卵巣は爆発する! | 【大阪】 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院         JHSC整体治療室 = 整体コラム / 心のコラム

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卵巣は爆発する!
モニター患者さん=「子宮内膜症」募集中

 

 

先日のコラム=「女性ホルモンは発情だ」 で記しました様に、「女性ホルモン=エストロゲン」は「発情」に向けて女性の身体と心を作り替えていくホルモンでした。

そのお蔭で卵巣から卵子が成長して大きくなっていくのですが、聞くところによるとその卵子の大きさ、これはメチャクチャ大きくて0.2mmくらいと言われています。肉眼で見ることが出来る唯一の細胞だそうですね。


 

また、そのどでかい卵子を包んでいる組織の「卵胞」、これも大きくて排卵時にはその体液増量などで2cmくらいまでパンパンに膨らんでいるようです。

ちなみに卵巣の大きさ、、、これはよく「アーモンド大」と言われるので、大体3cmくらいの長さですね。



 

そしてその卵胞は排卵の時、卵巣内で成長し膨らんできた卵胞がその限界を超えることで破裂してしまうのですね。

つまり、あたかもボールを投げて窓の「障子紙」を破る様に、卵巣の表面の膜(上皮細胞)も敗れてしまうのです(その都度おかあちゃんが障子紙を張り替えるのですが、卵巣も同じように何度も何度も細胞分裂によって上皮細胞を張り替えています)


 

そして卵胞内の大量の体液と一緒に大きな卵子も飛び出せ青春、、、否チョッと古かったかな、飛び出してくるのですね(運よく卵管采に捕捉されればいいのですが)

よくテレビの番組で、タレントさんの頭の上に水の入った風船を乗せて水を注入し続けて爆発させる「罰ゲーム」に似た感じですかね。

あれって、そのタレントさんが「水浸し」になりますよね

それと同じように、排卵もその爆風(?)ならぬ爆水(?)によって卵子と卵胞内にたくさん溜まっていた体液が「ドバーッ」と大砲の様に発射されるんですね、腹腔内に


 

これが女性の排卵です。

ところでこの時の事を今一度整理すると、つほど後々問題の残りそうな事態が生じます。

卵巣の上皮細胞が排卵の爆風で破れてしまう

実際、成人女性の卵巣は今までの排卵時の破裂により、あちこちで凸凹状態になっています。☚解剖実習の時に確認できます。

飛び出した卵子が卵管(卵管采)に捕捉されないかもしれない

これも「女性ホルモンは発情だ」でも記しましたが、卵管采と卵巣は少し距離が離れているのですから。。。

腹腔が水浸しになる

これは上記「そのタレントさんが「水浸し」になりますよね」でもイメージできますよね。


 

つまり①の卵巣の膜の破裂によるリスクは、後々卵巣がんの原因になる可能性がある、と言われています。なぜなら何度もつぎはぎされた卵巣の表面が癌化しやすくなるからですね。



 

②の飛び出した卵子が卵管采に捕捉されない・・・これは分かりやすいですね「不妊」の大きな要因の一つになります。



 

そして③、つまり腹腔内へ卵子と大量の体液の漏出、、、これは上記タレントさんの水浸しと同様に腹腔臓器の水浸しにつながります。



 

今回は上記の①は省略して、②と③についてもう少しお話しを進めますね。


 

もうある程度お分りと思いますが、実はこの腹腔内に漏れ出た大量の卵胞の体液、、、これは腹膜を直接刺激して中間痛(排卵痛)の主因になります。またそれが迅速に腹膜などに吸収されないと、やがて臓器同士の癒着の原因につながりかねません。

そしてこの漏れ出る状態を何度も何度も放置しておくと、その癒着箇所は増え続け、遠方へと広がり、腹痛・会陰部痛・腰痛・肩こり・下痢・便秘・頻尿・疲労倦怠感・悪心などの不快な症状の原因として多くの女性の方々の悩みの種に発展していきます。

それだけでなく結婚後の不妊の原因ともなり、さらに深い苦悩へと進展していくかもしれません。

 

だからこそ整体なんです。


 

実は、
 

腹腔内の水浸し・・・これによる癒着・・・これって絶対的に内臓整体の適応なんです。
 

そして癒着を丁寧に一つ一つ解放していき、癒着によって離れ離れになっていた卵巣と卵管を近づけてあげることで、排卵された卵子が卵管采に容易に飛び移れるようにしてあげる、、、これって中間痛と不妊の改善に効果的なんです。
 

当然癒着の解放は上記腹痛・会陰部痛・腰痛・肩こり・・・の改善に直結しますし。。。
 



 

だから婦人科関連の症状ってやっぱり整体なんです。

 


 

 

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