名古屋の伊藤誠悟税理士事務所です
今日は、経営理念を伝えるのが社長の役目。おろそかにする企業が悲劇を生む
というお話をしたいと思います
あなたの会社に「経営理念」はありますか?
あるとすれば、すぐ答えられますか?
経営理念とは、社長の熱い思いを言葉にしたものです。
例え状況が変化しても変わらない、企業活動のベースとなる考え方を表しています。
では、経営理念を全社員に伝え、浸透させるのは誰の役目でしょう?
これはほかならぬ社長の仕事なのです。
経営理念を伝えることをおろそかにすると、企業は悲劇をもたらします。
「正しくない事をするな」で違法行為をする企業
これから、近年不祥事を起こした企業の経営理念を紹介します。
「正しくない事をするな、常に正しい方を選べ
(違法派遣を繰り返していた人材派遣会社グループ)
「大切なお客様と社会のために、走る歓びと確かな安心を、
こだわりをもって、提供し続けます」
(リコール対象となるクレーム情報を隠ぺいした大手自動車メーカー)
「Familiar(親しみやすい)、Flower(花)、Fantasy(夢)、
Fresh(新鮮な)、Fancy(かわいらしい)」
(消費期限切れの牛乳を使用していた大手菓子メーカー)
「ゆとりとやすらぎの提供」(グループ企業の都市型スパが爆発事故)
ほんの一例ですが、どの企業も皮肉なことに、
掲げた経営理念と逆にあたる不祥事を起こしています。
「経営者が理念を社員に伝えていない」といわれても、弁解の余地がありません。
経営理念は拙くても社長の言葉で
経営理念は、きれいでかっこいい言葉である必要はありません。
拙くてもいいから社長自らの言葉を使うことに意味があります。
自らの言葉で表すことではじめて、社長の思いが理念に吹き込まれるのです。
そして、社長がつくった経営理念を必ず社員に浸透させましょう。
例えば、朝礼時に必ず全員で理念を読み上げるなど、
しつこいくらいでちょうどいいのです。
中小企業はチームワークが命。
経営理念を掲げて社員を社長と同じ方向に向かせることが業績向上の条件なのです。
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