ケーディック IOTラボ ワールドに ~富山ケーディック視察①~
IOT シアターワールド ケーディック ~富山ケーディック視察②~
ケーディック IOTラボ 健康ラボ ~富山ケーディック視察③~
シリーズ・ケーディック視察 in 富山(3月某日)
第4回は、ケーディック会議室にて黒田イズム講義続編。
上島青年部会長「ここ最近、黒田さんが連呼する『IOT』、根底にあるのは、高齢者に対する思いやりということが、あらためてよくわかりました。」
上島さん「石川商組は、でんきのつえをベースに、次なる展開として、まちのでんきやが地域の高齢者見守りサポーターであることをミエル化し、行政やメディアを巻き込み、さらなる展開をと考えています。」
昨年5月にでんきのつえが開設されたばかりですが、石川県のサイトで地域見守りネットワークのしくみを見つけ、石川商組が地域のインフラになり得ることを訴えました。
すると、県の方から『ぜひ締結事業者に!』とのラブコールをいただき、9月には地域見守りネットワークの協定締結事業者に登録されました。
(石川商組理事長、事務局長、上島青年部会長が県の職員と懇談 2018.8.27 石川商組にて)
上島さん「今月、県下67の締結事業者による合同研修会が開催され、石川商組も参加するのですが、登録されたばかりの当組合に対し、いきなりプレゼンをしてくれとのオファーが。」
上島さん「でんきのつえを通じて、ホームページを見たと言って、直接的にお客様から仕事の依頼があったケースはまだ、まばらですが、行政との思いがけぬ接近がかなった、これは大いなる前進です。」
黒田さん「BS11の(中小企業ビジネスジャーナル)出演も、先方からのオファーだったんです。」
黒田さん「2月中頃、商工会議所の取材もあり、4月に記事が掲載されます。」
黒田さん「これは、IOTというより、地域を守るとはどういうことかという視点での取材でした。」
黒田さん「地域が良くなって、結果的に利益がある、御用聞き訪問をしている会社は、まちのでんきや以外にはなかなかありません。」
黒田さん「御用聞きをしたからといって、すぐにモノが売れるわけではない、それでも訪問すると喜んでもらえる、そんな活動をしている会社が今でもあることに注目されました。」
そんな黒田さんですが、石川青年部に一定の評価を。
黒田さん「石川さんは、チームの仲間が結束していて素晴らしい。」
いえいえ、とんでもない。
黒田さん「商組や青年部活動では、『活動がなにかプラスになるのか』という声があります(中略)でんきのつえができたので、店とお客様をつなぐしくみができました。」
黒田さん「あさって、広報発表があるのですが、110番の家(富山県警やPTA連合会等が連携)の取組で、富山商組が登録されます。」
黒田さん「ただ単にシールを店頭に貼るだけなんですけど、あえて新聞社を呼んで、表彰式をして、理事長が授与することになっています。」
黒田さん「まちのでんきやが街づくりに貢献していることを伝えます。」
黒田さん「でんきのつえにつなげ、結果として、いつかまちのでんきやが選択してもらえる…。」
黒田さん「富山生協と見守り連携を計画しています(中略)(生協が)困りごと情報を集めているのですが、困りごとをどこに相談したらいいかわからない。」
黒田さん「そこで、生協と連携することで、まちのでんきやにフィードバックされる(中略)生協は70数台のトラックで廻っているので、困りごと相談の窓口として富山商組が…。」
黒田さん「ケアマネ団体との連携も(中略)ケアマネさんは、ランプの交換はしますが、テレビが映らないといったとき、アンテナまでは対応できません(中略)連携により、なんとか門戸を(中略)しくみができれば、組合店への組合メリット啓発にもつながる。」
上島さん「昨年夏、ケーディックさんが、訪問巡回しているシーン、ニュースエブリで(中略)他業界の見守り団体が、なかなかでんきやさんのように家の中まで上がれる機会はないので、でんきやさんの活動は貴重だと伝えていました。」
上島さん「あえて、こんな活動をしてます!と言わなくても、まちのでんきやの日頃の業務は、それそのものが地域見守り、110番の家は、そのラベルがブランド化に。」
鶴田さん「ウチも貼ってありますよ。」
そうなんですか、石川県にもしくみがあったのですか。
上島さん「金沢市も地域見守りはさかんに展開してますよね。」
認知症高齢者地域見守りネットワーク事業(金沢市のサイトより)
在宅で生活している認知症高齢者等のご家族に、IOTを活用した見守りシステムを利用していただくことで、認知症の方が安心して外出できる環境を整備し、ご家族の負担を軽減します(サイト文中より)。
上島さん「黒田さん、学生など、若者向けの活動もさかんにされているようですが…。」
黒田さん「学生向けに授業を(中略)まちのでんきやさんてどんな仕事をしているのか(中略)住宅リフォームもしていると言うと、『えぇ?!』と驚かれます。」
黒田さん「マッサージチェアを売っていることは理解されるんですが、枕や布団というと驚く。」
黒田さん「子供たちに『働く喜び』をテーマに授業を(中略)でんきやのことを知らない、でんきやを通して、働く喜びを。」
黒田さん「高校生の就職活動、貼り出される企業情報、給料や休日なんかが記されているが、ご両親は知名度で判断される。」
知名度の低いまちのでんきやさんは、スタート地点で選択肢から外れている。
黒田さん「会社ガイダンスでまちのでんきやをPRしています。」
黒田さん「(プロバスケットボールチーム)富山グラウジーズのスポンサーをしているのですが、生徒にバスケットボールを指導してもらったり(中略)職業として、バスケ選手やでんきやがどんなことが嬉しい、辛いかを伝える。」
黒田さん「ご両親と会話をするきっかけ作りになれば(中略)お父さんお母さんから感謝のメールをいただくこともあります。」
黒田さん「昨年、お得意様を連れて宝塚へバス旅行へ(中略)最後はお客様から拝まれました。」
黒田さん「ウチの若い社員も、高齢者と行動を共にしたことがないので、一緒に階段をゆっくり歩くことで(いたわる心を育む)勉強になる。」
よくぞこれだけIOTラボ、健康ラボ、社会活動のエピソードが次々と出てくるものです。
明日は最終回ですが、いよいよP~~音ばかりで、参考になるのは、今日までかもしれません(笑)。
(富山・ケーディックの皆さん)
ケーディック視察、明日は最終回、明後日は懇親会、その次は総集編と続きます。
まちのでんきやユニフォーム、全国のまちのでんきやさんから注文がきています。
(まちのでんきやノボリ)
まちのでんきやアゲイン!
まちのでんきやプロジェクトの企画詳細(イールアップ・ラボのホームページより)
(まちのでんきやテーマソング スマイリーライト 河合良(かわごうりょう))