タロットリーダーにとって大事なこと。

こんにちはー。今日はタロットプロ養成講座卒業生さん

フォローアップのための講座でした。

それで思い出したようにブログでも

タロット記事を書いてみようと思いました。

タロットリーダーにとって大事なこと。

写真は去年の出版記念講演にて↓

はたくさんありますが、

その１つをお伝えしようかなと。

今日の講座でもお伝えしましたが、
タロット占い師は
目の前の人を

知っているという視点と
全く知らないという視点を

いったりきたりしようね、

ということをお伝えしました。

ある程度、悩みを聞くプロなら
その人の悩みがどこから

発せられているのか
だいたいの目安をつけることも
大事です。

そこから様々なカードへの問いを
生み出したりするからね。

「もしかしてそうかも？」
ってことを検証していけばいいよね

でも、「私は全部知っている」
「ああ、その悩みね、私も経験したことあるわ。」
というマインドでやってしまうと
大抵、目の前の人の本音や本質を
素通りしてしまう。

あなたとその人は違うのだから。

ですから、

「私はこの人のことを何も知らない」
という視点も大事なんですね。

つまり真実は１つではないということを
どれだけ身をもって知っているかが
大事なんです。

そして・・・

「あの本に書いてあったから、
　あの先生がこれが正しいと言ったので
　だからこのタロットをこう読みました。
　だからあなたの未来や現状はこういうことです。
　それが正解です。」

という読み方をするってね、
間違いではないかもしれない。

でもね、これって
中途半端にやると
無機的な単なる
言葉の刃物になる場合が多い。

そういう手法が魅力的だと判断した上で、
意識的にやるならまだいいのだけどね。

何も考えずに「これが正解です」
っていっちゃうことは、
とっても雑なレッテル張りです。

占いはただでさえ

目の前の人にレッテルをはることです。
（ラベリングと言います）

イメージの大海原から
言葉として何かを切り取って
提供する行為。
だから、

切り取った何かが「全てを言い表している」
と思うのはおかしいのです。

じゃあ、

占いは無駄かというとそうではなく
その切り取ったものから
有機的に様々なストーリーが

出来上がってくるのも事実。

そういった意味で、
占い師さんが相手の問題を
主観でジャッジするという意味ではなく、

占い師さんの「思い」を載せるって
実はとても大事なことなんですよね。

なんだろ、感情を込めろ、ってのでもない。
「あなた全体」で読んでほしい、
ってことなんです。

あなたからメッセージを切り離さないでほしいってこと。

（これは私の意見。）

日常でできていることしか
リーダーとしてもできないわけだしね。。。（笑）

極端に言うと、自分の人生や
自分が幸せに楽しく

生きることに貪欲であれば
目の前の人にもそういった

リーディングができるよねってこと。

人生をかけて何を伝えたいか？を
タロットを介して伝えていくって
大事。

「思い」によってタロットから
紡ぎ出される言葉も
相手に及ぼす影響も違ってくる。

これはしっかり「意識化」していれば
とっても気づきのあるセッションに
することができるのね。

そして、このあたりの占い師の
「be-ing（あり方）」って、
タロットプロ養成の中で
エピソードや、お話として伝えていたけど、
「be-ing 」のみに特化して
伝えていたことはなかったかな。

この占い師としての「be-ing 」を
すっとばして