こんにちは、irotoridorikoです。
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
本編がちょっと重苦しくなってきましたので、この辺で息抜きのコラムを挟んでみようと思います。夫に不倫された妻である私が、夫の不倫相手に慰謝料を請求するにあたって得た、平和ならいらぬ知識や経験をちょっとだけ書いてみたいと思います。
勝手にスマホを見るリスク
夫に不倫(不貞)された妻が、
まずしなければならないのは…
しっかりとした証拠を掴むこと!
これに尽きると思うんです。
前回のコラムでも書いていますね↓↓
夫婦できちんと話し合うためにも。
夫の不倫を終わらせるためにも。
不倫(不貞)の証拠を手に入れることは
必要だと、私は考えています。
これから先、離婚や慰謝料請求となった場合
結果を左右するのは「証拠がすべて」
ですからね。
ただ…辛いんですよね。
現実を見ることになりますから、
相当落ち込むこともでてきます。
これは心情的なリスクとも言えますね。
夫の不倫(不貞)を
見て見ぬふりで済ませることができるなら
踏み込まない方がいいのだとも、私は思っているのです。
まぁ…
私にはそんなこと、できませんでしたけどね。
さて、本題。
夫に不倫(不貞)された妻が
証拠を集めるためにまず手に取るのは、
夫のスマホだと思いますが…。
勝手に夫のスマホを見るという行為には、
いくつかのリスクが存在することを知っておいてください。
①プライバシーの侵害
たとえ夫婦だったとしても。
妻が夫のスマホを勝手に見れば、夫は妻を
「プライバシーの侵害」で訴えることは可能
ではあります。
ただ、不倫をしているような
隠したいことがいっぱいある人が
訴えるという行為にまで出るかどうか。
それは人によるとしか
言いようがありませんが…。
妻がスマホを見たことを知った夫は、
とりあえず「プライバシーの侵害だ!」
とは叫ぶでしょう。
でもね、実際に
訴えられなければ問題はありません。
また、離婚や慰謝料請求などの裁判では
広く証拠が採用されます。
これは夫のスマホを
勝手に見て得た証拠だから無効!
ということには、
なりませんのでご安心を。
裁判において、
手に入れた証拠の入手経路について
プライバシーの侵害が問われることは
ほぼないと思っていいのです。
②不正アクセス禁止法違反
正式名称は「不正アクセス行為の禁止等に
関する法律」というのですが…。
こちらはちょっと注意が必要です。
ただ単に夫のスマホを勝手に見るだけなら
問われれません。
夫のIDやパスワードを勝手に使って
どこかのネットワークにアクセスした場合
に問題となってくるのです。
夫になりすまして勝手に不倫相手へ
LINEやメールでメッセージを送ったりする
のもこれに該当してしまいます。
スマホやPCから証拠を集める際には、
くれぐれも不正アクセス禁止法には
抵触しないよう気を付けてください。
③夫婦間の信頼に亀裂が入る
妻が勝手にスマホを見たことを知れば、
当然ですが夫は妻を責めてきます。
不倫をしている事実があったとしても、
それを棚にあげて…
「俺が信用できないのか!」
「そんなことするヤツとは
もう一緒にいられない!」
などと言うのです。
不倫しているくせに何言ってんの?
ですよね。
こんなことをしなければならない程、
妻を追い込んだのは夫なのですから。
夫婦間の信用も、信頼関係も
崩壊させたのは夫なのです。
まぁ、面倒な争いをさけるためにも
スマホを見たことは夫には言わないほうが
いいでしょう。
見るならこっそり、慎重に。
目にした事実は自分のスマホで写真をとる
などして必ず保存してください。
勝手にスマホを見たということは
少なくとも全てが解決するまで、
夫には決して言わないのが賢明です。
肌身離さず大事そうに持ち歩いている
夫のスマホには、少なからず
不倫(不貞)の証拠が存在します。
勝手に見るという行為には、
確かにリスクは存在するのですが。
不正アクセス禁止法以外は、
あまり気にすることはないのかな…
と、裁判で20以上の証拠を提出した私は
思いました!
証拠は主張を立証するために使います。
この本を読めば、何が必要かがわかるはず↓↓
こちらも参考になります↓↓
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夫にW不倫された妻である
「私の側から見た景色」本編はこちらから↓↓
☆第1章不倫が始まるまでの夫婦の様子