まいど!今週のヨサゲなものは2つ!

 

複数人でリアルタイムに同時編集可能なMicrosoft製アイデア出しアプリ「Microsoft Loop」レビュー

 

Microsoftが、複数人で同時に編集できるアイデア共有アプリ「Microsoft Loop」のプレビュー版を2023年3月23日に公開したそうです。

 

 

詳細な利用方法などは記事に譲りますが、紛れもなくこれは Microsoft版 Notion ですよね。

 

Notion はドキュメントを誰でも気軽に共有・編集できるアプリです。社内Wikiや業務マニュアルの作成などはもちろんのこと、チームでのアイデア出しやコレボレーションなど幅広く利用できます。

 

今回の「Microsoft Loop」の「Notion」との違いは「Microsoft Loop」のドキュメントを”コンポーネント化”して「Microsoft 365」アプリでも再利用できることでしょう。

 

「Microsoft Loop」のコンポーネントは「Outlook」や「Teams」、「Whiteboard」などでサポートされているので「Microsoft Loop」で作ったドキュメントを「Teams」などですぐに利用することができます。

 

そのデータはリアルタイムで更新されるので、メールで更新したデータなどを送り直す必要がなくなります。

 

中の人も早速利用してみましたが、機能的にはまだ「Notion」ほどの機能は無いようです。ただ、「Microsoft 365」アプリとの親和性を考えるとこれでもいいのかなと思わせるものです。

 

Microsoftアカウントをお持ちであれば無料で利用できますので、この機会にご試用になってみてはいかがでしょうか?

 

・ 無料・商用利用可能で商品ポップから字幕まで使える女子文字POP体「モッチーポップ」

 

「モッチーポップ」は、YouTubeやTikTokの動画テロップに最適なPOP体フォントだそうです。記事によると・・・

 

「女子が書いたモチモチしてコロコロ丸っこい字でポップなフォントを目指し」作成されている。文字によって字間が調節されているプロポーショナルフォント版の「モッチーポップP」も同梱されており、テイストに合わせて使い分けが可能。
ひらがな、カタカナ、漢字、英字、数字、記号のほか、あ行やな行などに濁点や半濁点を付加した仮名文字や、濁点のついたハートマークなど一部の記号も収録している。「しっぽり明朝ほか外字簡単入力ツール」(作:堂捺餡氏)を使用すると、簡単に濁点を付けた文字を入力可能。

 

だそうです。この手の無料のフォントは数多くありますが、意外とフォントを気にされる方は少ないようです。

 

今回のようなフォントはスーパーなどの小売のポップなどにピッタリだと思いますし、フォントによってかなり印象が変わる場合もありますよ。

 

フォントのインストール方法は、モッチーポップ のサイトにいって最下部にある「OTF版フォントをダウンロード」をクリックします。

 

「mochiypop.zip」というファイルがダウンロードされるので、ZIPを解凍してできる「MochiyPopOne-OTF-ExtraBold.otf」をクリックしますと、以下のような画面が出ますので赤枠部分の「インストール」をクリックするとインストールできます。

 

 

後はWordなどのアプリのフォント選択で「モッチーポップ One OTF」を選択するだけです。

 

無料で商用利用もできるようですので、店舗でのポップ作成などの際にぜひご利用になってみてはいかがでしょうか?

 

では、また来週!

 

捨てるときは気をつけて・・・

 

ITmediaの記事に、 本当は怖い、HDDの正しい捨て方 「普通に捨てると盗まれます」──アキバの専門業者が明かす“狙われる情報” てのがありました。

 

HDDの捨て方を電子機器の買取やジャンクパーツ販売の傍ら、記憶媒体の物理破壊を100円で受け付けている「秋葉原最終処分場。」の中川宗典店長に聞いた記事が掲載されていました。

記事によると・・・

 

── HDDを捨てる上での注意点は何ですか?

中川店長 情報の漏えいですね。あるあるとしては、その辺のリサイクルショップにPCを売った後、そのまま(中のデータが削除されずに)流通してしまうことが挙げられます。さすがに秋葉原のお店ではそういうことはないと思いますが。

 

だそうです。この手のHDDを廃棄する際の注意点については本ブログでも度々お伝えしてきました。

記事では基本的に「物理破壊」を推奨していますが、物理破壊は専用機器などを用いる必要があったりして素人の方には難しいこともあり、上記のエントリーにもあるように本ブログでは「ゼロフィル」を推奨しています。
 
Darik's Boot and Nuke (DBAN) などを利用してUSBメモリやCD-ROMから起動ができる方には時間がかかりますがオススメの方法です。
 
廃棄するのではなく、再利用することで環境への負荷を低減することもできますからね。
 
データ消去については、 データ抹消に関する米国文書(規格)及び HDD、SSD の技術解説 に非常に詳しく解説されていますので、ご興味お有りの方はご一読下さい。
 
フリマアプリなどでは、中古HDDからのデータ漏洩を狙った輩もいるようですのでHDDの廃棄の際には十分にご注意下さい。
 

相変わらずのコスパ・・・

 

ケータイWatchの記事に、Xiaomi、「Redmi Note 12シリーズ」4機種を発表 てのがありました。

 

シャオミ(Xiaomi)は、Redmi Noteシリーズの最新機種「Redmi Note 12シリーズ」をグローバルで発表したそうです。記事によると・・・

 

シリーズでは「Redmi Note 12」「Redmi Note 12 5G」「Redmi Note 12 Pro 5G」「Redmi Note 12 Pro+ 5G」が展開される。いずれも、日本での展開は明言されていない。
「Redmi Note 12/12 5G」では、クアルコム(Qualcomm)製のチップセット、「Redmi Note 12 Pro 5G/12 Pro+ 5G」ではMediaTek製のチップセットを採用している。
価格は、「Redmi Note 12」は199ユーロ(約2万9000円)~、「Redmi Note 12 5G」は299ユーロ(約4万3000円)~、「Redmi Note 12 Pro 5G」は399ユーロ(約5万7000円)~、「Redmi Note 12 Pro+ 5G」は499ユーロ(約7万1000円)~。

 

スペック等の詳細は記事に譲りますが、前モデルの「Redmi Note 11」を現在利用中の中の人としてはこの発表はスルーできません。

 

「Redmi Note」シリーズは非常にコスパの高い機種が多く、それに惹かれて中の人もユーザーになりました。

 

現在利用中の「Redmi Note 11」と新モデル「Redmi Note 12」を簡単に比較してみます。

 

 

性能アップの変更点は上記のようになります。画面が多少大きくなったのと、リフレッシュレートもタッチサンプリングレートもアップ、防水・防塵に対応したのも大きいです。

重量が4.5g増えましたが許容範囲内でしょう。

 

カメラに関しては、残念ながら4眼から3眼にスペックダウンしてます。TOFカメラが無くなりましたね。

 

ただ、このスペックで約29,000円は破格です。市場価格はもっと落ちるでしょう。MNPでの移行であれば1万円台で買えるのではないでしょうか?

 

他の機種も十分な性能と魅力的な価格です。

 

ハイエンドではなく普通の機種でよく、5Gが不要という方には個人的に最もおすすめできる機種だと思います。

 

ローエンドからミドルモデルのスマホをお探しの方には、オススメします!

 

USBメモリは色んな意味で危ないのよ・・・

 

ITmediaの記事に、 ジャーナリスト宛にUSBメモリ型爆弾、1つが爆発し1人軽傷 エクアドルで発生 てのがありました。

 

ジャーナリスト宛にUSBメモリ型爆弾が届く事件がエクアドルで発生したと、米国のニュースサイト「CBS NEWS」が報じたそうです。記事によると・・・

 

事件が起きたのは現地時間の20日。エクアドルのテレビ局やラジオ局で働くジャーナリスト、少なくとも5人宛にUSBメモリ型の爆弾が送られた。そのうち1人がUSBメモリをPCに挿入したところ、爆弾が爆発。片手と顔に軽いけがをしたが、命に別条はなく、その他にけが人は出ていないという。

 

だそうです。酷い話です。報道機関やジャーナリストを狙った”テロ”は決して許されるものではありません。

 

今回はUSBメモリが「爆弾」として利用されてしまいましたが、USBメモリについてはセキュリティ上非常に危険な面が他にもあります。

 

今回のように物理的に危険な場合の例として、以前に USBメモリが落ちていたらあなたは拾いますか?拾って中身を確認しますか? とのエントリーにてご紹介した 「USB Killer」 があります。

 

「USB Killer」の中には、電気を貯めるコンデンサーと高電圧・高電流のパルスを発生させる回路が内蔵されており、挿したPCを数秒で破壊してしまいます。

 

恐ろしいことにこの「USB Killer」はネット上で売られています。誰でも買える状態なんです。

 

また、USBメモリなどの可搬メディアは大昔からマルウェアの媒介として利用されてきた歴史があります。USBメモリを挿した瞬間に感染することもあります。

 

落ちているUSBメモリや見ず知らずの人から送られてきたUSBメモリなどについては、決してPCに挿すこと無く廃棄するか管理者がいる場合には報告して下さい。

 

今回のようなことが二度と起こらないことを切に願っています。皆様も十分にご注意下さい。

 

Bingは完全にAIシフト・・・

 

窓の杜の記事に、「Bing Image Creator」がプレビュー公開 ~テキストで説明するとAIが画像にしてくれる てのがありました。

 

米Microsoftは、「Bing Image Creator」をデスクトップとモバイルでプレビュー公開したそうです。新しい「Bing」と「Microsoft Edge」に導入されるとのこと。記事によると・・・

 

「Bing Image Creator」は、テキストによる説明をもとにゼロから画像を生成・提案するAI機能。昨年に発表されてから大きな動きがなかったが、ようやく実際に利用できるようになった。内部にはOpenAIの画像生成AI「DALL-E 2」の拡張版が利用されている。

「Bing Image Creator」の利用には「Microsoft アカウント」が必要だが、待機リストや初期費用はない。「www.bing.com/images/create」へアクセスすれば、すぐに無料で使える。ただし、最初に25個与えられる「ブースト」を使い切ると画像の生成は遅くなることがある。

 

だそうです。AIによる画像生成については本ブログでも度々お伝えしてきました。

今回のものは記事にもあるように 「DALL-E 2」 を利用したもののようですね。
 
中の人も早速利用してみました。まずは「Bing Image Creator」へアクセスします。利用にはMicrosoftアカウントが必要です。アクセスすると以下のようなページになりますので、赤枠の部分に”英語”で生成したい画像の説明を入力します。
 
 
今回は以前「Stable Diffusion」で生成したものと同じ文面を入力しました。文面は以下のとおりです。
 

Van Gogh's sunflowers with a modern touch

(ゴッホのひまわりをモダンに演出)

 
上記の文面で生成された画像がこちら・・・
 
確かに ゴッホのひまわり 風のタッチかも知れませんが、なんかチョット違いますよね。
 
ちなみに以前同じ内容で「Stable Diffusion」で生成した画像がこちら・・・
 
 
「Stable Diffusion」で生成したものは少なくとも「ゴッホのひまわり」がどんな構図なのかは理解しているようですが、今回の「Bing Image Creator」はそうではないようです。構図が”ひまわり畑”になっちゃってますからね。
 
このあたりも画像生成AIによってかなり生成される画像が異なってくるので作っていて面白いですよ。
 
マイクロソフトアカウントがあれば誰でも手軽に画像生成AIが利用できますので、画像生成AIをまだご利用になったことがない方は、この機会にぜひご利用になってみてはいかがでしょうか?