレビ体操も再開したが、これが意外と腕の上げ下げ、曲げ伸ばしが多くてすっとばしながらこなしていたら、ほぼ半分は省略になってしまった。

 

熱が気になると、1時間おきかそれ以上に計ってしまう。微熱平熱微熱……何ともモヤモヤ。

 

食欲が落ちなかったのが救い。一度壊したと思われた腹具合も、その後は好調で冷麦茶やアイスもモリモリ。この暑さで熱があるってのに、これらもダメとなるとかなりキツイ。

 

接種後3日目。

何とか熱が下がって安定し、モヤモヤもなくなった。ただ、肩の痛みと熱さは抜けず、痒さも強くなった。うっかり無意識に掻きむしらないよう気を付けなければ。

1度目と違い、蕁麻疹のような赤味ではなく、肩全体が一回り大きくなったような腫れ具合。

 

接種後4日目。

ようやく日常に戻る。肩の腫れ、熱も引いてきて、痛みは若干残るが大事なし。

 

 

もしか3回目があるとしたら、と思うと、かなり憂鬱。

そういう強烈な副反応だと思った。

 

(了)

 

 

 

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「青紫のあの子」

 

 

 

 

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「金曜、カフェに2時」

 

 

 
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パソコンの立ち上げに時間がかかるのはいつものこと。メールのプレビュー表示に延々待たされるのもそう。Word、Excel、ゲームに至るまで、とにかく最初に開くまでが偉く長い。

 

それでも普通なら、その最初の一手を我慢すれば、あとは溝の出来た水流のごとくスルスルと動く。

 

でも。


文章を打ち込んでいて、変換を押したのに入力したひらがながずーっとずっとずっとブルーになったままそこにいる。漢字変換の候補も出てこない。5分経ってようやく候補が出てきて選んだらまた5分。そんなことを漢字変換の度に繰り返す、といった現象が起きると……それはWindows更新のサインなのだ。

 

一般的には電源を落とすときに、ただの「シャットダウン」ではなく「更新してシャットダウン」という表示が出るはずなのに、なぜかマイパソコンにはそれが現れない。


で、パソコン作業中にいきなりそういう「変換拒否」みたいなことが起こる。

 

最初は壊れたのかと思ったが、あれこれネット検索して、「設定」の「更新とセキュリティ」という項目での、アップデートの有り無しが影響するとの情報を得た。


ここになんちゃらの更新プログラムが表示されていると、それを実行しない限りパソコン自体がスムーズに動かない、らしい。

 

ならばやりましょ、と実行するのはいい。が、これがものっすごく苛つく。


だって、何でこんなに時間がかかるのか。ダウンロードに数時間、インストールにまた数時間。再立ち上げ命令が来て、そこでまた「構成しています」と出てきて待つこと更に数時間……。

 

私の場合、結構時間を細切れに使う。用事1の前に1時間だけあるからプロットを書いてしまおう、とか、用事2と用事3の間の30分でサイトに文章をアップしよう、とか。パソコンで叩き台を作り、細かい修正は場合によってはスマホで行う。

 

それなのに、土台を作るその貴重な1時間なり30分のときにこの「更新」が来るとお終いである。


余裕があるときだって、何時間も、あるいは半日、丸一日使えないこともザラな「更新」のせいで、1文字も打ち込めないまま日が暮れたり。


そういうのが年に1度とかいうならまだしも、ときには週に2度までも「更新」はやって来る。予定が狂いまくり、精神的にもストレスマックス。

 

この前なんか、更新プログラムが同時に3本もお出ましになっており、1本につき2時間3時間ずつかけてダウンロード&インストールしていらっしゃいました。


更に、最後のやつのインストールが終わっていないというのに「自動的に再起動します」とか出てきやがって、え? それって一旦2時間かけて再立ち上げして、最後のやつのために更にまた2時間かけろってこと? と怒りを禁じ得ない展開に。

 

頭にきて「自動再立ち上げ」にNOのボタンを押し、最後のが終わるまで待ち、再立ち上げは1度ですませた。それでもその日はそれだけで1日が終わった。

 

落とすときに「更新して再立ち上げ」に設定し、一晩寝ているうちに終えて翌日は普通に使える、といった状態にできたら一番いいと思うのに、マイパソコンはその選択肢を出してくれない。


毎朝「今日は大丈夫かな」「スラスラ動いてくれますように」と怖れ祈りながら立ち上げる。

 

最近ではもう、Windowsを使わない、文章打ち込み専用の機器を買おうかと真剣に考えている。

 

(了)

 

 

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「本当のこと」

 

 

 

 

 

 

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