こんにちは
名古屋の伊藤誠悟税理士事務所です
今日は、売上の公式さえ理解すれば、２倍にするのは意外と簡単!?
というお話をしたいと思います
「御社の売上を２倍にするのはどうすればいいか？」
こんな問題を出されたら、まず何を考えますか？
「今のお客さんの数を２倍にして…」「今の商品・サービスの単価を２倍にして…」。
もちろん、それらは間違いではありません。
しかし、お客様の数や客単価をいきなり２倍に上げるのは至難の業。
そこで、以下の公式を理解してください。
売上＝顧客数×販売単価×販売頻度
つまり「顧客数」「販売単価」「販売頻度」が「１」を下回らない限り、それぞれを２倍にしなくても、トータルで売上を２倍にすることができるのです。
ジャンプして届く目標を一つひとつクリアする
例えば「顧客数」「販売単価」「販売頻度」をそれぞれ25％ずつアップさせたら、どうなるでしょう？
売上＝1.25×1.25×1.25＝1.953125
ほぼ２倍の売上が見込めます。
「顧客数」「販売単価」「販売頻度」を２倍にするのはハードルが高いですが、
1.25倍ならばジャンプすれば届きそうな数字だと思いませんか？
このように、売上を増やすときは「顧客数」「販売単価」「販売頻度」の３点から考える必要があるのです。
「顧客数」「販売単価」「販売頻度」のどれを伸ばすのが得意か不得意かは、会社によって異なります。
例えば、顧客数を増やすのは得意だけど、単価を上げるのは難しい会社ならば、
「顧客数」と「販売頻度」を30％ずつアップさせ、「販売単価」を15％アップさせることを考えましょう。
すると、売上は以下のようになります。
売上＝1.3×1.15×1.3＝1.9435
これでもほぼ２倍の売上増が見込めます。
実は、売上を倍増させるのは思った以上に難しいことではありません。
ジャンプして届く範囲の目標をいくつも掲げ、一つひとつクリアしていけばいいのです。
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