情報漏えい対策の一つとして・・・
クラウドWatchの記事に、 ライフボート、USBストレージの利用を制限できるソフト「LB USBロック Lite」を無償提供 てのがありました。
株式会社ライフボートは、株式会社エスコンピュータが開発した、PCで利用するUSBメモリなどのUSBストレージの利用を制限できるソフトウェア「LB USBロック Lite」を、ダウンロードによる無償提供を開始したそうです。記事によると・・・
LB USBロック Liteは、Windows 10に対応した、手軽に利用できるUSBデバイス管理ソフト。ホワイトリスト方式を採用することにより、あらかじめ利用を許可するUSBストレージを登録しておくだけで、それ以外のUSBストレージへのデータの書き出しを自動的に禁止できる。
だそうです。USBメモリやUSB外付けHDDにより簡単に大量にデータがコピーできてしまう時代ですから、こういった対策は大変重要ですよね。中の人も早速、自宅のPCにインストールしてみました。
ライフボートさんの LB USBロック Lite のページの「ダウンロード」ページから「使用許諾契約」に同意した上で、「同意する」をクリックしますと、メアドの入力画面になりますのでメアドを入力します。入力したメアドにダウンロードリンクのURLが記載されていますので、そのリンクからダウンロードしてください。
ダウンロードしたZIPファイルを解凍して出てくる LB USBロック Lite.exe をクリックするとインストーラーが起動しますので、画面の指示に従いインストールします。インストール完了後に起動すると以下の画面となります。
ここで、「USBストレージ追加」をクリックすると、ホワイトリストに登録するストレージが追加できますよ。追加する際には、予めUSBメモリやUSB外付HDDを接続しておいたほうが良いですね。
「USBストレージを追加」ボタンをクリックすると以下の画面となります。
ここで、「参照」ボタンを押すと予め接続済みのUSBストレージを選択するだけでホワイトリストに追加できます。追加したのが以下の画面です。
「次へ」ボタンをクリックすると以下の画面となります。
ここで設定画面のアクセスやソフトのアンインストールの際に利用するパスワードを設定します。これをしておかないと、設定画面に勝手にアクセスされたり、ソフトをアンインストールされたりしてしまいますので、せっかくの対策が台無しになってしまいます。必ず分かりにくいパスワードを設定するようにしましょう。
「次へ」ボタンをクリックして設定は完了です。
これで、ホワイトリストに追加したUSBストレージには読み書きが可能になります。ちなみにホワイトリストに追加していないUSBストレージを使って、ファイルをコピーしようとすると・・・
上記のような画面になって書き込みができなくなっていることが分かります。
ちなみに、このソフトをアンインストールしようとすると・・・
上記の画面となり、設定したパスワードを入力しないとアンインストールできないようになっています。
USBストレージからの情報漏えい対策の一つとしては、無料とは言えかなりよくできていると思いますよ。
ちなみに上記の設定画面でグレーアウトしている部分は有料版の、「LB USBロック Plus」や 「LB USBロックPro」 でご利用頂けます。まずは、「LB USBロック Lite」をご利用になってみて、追加機能が必要だと思った場合に有料版の購入を検討されても良いかもしれませんね。
中小企業様のUSBからの情報漏えい対策の一つとして、是非この機会にご利用になってみてはいかがでしょうか?