俳優座劇場プロデュース『夜の来訪者』

 

 

観劇した会員の感想を紹介します。

ネタバレを含む場合がありますので、これからこの作品をご覧になる方はご注意ください。

 

 

広瀬のほとりサークル Sさん

第二次世界大戦の終戦直後にイギリスで発表され、大好評を博した作品の日本版ということで時代背景と原作の重みを感じながら鑑賞させてもらった。
痛烈な社会風刺劇である。「些細な理由で解雇された女性が世の中を転々とし、遂には身ごもり、生活に疲れ果て将来を悲観して自殺に追い込まれる」という悲惨な運命を辿る。女性には解雇した経営者の家族全員が関わっていた…。
経営者の豪華な暮らしの日常に、突然、警部を名乗る「夜の来訪者」は、家族一人一人が女性の不幸を増幅していく経緯を明らかにしていくのだが、この時代背景から考えれば「経営者」あるいは「経営者一族」は社会の支配階級であり搾取する側で、一方の悲惨な運命を辿る女性は搾取される「労働者」の象徴として描かれている。
原作者J・P・プリーストリィは、物語の背景となった時代に対独戦争でナチスに断固として降伏を拒んだ名相チャーチルと国民人気を二分したと言われる。搾取され続ける大衆の味方として人間本来の価値には差別がないと訴え続けた硬骨の人である。
「夜の来訪者」は作品の中では正体不明の人物だが、ここにも作者の鋭い社会風刺がある。警部…警察権力こそ支配階級のポチ(犬)として大衆を抑圧する実行者であった。経営者一家を告発することなど決してしない。…だからこの告発はあり得ない。ならば正義を行うのは誰か…。作者は観る者に問いかけているのである。

 

広瀬のほとりサークル Kさん

舞台はずいぶん前に見ていましたが今回また新たな気持ちでみて戦前が舞台になっているけれど、今の私たちに投げかけられていると感じました。緊迫する海外で演じてきた柴田さんが、体を通して伝えてくれたものがありました。

 

彩の会サークル Sさん

警部の追求が、従業員を不当解雇するパワハラ親父から始まって、お得意様という立場を利用したカスハラ娘、二股をかけて捨てる婚約者、話をよく聞かずに最後の望みを断ち切る母親、会社のお金を横領する息子、と、とんでもない家族でした。昭和初期の財閥界隈は、こんなだったのでしょうね。
影山警部が倉持家全員の悪行を暴いたところで終わるのかと思ったら、影山が警察官ではないことがわかってびっくり。そう言えば、警察手帳を見せてないなぁ、確かに写真を見せるのも1人ずつだったしと、「罠」同様、また騙されました。
反省する/しないの2種類の人間に別れてました。まぁ、私の廻りでも、反省しない人はなかなかしないですからね。
最後の方は、影山は何者なんだと思っていたら、事件の報告が後から追いかけてきて、一足先に思い知らせに来た神様かなにかなんでしょうか。非常に面白い作品でした。

 

広瀬のほとりサークル Mさん

期待通りの素晴らしい舞台に感銘を受けました。ミステリーとして非常によくできた作品でした。娘の婚約者が警部の挙動の問題点を解いていく場面は、確かにそうだなあ、と納得してしまいました。それが最後に、あっと驚く展開で急転していく流れは圧巻です。
推理劇として楽しめるだけでなく、「人間はひとりでは、ひとつの家族だけでは生きていけない」という警部の台詞が心に残りました。また俳優さんの演技の魅力を堪能できました。自殺した女性の怨念を背景に倉持家の面々に迫っていく警部の迫力ある演技と倉持家の方々の軽薄さの対比が際立っていて、舞台に吸い込まれていきました。
この作品は古い時代に書かれたものですが、今の世界と日本の問題を鋭く突いています。隣人への思いやりが当たり前の世の中になってほしいという気持ちを後押ししてもらい、元気づけられました。

 

広瀬のほとりサークル Kさん

前橋労演で昔、鈴木瑞穂さん主演の舞台を見ているはずだが全く覚えていなかった。そのため、事前知識なしの状態での観劇となり、舞台に引き込まれ、楽しめました。休憩なしというのも緊張が途切れなくてよかったと思います。
娘の婚約祝いの夜に、不穏な雰囲気を持った影山警部と名乗る男が家族と婚約者の行いを追求する。消毒液を飲んで苦しみながら自殺した若い女性の運命に関わっていた事を一人ひとり順番に告げられる。娘と息子はわが身の行いを反省するが、婚約者と大人たちは自分を正当化し、反省の色が見えない。そして、事件はなかった、影山という警部も偽物だと親と婚約者が安心しかけたところに、女性の自殺者が出た、警察も来るとの電話が来て一気に緊張が広がる。これは観ている私も同じで背筋が寒くなった。
果たして死んだ女は影山警部が言っていた女なのか?この後来る警官は影山警部なのか?そして、影山警部はなぜ事件を先に知っていたのか?さらに影山警部とは人間だったのか?神なのか?
「人間はひとりでは、一つの家族だけでは生きていけないのです。」とは、人は関わった人すべてに責任がある、ということだというがかなり重たいものが残りました。

 

なかまⅡサークル Sさん

役者さんのセリフの迫力に圧倒され、「あらすじ」にちゃんと書いてあるのに、警部が帰った後が本番(?)という流れに驚き、最後の最後でいったい警部は何者?という謎が残り、本当にびっくりさせられっぱなしの1時間45分でした。

 

彩の会サークル Kさん

娘の婚約者を招いての楽しそうな一家の集いの夜、急に現れた警部という男性によって、変化する家族一人ひとりの心境に、はらはらしながら、緊張感が高まる。
7人の出演者それぞれの優れた演技が私たちを魅了する。目が離せない展開に心を奪われてしまう。ある女性の死に関して、家族全員に次々と質問が及び舞台には不穏な空気が漲る。婚約者の鋭い感で気づいた警部への疑いによって、また主人の問い合わせによる死者はいないとの確認により一気に家族の心に安堵が見られたが、その後の夜更けの電話が恐ろしい!これぞ夜の来訪者か?あの警部は一体何者だったのか?今も私の心に残るミステリーの余韻は、いつまで渦巻いて続くことやらと思われる。

 

ブルーベリーサークル Hさん

とても面白いミステリーでした。ハラハラ、ドキドキ あっという間の1時間45分でした。
みんな、それぞれ人との関わりの中で生きている。一人の女性、身ごもりながらもなぜ自殺してしまったのか。本当に残念です。
今の時代もこんなことがあるのではないか?!ふと思いました。せめて自分の回りの人々との関わりのなかで助け合い助けてもらい、楽しく生きていきたいと思いました。

 

コスモスサークル Sさん

ストーリーが面白かったので最後まで集中して観ることができた。セリフも聞き取りやすくて俳優さんたち、すごいなと思いました。
搬出をしましたが、大きくて豪華なセットが組み立てられている仕組みがわかって、感心するばかりでした。とても良かったです。

 

彩の会サークル Uさん

以前に何回か観たが今回が一番良かったと思います。場所と皆さんの熱気があった事が私には新鮮に感じたものと思われます。

 

ブルーベリーサークル Oさん

舞台のセットの豪華さに驚きました。長い間上演されてきた作品は、やはりいろいろ考えさせられるものがあります。誰でもどこかで知らずに誰かを傷つけているかもしれないと、少し怖くなりました。

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劇団文化座『母』

 

 

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スノードロップサークル Fさん

さすが、佐々木愛さん!!! 鈴木光江さんの「おりき」の熱演を思い出しました。自身が幼少時、秋田の叔父に育てられた経験を持つ愛さんは、秋田弁をとても自然に話し、人なつこい笑顔と高笑いで、小林多喜二の「母・小林セキ」のたくましさ、おおらかさ、明るさを見事に表現されました。そして、その明るさ故に多喜二を虐殺された悲しみがどれだけのものだったのかを伝えてくれました。
多喜二が亡くなってから教会に通うようになったセキが、マリア様と心通わせ救われたことを、願わずにはいられません。文化座には往年のファンが多く、伊勢崎でも「文化座が大好き」と老紳士がパンフレットとTシャツを購入されました。佐々木愛さんの熱演で母の無償の愛を思い出し「28年前に亡くなった母の夢を久しぶりに見たよ!」と仲間が嬉しそうに話してくれました。80歳の愛さんからのメッセージ通り、沢山の元気をいただきました。そして、小林多喜二の小説を改めて読んでみたくなりました。

 

5月に乾杯サークル Iさん

昔、前橋労演で前進座の『母』を観ました。セキは、いまむらいずみでした。何年か前、映画で『母』を見ました。寺島しのぶがセキを演じていました。今回は佐々木愛がセキを演じる文化座の『母』。
多喜二の母のエピソードでは、多喜二の亡骸を前にして、「ほれっ!多喜二!もう一度立って見せねか!みんなのために、もう一度立って見せねか!」という場面がよく知られていますが、今回の劇では私はそれよりも強く心を揺さぶられたところがありました。
それは多喜二が投獄されたとき、差し入れをあれこれ数えていた中で、最後に言った「字を覚えねば」というセリフ。この一言が稲妻のように私を打ちました。留置所の彼に想いを伝える唯一の手段が言葉です。多喜二も母の言葉を待っていたはずです。
これは野口英世の母シカの手紙と同じだと思いました。生涯文字など書く機会がなかったシカがたどたどしく綴ったあの手紙は何度読み返しても涙が出ます。
膨大なセリフの一つ一つをていねいに観客に届け、観客の心を揺さぶることができる舞台女優、佐々木愛さん、これからも私たちに文化座らしい劇を届けてほしいと思いました。

 

キャロルサークル Iさん

今回とにかく佐々木愛さんの全てに感心しました。大きなよく通る声、このまま一人芝居するのではと勘違いさせられるかの様な信じられない長台詞、82歳とは本当にびっくりしました。その母はひたすら明るく、誰に対しても偏見を持たず優しく接する人で特にタミという多喜二が連れてきた女性にはどんな態度を取られてもずっと変わらない優しさでした。多喜二のことはイメージで極貧に育ち反社会的な活動してたでしたが、高等商業学校卒の銀行員とはこちらも驚きでした。弟や姉、妹への愛情もすごく、特に弟へ高価なバイオリンを買ったのはかなりのエピソードでした。周りを放って置けない気遣いの延長にいろいろな社会的な活動があり、それが時代と社会の激変と大きなすれ違いを生じ悲劇になったのだと思いました。その原点はやはり母セキの明るさと優しさなのだと。
今回、明るく、優しい母親像を見たことで自分の亡くなったやはり明るく、誰に対しても分け隔てなく接した母の遺品整理の時、揺さぶられた感情を改めて思い出しました。

 

MoMoとんぼサークル Tさん

「多喜二―!」と大きな声で叫ぶ迫力ある演技には感動しました。
佐々木愛さんは、ご高齢と聞きましたが、健康に留意し末永く頑張って下さい。

 

ウィステリアサークル Kさん

佐々木愛さんの秋田弁による素朴で優しい語り口が心に沁み、全体を包み込むようでした。膨大なセリフを自然に演じる姿から、女優生活60年の重みが伝わってきました。重い話を想像していましたが、母セキの優しさに満ちた家庭が多喜二の信念の原点にあると感じました。投獄後の「字を覚えたい。多喜二に手紙を書いてやりたい」という言葉には、母の深い愛情と悲しみが滲んでいました。「小説を書いて殺されるなんて…」というセリフも胸を打ち、二度とあのような時代に戻してはならないと強く思いました。シンプルな舞台美術が役者の演技をより引き立てていました。

 

苜蓿サークル Kさん

1月と8月、小樽には二度訪れたことがあります。降りしきる雪に埋もれた夜の小樽運河を歩き、翌日の柔らかな日差しの中、雪を踏みしめながら市立文学館を訪れ、小林多喜二による水彩画、母セキ肖像画(冨樫正雄・油彩)、数々の書簡、『戰旗』をはじめとする様々な文学雑誌などなど、たくさんの展示資料に時の経つのを忘れました。小樽商科大学の近くにある真夏の旭展望台から小樽港と市街地を見下ろしながら小林多喜二文学碑を訪れました。本を見開きにした造形の碑には、多喜二のレリーフ像、豊多摩刑務所獄中から村上籌子に宛てた手紙の一節レリーフ、北洋の漁業労働者の逞しいブロンズ像頭部がはめ込まれていました。
そんな旅の景色を縁先に腰を下ろした多喜二の母セキの言葉に重ね合わせていました。馬橇に揺られ、囲炉裏の火に足をあぶった嫁入り、長男多喜郎の病死、小樽の小さなパン屋、築港工事のタコ、潮見台小学校と合同運動会…「だからね、母さん、貧乏人のいない世の中ばつくりたいと、心の底から思って、おれは小説を書いている」…貧乏だけれども、とにかく、互いを思いやり、明るく楽しく暮らす家族。無残にも虐殺される多喜二と知っているから、一人ひとりの優しさが、そして大らかな心で多喜二を見守り、明治・大正・昭和を生き抜いた母セキが切なかったです。セキが、「これはイエスさまにしか見せないつもりでいた」という言葉を思い出します。

 

MoMoとんぼサークル Kさん

文化座さんの舞台は、スタッフ、キャストの方々の一致団結が観客席にも伝わり毎回ひきこまれながら楽しめています。
佐々木愛さん!まだ々主演として舞台で輝きつづけて欲しいと思います。「母」の強き愛♡そして、家族のあたたかさをうけとることができた例会でした。ありがとうございました。そして、これからもず~とすばらしい舞台をたのしみにしています。

 

リゲルⅡサークル Aさん

貧しく苦しい中でも、明るく助け合って生きる家族、そして母の子に掛ける深い愛、又、子が親を思う心に感動し、自分も劇中の一員の様な気分で拝見していました。
又、佐々木愛さんの60年という長い時を掛けて達成した大きな包容力、極め抜いたすばらしい演技に心打たれ、何日か余韻が残りました。すばらしい感動をありがとうございました。

 

ウィステリアサークル Mさん

これまで私は良く分かっていなかった多喜二とタミの関わりがよく理解できた芝居でした。そんなタミに対する母セキの対応の思いやり深い寛容さにほっとさせられました。人が人を思いやり共生していくという多喜二が願った理想を地でいく母セキでした。
人が人を思いやり共生していく社会を望んでいた多喜二のまえに立ちはだかったのは天皇制と軍国主義でした。治安維持法違反で逮捕され特高警察の手によって虐殺された小林多喜二の死のニュースは瞬きまに世界をかけめぐり、多喜二の死後、上海の魯迅たちは遺族のための義援金募金活動を行ったということを以前「魯迅の愛した内山書店」(本庄豊著)で知ったときのことを思い浮かべました。当時「蟹工船」は中国で翻訳出版され、演劇の盛んな上海で上演されていました。新たな戦前をつくり出させない思いを強くした公演でした。

 

ウィズサークル Oさん

多喜二が、この様な明るい家族の一員として育ったことは知りませんでした。このお芝居を観るまでは。私が想い浮かべる彼は真摯な眼差しで世の不条理を見つめ、作品に向かう姿だけでした。貧乏な家に生まれ、幼くして嫁いだセキ。時には厳しくもありながら、その大きな慈愛に満ちた思いは家族だけでなく、タミやタコ部屋の人夫にも。それはどこから生まれたものなのか?また育くまれたものなのか?その作品ゆえ、地下生活を余儀なくされた多喜二を支えるために上京したセキ。その彼女に襲い掛かった多喜二の死という耐えがたい悲しみと苦難。天国に召された夫末松・多喜二、そしてセキ、いま三人で何を話し合っているのやら……。

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東京芸術座『おんやりょう』

 

 

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IMHサークル Hさん

日々の生活を送る中で、仕事をすることのやりがい、仕事への想いの違いを劇の中で感じました。お互いの意見は誤っていないのに対立がある。いろいろな所で日々ある事を、この短時間で考えさせられました。
認知機能の低下に気づきながら、どうにも出来ないもどかしさの元消防団員の小林さん。仕事と家庭に悩んでいる佐伯さん。この短い時間の中で多くの伏線があり、ひとつひとつ今の時代に問題となっている課題だと思います。
難しい問題を劇の中に入れながら、笑いのたえない、観劇後に楽しかったと気持ちが楽になる、そんな演劇でした。

 

シュークリームサークル Sさん

消防署の中に救急と消防が同じ事務所(部屋)の中に居ることに驚きました。
私は消防士の資格を持っていますが、改めて消防と救急の本来の仕事が良く理解出来ました。消防は、火災を防ぐための普段の仕事があり、その予防に当たることがまず大事なことであり、又、救急はケガの人や急病の人を病院まで搬送する、両者とも同じ命を守ることは一緒だと思いますが、仕事の中身は大きく違うと思います。その中で相手の気持ちを理解しつつ、仕事に励む姿が良く描かれていたと思います。

 

ゆづるサークル Kさん

「119」を呼べば助けてくれる、何とかなると思って、いつも頼りにしている。これまで自分の交通事故、義父の急変、実母が自宅で息をしていなかったとき、子供が熱性ケイレンをおこしたとき等々、今まで何回もお世話になってきた。「おんやりょう」を観て、一人ひとりの隊員さんの日常に焦点を当てて、ひとつの物語を作り上げられた群像劇に、心が震えた。
セリフや仕草から喜怒哀楽の表現がわかりやすく、隊員さんたちの個性が光る、味のある内容だった。救急車要請から病院に到着するまで、「おんやりょう」というひとつになる力が結集していると知った。それをしっかり心に受け止め(私は医療関係者)引き継いで仕事をしていきたい。

 

ゆづるサークル Tさん

開演から終演まで、あっという間の時間でした。ラストシーンは私たちがいろいろと想像をめぐらせる終わり方で、少しもの足りなさを感じました。カーテンコールのおんやりょうの声の迫力に圧倒されつつ、もっともっと聞いていたいと思いました。

 

ホープサークル Iさん

同じ消防署の消防士と救命士の間でも、人助けをする時には個々に感情を持つ人間なので、衝突するところが興味深かった。

 

IMHサークル Hさん

専門用語を早口で正確に言えることが、「ウンウン」とうなづきながら感動してしまいました。事前学習がすばらしいですね。

 

花散里サークル Yさん

消防と救急救命は「人の命を助ける」という、目指す方向は同じなのに、アプローチのしかた等が異なっているため衝突してしまう、そんなふうに見えました。それぞれの登場人物が置かれている状況でもがき苦しみ、衝突しながらも相手を理解していくのが伝わってきました。また、それぞれの人が少しでも成長したいと思っているのがすごいなとも思いました。私も組織の中で仕事をしています。職種は違いますがとても似ていると感じました。幕間なしの1時間35分があっという間でした。

 

シュークリームサークル Aさん

消防署に消防士、救命士、消防団員の方々がおられることを知りました。消防と救命の方々それぞれ立場も異なることもありながら、前に向かって挑む。私共の日常にも多少起こり得ると感じました。

 

ローマンホリデーサークル Cさん

本当に消防署で生活しているような感じで、芝居を見るというより、一緒にそこにいるような気がした。木やり唄が素晴らしくて鳥肌がたってしまった。2回も聞けて良かった。

 

ドリームガールサークル Hさん

とある地方の消防署が私には、地方都市と思い込んでしまい、私の育った町内に歩いて一分ぐらいの所に消防署が有り、そんなイメージでいました。まさか兼業農家を営む第一中隊長と救命士の農業談義から始まるとは思っていませんでした。(学習不足ごめんなさい)私も年金だけでは暮らしていけない為、米作り、夏はトウモロコシ・オクラ、秋冬は春菊と、働きづめです。中隊長さんの農業にかける想いはよくわかります。元消防団員の小林さんが行方不明になり、消防署に戻ってきてからの会話、もしかしたら明日は我が身と考えさせられました。井口さんと佐伯さんの結婚に対するズレが、ちょっと気になりました。木遣り唄の迫力たるや私の体中にガーンと言葉では言い表せない、いろいろな事を感じた「おんやりょう」でした。

 

リアンサークル Kさん

何でも無い平凡な消防署の一日を切り取っただけの内容。しかし、その中には、人間関係の軋轢、女性の職場環境、男女共生、仕事の役割・責任の問題、等々。働いていれば誰もが思い当たる様々な問題が、ぎっしりと詰め込まれていました。どなたも思い当たる節があったのではないでしょうか。みなさん、いろいろな問題があってもバランスをとりながら、日常をこなしているのです。結論がでなかったのが秀逸。正しい答えはないのです。アンコールのすばらしい「木遣り歌」を聴いて、あれこれ考えていた気持ちが、すっきりと一つにまとまりました。すばらしい作品をありがとうございました。

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劇団民藝『篠田三郎・樫山文枝  文学の夕べ』

 

 

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花盗人サークル Oさん

松本清張の朗読劇シリーズと同じだろうと思っていました。目をつぶって静かに朗読を聴こうと思っていましたが、ふと目を開けて舞台を見たらお二人とも体を揺らしながら読んでいる姿を観ました。単に朗読がうまいのではなく、主人公の気持ちになって読んでいるから伝わるのだとわかりました。また「夜の辛夷」は、毎週楽しみに見ているNHK大河ドラマ・べらぼうの吉原話と重なりました。

 

大根サークル Kさん

テレビしか見た事がなかったお二人でしたが、歳を思わせない話し方、朗読だったと思いました。生で見られて良かったです。

 

つくしサークル Kさん

ジェンダー平等の欠片もない時代。女の幸せは男次第だったのですね。今でもあまり考えの変わらない人がいるのも事実。聞き慣れない言葉が出てきて漢字を思い浮かべるのですが?でもだんだんお二人の語り口に引き込まれていきました。歴史を知ることにもなるので、原作を読もうと思います。

 

つくしサークル Yさん

山桜と辛夷。まさに今この季節。読まれている情景が自然と入ってきました。そして、なにより、本当にお二人の朗読の声が心地よく、作品の世界に引き込まれていました。「人の情」情景が次々と現れては消え、観客の一人ひとりがそれぞれに思い描きながら自分が描いた作品の世界を楽しんだのではないでしょうか?お二人の朗読の声が、時には子守唄のように聞こえ、少しの間意識不明にもなりましたが、中抜けしても十分楽しませていただきました。ありがとうございました。追伸、篠田三郎さんが、どうやって、あの様に素敵に歳を重ねられたか、インタビューの時ず~っと考えていた私です。

 

大根→ずずしろサークル Nさん

本は読んでいませんが内容はなんとなく…篠田さん樫山さんで雰囲気が違って両作品とも引き込まれました。スマホのコール音は残念でした。

 

すずしろサークル Yさん

「山桜」原作通りの進め方で、野江の人生の哀歌がまるでスクリーンに写し出されている様で、涙が溢れました。静かな語りですが、しっかり伝わってきて物語が理解できました。原作者の人となり繊細な表現力に心打つ。
「夜の辛夷」周五郎は全集を持っていたので、それなりにわかったつもりでしたが、お滝の心の襞模様が強さと儚さの表現はさすが周五郎作です。語り部の樫山文枝さんの声(女性の声)の低音部がやや聞き取りづらく感じるのは小生が高齢の為か。

 

エーデルワイスサークル Mさん

お二人の朗読、とても素晴らしかったです。情景がありありと浮かび、主人公の心情が迫ってくるようでした。

 

つくしサークル Aさん

長年篠田さんのファンでいらっしゃる方も沢山だったであろう中、インタビューの大役を仰せつかり申し訳ない気持ちでした。お美しくて直視できませんでした。「山桜」という名作が篠田さんの素敵な声で私の中には映像で見えました。二部構成の醍醐味なのでしょうか、樫山さんの声もまた「夜の辛夷」を苦しいほど鮮明に映像化させるため、もう一度一部に戻りたいとさえ思ってしまいました(笑)
素敵な時間をありがとうございました。

 

大根サークル Hさん

お二人ともすばらしい表現力の朗読でした。聞きやすいはっきりとした発声で想像力をふくらませてもらいました。
「山桜」山桜の美しさや枝ぶりや野江さんの心持ち、手塚やその母のやさしさを受け止められました。
「夜の辛夷」まず樫山さんの容姿・動作の美しさを感じました。岡場所の女たちの遠慮のない荒々しい言葉や雰囲気の表現力も良かったです。お滝の強い生き方、心配りもわかりました。

 

ルートサークル Yさん

朗読を聴くのは本を読むのに似ています。自分の頭の中に映像が広がります。異なるのは聴くか読むかの違いです。でも最大の違いは一人かそうでないかだと思います。読んでもらうということはその人とのコミュニケーションを生み出すことになります。私たちは篠田さん、樫山さんの語り口、息づかいにも感動を覚えたはずです。一人ではありません。子どもが幼い頃、絵本をたくさん読んであげました。その時我が子も今の自分と同じ気持ちであったなら嬉しいと思っています。

 

ルートサークル Hさん

知名度の高い篠田さんと樫山さんの朗読は想像以上に素晴らしいものでした。「山桜」では山里に咲く薄いピンクの花の香が感じられました。野江の、人を身分で差別しない、しっかりとした考え深さが、最後には、花開ぎ、行動となっていく様子に、共感してしまいました。
また「夜の辛夷」では、樫山さんの朗読が、人に応じて声の高低や強さが変わり、間のとり方も絶妙で、お芝居を観ているような感覚でした。二つの文学作品が芸術作品になったように思います。幸薄かった二人の女性にも、明るい兆しが見え、優しい穏やかな気持ちで、帰宅できました。今まで、藤沢周平や山本周五郎の作品を読んだことがなかったので、他の作品も読んでみたくなりました。

 

エーデルワイスサークル Aさん

ほんのり明るいスポットライトの中に、ソファーと椅子と花がひと枝浮かび上がる。そこはもう、一つの舞台空間だった。ソファーにそっと座り、そこから始まる優しい語り口調の「山桜」。時折難しい言葉に戸惑いながらも、いつの間にが物語の世界に入り込んでいた。今回の出し物は「朗読」ということで、マイクを使うからどこの席でもお話は聞こえるだろうという程度で鑑賞会に臨んだが、照明も音響も素晴らしく、期待以上のものを感じながら、聴くことをができた。特に「山桜」はまさに桜満開の今の季節にぴったりであった。「夜の辛夷」は、朗読というより一つのお芝居を観ているようであった。会話部分では、人物になりきっている感じで、声色を変えたり、感情を込めたり、まるで人物が舞台にいて演技をしているかの様であった。篠田三郎さん、樫山文枝さん、そしてスタッフの皆さん、楽しい時間をありがとうございました。

 

大根サークル Fさん

さすがに俳優さんの朗読で聴いていて頭の中で場面が描かれてきます。素人では棒読みで場面まで浮かんでこないと思います。

 

ひまわりサークル Aさん

情景が頭の中に浮かび、お話しに引き込まれ、あっという間に時間が過ぎました。

 

ひとくち感想

  • お二人のしっとりとした語り口から紡ぎ出される情景が最高でした。
  • 本庄で観て来ました。樫山文枝さんの身体に何人が入ってるの?と思うほど、話芸の凄さに引き込まれました。
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劇団NLT『ミュージカル O.G.Ⅱ』

 

 

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藤の会サークル Kさん

何事にも新しく、速さが求められ、古くて、のんびりしていると追いやられてしまいそうな昨今。気分が滅入りそうな時、今回の「O.G.Ⅱ」、期待が膨らむ。

一度は脚光を浴びながら、落ちぶれ、別れてしまった2人。再会しても老いて廃れてと不幸が続くと思いきや、コミカルでテンポよい掛け合いと歌で互いの友情や絆も描かれつつ、一気に引き込まれていった。

そして、2人のステージ。見事な変貌ぶりで、さすがベテラン俳優と感じたが、歌やダンスが素晴らしいのは勿論のこと、2人が苦労しながらも積み重ねてきた内面から溢れ出す魅力が伝わってきた。「しみ、しわ」という歌詞が老いというより、人生の勲章であるように心に沁みた。舞台ではあるが、2人の笑顔と元気な歌声を全国に響き渡らせてほしいと思うほどだった。きっと応援歌のようにそっと、背中を押された観客も多かったのでは…。会場もはじめはぎこちなかった手拍子。徐々に盛り上がり、鑑賞会ならではの皆で感動を共有する瞬間(一体感?)を味わうことができた。寒い日が続いているが、心身ともにホットする一日の締めくくりとなった。また、2人のように輝けないが、人生という山あり谷ありのステージを楽しんでみようと思った。

マネージャー役の俳優さんー舞台への興味や盛り上げに貢献。主役2人と観客とのパイプ役を担っていた。脇役(失礼…)としての存在感や個性が輝いていた(裏方にも携わっていた)

 

ミニーサークル Tさん

新しく入会した60代後半の人たちが異口同音に「楽しかった」と言ってくれました。夫の死、自分の病、染み、皺…と歌われた老い。どれも他人事ではない。でも2人で歌うことが幸せだと気づき、復活を歌う。OG当事者の私たちへの応援歌(劇)と思われました。『O.G.』を観ていない私たちにも十分楽しめたステージでした。ステージに現れた旺さんのスタイルの良さ、大きなスリットから見える阿知波さんの脚にドキドキ。金森さんの流れるピアノ、コミカルな話術の池田さん。十分に楽しませていただきました。当然のように何年か後に『O.G.Ⅲ』が観られるのでは?と期待しています。

 

ブルームーンサークル Mさん

華やかな社会に身を置いて二人が社会の変化に翻弄され別々の人生を歩いて来たが、年老いて昔を忘れられず、夢を追って再び巡り合って互に必要な人だと自覚しあって、新しい夢に向かって若さを取り戻して立上がる姿に感動を覚えて涙が止まりませんでした。演技うまく、年老いていく人生を良く表現され、自分の事のように胸がつまった良い作品であった。ありがとう!(O.G.Ⅲもあるかな)

 

エスポワールサークル Kさん

コロナ前の2人の活躍、舞台を見ておりますが、まさにコロナに翻弄されて、人生の荒波をのりこえてきた2人の今を、今の生きざまを見ているようでした。

それなりに年を重ねてきたお2人の歌声がすばらしかったです。旺さんのすきとおった声の迫力に圧倒されましたし、また阿知波さんの重み、深みのある声に心惹かれました。

今後のお2人の活躍といいますか、10後の2人、20年後の2人はどうなるの?という興味が湧きました。是非とも年老いた2人の人生をまた見せていただきたいと思います。

 

ローズマリーサークル Nさん

「O.G.Ⅱ」、初回拝見してから久しぶりでした。前回の内容がうすれて来たので、今回は前列という事もあり、しっかりと見ていました。

9年振りにカズちゃんは日本へ、スミちゃんは熱海でミラクルを…。2人の出会いとカズちゃんの病気発見。無事復活したカズちゃん、スミちゃんは、カズちゃんの誘いによりホテルのディナーショー。2人の息の合ったすばらしい歌声を再び聴くことができ、スリットの入った色気ある衣装に目のやり場に困るぐらい迫力があり、とてもステキでした。そして、「化粧」の曲はいやに自分にはまりました。化粧という題になっていますが、自分の声で生きて行くんだよというメッセージの裏側に、自分らしく生きて行けば良いんだよというメッセージがあった様に受け取れました。

 

ひとくち感想

  • 芝居とショー仕立てで楽しく観劇できました。手拍子やコール&レスポンスの練習など、ちょっぴり参加型なところも楽しかったです。
  • 2人の歌唱力!最後は客席と一体となり、声に勇気付けられました。
  • 照明・スクリーン・舞台作り、なかなか見応えがあった。ピアノの生演奏も迫力があった。2人のやりとり、歌も迫力があり素敵だった。
  • おふたりともすてきですね。歌も上手だし、さすがプロという感じでした。ふたりのための芝居という感じで、とっても楽しめました。
  • 「O.G.Ⅱ」楽しませてもらえた観劇でした。まさにオールドガールそのものの私に元気を与えてくれました。ミュージカルの観劇は日々の疲れを吹き払って明日からまた頑張るぞとエナジーをもらいました。
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劇団朋友『あん』

 

 

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ローズカクテルサークル Hさん

舞台が始まり、謎の老婆の声が聞こえてきた。原作を読みストーリーは知っていたが、正に私のイメージした吉井徳江さんの声であった。なんて可愛いく優しい声なのだろうか。声でもってその人の歩んだ人生が分かるようだ。そのおかげで舞台が一層リアルに感じ、いつの間にか舞台に集中していた。また、劇中、朗読される詩(塔和子さん)もひとことひとことが耳から心に吸い込まれていった。

どら焼きの『あん』作りを通して、二人は知ることとなる。やがて互いに理解を深めていき、そして各々が新たな希望を持ち始めた。そこには、差別も偏見もなかった・・・。

重たいテーマの作品であったが、徳江さんの明るさや笑顔に救われた。しかしまた、それがとてもやるせなく切なかった。生きることの悲しみや喜び、そして生きることの意味を考えさせられ、優しくて温かい舞台であった。また、制作関係者・役者の作品に掛ける思いも感じた。

御多分にもれず私も、二人の作ったどら焼きを食べてみたいと思った。もちろん、店長が新しく作る『塩どら焼き』も。そして、もう少しこの『あん』と付き合っていこうと私は考えている。台本を読んでみたいし、映画も観てみたい。今後しばらくの間、どら焼きを見るたびに『あん』という作品を、思い出すのであろう。

 

タマちゃんサークル Tさん

「あん」は、今年一番楽しみにしていた作品です。徳江さんと店長さんの交流をどのように表現するのかと思いながら見ていました。徳江さんに反発していた店長さんも、自分の過去を吐露し、2人の間が深まっていくのが分かりました。

間々に入るナレーション(詩の朗読)が、心にしみ入る声でした。資料として詩のプリントがあったら、家で読めるかなとも思いました。

事前学習会の時、夏川さんが「桜」を使った終り方を楽しみにと話していました。あの桜の花びらは、徳江さんの愛を表しているのかなと考えました。店長さんやお店やワカナちゃん、のらねこにも平等に降り注いでいる無償の愛だったのかと思いました。

対面式の時、「レッドアンブレラ・ブラックアンブレラ…」と自己紹介していて何で傘なのかと思っていたら、梅雨の季節の場面で、色とりどりの傘がメルヘンチックに登場して、「これか!」と思いました。雨の効果音を使わなくても、傘の動きで表現しているのだと感じました。

 

ウィステリアサークル Kさん

「あん」をとおしてハンセン病の、国の政策によって元患者の方の生きて来た過酷な人生や、今も残る偏見の中で優しく強く生きてきた事を舞台を通して多くの方に知ってもらうことが出来たことはとても良かったと思います。

徳江さん役の方は声がかわいらしく役のイメージにぴったりで、ひき込まれました。白いブラウスとサクラが舞い散るシーンは泣いてしまいました。もう一度見たい作品です。

 

アルビレオⅡサークル Hさん

過酷な、というか、理不尽にも自由を奪われた主人公。本来なら、社会への怒りや抵抗で、精神はヒネまがってしまうであろうはずなのに... あまりに、おだやかで、愛情深く、しかも一般社会からの偏見にも、客観的に受容している、あるいは、理解をしめしているその姿、「あんこ」作りを生かして、その社会にある意味仇討ちでなく恩返し、している、聖人に近いものを感じました。

 

イフサークル Kさん

映画をみて感動したので演劇ではどのように展開するのか興味がありました。搬入を手伝った時、道具がたくさんあり凄いなと思いました。役者の演技が素晴らしく感動しました。当時の人達が、ハンセン病に対する誤解でたくさんの人が苦しんできたかなと思うと残念でなりません。今の時代もSNSのデマ中傷で苦しんでいる人もたくさんいます。真実をみる目を私達は作りあげていきたいと思います。

 

アルビレオⅡサークル Hさん

最後の場面、時は冬で落葉のシーンがいい感じと思ったが、搬出の手伝いで舞台上に散った葉(?)をみたら、ピンクの桜の花ビラだった(!!)あっあー。ポスターのサクラだ。勘違い!?

 

ローズカクテルサークル Aさん

コロナ禍を経験したから以前より自由のありがたみが分かってきていたので徳江がワカナに「あなたは私の希望」と言った言葉にジーンとしました。ワカナが白いブラウスをもっと早くにプレゼントできていたらと泣くところも二人が出会えて良かったと思いました。

 

ミニーサークル Tさん

ステージの広さに対して舞台装置が小さく感じられ、淋しさを感じてしまいました。また、あん作りにかける徳江さんの思いが舞台では伝わりずらいですね。(映画では、鍋のようすが映しだされたりでおいしそうだったので…)塔さんの詩も劇のなかで、どう味わったらいいかと迷いました。それでも、戦後も隔離され、差別され続けた方たちの思いを「あん」という作品にし、物語を作り、映画にし、そして演劇にして下さった方たちに感謝したいです。

 

MOMOとんぼサークル Kさん

制作者の元気な若い岸さんから他会場で一度も「携帯電話」が鳴りださなかったので、ぜひ今回も「ゼロ」を目指しておねがいします‼とメッセージが投げかけられました(プレッシャー)が、残念。暗転?時に『ピッ!』と一音聞こえちゃった~(カナ)

 

タマちゃんサークル Aさん

社会の矛盾にスポットをあてた舞台。ナレーションが良かった。

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劇団東演『獅子の見た夢』

 

 

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エーデルワイスサークル Tさん

戦時中の物資も少なく、愛する家族などとも離ればなれになり、日常生活や自由が奪われた時代。劇団員のそれぞれの事情や法制で思うように演劇を進められないという暗く悲しい時代の様子が、シンプルな舞台や台詞から伝わってきて、つらい気持ちになりました。自分はこの時代に生きていたら、信念を貫くことができたのか、考えさせられました。思うように演劇をできない時代の中、妥協せざるを得ないが、そんな時代だからこそ、情熱的に取り組もうとするさくら隊の皆さんに感動しました。戦時中ではないが、自由な社会を築いていると言えるのか考えさせられました。

 

彩の会サークル Kさん

待望の幕開け直後に、時の若い名優丸山定夫の骨壺を大切に抱いて帰京した演出家八田元夫たちの胸の内を察するに余りある重苦しい空気が伝わってきた。

ただただ、良い芝居を演じたい熱意溢れる真面目な演劇人たちは、戦争時代の大きな影響に抗うこともできず、厳しい統制下で、自由な活動が出来ない。我慢と努力の日々の苦痛の様子が舞台に展開する。それでも「芝居がしたい!」という一途な思いに心打たれる。

無抵抗で善良な人々を、老いも若きも差別なく、命の危険に巻き込む戦争の恐ろしさは計り知れないものだ。まして破壊力絶大な原爆の犠牲になった人々とともに桜隊員たちの無念さが胸に痛い。

現在もロシア侵攻のウクライナ戦争、イスラエルとイランの争いなど、悲惨な状況に日々脅えながら、衣食住のすべてを失い、家族の安否も定かでないような戦禍を被る人々が続出している。人間はなぜ争うのか、なぜ戦争が止められないのか、もどかしさを感じながらの鑑賞であった。

多くの問題が提起されたこのステージから持ち切れぬほどのお土産を心に、平和の幸せさ大切さの思いを一層強くした。多くの困難を乗り越えて演劇活動を今につないでくれた人々の情熱を、出演者たちから感じ、幕引きの見事な獅子舞の鮮やかさに見て取ることができた。

原作にも演出にも熱意を感じ、出演者たちの熱演にも大きな拍手を送りたい。

 

カサブランカサークル Kさん

はじめに幕が上がり笑顔で出て来た仲間達が、広島への原爆投下によって亡くなられた事が暗示され、生き残った二人によってその事実が語られます。私は、30年余り、広島・長崎の被爆者の手記の朗読劇をサークルの仲間と語りついできました。だからその情景も想像でき、他人事とは思えませんでした。そして戦時下で芝居をやり続ける情熱と現実との軋轢。今年からシニア劇団に参加した自分にとっては、立ち稽古の場面は、今現在の自分を見るようでした。芝居は、その役の感情になって動く、それが観客の感情にひびき、反響して舞台ができる。我が劇団の演出家も全く同じ事を言います。ラストの獅子の舞は圧巻でした。すばらしい舞台ありがとうございました。

 

キャロルサークル Yさん

戦禍に生きた演劇人たちが、いかに芝居に情熱的に真摯に向き合っていたのかがものすごく良く分かりました。人間一生一大事の時は、ほんとうに正直にしたいと思うことを思い切ってやるという言葉は、私の胸に迫るものがあり、苦楽座(さくら隊)の人々の気持ちを代弁しているようでもありました。

今、平和で自由でもある時代に生きている私の残りの人生を、演劇を観て学び楽しみ正直に生きていけたらと思いました。

 

ひとくち感想

・戦中を生きた演劇人の生き様をよく表現していて感動しました。劇中の文のやり取りがやがて劇団が広島に行くことになり、夫が残されてしまった場面がつらかったです。

 

・一言で現在の平和の有難さを実感しました。戦時下でおけいこの最中も、空襲警報が鳴り中断する中、お芝居への情熱は人一倍で、本当に命がけで、現在の演劇の基礎を築いてくれたのだと思いました。

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劇団前進座『松本清張朗読劇』〈駅路・砂の器〉

 

 

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リアンサークル Mさん

「砂の器」は以前から好きな作品で、小説を読んだり、映画やドラマを見たことがありますが、朗読劇は初めてなので楽しみにしていました。

目を閉じて聞いていると、たった三人なのに、何人もの人がいるように演じ分けられていて、その場面が自分の頭の中に浮かび、とても味わい深く感動しました。

辛い生い立ちからの悲しい選択ですね。きっと観た一人ひとりの心の中に朗読劇ならではの、それぞれの「砂の器」が感じられたと思います。

「駅路」はドラマ化もされているとのことですが、小説も読んだことも無く初めて出会う作品でした。何故、いなくなったのかを探るミステリーに引き込まれました。

人生の駅路で、それまでを振り返ったとき、家族のために自分を犠牲にしてたと思うことはあっても、その平凡な暮らしの中で与えられた喜びもたくさんあったと思います。奥さんに多少のお金だけ残せば、失踪してもいいと考えていた所、お金のために殺されてしまうという、なんとも残念な人生ですね。

私は、演劇を観たり、旅行に行ったり、この平凡な人生を目いっぱい楽しもうと思いました。

 

リアンサークル Hさん

朗読劇で役者さんは動きませんでしたが、お顔を見ると役によって表情が別物でした、(無意識に行っているのかもしれませんが)その場その場で役になりきっていると思うと、役者さんのすごみを感じました。通常の劇でも一人何役もこなしていますが、衣装替えをしたり時間を空けたりして登場します。ですが、朗読劇では効果音の後に一瞬で別の役に入り込んでおられ本当にすごいと感じました。

また、役柄に応じて表現が違うのはもちろんですが、場面展開の時の平板な語りも素晴らしかったです。効果音と場面説明の語りだけで場面が変わり情景が浮かんできました。一つのセットで展開視する演劇もありますが、朗読だけで映画のように日本中の場面を見せてくださったこと驚きです。

砂の器は映画で観たことが有りそれとオーバーラップして、親子がお遍路の衣装で荒れた海岸を歩く姿が自然に浮かんできました。

朗読劇は今回で二回目ですが、その感動は全く褪せることがなく今回も感動いたしました。

 

はなみずきサークル Nさん

ミステリー・サスペンス等はあまり好きではないので、松本清張の本は読んだことはありませんでした。しかも今回朗読劇で、映像も無く自分が内容に入っていけるのか心配でした。ちょっとでも聞き逃がすと展開がわからなくなってしまいますし。でも、その心配は無用でした。三人で朗読しているとは思えない、それぞれの人物像の声。まるで舞台で演じているかのように引き込まれていきました。

自分の頭の中に色々な場面を想像していく楽しさも知り、朗読劇に魅了されました。

 

ウィステリアサークル Mさん

愛人だけには心をさらけ出せる主人公と、正直さに情を感じる女性。二人だけの関係に妹を利用させた結果、金と欲との絡む悲劇の結末…。作者の愛憎の描写が秀逸ですね。

清張に経験があるとは思えないのですが?

 

リゲルⅡサークル Hさん

想像力を膨らませながら聞けることが良いところかなと思いました。俳優さんが何役も演じられることの凄さを感じました。

 

ひまわりサークル Aさん

朗読劇は、初めてでした。俳優さんの声と共に背景が頭に浮かび自由に感じることが出来ました。本を読んでからか、観てから読むか、どちらがいいかと思いました。とても良かったです。

年に一回朗読劇でもいいね。と言う声もありました。映画とは違い生は俳優さんの息づかいも感じられ気持ちが入ります。

 

Tomoサークル さん

30分の[駅路]はなんとか集中できた。初めての朗読劇の観賞だったので[砂の器]70分は、自信がなかったが、だんだん惹きつけられ演者に失礼ないように真剣に聞きました。

テレビドラマではない自分で聞いて映像を作るので物語の核心がよくわかったような気がした。観客も洗錬されないといけないんだなと思った。朗読を「鑑賞する」というのは、レベルが高いと思った。

 

ひまわりサークル Oさん

大変よかった。すばらしかった。

 

リゲルⅡサークル Sさん

三人の朗読ではなく朗読劇。過酷な差別を受けながら故郷を追われても緒方拳扮する三木巡査の温かい心遣い、白い制服が目に焼きつき印象に残った映像。全く別物と思いつつ想像力を駆使しました。砂の器のエッセンスを肌で感じました。道具による背景がなかったことが余計に想像力を駆り立てました。迫力があって思わず演者の顔に見入っていました。次回の機会を楽しみにしています。

 

ブルーベリーサークル Hさん

とても良かったです。また松本清張の本を読み直したいと思いました。年一回の朗読劇あっても良いと思います。

 

れいんぼうサークル Tさん

朗読劇は昨年に続き二度目です。昨年も良かったですが、今年もとても良かったです。役者さんの技術がとても高く聞きながら場面を想像することが楽しかった。

 

リゲルサークル Mさん

楽しみにしていた松本清張の「砂の器」は、何十年前か映画で見て以来です。一人で何役も演じ素晴らしかったです。

 

彩の会サークル Mさん

松本清張朗読劇は前回も素晴らしかったので、今回も楽しみにしていました。

「砂の器」は映画で観たのですが、朗読劇だと、また違った感じで楽しめました。

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劇団1980『いちばん小さな町』

 

 

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苜蓿サークル Kさん

楽しく笑いつつも何か重いものが残っています。経済発展の裏にある厳しい労働政策が今日までずっと続いているからだと思います。それに加えて異文化理解と言葉にしても日々の生活レベルの文化の違いを受け入れ合う寛容性に結び付けるのはなかなか大変なことだと感じているからだとも思います。英語の、こんな諺があります。When poverty comes in at the door , love leaps out at the window. ブラジルの方々がもっと沢山登場するかと思っていたのに、これは期待ハズレでした。

 

広瀬のほとりサークル Mさん

よく笑い、よく泣けて、また深く考えさせられる心に残る舞台でした。
実は私、一時期、大泉町に住んでいました。また、現在、私の勤務先の小さな会社には多くの外国人社員が働いていて、今回の舞台のテーマはとても身近に感じられました。
外国人との向き合い方には、いろいろな問題があり、サンバ反対派の意見にも、「確かにそうだよなぁ」と納得できる部分もあります。この作品の良いところは、この難しい問題に正面から挑戦し、堅苦しい内容にならず、上質の楽しいお芝居にしている点です。観ていく中で、この問題の本質について深く考えさせられます。
私も日々、外国人と接触していて、言葉の問題は大きいということを感じています。しかし、何か本質的な部分は同じだなぁ、という感覚が強いです。相手を尊重し、心を開いて接すれば、一緒に楽しく仕事ができます。言語能力も大切ですが、一番大切なことは相手の文化や慣習を尊重し、同じ人間として接することに尽きると感じています。
サンバ反対派の意見にも一理ありますが、現実的には、日本は外国人の力を借りなければやっていけないのが現実であり、そろそろ考え方を大きく変えていく必要があります。多くの外国人の方にとって魅力ある国にしていく事が大切だと思います。

 

広瀬のほとりサークル Sさん

「いちばん小さな町」は、そのまま現代日本の縮図であり、伊勢崎市が抱える外国人居住者と市民が共生する上での課題を浮き彫りにしてくれる劇でした。
新たな外国人受入制度では一定の条件を満たせば永住(妻帯)を認められる道が開かれました。日本語がまったく話せない妻子を地域社会がどのように受け入れるか、私たちは多くの課題をはらんだ外国人との共生社会に向けて考えを新たにしなくてはなりません。
労働者としての基本的な権利を擁護し、市民としての基本的な人権を守ることができるでしょうか。外国人との共生社会は新たな街づくりのエネルギーとなれるかもしれません。交流の場をつくり相互理解、相互の信頼感を創り上げることが鍵になることをこの劇から教えてもらいました。

 

広瀬のほとりサークル Kさん

今回運営サークルで、読書会の仲間が二人入会し、インタビューもするため、少し気負って本庄で芝居を見ましたが、素直にジーンときてたくさん笑いました
イベントをめぐってとことん意見をぶつかり合わせ対立する場面もあるのに、それぞれが個性的で愛嬌があるので、違う立場の意見を聞いてみる気持ちになり、共感できるものでした。これは私たちの町のドラマで、誘った人と後で話ができるなあと思いました。
インタビューを受けてくれた上野さんは、笑顔でまっすぐ目を見て話してくれて、母と私は、すっかり身内のような気持ちになりました。限りある紙面でたくさんお話してくれたことが載せきれず残念です。

 

コスモスサークル Sさん

サークルの人にも聞いてみました。
群馬(地元)の話だったし、大泉には行ったこともあるけど、まったく知らないことでした。そういう意味でもよかったです。おまつりも見にいってみたいです。内容もとってもあったかい感じで楽しかったです。
いっしょにみた人たちも、あんまり劇をみて涙がでることはないけど不思議に涙が出た、といっていました。

 

IMHサークル Kさん

普段はちゃんと向き合ってこないテーマでしたから、最初は楽しめるか不安でした。賛成派の言うこともわかる。でも反対派の言うことが私の気持ちでもある気がする。最後は笑って終わりました。パンフレットを買ってくれた人が、こういう問題に直面した時、このお芝居のことを思い出したり、他の人と話し合ってくれたら良いなあと思いました。

 

キャロルⅡサークル Mさん

お芝居のモデルとなった大泉町へは異動で1年半通いました。そんな事もあり、とても楽しみな舞台でした。
人口42,000人のうち4,000人超のブラジルの人達が住んでいると書かれたパンフレットを見て本当に大変な30年だったろうなと思います。
文化も教育も全く違う国から来て、2世3世の方達がどれだけ苦労して大泉町に根を下ろしていったのだろうと思いを馳せました。もちろん、いろいろな葛藤を抱えながら迎えてきた地域の人達がいてこそですが。

 

シュークリームサークル Nさん

「そうね」「そうよね」と思いながら舞台を観ていました。楽しい舞台でした。又、観たいです。

 

広瀬のほとりサークル Kさん

難しい題材を楽しくてしかも考えさせる芝居になっていたのですごく良かった。1980の舞台の中ではいちばんになったと思う。
できたら大泉町長や太田市長にも観てもらいたかった。

 

シュークリームサークル Hさん

いつも、前席での観覧ですが、今回は中程の席で、声が均等に聞こえ、良くわかりました。柴田さんのどら声は一番目立ち、特に良く聞こえました。「共生」という難しいテーマに取り組んだ高橋さんに拍手です。伊勢崎は7回目だそうですが、8回目、お待ちしています。前例会クリアでとても良かったです。

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俳優座劇場プロデュース 音楽劇『母さん』

 

 

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ゆずるサークル Mさん

前評判の高い劇と聞いていました。その通り生演奏の音楽劇は耳と目と皮膚感覚で楽しめる、全身で感じる劇でした。

なぜか不意に涙がこぼれてしまうハチローのさびしがりで奔放な姿は、小さな子供そのものに見えました。阿部裕さんの声や土居裕子さんの歌も素敵でした。が、父 紅緑役の福沢良一さんのタップダンスと声にくぎづけになりました。福沢さんは「ウルトラマンタロウ」の主題歌やメタルヒーローものの歌を唄っている方と知りました。子供の頃聞いた声の本人様を目の前で拝見したのは初めてで、大興奮しました!今回、サークル内で初観劇した方が2名いて、この劇に出会えて良かったという感想でした。それだけでなく、運営サークルを通して演劇でつながる縁がうれしかったです。

 

ルートサークル Oさん

生演奏と供に、詩人ハチローの歌が響き、なんとも心地良い会場の空気感があった。楽しい時間があっという間にすぎました。桜の花に誘われての一夜でもありました。

会員にご縁を戴いて劇団員の皆様と対面式という、これも私にとっては初体験でありました。時間に追われ準備の中、目の前の団員の一人一人のお顔に接して私の心中はワクワクドキドキでもありました。ハチローという一人の詩人のダイジェストストーリーを観客の一人として観て全身で、温かいものを受けた「時間」を戴きました。ハチローの資料館に足を運びたいと想ったのは私ひとりではないと思えた春の一夜でした。心より感謝致します。

 

花盗人サークル Iさん

今回の「音楽劇 母さん」については、終演直後の実感としてはよかったが、後で思い返すと腑に落ちない作品だったと思う。

観劇をしてすぐは、最後の「ちいさい母のうた」の余韻が残り、母を大切にしたい思いや、母を覚えていたい思いがあった。しかし、今改めて思い返すと「なぜ八郎は、父の紅緑と同じように愛人を作り、息子の忠に母がいない・気まずい・苦しい思いをさせることになったのか?」ということに明確な答えが出ていないことが気になってしまった。実際の八郎の伝記や日記にあたったわけではないため、実際の八郎がそのことについて言及したかどうかはわからないが、今回の劇中ではっきりと触れられなかったことで、八郎への十分な共感ができないでいるのだと思う。

歌や生演奏はとてもよかったが、やはりストーリーや登場人物への共感も観劇体験に大きく影響することがわかった。

今回、運営サークルで会場係をしましたが、とても楽しかった。みなさんあいさつをすれば返してくださるし、背が高いことについて声掛けしてくださる方もいた。やはりこのようなイベントの運営はいろいろな人とお話できて楽しいなと思った。

 

スノードロップサークル Fさん

運営サークル打ち合わせ会や事前学習会報告を聞き、期待の中で迎えた公演でした。

幼い頃から親しんだ数々のサトウハチローの歌が、壮絶な生い立ちの中で生まれたものだったことを知り、改めて、歌詞を読みなおしています。

土居裕子さん、阿部裕さん、外キャストの方々の高い歌唱力を存分に引き出していた生演奏のピアノとバイオリンの音色が素晴らしく、高い照明技術と相まって、素晴らしいお芝居を堪能できました。

 

つくしサークル Mさん

サトウハチローの裏の顔は全く知らなくて驚きましたが、心の奥底に母を慕う気持ちがあったことは作品やかくまきでよくわかりました。

例会の後一週間程『悲しくてやりきれない』と『もずが枯れ木で』のメロディーが私の頭の中をグルグル回っていました。

澄んだ優しいハーモニー、ピアノとバイオリンの生演奏、舞台だからこそ味わえる醍醐味。音楽劇とても良かったです。

これからも会員が増え続けてずうっと演劇がみられるといいなあと思いました。

 

つくしサークル Yさん

素晴らしい内容で、とても良い心地よい時間でした。「お母さん」にもっと甘えたかったのかな?男の人は母親が大好きと聞いたことがあります。佐藤ハチローの感性と才能は父親譲りかな?父を憎みながらも、父親と同じ様な道を歩んでいる自分をなんともやりきれないでいたのかもしれませんね。あの時代を生き抜いた人の生き様を少し覗けたような気がしました。

バイオリンの音色は、歌詞を心の奥深くまで届けてくれる様でした。とても良い時間でした。ありがとうございました。

 

つくしサークル Kさん

サトウハチローの詩と行動とがあまりに違いショッキングでしたが、綺麗な生演奏と歌唱に癒され、上演時間が短く感じられました。ストレートプレイでもミュージカルでもなく、音楽劇で正解だと思いました。

かくまきと、へその緒と写真が入った手文庫のエピソードに、母への想いを感じ胸が熱くなりました。

舞台いっぱいの本物の菜の花のシーンも印象に残りました。

 

つくしサークル Kさん

音楽劇おかあさん とてもよかったです。もう一度みたいです。まさに「総合芸術」エンターテイメントでした。ハチローの心のヒダが丁寧にとてもよく描かれていました。かくまき 長女の誕生 グッと来ました。

 

大根サークル Yさん

舞台いっぱいの役者さん達の堂々とした演技、美しい歌声、組み立てあげられた立派な背景、変化あるきれいな照明と大ホールならではの音楽劇と思いました。

 

つくしサークル Kさん

楽器の演奏・歌唱が素晴らしくて感動しました。サークル会議や仲間増やしなど協力したいと思いますが、遠いのがネック。根分けのできない大人数のサークルですが、みなさん元気にいつまでも仲間でいましょうね。

 

【ひとくち感想】

●劇中の歌は素晴らしかった。特に長崎の鐘は自然と涙が流れてきました。被爆され病床にあった永井隆氏の思いを考察するに涙なくして語れません。カーテンコールのお話付き、こちらこそお礼をいいたい。

●音楽劇ということも良かったです。役者さん全員がすばらしい声と動きで伴奏と共に楽しめました。

●歌が気持ちよく響いていて情景にマッチしていた。ピアノの新垣さんが伴奏しながら歌っている姿が印象的でした。照明も特に菜の花に光がピカピカにあたっていて、母さんとハチローの仲良く草むらで、虫とたわむれている姿に、親子の愛情を感じました。

●サトウハチローの数多い詩を産みだす素となった「春母さん」に感謝し、最後の「ちいさい母のうた」に感動し泣いてしまいました。

●生演奏・照明・舞台装置、良かったです。歌も皆さん素晴らしかったです。音楽劇…納得!搬入した物がこんな所に…とか 菜の花がこんな風に使われたんだ…とか、担当したから感じられたこともあって格別でした。

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