石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと -27ページ目

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

出版社に漫画の原作を「持ち込み」していた時期がある。

 

「持ち込み」とは、例えば「私は元看護師なので医療ものがリアルに書けます」といった企画でもよいし、書きあげたシナリオなり原稿なりの形になっている読み物として面白いとアピールできるものでもいい。

 

事前に連絡を入れると、プロの編集者さんが時間を取って読んでくれる。アドバイスもくれる。うまくいけばその雑誌に掲載される可能性もある。

 

という「持ち込み」だけれど、これが雑誌によってかなり反応が違うと思い知らされたことがあった。

 

当時、漫画原作コンクールを募集している雑誌社が結構あった。それが縁で「持ち込み」へと進む。


その頃、私は女性誌と男性誌、どちらのコンクールでも佳作にひっかかった。それも同じシリーズとして書いた違う話で、だった。

 

内容は、女性が主人公だけれど女性ウケしないとされた題材だった。それが壁になり、先に受賞した女性誌ではその話のシリーズ化は難しいと言われた。


ので、男性漫画誌にそのシリーズの一つとして新たに書いたものを応募してみたところ、受賞できたわけである。

 

で、その男性誌でそのシリーズをやりたいと売り込んだら、今度はそれは男性にウケないと言われた。


なぜなら、主人公の女性が「かわいくない」から、と。

 

自分としては、この「かわいくない」ところがこのシリーズの売りで、キャラ的に肝で、だからストーリーが展開していくのだと思っていて、だからこの「かわいくない」ところは譲れなかった。


結果、男性誌でもボツ。

 

男性漫画誌は当然ながらターゲットが男性であり、男性のためにある雑誌。世の中の多くの男性は「かわいい」女性を求めているのだと、このとき思い知った。

 

では「かわいい」とはどういうことなのか。


そのとき読んでくれた編集者さんはとても親切で、ちゃんと答えてくれた。

「『一生懸命』ということだよ」と。

 

女の子が一生懸命恋をする。一生懸命追いかけてくる。一生懸命励ます。一生懸命応援する。とまあ、こういうことらしかった。

 

私が売り込みたかったそのシリーズの女主人公は、ひねくれていた。相手を応援したくてもきつい言い方でしかできない。励ますのも逆に叩きのめすような言葉で鼓舞するキャラ。仕事には真面目だけど世の中を斜に見ていて素直ではない。

 

明らかに需要と違った。

「見るからに一生懸命で必死で駆け寄ってくるような女の子がいいね」と言われ、ケッと思ってしまったのだった。

 

今思えば。

各県知事とかお国の代表がテレビに露出する機会が激増したこのご時世に思えば。


女性だろうがそうでなかろうが、一生懸命さが伝わる人に好意を持つ気持ちがよくわかる。同じことを言っていても紙を読むだけなのと一生懸命必死で考えた末なのとは違うとわかるから。


一生懸命、大事。


世の中を斜に見るような女の子でも、どこかにちょっとでも「見るからに一生懸命」な要素のあるキャラ。

そういうのを考えてみればよかったんじゃないか、と今更ながら思うのだった。

 

(了)

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読書体力の低下、という話を聞いたことがある。


読書好きだったのに、何行かを読み飛ばすことが多くなり、内容もなかなか頭に入ってこなくなる、という。


自分もその傾向が最近顕著にあって、困ったな、と思っていたとき、そういう人が他にもいることにちょっと安心した、というわけで。

→「読書体力」(19/9/8)

 

同じように(同じかどうかはわからないけど)、何年か前から書き飛ばすことも増えてきた。手書きで何かを書くときに、一文字二文字飛ばしてしまうのである。

 

例えば「もねちゃんがふるさとにかえる」と書こうとして、「もねちゃん」が「もねやん」になったり(「ち」が飛んでいる)、「ふるさとに」が「ふるさとか」(「に」を飛ばして次の「かえる」の「か」を書いている)とか。

 

気持ちが逸るのか、物事の先を急ぎすぎなのか。

 

「書く」ことに関しては、私の場合、かれこれ30年以上かけて、ワープロからパソコンやスマホに変わるも、書く=打ち込む、という形が、手書きを侵略していった。今や比率として9:1くらいになっていると思う。

 

筆記用具を持って手で書くのは、下書きやメモばかり。だからかなり雑で適当だ。

 

その下書きメモ書きは、本当に汚くて、後から読み直してもほぼ読めない。買い物リストなんか、スーパーで何のことかわからずに立ち尽くすこともある。

 

義務教育くらいまでは、「字は丁寧に書きなさい」と教えられ、素直にそうしていたと思う。書道も習っていたから、字をきれいに書くことを楽しんでもいた。

 

今じゃ年賀状に添える「一言」くらいしか、字に対する緊張感というか丁寧さを持って向き合っていない気がする。う~ん、ゴメンナサイと言えばいいのか……。

 

そういう環境や気持ちの面の他に、体力の低下も原因なのかなあと思う。

 

パソコンのキーを叩く方が、文字を書くより速い。「考えながら打つ」ことは、頭と指が同じスピードでできている気がする。


でも「考えながら書く」のは、書く方が遅い。最近は手や指が固くなって素早く書けず、思いや気持ちの方が先に行っちゃうのだ。結果、手が追いつかなくて、頭で今思っていることを書くと、何文字かを書き飛ばす。

 

というような原理なのかと分析している。

 

でもそんな現象、他の人から聞いたことがない。こんな分析、自分だけどっか退化してきているのかも、との不安を打ち消すためだけのムダな努力かもしれない……。

 

(了)

 

 

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Twitterで見つけて、noteの更新を何度か読んだら、全部読みたくてたまらなくなった。それほど愉快で元気で愛おしいエッセイ。毎度楽しみにしていたら、書籍化されたと聞き、早速一気に読了。

 

「こう見えて元タカラジェンヌです」(左右社)

 

著者は、元宝塚花組の男役、92期生の天真みちるさん、愛称たそさん。この芸名と愛称を決めた経緯も記されているが、これからしてもうおかしくて楽しくて。

 

他、多くの苦労や失敗、同期や先輩後輩への思い、宝塚への愛情と感謝。代名詞のタンバリン芸。アドリブ。そんなあれやこれやの舞台裏が、軽快にくるくると語られている。

 

そもそも宝塚の男役といえば、カッコよくてキザで華やかで……というイメージがあるけど、たそさんの場合、ちょっと異質。

 

何せ、おじさん道を極めた方なのだ。変なおじさんからイヤなおじさん、愛すべきおじさんなど、私が観劇した舞台はそう何回もないのに、ものすごく印象に残っている。

 

私が特に好きだったのは、別箱公演の「はいからさんが通る」の車引きの牛五郎。お辞儀するときの反り返り方が半端なく、動きにキレとコミカルさが同居していて、もう彼(彼女?)が出てくるだけで笑いっぱなしだった。

 

「オーシャンズ11」でのブルーザーは、ワルで腕自慢だけど負けるのも早くて何だか憎めなかった。「金色の砂漠」のゴラーズは、真面目で優しい求婚者。つらい話の中でほんわかできる空気を作っていた。いずれも出番はそんなに多くない。なのにインパクトは強烈。

 

私は当時花組だった別のジェンヌさんにハマってしまったのだが、そちらに視線が行きまくりの中でも、たそさんの演じた味のある役はすぐに思い出せる。

 

宝塚に入りながら、カッコイイとかスマートとか、いわゆる男役の普通の道ではなく、老け役を目指した目の付け所がすごい。

 

私の好きな元野球選手で、里崎智也さんという方がいる。彼はプロに入るに当たって、自分のポジションであるキャッチャーが手薄そうなロッテを目指したという話を聞いた。「試合に出てこそなんぼ」という生き残るための考え方が、たそさんの老け役道と通じる気がしている。

 

そんなたそさんを、2メートルくらいのすぐ間近でお見かけしたのは、2年ほど前全国ツアー公演を観に行ったとき。


宝塚メイクではないナチュラルなお顔だったので、宝塚初心者の私には瞬時には判別がつかなかったのだが、同伴の宝塚通が教えてくれてマジマジと拝見。


……美しい! 可愛い! 顔が小さい! 宝塚はもう卒業されたというのに光っている!

おじさんばかりを演じていたからって、なめたらいかん宝塚!

 

というわけで、とにかくこの本は舞台のたそさんを知らない方でも存分に楽しめる1冊。

明るくなりたい、笑いたい、元気を出したい。そんな人に超オススメです。

 

(了)

 
 
 
 

 

 

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19都道府県で、緊急事態宣言の期限延長が決まった。


7/11に4度目が発令されて、8/22までのはずが9/12までとなり、またまた9/30まで延びた。

まあそうなるだろうとは思っていた。新規感染者は減少傾向とは言うものの、まだまだ怖い人数。

たとえ宣言が解除されたとしても、手放しで元のようにあれこれやっちゃうぞ、なんて気にもなれない。

でも、やっぱり外食も外飲みもしたいし、会いたい人に自由に会ってしゃべり倒したいし、観劇や野球、旅行にも心置きなく出かけたい。それが正直な思い。

それがまた先延ばしになった……諦めモードながら、いつになったら、という気持ちも膨らむばかり。

ゴールが逃げていく。

こんなこと、何処かで感じたような気がして考えてみたら、そうだ。昔、家庭教師のバイトをしていたときのことだった。

教えていた子に「10問やったら休憩しようね」なんて言ったら、やる気を出しすぎた彼がものすごい勢いで済ませてしまった。で、時間が余ってしまい、親の手前困った私は、「もう5問やってみようか」などとノルマを増やした。

今思えば、これ、契約違反というか、その子にしてみれば裏切られたような気になるだろうな、と。

他にも。

最近、定年を迎える知人や家族が増えてきた。でも、人材や人手不足のこんな時代、定年を引き延ばす企業も多い。

金利が悪いので退職金で左うちわなんて夢のまた夢だから、あるいは社会とのつながりを大事にしたくて、など働き続ける人もたくさん。

でも、働きたい人ばかりじゃない。リタイア後は縁側で茶を飲みつつ孫と遊んで過ごしたいなんて人もいただろう。そんな日は先へ先へと延ばされていく。

また。

子育てを頑張っている方だって、子供が保育園に入れば、学校に入学したら、少しは自分の時間が増えるだろう、とか。あと何年で社会復帰もありだななんて数えたりすると思う。

それが、その時期が先に延びたり見えなくなってしまったとしたら。

ゴール。
そこまで頑張れば、我慢すれば、というライン。

それが、近づけば遠ざかる。そのがっかり感はかなりのダメージで、その後の士気に大きく影響する。

あの家庭教師先の子は、その後私を信用してくれなくなり、「○問やったら」と誘ってもやる気を出すことはなくなった。

今になってそんなことを思い出すとは思わなかった。
あの子は元気にしてるだろうか……。

(了)

 


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リモートワークが定着して1年以上が過ぎた。(始まった頃の感想はこちら→「噂のテレワーク」)

 

通勤の時間・労力、多量の持ち物、気温に合わない服の失敗、忘れ物や突然の雨……そんなストレスからの解放というメリットを謳歌している一方。


デメリットもヒシヒシ感じている今日この頃。


1つにはエアコン。

 

毎年夏が憂鬱になるほど、最近の日本の暑さ湿気は尋常じゃない。

世間で節電が言われていたのはちょっと(大分?)前だと思うのだけど、今じゃこの季節、「無理せず家でも適切なエアコンを」と呼びかけられる。


私も冷房は苦手な方なので、できれば使いたくないが、扇風機だけでは仕事どころかダラダラすることすら無理。そのくらい近年の暑さは不快で危険。

 

通勤で汗をかくのも辛かったけど、一定の広さのある会社で涼めるのは助かっていた。でも、在宅勤務だと自宅の狭い部屋でのエアコン稼働。


今じゃ朝から晩まで、いや寝れないので夜中から朝までも、つまりほぼ24時間四六時中ずーっと点けっぱなし。空気悪いわ、電気代気になるわ。

 

それでも私一人が在宅勤務のときはまだいい。休暇の人が一日中テレビを見てるのに、在宅勤務の人も同じ屋根の下。部屋を別にするしかなくなる。


で、複数部屋のエアコンが同時に長時間の並行稼働。

 

何かすごく浪費している気がして罪悪感も半端ないけど、他にどうしようもないし、稼働しすぎて妙な異音がするのも気になる。もうこの夏(あるいはもしかしたらこの先何年もの夏ずっと)、電気代も修理代も見ないふりするしかないんだろう……。

 

でも、ようやくこのところ少し涼しくなった。それで窓を開け放せるし複数部屋に分かれてもエアコン気にせず気分よく在宅勤務できるな、と思いきや。

 

すぐ隣の建物が長期工事をしていたのだった。これまで窓を閉め切っていたから忘れていた。コンクリを叩き壊す音、ドリルみたいな電動音、何か金属棒みたいなのがぶつかり合う高音……。


やっぱり集中できん。

 

そのうち、長期に渡って預かりっぱなしのせいか、会社のパソコンの調子が悪くなってきた。立ち上がりにエラーが頻出したり、途中でメインのソフトが使えなくなったり……。

 

この前など、いきなり途中でネットが切れて、何一つつながらなくなった。これ、ホントに怖い。


大慌てでスマホで助けを請うも、長々冷や汗を流して判明した原因が、単に我が家のマンションのネット工事だったという……。ひたすら縮こまってゴメンナサイするしかなかった。

 

他にも、女子力が落ちまくっているとか、足腰が弱りすぎてマズいとか、パソコンばかり見ている仕事なのに終わってすぐテレビを見てしまうので目が衰えるとか……弊害は尽きない。

 

それでもこれに慣れてしまうと、通勤へ労力を割く気力が出そうもない。自分の中ではまだ「弊害<メリット」なんだと思う。


ただ、コロナが収まったら、パソコンのメンテナンスに行くくらいの頻度では通勤もした方がいいように思えてきている。

 

(了)

 

 

 

 


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ワクチン2度目の接種覚書。(1度目の覚書はこちら→「ワクチン接種(21/7/18)」

 

事前準備

副反応による発熱が周りにも多く、噂もたくさん聞いた。なので事前に2,3日分のカレーを作り、冷凍食品を山盛り買い込み、OS1と解熱剤(効かずに変更する人も多いようなので、2種類)も用意。

 

接種当日。

書き込んだ書類と身分証を忘れないよう何度も確認し、「よーし、来い!」と出かけた。

 

1度目より注射が痛かった。筋肉の奥まで刺すから、と説明を受けた人もいたようだが、私には無く。針残ってないでしょうね? って聞きたくなるくらいの痛み。

泣きそうになりながら、15分の待機を経て帰宅。しばらくは特に問題もなく普通に過ごしたが。

 

4、5時間くらいで肩の重み痛みがずんずんどんどん強くなる。そして飲み物をやたらに取ったせいか腹を壊す(これは副反応じゃないと思いたい)。

 

やがて鼻がつーんとする、こめかみを強く押さえたときみたいなヤバイ感じの目の裏からの痛み。

 

接種後13時間。体が熱くて寝付けない。案の定、体温を計ると37.7。夜11:30を回っていたが、ロールパン1つかっ込んでリングルアイビー1錠服用(使ったのは初めて。「よく効く」という箱のうたい文句に惹かれて買った)。

 

接種翌日。

一度は37.2まで下がったものの、朝6時には38.3で、カレー&リングル1錠。

けども、その後も38度を下らず、4時間後には38.9に達する。

どうもこの薬、私には効かないようだ。2種類用意しておいて正解。

 

薬をロキソプロフェンNa(少し古いので使うのに悩んだ)に変更。一度は36.8まで落ちるが、再び37を超える。でも解熱剤をまた飲んでいいのか微妙な体温……。

が、夜に再び38を超えたので、迷うことなく飲んで就寝。

 

接種後2日目。

寝汗をびっしりかいて、翌朝は36.5。その日はその前後の体温を維持。全く何もしないで過ごした前日よりは洗濯や料理など、少し動けた。

 

ただ、左腕はめきめき痛みが増す。朝のテレビ体操も再開したが、これが意外と腕の上げ下げ、曲げ伸ばしが多くてすっとばしながらこなしていたら、ほぼ半分は省略になってしまった。

 

熱が気になると、1時間おきかそれ以上に計ってしまう。微熱平熱微熱……何ともモヤモヤ。

 

食欲が落ちなかったのが救い。一度壊したと思われた腹具合も、その後は好調で冷麦茶やアイスもモリモリ。この暑さで熱があるってのに、これらもダメとなるとかなりキツイ。

 

接種後3日目。

何とか熱が下がって安定し、モヤモヤもなくなった。ただ、肩の痛みと熱さは抜けず、痒さも強くなった。うっかり無意識に掻きむしらないよう気を付けなければ。

1度目と違い、蕁麻疹のような赤味ではなく、肩全体が一回り大きくなったような腫れ具合。

 

接種後4日目。

ようやく日常に戻る。肩の腫れ、熱も引いてきて、痛みは若干残るが大事なし。

 

 

もしか3回目があるとしたら、と思うと、かなり憂鬱。

そういう強烈な副反応だと思った。

 

(了)

 

 

 

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パソコンの立ち上げに時間がかかるのはいつものこと。メールのプレビュー表示に延々待たされるのもそう。Word、Excel、ゲームに至るまで、とにかく最初に開くまでが偉く長い。

 

それでも普通なら、その最初の一手を我慢すれば、あとは溝の出来た水流のごとくスルスルと動く。

 

でも。


文章を打ち込んでいて、変換を押したのに入力したひらがながずーっとずっとずっとブルーになったままそこにいる。漢字変換の候補も出てこない。5分経ってようやく候補が出てきて選んだらまた5分。そんなことを漢字変換の度に繰り返す、といった現象が起きると……それはWindows更新のサインなのだ。

 

一般的には電源を落とすときに、ただの「シャットダウン」ではなく「更新してシャットダウン」という表示が出るはずなのに、なぜかマイパソコンにはそれが現れない。


で、パソコン作業中にいきなりそういう「変換拒否」みたいなことが起こる。

 

最初は壊れたのかと思ったが、あれこれネット検索して、「設定」の「更新とセキュリティ」という項目での、アップデートの有り無しが影響するとの情報を得た。


ここになんちゃらの更新プログラムが表示されていると、それを実行しない限りパソコン自体がスムーズに動かない、らしい。

 

ならばやりましょ、と実行するのはいい。が、これがものっすごく苛つく。


だって、何でこんなに時間がかかるのか。ダウンロードに数時間、インストールにまた数時間。再立ち上げ命令が来て、そこでまた「構成しています」と出てきて待つこと更に数時間……。

 

私の場合、結構時間を細切れに使う。用事1の前に1時間だけあるからプロットを書いてしまおう、とか、用事2と用事3の間の30分でサイトに文章をアップしよう、とか。パソコンで叩き台を作り、細かい修正は場合によってはスマホで行う。

 

それなのに、土台を作るその貴重な1時間なり30分のときにこの「更新」が来るとお終いである。


余裕があるときだって、何時間も、あるいは半日、丸一日使えないこともザラな「更新」のせいで、1文字も打ち込めないまま日が暮れたり。


そういうのが年に1度とかいうならまだしも、ときには週に2度までも「更新」はやって来る。予定が狂いまくり、精神的にもストレスマックス。

 

この前なんか、更新プログラムが同時に3本もお出ましになっており、1本につき2時間3時間ずつかけてダウンロード&インストールしていらっしゃいました。


更に、最後のやつのインストールが終わっていないというのに「自動的に再起動します」とか出てきやがって、え? それって一旦2時間かけて再立ち上げして、最後のやつのために更にまた2時間かけろってこと? と怒りを禁じ得ない展開に。

 

頭にきて「自動再立ち上げ」にNOのボタンを押し、最後のが終わるまで待ち、再立ち上げは1度ですませた。それでもその日はそれだけで1日が終わった。

 

落とすときに「更新して再立ち上げ」に設定し、一晩寝ているうちに終えて翌日は普通に使える、といった状態にできたら一番いいと思うのに、マイパソコンはその選択肢を出してくれない。


毎朝「今日は大丈夫かな」「スラスラ動いてくれますように」と怖れ祈りながら立ち上げる。

 

最近ではもう、Windowsを使わない、文章打ち込み専用の機器を買おうかと真剣に考えている。

 

(了)

 

 

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いつも悩んでいた。

自分が書く物語、ジャンルは一体何なのか、というところ。

 

ラブコメ全盛の少女漫画で育ったせいか、三谷幸喜さんのファンだからか、コメディ要素があると何度か言われたことがある。

 

なので、「コメディ」らしきものを書くことに挑戦してみたら、これがものすごく難しかった。

 

登場人物の望むことと周りの反応や出来事が異なり、そのズレで笑わす、という感じで短編を書いた。


が、読み返してみたら、読み手が笑いそうになってもハテナ? と立ち止まってしまうかも、の繰り返しといった様相になっている。

どうにも中途半端な不発感は否めなかった。

 

自分が読み手の立場だと、ミステリーが好きで、他のジャンルも読むが、買うとなるとミステリーばかり。

 

てことで、そういうものが書けたらいいなと長年思っていて、何度か挑戦してみたこともある。

が、自分の頭がザル過ぎる、という事実がその度突き刺さっただけだった。

 

映画やドラマは何でも観るが、珍しい職業や視点が背景にしっかりハマったものが好き。

そういうのも書いてみたいと「お仕事もの」にトライすれど、これもかなり高度。

 

自分が無知なので、調べれば調べるほどどれもこれもが、「へえ」「ほお」「何てこと」と感心してしまう。山積みになったそんな情報を全部使いたくなってしまい、結果、研究発表会の陳列みたいになってしまうことが多かった。ストーリーやキャラをうまく絡ませるのが難しくて、物語としては面白くもない、先の展開に興味は持てない、みたいな。

 

いろいろわからなくなってしまい、とにかく悲しいにしろ楽しいにしろ、面白いと思える物語を書きたい。そういう原点に立ち戻ることにする。


そのためには、キャラかストーリーを先に考える方が自分の場合うまくいくことが多い。

または「このセリフが書きたい」とか「ラストはこの一言で終わりたい」とかのテンションが強いとき。あるいはいきなりタイトルが浮かんだときも割にいける。

 

その方が、自分自身が思う面白さが出やすいという結論に達したわけなのである。それに見合う背景や場面に必要な調べ事はそのあと。何ならテーマや趣旨さえ後付け。

 

で、そんな作り方をしていると、ジャンル何? という物語がよく出来上がる。だから、小説にしろシナリオにしろ、コンクールはどの雑誌、どの分野に応募すればいいのかいつも悩んだ。

 

今、ネットサイトで短編小説を定期的にアップしているけれど、ここでも必須ではないがジャンルを設定できるようになっている。読者が検索しやすくするためと思うが、やっぱり毎回困ってしまう。結局は「ヒューマンドラマ」というオールマイティなくくりに入れてもらうしかないってことが多い。

 

でも最近、あるフォロワーさんから、「自分がこのジャンルだと言えばそうなんだ」というお言葉をかけてもらった。

うん。

だからまた、ジャンルを定めてから書く書き方もありだなと思っている。

 

「青春」や「ホラー」のジャンルも好きなので、今のところ読み専だけど、いずれトライしてみようかと思う。

 

(了)

 

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「殺し屋風味の女」

 

 

 

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「本当のこと」

 

 

 

 

 

 

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私はキレイ好きというわけではない。が、汚ないのが好きなわけでも当然ない。

 

ただ、掃除が嫌いなのである。だから掃除というもの、気力を必死でひねり出し、できる限り簡単に、頻度少なめに行う。

 

しかし、そんな脆弱な気力は、ここ数年の真夏の暑さの前にはいとも簡単に吹っ飛ばされる。それでこの季節には、そんな家事はないものとして淡々と日々を送ろうとする。つまり、逃避。

 

でも、それも限界がある。

ああ、埃が目に付きまくる、くしゃみが止まらない、物が見つからない……そうなってからもまだあきらめ悪くグズグズし、我慢の限界を30倍くらい超えてからようやく重たい腰を上げる。

 

去年今年と、不要不急の外出を避け、テレワークで一日中家にいるなんてことが増えた。


そうなると、汚れや散らかり具合は、以前の100倍くらいになる。見ない見えないフリも通じないくらいの状態になるサイクルがやたらに早い。おまけにエアコンをつけ締め切っていると、明らかに空気がよどんでしまう。

 

そうなると、仕事も書きものも洗濯も料理も、やる気がどんどん削がれていく。ので、しかたなく、しかたな~く、掃除というものにかかるのである。

 

暑い。

とにかく暑いので、掃除機を取り出すことさえ億劫。それを成し遂げるだけで汗。でも本番はそのあと。締め切った窓を全部開け放ち、埃をぬぐい、家じゅうウィンウィン掃除機をかける。

 

最高気温35℃の真昼間にはさすがに1ミリもやる気が出ないので、チャンスは早朝しかない。今のところ苦情は来ていないけど、ご近所からしてみれば迷惑だとは思う。思うがこの時間帯を逃すともう無理なのでごめんなさい。

 

あれやこれやの細かいところをめちゃくちゃ割愛してほんの10分で終わる。それでも頭から顔から首から背中から……滝のごとく汗が流れる。体中から10センチくらい湯気が出て人型になってるんじゃないかってくらい、熱源な自分。

 

でも掃除って一度始めると、目をつぶっていたあちこちが気になるもの。ガス台、シンク、洗面台、お風呂、ベランダ。汗かきついでにちょっと手を出してしまったりするとエンドレス。

 

そうしてもはや何事にもやる気が出ないほどにバテてしまう。シャワーを浴び、再び窓を閉め、クーラーをガンガンかける。その日の残りは何もできずに過ぎていく。

 

世のみなさんは真夏のお掃除、どうされているのだろう。

 

クーラーをかけながら行うという荒業もあるけど、どうせ掃除するなら空気も入れ換えたいし。

それに夜中もずっとクーラー点けっぱなしなので、たまに切らねば酷使に耐えかねてストライキされる恐れも(一昨年に経験済み(;´Д`))。

 

まあそんなほんの少しの時間だけ切っても、今どきは家にいる時間があまりに長い。エアコン自体は持ちこたえたとしても、電気代がどれくらいに膨れ上がるっていのか、……ちょっと怖い。

 

(了)

 

 

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「じいちゃんちの雨もよう」

 

 

 

↓「おやすみ」がお題の短編です。10分で読めます!

 

「金曜、カフェに2時」

 

 

 
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「殺し屋風味の女」

 

 

 

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「本当のこと」

 

 

 

 

 

 

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オリンピックたけなわ。日本のメダルラッシュがすごい。

 

オリンピックでなくても、ゴルフやテニスや野球やソフト……中継があると観てしまう私。普段ならそれらは時間帯も時期もズレているので、それなりに日常を過ごして行けた。

 

けれど、オリンピックは日がな一日様々な種目が催され、それが毎日続く。普段観ないような柔道や卓球やアーチェリーや水泳や……そんなのにも釘付けになってしまい、日々の生活が滞る。いやあ、暑さの言い訳も加えてあれこれ身の回り荒れ放題……。

 

だって勝ち続けると当然続きを観たいし、一瞬目を離した隙に勝負が決まってしまう競技も多いし。


なのに、延長戦やら何やらで時間通りいかないのか、番組表が全然参考にならない。それで仕事や外出以外の時間は、テレビが点けっぱなしになっているわけである。それもちょくちょくザッピングしないとならない。

 

それでも失敗続き。

 

先週のある夜は、柔道大野さんを追っかけていた。でも裏で放送中の体操団体も気になった。更に卓球の混合ダブルスもかぶってきて。

 

で、柔道は女子の敗者復活とかを挟むから大野さんの決勝は1時間後くらいか? それまでは男子体操団体を観て、卓球はその後にしよう、とか自分でスケジュールを決めた。

 

ところが、柔道が割ととんとん進んだらしく、体操を観てる画面に「大野、金」とかテロップが出た。


うっそー! 優勝の瞬間を見逃した……。

 

で、体操をそのまま観続けたのだが、途中でウトウトしてしまい、気付いたら、えっ銀……。

 

せめて卓球は見逃すまい、とチャンネルを替えたが、かなりの劣勢でこりゃもう寝てもよし、と判断。が、翌朝「水谷・伊藤、金」の報道に愕然。あああ。

 

この後も野球やテニスでこんなことがあったら泣ける……。

 

更に。

 

私は宝塚ファンである(初心者レベルだが)。宝塚はCSに有料の専用チャンネルを持っていて、数か月に一度、無料開放する週がある。

 

ファンなら有料で加入しろって話だが、加入してしまったらおそらく四六時中かじりついてしまって世捨て人または廃人になる恐れがあり、堪えている。だからこの無料開放を楽しみしているのだ(録画不可で、だから生で観るしかない)。

 

それが……なぜこの時期? オリンピックど真ん中。あれやこれやを見逃さないよう必死になっている最中に、宝塚まで重なってくるって……。

 

スポーツは流れや逆転があるから途中端折るのも悔しいわけで。どうしても外せない宝塚演目を厳選するとしても、裏でそんなのが繰り広げられていると思うと集中できない。

 

はああ。

楽しいことがあまり多くないご時世なんだから、もう少し落ち着いてゆっくり楽しめればなあ……と、まあ一応嬉しい悲鳴。

 

(了)

 

 

 

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