セカンドオピニオンとして・・・
窓の杜の記事に、「Edge」のフィッシング・マルウェア対策を「Google Chrome」にもたらすMS公式拡張 てのがありました。
「Windows Defender Browser Protection」は、「Microsoft Edge」で採用されているフィッシング・マルウェア対策機能を「Google Chrome」でも利用できるようにするMicrosoft公式の拡張機能だそうです。記事によると・・・
「Windows Defender Browser Protection」は、この“Windows Defender SmartScreen”を「Google Chrome」でも利用できるようにした拡張機能だ。「Google Chrome」にも同様の機能“セーフ ブラウジング”が搭載されているが、NSS Labsによる2017年の調査によると、“Windows Defender SmartScreen”はそれを上回る防御率を持つという。Microsoft自身が提供している点も安心できる要素といえるだろう。
だそうです。いまやGoogle Chromeは世界では既にMSのブラウザを上回るシェアを獲得しているブラウザですので、セキュリティに関しても相応の対策は当然施されていて、記事にもあるような“セーフ ブラウジング”機能も付いているわけですが、記事に記載の “Windows Defender SmartScreen”はそれを上回る防御率を持つというのは、中の人も知りませんでした。民間の1社のみによる調査なので、うのみにするのもどうかと思いますが、参考にはなるでしょう。
最近はウェブ経由の攻撃が非常に多くなっていますから、この手の“セーフ ブラウジング”機能は非常に重要です。もちろん、本ブログをご覧の方々は、セキュリティソフトも導入されているでしょうから、ブラウザの“セーフ ブラウジング”機能と合わせてセキュリティソフトのウェブ防御機能も働き、それなりの対策にはなっているかと存じます。
ただ、セキュリティに絶対は存在しませんので、対策してしすぎるということはありません。
今回の、「Windows Defender Browser Protection」はGoogle Chromeの“セーフ ブラウジング”機能を潰してしまうわけではなく、独立して機能しますので、導入したからといって問題が出るわけではありません。中の人も早速自宅のChromeに導入してみましたが、特に動作に支障は出ませんでした。
Google Chromeをご利用の方は、セカンドオピニオンとして今回の「Windows Defender Browser Protection」をご利用になってみてはいかがでしょうか?もちろん無料でご利用頂けますよ。