性交時疼痛症、性器出血、かゆみの整体治療 | 【大阪】 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院         JHSC整体治療室 = 整体コラム / 心のコラム

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性交時疼痛症、性器出血、かゆみの整体治療
患者Mさん=46才-女性-主婦/会社員

子宮・膣動静脈の血流を回復させて同部の局所免疫を回復させ、性交時疼痛症・他を改善した症例


 

 はじめに・・・性感染症と整体治療
・性感染症や性器出血のある方は第一に婦人科を受診して頂くことが大切です。ただ、お薬等で難治性であったり、度々再発することがあれば、当院の様な整体治療が奏効する事があります。

今回紹介させていただくMさんの症例も同様で、婦人科で処方されたお薬を使用してもほとんど効果が無かった症例です。

 

・この様なケースでは、その多くは婦人科臓器の血液循環低下による局所免疫力減退が主因である事がほとんど、と思われます。

従ってこの様なケースで、局所免疫力の回復を目標とした整体治療をすると、ほとんど改善します。

今回のMさんの症例も同様と思われます。

 

それでは、長文ですが、よろしくお読みください。

不明な点やご質問は当院お問い合わせHPか、お電話 (06-6180-6880) にてご相談ください。

 

 

① Mさんの病歴・・・
患者Mさんは5年ほど前から性交時疼痛を生じることがあったそうです。それは1年ほど前から増悪し、性交後の性器出血やオリモノの増加、それに外陰部の掻痒感(かゆみ)なども併発してきたそうです。3か月前に婦人科での診察を受けたところ子宮頸癌やその他の異常は無なく、細菌性膣炎との診断を受け、膣錠などの処方を受けていたそうですが、ほとんど効果が無かったそうです。Mさんは別件(逆流性食道炎)で来院されていましたが、本症についても並行して整体治療する事になりました。

 

② Mさんの診察
・痛む部位は膣の深部から中間付近までだそうです。体位による痛みの変動は無いそうです。
・排尿痛や頻尿は無いそうです。
・4か月前に逆流性食道炎の診断を受けており、喉のつまり感や呑酸、心窩部の膨満感様の疼痛があるそうです。
・春シーズンの花粉症と通年性の鼻閉-鼻漏などもあるそうです。口内炎や歯肉出血は無いそうです。
・血液検査で特段の異常は無く、ピロリ菌も検出されなかったそうです。血圧は110/70mmHgだそうです。
・頚部前面の筋肉群の著明な緊張と圧痛がありました。甲状腺の腫脹-萎縮はなく、気管は正中に位置していました。頸部のリンパ節の腫脹もありませんでした。
・胸部聴診上、特段の所見はありませんでした。
・腹部聴診上、血管雑音などの所見はありませんでした。グル音は極めて微弱でした。
・腹部触診上、心窩部に著明な緊張と圧痛がありました。また、回盲部と十二指腸空腸曲部にも緊張と圧痛があり、前者への押圧で左季肋部から心窩部に放散痛があり、後者への押圧で左背中(T10付近)への放散痛がありました。腹部全般が陥没し、左右ASISが突出して触れることが出来ました。腫瘤感や抵抗感、あるいは肝脾腫はありませんでした。筋性防御や反とう痛はありませんでした。左右の腸骨動脈分岐部付近に緊張と圧痛があり、同部の押圧でASIS付近や大腿内側あるいは大腿後面に放散痛がありました。子宮底はほぼ正中で触診できましたが、可動性はありませんでした。
・鼠径部のリンパ節腫脹はありませんでした。
・元来、便通は良い方だったそうですが、本症になってからは便秘傾向になり、1週間に1度程度の排便間隔だそうです。
・月経周期は28日で、月経期間は4-5日だそうです。生理痛はクーラーなどで冷えた時に下腹部が痛くなり、それ以外では生じないそうです。排卵痛はほとんど無いそうです。

 

➂ 治療目標と整体治療
   ⑴ 子宮-膣動静脈の血流を回復させて同部の局所免疫を回復させる
・子宮-膣動静脈解放テクニック
・子宮底解放テクニック

 

 

④ 経過と結果・・・
・Mさんの本来の主訴である逆流性食道炎の治療は13診で終了しましたが、その約5週間の通院経過中で「性交時疼痛、性交後の性器出血やオリモノの増加、それに外陰部の掻痒感(かゆみ)」は生じなかったそうです。

 

⑤  今回の症例の概説、、、
・今回のMさんの「性交時疼痛、性交後の性器出血やオリモノの増加、それに外陰部の掻痒感(かゆみ)」の原因は、婦人科医により「細菌性膣炎」と診断されていました。ただ経腟錠で改善しないことから、まず最初に「
膣周辺の局所免疫力が低下している」事を疑いました。

抗生剤などの効果は、本人の自然治癒力が低下している状態では、必ずしも発揮できない事が多いからです。


局所免疫力の低下の一番考えられる原因は、その部位を支配している動脈の循環不全ですから、内腸骨動脈~子宮・膣動脈流域の診察をすれば、同血管を絞扼している原因が分かるのでは、と考えました。それは③の診察所見から「腸骨動脈分岐部付近に緊張と圧痛」や「子宮の可動性低下」などからも予想されることだと思います。

 


・女子は

「月経血の逆流」

「経腟的な細菌感染」

「排卵時の卵胞液の腹腔内露出」 (下記整体コラム参照)

など、骨盤内に血液、膿、卵胞液などが常に浸出する構造的原因が内在しているので、内腸骨動脈流域に癒着-絞扼が生じて局所免疫力が低下する可能性は、男子に比べてはるかに高いのでは、と思われます。


・そこで
   ⑴ 子宮-膣動静脈の血流を回復させて同部の局所免疫を回復させる
   ・子宮-膣動静脈解放テクニック
   ・子宮底解放テクニック

を、施術して、様子をみてもらうことにした訳です。


・①の病歴でも記したように、Ⅿさんは逆流性食道炎が本来の主訴であったため、その治療に数週間(結果的には5週間)必要であったため、かなり集中して内腸骨動脈流域の治療をする事ができたので、比較的早期に性交時疼痛症とそれに付随する生殖器周囲の所見が改善されたのでは、と思います。

 

 

 

上記解説文で不明な点やご質問は当院お問い合わせHPか、お電話 (06-6180-6880) にてご相談ください。
それではお大事にしてください。

 

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参考コラム

● 月経血は逆流する その一 ・その二

● 性感染症は上行する その一 ・ その二

卵巣は爆発する

● 卵管は勃起する! その一 ・ その二

● 女性はおまたが痛くなるように進化した

 

 

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