こんにちは！ さくますです。
沖縄の宮古島からマンゴーが届きました。
宮古島は、夫の実家です。
毎年、この時期になると
夫の母、宮古のおばぁが
真っ赤に熟れた美味しいマンゴーを
うちと、私の実家に送ってくれます。
実はね
宮古のおじぃとおばぁは
息子が学校に行っていない時期があったことを
いまだに知りません。
息子は５年間も不登校だったのに
一度もそのことを話しませんでした。
以前の私は
まだいい子ブロックがバリバリだったので
息子が学校に行けないなんて
どう思われるか、何を言われるかが
すごく怖かったから。
その意識が、息子にも伝わっていて
息子も後ろめたかったんだと思います。
たまに、おじぃやおばぁと電話で話したり
宮古島に帰省した時
学校はどうだ？ 勉強頑張ってるか？
運動会終わったか？ 部活は何をやってる？
とか息子にいろいろ聞いていたけれど
息子は適当にごまかして答えていました。
沖縄のおじぃおばぁっていうと
なんか、のーんびりしてて
「学校なんて行かんでもなんくるないさぁ〜。」
みたいな
そんなイメージがあるかもしれないけど
全然そんなんじゃないです。
夫の親戚は優秀で
医者とか弁護士とか、アメリカで学者してたり
夫の兄や姉も、校長先生だったり、看護師長だったり
すごいちゃんとしている感じなんです。
おばぁもすごいちゃんとした人で。
だから
私がブロックを緩める前までは
息子のことでいろいろ言われるのがすごく嫌でした。
ダメ出しされているように感じていました。
でもね
ブロックを緩めた後は
おじぃやおばぁが何を言ってきても
孫が可愛いんだなぁ、としか思わない。
ありがたいですよね。
こんなに遠く離れていても
いつも気にかけてくれている。
その後
私がマスターコースを受けて
いい子ブロックが緩んで
もう
息子が学校に行ってないことについて
気にならなくなった。
それでも
おじぃおばぁには
そのことを伝えませんでした。
それはなぜかと言うと
伝える必要がない、と思ったからです。
もちろん
知られても全然よかったんですけど。
私たちの親の年代は
戦後、貧しい中で
懸命に頑張ってきた人たちですよね。
子どもや孫たちには
そんな苦労はさせたくない
と思うのは自然なことだと思います。
学校に行けてないって聞いたら
そりゃあ、心配しますよ。
まだまだ学歴重視の価値観でしょうから
ちゃんとした仕事に就けるのか
不安になりますよね。
それは
子どもや孫のしあわせを願うからこそ。
年老いたおじぃおばぁに
わざわざそんな心配させる必要もないしね。
だって
息子はどうせ大丈夫だし。
まぁ、めんどくさいのもあったけど。
結局
息子の不登校を伝えないまま
息子は学校に戻ってしまいましたが。
今の私から見ると
おじぃもおばぁも
愛しかない。
ただただ
子どもや孫への愛。
でも
宮古島の孫たちには
いまだに厳しいと思われているみたいです。
姪っ子なんか
「もしあれが自分の姑だったら終わってる！」
って言ってましたから（笑）
大学で東京に出てきた孫（姪っ子）に
手作りおにぎりを冷凍して
クール便で送ってくるような
愛に溢れたおばぁなのにね。
まぁ
子どもにはまだまだブロックが必要だからね。
おじぃおばぁの愛が詰まったマンゴー
今年も
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