もうダメかも・・・
ITmediaの記事に、 Twitter API、また急に仕様変更 有料機能「フォロワー/フォロー取得」を突然削除 事前告知なし、開発者から批判相次ぐ てのがありました。
米X(元Twitter社)が提供するTwitter APIの有料機能の一部が突如使えなくなり、公式ドキュメントからも記述がなくなっていることが分かったそうです。記事によると・・・
問題の機能は「フォロワー取得」と「フォロー取得」。この件について、Twitterからの事前告知などは確認できておらず、この件について日本時間6月28日午後5時現在、Xは何も発表していない。
同機能はTwitter APIの有料プラン「Basic」(月額100ドル)、「Pro」(月額5000ドル)で提供していたもの。機能提供の終了によって、フォロー状況やフォロワーの情報を取得するサービスなどは利用できない状態になっている。
だそうです。本件に関しては、当初は一時的な不具合かと思われていましたがTwitterが開発者向けポータルページの「フォロワー取得」と「フォロー取得」の機能の記述を削除していることが分かり、不具合ではなく仕様変更であることが現実味を帯びてきました。
本件が問題なのは、曲がりなりにも現在有料ユーザーでありTwitterに積極的にお金を落としているユーザーに対して事前の予告もなくいきなり機能を削除してしまったことです。
「Basic」プランで月額 約14,439円、「Pro」プランで月額 約721,948円という決して安くない金額で契約しているにも関わらずです。
開発者にとっては死活問題で特に SocialDog などのTwitterマーケティングに関わる企業などについては社の存続に関わる大問題です。
SocialDogなどは「Basic」や「Pro」プランより更に上位のエンタープライズ契約のようなので直接影響があるのかどうか分かりませんが、同じ有料契約者であることに変わりはなくTwitterには早急に機能の復活を望みたいところです。
本日は Twitterで「スパムをブロックしたら機能制限された」報告相次ぐ ユーザーから不満の声 という別の不具合もあり、Twitterの迷走ぶりが顕著になってきています。
Mastodon や Bluesky のようなTwitterクローンのサービスなども増えてきており、このまま迷走が続くようであれば移行を検討する人も増えて来るかもしれません。
既にインフラとして社会生活に必要なものとなっているTwitterですから、少なくとも本件に関して早急に正式なアナウンスを行うことが求められています。
個人的にはセコい有料化など止めてユーザー全員から利用料を徴収すればいいと思う。年間1000円とかでいいからさ・・・