ワンパターンの構成(22/3/27) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

シナリオや小説のコンクール対策でよく言われるのが、「最初にインパクトを」。

 

これの私なりの解釈は、例えば、主人公がある花を咲かせたことで不思議な事件が起こる話を書くとする。ならばまずその不思議が起こったところから話を始めるのがよい、ということだと思っている。

 

ありがちな失敗は、まず主人公がなぜその花を探すようになったかの幼児体験などを延々と述べ、次にどうやって種を手に入れたか、それをどのように育てて、どういった花が咲いた、など、とにかく前置きが長々続き、そうしてようやく不思議が起こる。といった書き方。

 

その不思議が何を意味してどう周りに影響していくのか。そこからが話の本題になると思われるのに、全60枚として、50枚を過ぎてようやくそこにたどりつくような構成になってしまったら。読み手(つまりコンクールなら審査員)にかなりの我慢を強いるだろうことは容易に想像できる。

 

そこまで気長にちゃんと読み進んでもらえるか。読み終えてくれたとしても飽きないでいてくれたか。多分、否。


で、最初にインパクトを。もうほとんど山場を最初に持ってきてしまえ、と。


え、何なのこれ、どうなるの、と乗り出させないと読み続けてもらえない。

 

小説にしろシナリオにしろ、構成の基本は「起承転結」や「序破急」だけれど、その「転」から入るとか、「破序急」で進めるくらいの気持ちで。

 

これは、審査員を経験したことのある方々がみなおっしゃる。

たくさんの応募作を読まなきゃいけない中、前置きが長すぎてはそこで「やーめた」となりかねないと。

 

コンクールに限らず、読んでもらいたいのならまず出だし。最初。

と、自分も肝に銘じてきたつもり。

 

で、大体「転」付近の、物語の変わり目から始めることになる。

 

そのあと「起承」と少し過去に戻って事情説明、だからこんな「転」が起こって、と最初のシーンが再登場、そしてそれがこのような「結」を迎えました、ジャジャーン、となる。

 

……という構成になってしまうことが実に多い私。

本当にかなり前からほとんどずっとそのパターン。ワンパターン。

 

何だかな……最近は自分がそのパターンに飽きてしまって。

 

で、AさんとBさんという2つの視点で話を進めて最後に収束、という風にしてみたり、「起承」の部分はもう明かさないでそのまま「転結」だけで終わらせてみたり。等、あれこれバリエーションをつけようと悪戦苦闘している。

 

まあ読み手の立場だったら、「肝心のところ」「本題」の部分を早く知りたい。というのが短気な自分の素直な気持ち。世の中にも、そういう「時短」がはびこっている気がする。だからどうにか素早く山場を伝えられるように書きたいと思っている。

 

ちなみに創作のいくつかの過程の中で、そういった「構成」を考えるのが一番好きかもしれない、と最近思う。

 

(了)

 

 

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