石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと -19ページ目

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

4/10、ロッテの佐々木朗希が一人のランナーも出さないというパーフェクトゲームを達成。

 

ロッテファンなのでいつもと同じく試合開始からオンタイムで観ていたが、回が進むごとにワクワクドキドキが膨れ上がり、息をするのも苦しくなった。

1つアウトを取るごとに観客席も異様などよめき。

 

結果、19奪三振で日本記録タイ、その中で連続奪三振が13で日本新記録、史上最年少の完全試合。

 

完全試合とは1人のランナーも許さないという記録なので、四死球やエラーもNG。守る野手は「飛んでくるな」と祈ったりするとよく聞く。観ているこちらも、ゴロが転がるたびに「わあ~」「うひょ~」と心臓が跳ねたほどで。


前回達成したのは28年前の槙原寛己さんで、私がまだ巨人ファンだった頃。もう記憶もほとんどないくらいの大昔。

 

その後もやりかけた投手は幾人もいれど、例えば西武の西口投手はノーヒットノーラン寸前に9回2アウトからヒットを打たれたり、9回終了まで完全試合だったのに延長戦で打たれたりで達成できなかった。

 

あの松坂大輔投手、ダルビッシュ投手や田中のマー君ですら持たない記録。日本シリーズ8回まで完全試合の山井投手にリリーフを送った落合采配は賛否両論が飛び交ったっけ。

 

そんなに難しい記録なのに、朗希くん、アッサリ達成。

この試合がプロ初完投だったんだよね……。完封もノーヒットノーランもすっ飛ばしていきなりのパーフェクトとは。

 

お立ち台に上がった朗希くんは「嬉しい」を連発しながらも、「打たれたら打たれたでいいと思って投げた」とドライ。記録が懸かっているプレッシャーはなかった模様。

 

鳴り物入りの入団3年目、初年度は1軍で投げさせず、2年目もローテーションには入れずに十分間を空けて球数も制限して、と大事に大事に育てられてきた超逸材。いつかはロッテの大黒柱になると誰もが思ってきたけれど、まさかこんなにも早くにこの偉業。

 

すごいなあと思うのは、160キロ超えの剛速球をバンバン投げるのにノーコンじゃないこと。

 

今回ももちろん、前回4/3に先発した時も死球はあっても四球はなし。しかも最低3球は必要な三振アウトが19もあるのに球数が105球という少なさ。

 

それから、受けていたキャッチャーの松川虎生(「こう」と読む)が、相当有能のようで。

 

160キロ超えのストレート、来るまでそれと区別のつかないフォーク(だからバッタバッタ三振奪れるのに)を、サクサク捕球してパスボールもしない。

朗希くんが「洒落たサインを出す」と言ったように、配球も面白いらしい。

 

高卒ルーキーで20歳の朗希くんと年が近いから相性がいいんじゃないか、と言う人もいるが、一回り以上離れたベテラン石川歩投手も、そのリードに一度も首を振らなかったと聞く。投げたい球のサインが出るそうで。それで今季は今のところ防御率0.00で既に2勝している。

 

気が早いけど、ロッテが優勝したらMVPは朗希くんかな。新人王は松川くんか。

ロッテファン、機嫌よく妄想しています。

 

(了)

 

 

 ↓「○○を呼べ」がお題の新作短編です。13分で読めます。

わがままホールへようこそ

 

 

 

 

 ↓「卒業」がお題の短編です。14分で読めます。

卒業まであと〇日 

 

 

 

 

 ↓「猫」がお題の超短編。4分で読めます。

カラスのおみやげ

 

 

 

 

 ↓「初めての○○」がお題の短編です。14分で読めます。

「ラブソングを君に」

 

 

 

 

 

 

 

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ネットの小説サイト、一昔前は何やかんや言われていたけど、今はアマチュアでもものすごいレベルの物がたくさんある。

 

巷のコンクールに惜しいとこまでいったような人が、その作品などを載せるパターンも多いらしい。

 

サイトに掲載されているものを読めば読むほど、世の中には入賞は逃してもハイレベルなストックをお持ちの方がたくさんいる、とつくづく思う。しかもいくらでもタダで読める。何て贅沢。

 

レベルはともかく、書き溜めて手元に置いてあるだけの物語が私にも山盛りある。だから、こういうシステムがあるなら使っちゃおう、自分もどんどんストック公開しちゃおう、と数年前から参加している。


でも。

 

載せる前に点検してみる。

すると、くどくど説明しすぎていたり、逆に説明不足で意味不明になっていたり。当時面白いと思って書いたけど、今見ると全然ダメ、ひどいな、とかいろいろ不具合を感じてしまう。

 

このサイトでは定期的なコンクールをやっているけど、そこに流用するならテーマや文字数を合わせる必要もある。

焼き直しが必要なのだ。

 

唸るほどストックがあるからどんどんイケるぞ、と思ったのは甘かった。あるものをただ右から左へ移動する、というような簡単な作業じゃなかった。

 

手を入れ始めると、ウソのように時間が飛んでいく。自分では過去その時々には意識していなかった書き方が、今になって気になる。あっちもこっちも書き直したい、という衝動にかられまくる。

 

例えば擬音。

 

「彼女はチャキチャキと入って来た」とか「彼がポカーンとしてる間に」てな文章が妙に多い。

→「彼女は小気味いい足取りで入って来た」や「彼があっけに取られている間に」等に直したくなる。

 

昔、書くものが「漫画的」だと講評されることが多かったのは、大量の擬音のせいだったのかも、と今にして思う。

 

言い回しに引っかかることも多い。

 

「喜び勇んで」「気合を入れて」なんて表現がすごく多くて、一つの文の中に重なっていることもある。

→「顔を輝かせて」とか「鼻息一つついて」など、同じ意味でも違う表現に変えたくなる。

 

また、会話と地の文の比率が、ひどいのだと8:2くらいのものもあって、

地の文が「と彼は言った」「家に入った」など、めちゃくちゃそっけない。

 

これは、シナリオ形式で物語を書いていた頃の癖だと思う。シナリオ形式のままのストックもあり、これらは会話を減らして描写の文章を増やしさないと、かなり読みにくい。

 

……というように、ストックがあるからといって即ネット公開できる状態じゃない。ひと手間ふた手間、あるいはメチャクチャ手間と時間のかかることがわかった……。

 

で、結局、新しいものを書く方が楽、という気もしてきて、短編コンクールには基本新作で参加することにしている。

 

まあ過去作は過去作で、そのとき込めた思いを感じられるものもあるので、それはそれでゆっくり公開していければいいな、と思っている。

 

(了)

 

 

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今年も無事開幕しました。

 

観客の上限が撤廃され、ぎっしりの客席をテレビで見てちょっと「コロナ大丈夫?」と心配になるほど。でもファンはみんな待っていたってことで。

 

最近のプロ野球、どこのチームも若手がどんどん出てくる。ちょっとボーッとしていると、知らない人ばかりになってしまうくらいに。

 

私はロッテファンなのでロッテでいうと、まず高卒ルーキー松川虎生(「こう」と読む)選手が今年の開幕捕手だった。


3戦目に先発した佐々木朗希投手は高卒3年目の20歳。勝ちはつかなかったものの、最速164キロを記録する圧巻の投球だった。


去年の盗塁王荻野選手の出遅れで、24歳の高部選手が1番にほぼ定着中。こちらは大卒3年目。


キャッチャーが本職の佐藤選手は、打撃の良さを買われてファーストを守るも好守連発、こちらも大卒3年目の24歳。


好調な平沢選手は今年の復活に賭けるという触れ込みだが、まだ高卒7年目のやっぱり24歳。


そして若手だ若手だと思っていた中村奨吾キャプテンは29歳、日ハムから移籍5年目の岡大海(「おかひろみ」と読みます~ここで笑える人は多分同年代)選手は30歳。この辺りになると既に落ち着きや貫禄さえ感じる。

 

そんな若手がバリバリ前線にいるものだから、生き生きキラキラ元気を振りまく。もちろん失敗もたくさんあるけど「頑張れ」と爽やかに応援したくなる。

 

ロッテだけじゃなく、注目若手が他チームにもゾロゾロ。記憶するのが大の苦手な私だけど、こういうことを覚えるのは楽しい。


ロッテファン共通の気持ちをセンスよく呟いてくれるTwitterも見つけ、同時進行で笑うのも楽しみの1つになった。

 

ただ、今年のロッテは開幕初戦こそ快勝だったものの、決定打不足で1点差の試合を落としがちで。観ているとジリジリしてしまい……


短気な自分、劣勢になると、外出したりテレビを消したりが毎年恒例。


今年も早々にそれをやってしまい、でも気になってスマホでチェックしたら、代打HRで逆転してるじゃあないですか! うわあ、と大急ぎで帰ったら、再び逆転されて負けました……。


過去こうして何度見せ場を観逃してきたことか。毎年毎年同じことを繰り返している……。


負け濃厚でもタダではやられないしつこさもあり、しんどい試合も守り勝ったりする。観応えはあるのに。いい加減このクセ直そう。


今年こそ、ちゃんと試合の最後まで見届けたい。……見届けるつもり。目標、見届ける。


でも、去年までの特別措置9回打ち止めがなくなり、今年からまた延長12回制度が戻ってきた。下手すると試合時間4時間とか5時間とか……

……気力体力、持つかなあ。

 

(了)



 

 

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シナリオや小説のコンクール対策でよく言われるのが、「最初にインパクトを」。

 

これの私なりの解釈は、例えば、主人公がある花を咲かせたことで不思議な事件が起こる話を書くとする。ならばまずその不思議が起こったところから話を始めるのがよい、ということだと思っている。

 

ありがちな失敗は、まず主人公がなぜその花を探すようになったかの幼児体験などを延々と述べ、次にどうやって種を手に入れたか、それをどのように育てて、どういった花が咲いた、など、とにかく前置きが長々続き、そうしてようやく不思議が起こる。といった書き方。

 

その不思議が何を意味してどう周りに影響していくのか。そこからが話の本題になると思われるのに、全60枚として、50枚を過ぎてようやくそこにたどりつくような構成になってしまったら。読み手(つまりコンクールなら審査員)にかなりの我慢を強いるだろうことは容易に想像できる。

 

そこまで気長にちゃんと読み進んでもらえるか。読み終えてくれたとしても飽きないでいてくれたか。多分、否。


で、最初にインパクトを。もうほとんど山場を最初に持ってきてしまえ、と。


え、何なのこれ、どうなるの、と乗り出させないと読み続けてもらえない。

 

小説にしろシナリオにしろ、構成の基本は「起承転結」や「序破急」だけれど、その「転」から入るとか、「破序急」で進めるくらいの気持ちで。

 

これは、審査員を経験したことのある方々がみなおっしゃる。

たくさんの応募作を読まなきゃいけない中、前置きが長すぎてはそこで「やーめた」となりかねないと。

 

コンクールに限らず、読んでもらいたいのならまず出だし。最初。

と、自分も肝に銘じてきたつもり。

 

で、大体「転」付近の、物語の変わり目から始めることになる。

 

そのあと「起承」と少し過去に戻って事情説明、だからこんな「転」が起こって、と最初のシーンが再登場、そしてそれがこのような「結」を迎えました、ジャジャーン、となる。

 

……という構成になってしまうことが実に多い私。

本当にかなり前からほとんどずっとそのパターン。ワンパターン。

 

何だかな……最近は自分がそのパターンに飽きてしまって。

 

で、AさんとBさんという2つの視点で話を進めて最後に収束、という風にしてみたり、「起承」の部分はもう明かさないでそのまま「転結」だけで終わらせてみたり。等、あれこれバリエーションをつけようと悪戦苦闘している。

 

まあ読み手の立場だったら、「肝心のところ」「本題」の部分を早く知りたい。というのが短気な自分の素直な気持ち。世の中にも、そういう「時短」がはびこっている気がする。だからどうにか素早く山場を伝えられるように書きたいと思っている。

 

ちなみに創作のいくつかの過程の中で、そういった「構成」を考えるのが一番好きかもしれない、と最近思う。

 

(了)

 

 

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驚く警官。

還付が循環。

難しい勤務。

猫を描く。

枝の技。

紛れる粉チーズ。

 

これみんな、私が筆記具で書こうとすると手が止まってしまう漢字。

 

物書きを目指すとかいうブログの割に、日本語ができていないという証明をしているようで情けないけれど。

 

普段パソコンで文章を打っているから、という言い訳もできるが、それ以前に私の場合、漢字をイメージでしか覚えていないことが原因な気がする。

 

思い起こせば、小学生時代。


漢字テストの前、何度も何度も、ときに何ページもテスト範囲の漢字を書き連ねたものだった。記憶力が悪い分(悲しいことに小学生時代からそうだった)、とにかく手に覚えさせる、つまり頭は使わず鉄棒や自転車のように体力の一部として身につけ、テストをクリアしていた気がする。

 

だから、「答えを書いたら見直すこと」という、テストの鉄則としてよく言われたことを実行すると、……算数やら社会やらにはそれは有効だったのだが、漢字は失敗した。

 

見直しているうちに違うような気がしてくる。で、直してみたらもっとおかしい。何度も書き直しているうちにどんどんズブズブわからない沼にハマっていくのだった……。

 

こういう場合は大体が最初にパパッと書いたものが正しかった。「手が覚えている」というのはそういうことなのかもしれない。

 

で、ワープロの登場で字を書かなくなっているうちに、手が忘れていった。頭にも目にもイメージしか残っていない。

そんな状態でたまに手で書く機会があると、お約束のように迷ってしまう。

 

「驚」と「警」は、いつもいつも本当にダメ。私の中で一番のごちゃまぜ漢字。


それでも「驚く」は一発で書けるのだけど、「警官」は必ず「驚官」と書いてしまってから違和感を覚えて書き直す。正しい字になると座りが良く、見て落ち着くのだから不思議。

 

「還付」と「循環」はもうお手上げ。そのたび辞書を見たりデジタル変換で確認。

「還暦」、「環七」も同様。


でも、「環」と書いて「たまき」と読むお名前を全く「還」と間違わないのは、そういう知り合いがいるせいかも知れない。


難と勤。これは手がよく間違える。うう、頼みの綱の「手の記憶力」がうろ覚えなんだろう。

 

「猫」は「けものだからけものへん」、「描く」は「手で書くからてへん」とつぶやきながら書く。


「枝」は木だし「技」は手につけるものだから、と同様につぶやくのだけど、その割に「プロの枝」と平気で書き連ねていたことがあった。


買い物メモに「紛チーズ」と書いて何の違和感も持たなかったこともある。

 

イメージ記憶、恐るべし。危険あり。


が、だからといって、「髪は長い友達」とかそれぞれの部首に分けて覚えるのは私には不向き、というか不可能だった。

要するにそれは丸暗記という、最も苦手な分野だから。

 

自慢じゃないが、部首に分解したものを見せて「これらを組み合わせた漢字はなあに?」といったクイズ番組を見かけると、絶対にわからない……。

 

(了)

 

 

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先日、ワクチン3度目の接種を受けた。その備忘録。


1度目の備忘録はこちら→ワクチン接種(21/7/18)

 

 

 

2度目の備忘録はこちら→ワクチン接種2度目(21/8/28)

 

 

 

 

今回もモデルナ接種。

前回の発熱体験を踏まえ、前日までの準備は、2,3日分の食事としてシチューを大量作成。冷凍食品と解熱剤、OS1を購入。

 

それと、問診票の記入。

これがちょっと憂鬱だった。


そんなにたくさん書くわけじゃないのだが、今回、ずっと以前に申し込んだ人間ドックが同じ週にずれ込んでしまい、両者合わせて8枚……(ゲンナリ

 

脱線するけれども、人間ドックの書類が面倒なのは量だけじゃなく、前回どう書いたのか覚えていないこと。

もともと忘れん坊のくせに、このところ年齢も相まって、既往症だとかそれがいつだったとか再検が出たのかその精密検査を受けたかどうかとか……記憶はぼんやりとしかない。

 

前回受けたときに書いた分のコピーを取っといた気がする……と探し始めたが、結局見つからず、無駄な時間を食った。

 

無理矢理何とか書き終えたけど、以前といろいろ相違が出てるかも……。もうこんな徒労を繰り返すのは嫌だ、と今回はしっかりスキャンして保管。

 

それに比べれば、ワクチン接種の問診票は1、2回目共に1年以内でまだ記憶にも残っているし、たったの1枚。

 

が、熱や体調は当日にならないと判断できない。空欄にしておいたがやっぱり当日埋めるのを忘れた……。

 

でも大丈夫。

 

接種会場側ももう慣れたもので、チェック体制は2重3重になっていて、受付時には二人組で、一人が確認、もう一人がダブルチェック。

 

接種時には何やら最重要事項らしき箇所に穴を空けたボード(手作り?)が表れ、それを問診票に重ねると書かれているかどうかが一目でわかるような工夫もあり、書類はきちんと処理されていった。

 

接種自体は、1、2回目に比べるとあっけなかった。


「今日はお風呂は良いですが、お酒や激しい運動はやめておいてくださいね~」と言ってる最中にブスリ、テープが貼られる。


えっ終わったの? まだ構えてませんけど、腰浮いてますけど、みたいな一瞬で終わった。

 

前回、前々回と同じく15分の待機を経て帰宅。

 

4.、5時間くらいで肩が重く首が引っ張られるような痛みがずんずんと。

それ以外は就寝まで特に不調を感じなかったので、お風呂に入って寝た。

 

が、接種後13~14時間もした頃、案の定、体が熱くて起きる。体温計ると38.8。


よろよろと起きてロールパン1つかっ込んでロキソニン服用。一旦37度台まで下がるが、しばらくするとまた38度ラインをうろちょろ。ロキソニンもう1錠。

 

翌日も熱が安定せず、使い物にならない自分。あきらめて安静にしようと思ったが、最近ぎっくり腰をやったので、ずっと寝てたり座ってたりがつらい。

 

そうでなくてもそうそう眠れないし、たまった録画を見ようにも集中力が長続きせず。他に複雑なこともする気が起きず……ヒマ。

 

幸い、夜には熱も引き体も軽くなり、翌々日にはもう普通に戻った。


2回目のときはそこまで4日かかったので大分時短。1回目のときのようにモデルナアームにもならず、首を引っ張られる痛みも2日で消えた。かゆみも出なかった。

 

副反応、大分軽かった……のかな。それでも丸一日、廃人だったな……。

 

(了)

 

 

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先日、たまたま見ていたNHKの歌番組に、宝塚雪組前トップの望海風斗さんが出ていた。

 

最初見た時、「あ、女になってる!」と叫んでしまった(ものすごく失礼かと思う……)。

 

のぞ様は宝塚時代、失恋したり殺されたり虐げられたり、つまりかなりの難役を演じられることが多かった男役さん。


お歌、お芝居、ダンスの三拍子そろったトップさんとの評価だったからこそだろうけれど。

私も生の舞台を一度観たが、泣けてしまうほど感情移入してしまった。

 

でも、そのときは男役だったので、当然声も低く、肩幅や体つきもガッチリと調整、歩き方や仕草なども、全部男だった。

 

が、うたコンののぞ様、真っ赤なひらっとしたお衣装(パンツだったけど)、大振りのイヤリング、少し伸びた髪にふんわりカールがかかっていて、お化粧も元々の美しいお顔に優しさと柔らかさを際立たせるようなしっとりした感じだった。

 

今や「素敵なお姉さま」でしかない、と思った。


そして、何といってもお歌。

アンジェラ・アキさんの「始まりのバラード」。


私はアンジェラさんは「手紙~拝啓15の君へ~」しか知らなかったのだけど、こんな素晴らしい持ち歌があるとのぞ様のおかげで知った。

 

のぞ様、退団公演はコロナのせいで延びまくって、おそらく大変な思いをしただろうことは簡単に想像できる。そんな中で、この歌に力をもらえたという。そういった思いをのせて歌い上げたこれは、凄みがあった。

 

男役の頃の声じゃなく、女性の柔らかい声で。でも以前と同じく伸びやかで歌自体がドラマのように何かを訴えてくるようなパワーがあった。

 

思えば、お芝居も達者だと折り紙付きのタカラジェンヌさんで、だからどんなお役でもその感情を客席に伝えることに長けている方なんだなあ、と何度も納得した覚えがある。


つまり今回は、「望海風斗」という女性の目一杯の感情を届けてくれたのだろうな、と思ったり。

 

ちなみに私イチオシの、のぞ様主演公演は「ファントム」。


悲しくて切ない運命を演じたお芝居も感動したし、歌も素晴らしかった。のぞ様はもちろん、相手娘役の真彩希帆さんとの歌うまコンビが本当に耳の保養で。

 

いつか「エリザベート」のトート役で見てみたいともずっと思っていた。

 

退団してしまってから、もう観られないのだなあ、と悲しかったが、こうして前へ進んでいた。お歌も更に進化しているようにお見受けするし、次々新しいチャレンジをされているようで。

 

過去作は過去作で楽しむとして、これからも元気がもらえそう。


(了)

 

のぞ様退団が決まったときに書いたブログがこちら→ 「夢を売る男~望海風斗さんの退団」

 

 

 

 

 

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フィクションの物語を書いていて、すさまじく苦しむのがこれ。

 

辻褄が合わない。

 

「完成!」と喜んだ後に読み直してみると、出るわ出るわ、辻褄の合わない箇所があっちにもこっちにも。

 

今まで書いた中でいうと、A子がめでたく意中のB男と結婚したというエピソードが真ん真ん中にあった、とある長編。


A子はその後、昔から憧れていた仕事に転職する機会を得る。

 

でも奇妙なことに。

 

結婚したというのに、その後B男が全然出てこなくなる。どころか、A子はいきなりその仕事のために6畳一間に引っ越して、一人暮らしの貧乏状態の描写があったりして。え、B男、どこ行った? 


しばらくして、急にB男との初対面……? とかなってる。

 

実はこれ、当初A子は独身時代に転職する設定だった。でもいろいろ考えて結婚するシーンを付け加えることにし、時系列に並べ直すとこうなってしまい……辻褄が合わなくなった。

 

こんな基本設定がズレていることに気づかず、何十ページも書いてしまってから、作者は青ざめました。

 

で、修正するのに四苦八苦。

 

案1 結婚したがB男はすぐに事故死。

案2 結婚エピソードを削除。

案3 B男がものわかりがよくて単身赴任を認めてくれた。

 

などと、いくつもの明らかな苦しまぎれ案を試す。

 

結局、案3を採用したが、この話はそんな男は稀だった時代設定。


やっぱり苦しい展開になったが、作者にとっては、B男という人、もはや死亡や削除とするには忍びない存在になっていた。


ので、その時代には稀な「単身赴任女を認める男」という性格に設定し直し、B男登場シーンから全部書き直しましたとさ(最初は時代に合った男尊女卑みたいな面もある設定だった)。

 

というように、年がら年中辻褄合わせに苦労している。

 

一番イヤになるのが、年齢。

長い期間の話を書いていると、登場人物たちはそれぞれ年を取る。主人公はともかく、周りの人たちは今何歳なのか。


何も考えずにイメージ先行で書いてしまっているときがある。


例えば、主人公が母と共にお祭りを見に行ったシーンを書いたはいいが、確認してみたらその年にはまだ生まれてなかったはず、とか……おお怖。

 

ちなみに年齢の不備は、タイムスリップものを書いているときに起こりやすい。

後から辻褄合わせをするのはとんでもなく面倒なので、年表をしっかり作っておくとか、書き始める前の準備が大事。

 

これ、仮病を使ってサボる言い訳みたい、と思うときがある。

 

「3日前から腹痛が治まらなくて」なんて言い訳、前日一緒にビール飲み放題をやった相手に言えばすぐバレる。だから「昨日のビールで冷えたらしくお腹壊した」とかに変える。

 

こういう、あっちから見てもこっちから見ても辻褄合うようにする言い訳(つまり嘘)を考えてしまうのは、物語作りの副作用かも……。でもすぐバレてるのはなぜ。

 

(了)

 

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書き終えたものを読み直すと起こる現象。

 

たぶん物語を創作する人はみんなそうだと思うけれど、とにかく必ずあちこち直したくなる。

 

人物の発言なら、言葉尻に違和感があったり誰が言ったかわからないようなベタな言い方だったり、を。

 

地の文ならば、やたらに長くなっている一文や主語が途中で入れ替わっているような悪文を。

 

構成上、この段落はこっちへ持っていこう、このエピソードはもっと後ろがいいかもしれない。

 

そういった直しをガンガン入れたくなるのである。

 

自分が第三者目線となって読んでみると、引っかかる部分、気になる部分、わからない部分がウジャウジャ出てきて、どうにかしたくなってしまうのだ。

 

私の場合、レトリックとか文体とか、高度なテクニックが使えるわけではなく、とにかく読み手にこちらの意図をすんなり伝えたい、という思いだけ。

 

なのだが、これが本当に難しい。

 

自分だけがわかっている独りよがり、説明しすぎ、逆に説明不足、などを何百回何千回見つけてしまっただろうか。

 

そんな豊富すぎる反省も生かせず、今でも同じことを繰り返し、読み直しては直すのだけれど。

でも、そういう内容的な物ならまだいい。

 

誤字脱字レベルの間違いの何と多いことか。

ワープロの弊害と言ってしまえば言えるけど、もちろん笑えない。

 

ときに、ネットで公表している物語に「誤字報告」という項目で連絡をくださる方がいると、神様のように思える。

 

更に、誤字でも脱字でもない、自分の「書き方の悪癖」にも、毎度毎度うんざりする。

 

3行おきに同じ表現を使っている。直した部分に、以前の「てにをは」が残っていて「○○がは」とか「××をに」になっている等。

 

でも、一番多いのが、修飾語の位置が悪くて文の意味がわかりにくいこと。

 

たとえば、先日書いた文だけど。~「鏡にはすっぽりケープをかぶった頭がロットだらけですっぴんの私が映っている」

 

後から読んでみると「すっぽりケープをかぶった」のは、頭なのか私(つまり首から下)なのかわからん状態。

 

言いたいのは「すっぽりケープをかぶった私。頭がロットだらけの私。すっぴんの私」。

修飾語は全部「私」にかかる、ってことを、作者だけがわかっている。読み手に親切でない。数日後の自分が読んでも、多かれ少なかれ「?」が湧く。本当に多いこのパターン。

 

まただよ、といつも思う。どうして最初書いた際に気付かないんだろうと。

 

読み直して直せばいいや。そういう気持ちで最初は勢いを大事にたたき台として書いている。だからいいっちゃいいのだけれど。でも、何度か読み直して修正した後でもこれはある。

 

何度同じことを繰り返すのだろう……少しは学習したい。もっとサクッとスッキリした文書を書けるようになりたい。……けど、やっぱり今書いている話にもまた見つけてしまった……。

 

(了)

 

 

 ↓「降りつもる」がお題の短編です。8分で読めます。

「3時間の落ち葉」 

 

 

 

 

↓「おめでとう」がお題の短編です。7分で読めます。

「誕生日の不幸」 

 

 

↓「復活」がお題の短編です。12分で読めます。

「昭和きんこんかん」

 

 

 

 

 

 

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このコロナ禍において、外出が激減。

 

ウインドウショッピングやら外食やら不要不急っぽいものは取り止め、不要でも不急でもない用事は、ほぼオンラインに置き換わった。

 

その分移動にかかる時間労力が浮いて、わーい、と物語を書く時間に充てるようになった。

 

つまり、座ってパソコンに向かっている。興が乗ってキーを叩く手が進めば進むほど座っている。座って座ってほぼ座りっぱなし。トイレに立つときになって初めて○時間も座ったままだった……と気付くことも。


物語を書く以外の時間もほぼそんな調子なもので、これが長期間続いているのが祟ったか、このほどプチぎっくりになってしまった。

 

飲み物をいい加減に飲み込んだせいで、かなりの勢いで咳込んだ。ちょうどそのとき何かに手を伸ばした中途半端な姿勢だった。ぷちんと音が聞こえた気がした。

 

そして左の腰にずっと痛みの素が居座っている。こいつが、私が立ったり座ったり寝返りしたりするたび「おーいここにいるぞ」と主張してくるのである。

 

元々自分、雑でガサツで横着な性格。だから必要でなければ縦のものを横にもしない。立ったり動いたりも最小限にしたいタイプ。

 

食事を運ぶときも多かろうが重かろうがトレーに乗せまくって一度にすませたい……のに、ちょっとずつ小分けに軽くして何度もマメに運ばないと。

 

布団から出たくないから、普段は目一杯手を伸ばしてポチッとしていた加湿器やら照明やらのスイッチ。今は一度ベッドから降りてちゃんと側に行ってからオンオフ。

 

すぐそこの床に落とした物を拾うときも、きっちり一度立って移動してしゃがんで手に取る。間違ってもものぐさに体を伸ばしまくるだけで取ろうとしてはいけない。

 

雑でガサツで横着な自分、何でも丁寧で細やかに手間暇かけるこんな生活、ストレスフル。

 

このところキツくなってきた寒さのせいもあるだろうけど、やっぱり運動不足からの腰の衰えか。

 

今や省略されてしまったコロナ以前の移動労力、少なくとも1日5000歩は下らなかった。それがこのところ百歩単位にしかなっていない。

 

元々ただ走るだけ、歩くだけ、は嫌いなので、ランニングもウォーキングも続かず。こんな怠け者が1人で日々運動能力や筋力維持のための努力をするのはかなり難しい。

 

思いっきり書く時間が取れるのに、それはイコール座りっぱなし、つまり運動不足&腰痛との戦いになるわけで。

 

以前、小説の書き方を習った学校で、「腰痛の持病があるので」と、立ったまま2時間もの講義をしてくれた作家の方がいた。私とそう年齢は変わらなく見えたのですごい体力だと思ったが、作家さんにとっては腰痛とは職業病に近いのかもしれない。

 

でも、職業でもない自分が、そういう病だけがプロと同じでも、全然嬉しくはない。

 

(了)

 

 

 

 ↓「降りつもる」がお題の短編です。8分で読めます。

「3時間の落ち葉」 

 

 

 

 

↓「おめでとう」がお題の短編です。7分で読めます。

「誕生日の不幸」 

 

 

↓「復活」がお題の短編です。12分で読めます。

「昭和きんこんかん」

 

 

 

↓「走り出す」がお題の短編です。14分で読めます。

「兄貴とブランコとラジオ体操」

 

 

 

 

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