昔書いたもの(20/12/6) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

ネット小説サイトで、定期的に短編コンクールをやっているところがある。それは、2週間に1回のサイクルでお題が出て、8000字以内。

 

期限がないと仕上がらない性格の私にとって、ちょうどいい締め切りになる。ということで挑戦中。

思い切り気持ちを入れ込んで、視点や語り口や構成を工夫しながら書きたい、というのが目標。

 

しかし、そろそろ10本ほどになるけれど、毎回毎回どんな話にしようか四苦八苦。何だかどれもこれも似た傾向になってる気がしてきて。


まあ、自分が書くものだから、自分の性格が表れるわけで、そういう浅さを自覚してばかりで結構辛くなる。

 

それでも、とにかく「お題」からまずどんなことを連想するか並べてみる。

 

たとえば先週の「神様、お願い」というお題なら、「明日は晴れてほしい、雨になってほしい、と二人が同時に願ったら?」とか、「運と同じで一人の持つお願い限度量は決まっている」とか絞り出すわけである。そこからストーリーをふくらませ、キャラを作り、どうやって見せていこうか、……と順次考えていく。

(結局こうなりました→「リミットフレーム」

 

 

14分で読めます!)

 

 

この作業の合間に、「あれ……昔こういうの書いたことあるなあ」と思い出すことがある。

 

今回も、神様にお願い事をする、というのは、運を天に任せる、ってこと。そういえば、「運のない男」を主人公にした話を書いたことがあった、と思い出した。

 

今回(に限らないが)、ストーリーがなかなかできなくて進まないので、その昔書いた話を引っ張り出して読み直してみた。

……結構好きかも。

当時気に入って割にノって書いたんだっけ、ということも思い出した。

 

そういう習作の手持ちが、私には腐るほどある。


もちろん、二度と読みたくない、何じゃこのひどい話は、というものも多い。

でも、かなり思い入れて今からでも何度も直したくなるほど気に入っているものもあったみたい。その中には、「今の自分より全然力強くて面白い」と思ったりするものも。


う~ん、長年書き続ければ上手くなるというわけでもないらしい……。

 

今回の短編挑戦にあたり、「必ず0から作る」と意気込んでいた。「昔書いたものを出すのは負けだ」と。


でもそういう今では書けないような、お気に入り厳選の話達も捨てなくていいのではないか。ちょいちょい出していくのもいいかもしれないと思い始めている。

 

(了)

 
 
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