小学生からの読み解きが苦手な子対策 | 塾 寺子屋アテネ 【三重県桑名市】

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三重県桑名市で79年の歴史をもつ老舗の塾です。小学生を対象に、目的に合わせて選べる4つのカリキュラムを用意しています。

こんにちは。

つかみです照れ

 

今週は読書の先生の代理で授業を行いますので、

週5の出勤です!

 

今日の小5の読書の授業は、

 

・小4の振り返り漢字テスト

「何で読書の授業なのに漢字やるの~?」

「漢字読めないと本読めないからね~」

「読み仮名ふってあるからいいじゃん」

「中学の教科書に読み仮名は振ってません」

「まじで?」

「まじで」

というやりとりをしつつプリント3枚解いてもらって…

 

・故事成語プリント

「辞書で調べてもいい?」

「いいよ」

優秀優秀、しめしめと進め…

 

・敬語プリント6枚

「めんどくさーい!」

「がんばれ!」

気合で解かせて

 

・脳トレテスト

楽しく解けるように計算されたゲームのようなテスト。

「これたのしい~」

ささっと解いて、6枚10分くらいで終わりました。

 

最後に、『羅生門』の2ページを印刷して、

色がついている単語に〇をして、

想像した色を書き込んで、最終的に冒頭の話で浮かんだ風景を絵に描く。

 

ということをやりました。

 

この、カラーで場面を想像する力を鍛えておくと、

読解力が深まります。

 

カラー動画で場面が再生できるようになったらお手のもの。

 

伸ばし方として、

小学生のうちは、

情景描写がしっかりした文章を2ページくらい抜き取って、

〇をつけて色を書き込み、最終的に絵を描く

 

というのを時々やらせる。

 

小2、小3、小4では絵付きの読書感想文を授業のたびに書くのですが、

学年が上がってきたら、ちょっと難しい文章で、情景描写に特化して行います。

 

正確に情景描写を読み取って描けるようになれば、

正確に心理描写も読み取り易くなります。

 

読書が苦手な子は、ひとつひとつの文章を丁寧に読むことが苦手です。

正確に情報が読み取れないのです。

 

あるツイートで、

「国語苦手な子に、レシピ本を使って親に聞かずにその通りに料理を作ってみよう。

と言って実践してもらったら数学と国語の点数が上がった」

というのがありました。

 

これは、正確に情報を読み取る能力が上がった結果です。

 

レシピ本でも、お絵かきでも、読解力が上げられる。

身近なところから、少しずつ。

苦手を克服していこう。

最近つくづく思います。

 

つかみ


小学生版の読み仮名が振ってある『羅生門 杜子春』

 

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担当 西塚

 

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