こんにちは。
つかみです![]()
今日は小6の読書の授業でした。
小6の子は喋らず黙々と問題を解くタイプなので、
時間を区切って…。
・漢字プリント
(もくもく…)
・接続語を空欄に入れるプリント
(もくもく…)
そして、小5同様、
芥川龍之介の『羅生門』を読みながら、
色のついている所に〇をつけ、
色を書き込みました。
緻密な風景描写、
美しくも不気味な街並み、
羅生門の下に佇む下人。
冒頭の情景描写で文庫本2ページ分も
みっちり埋めてしまうその表現力のすごさを知るために、
私の美術館図録コレクションから
(美術館に行くと結構な確率で図録を買います)
ベラスケス プラド美術館展
の図録を使って、
「絵を文章で表現する」ということを行いました。
(前に小学3年生の授業でやった難しいバージョンです)
図録の中から好きな絵をひとつ選んで、
その絵を文章で書き表わします。
私も見本を書きましたが…
結論。
めっちゃ小6の書いた文章が情緒があって感動的に上手かった。
驚いて、
え!?才能あるよ!!
お母さんに見せなよ!!感動するから!!
って文章に表した図録の絵をコピーして持たせた。
ひたすらすげぇすげぇと騒いだ後、
はっと我に返り、
でも文庫本2ページ分も書けないよね~。
しかも、想像だけで2ページ分も書くんだよ。
芥川の描写の細かさが変態的にすごいのが伺えるね。
と朗らかに(ほがらかに?)
締めました。
観たものをなるべく細かく表現する、というのは、
自分の伝えたいことを詳細に伝える時に役立ちます。
例えば、今日あったことをお母さんに伝わるように話す。
遊びに行った場所の良さを友達に熱く語る。
でもいいのです。
どうしたら、相手に伝わるのかな。
「伝えよう」という気持ちが、表現力アップのカギになりますよ。
つかみ
先生の見本…。図録はミニ版がありました🌸
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