こんにちは、irotoridorikoです。
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
本編がちょっと重苦しくなってきましたので、この辺で息抜きのコラムを挟んでみようと思います。夫に不倫された妻である私が、夫の不倫相手に慰謝料を請求するにあたって得た、平和ならいらぬ知識や経験をちょっとだけ書いてみたいと思います。
不倫で慰謝料請求することを
夫に言う？言わない？
夫に言う？言わない？
タイトルでは「夫に」としましたが、
このブログを読んでくれている方の中には
サレ妻さんばかりではなく、サレ夫さんも
いるかと思います。その場合は「妻に」で置き換えてください。
この呼び方、私は好きじゃないんですケドね…
わかりやすいかと思い使わせていただいちゃいました。
そういえば…
「サレ妻地獄へようこそ」なんてキャッチフレーズで
このドラマ版が放送されてましたっけな。↓
では本題に。
不倫相手に慰謝料請求する！と決めた場合…
そのことを夫(不倫した自分の配偶者)に伝えるか
どうかは、ちょっと考えてしまう問題ですよね。
夫に黙ってこっそりと
相手の女に慰謝料請求してしまえ！！
なんて、思う方もいるのでは？
でもね、それは…
ちょっと危険。いや、かなり危険。
だと思うのですよ、私は。
だってどうせ、わかっちゃいますし。
自分が夫に伝えなくても、
不倫相手の女は言います。
「奥さんに慰謝料請求されたんだけど…」
ってね。
そこで初めて夫が知ることになれば、
「はぁ？アイツなんてことを！」
って、不倫相手の女と一緒になって
激怒するでしょう。
夫と不倫相手にとって
妻は共通の敵となり
妻を倒す！と言う共通の目標まで
できてしまう瞬間。
“共通”を得た不倫中の2人は絆が深まり、
さらに燃え上がってゆくのです。
勝手な妄想だと思いますか？
これは私が、とある女性弁護士さんから
聞いた話です。(私の代理人とは別の方です)
それで失敗した人を何人も見てきましたよ、と。
そんな事態は、絶対に避けたい。
夫と不倫相手の共通の敵に
妻がなってはいけないのです。
だったら、
自分の口から伝えた方がいいですよね。
不倫相手から都合よく夫に伝わるよりも
妻の口から慰謝料を請求することを
伝えた方が、うまくいくんです。
そうすることで、深刻さやことの重大さを
理解してもらえる場合もあります。
(お花畑の渦中では難しい場合もあります)
夫の反応を見る、という意味でも。
夫の感情にワンクッション置かせる、
という意味でも。
不倫相手に慰謝料を請求することは、
事前に妻から夫(不倫した配偶者)へ伝えるべき
だと私は思います。
また
交渉を進めるうえでも、
「女に慰謝料請求していることを
夫には知られたくな〜い」
なんてこちらが思っていたら、
そこを弱みと見られ、当然突かれます。
相手はここぞとばかりに「夫に言う」という
カードを、出してくるのです。
たとえば…
「減額してくれないなら、
求償権を行使しますよ。
そのためにはまず、私が慰謝料請求
されてることを夫さんに伝えますね」
ってな風に。
求償権についてはこちらで書いています♪
↓ ↓ ↓
さらに裁判になれば、
被告となった不倫相手の女が
夫に訴訟告知してくる場合もあります。
(共同不法行為者であるあなたに関する裁判が行われていますよ、というもの。詳しくは別の記事で書きますね)
ちなみに…
私の夫は訴訟告知されました。
相手がそう出てきたときに、
どーぞ！どーぞ！って
答えたくはないですか？
言われたって、構わない。
伝えられたって、困らない。
そんな状況を
前もって作っておくことも
大事なんじゃないかな、と思います。
もちろん私は
夫の不倫相手に慰謝料を請求することを
夫に伝えてから行動を起こしました。
まず手始めに…
「今日、弁護士のところへ
行ってくるから」と。
しばらく日を置いて…
「相手の女性に慰謝料請求するね、
ごめんね」と。
夫の反応？
それはもう、想像通りと言いましょうか…
「そんなことする人だとは
思わなかったよ！」
いやいや、そんなことさせるような状況にしたのは
そちらですよね？
…とは言いませんでしたケド。
「慰謝料なら
俺に請求すればいいだろっ！」
いやいや、あなたに請求しないとは言ってませんよ？
ってか払えますか？生活費もくれないなのに。
…とは言いませんでしたケド。
まぁ、このような反応は
不倫が続いていることの証でもあります。
たとえ「そんなことするなら離婚だ！」
と言われようとも。
不倫相手に慰謝料を請求する意思さえ
伝えればひとまずこちらの目標は達成です。
この時点でそれ以上は
言う必要も、反論する必要もないのです。
この後…
夫と不倫相手の女は会わなくなりました。
私が慰謝料請求に動いてると知って
怖くなったのかも知れませんね。
不倫をやめさせると言う意味でも
慰謝料請求する意思を伝えることは
効果のあることなのだと思いました。
(私が慰謝料請求する理由はそこじゃありませんでしたが)
結局…
私が夫の不倫相手に慰謝料を請求したのは
それからさらに1年後。
(まぁ色々と考えがあり、これも戦略のうちです)
その頃になると夫は…
「気が済むまでやればいい」
と言うようになり、裁判では私側の証人として法廷にも立ちました。
(このあたりは後に体験談で詳しく書きます)
私と夫の共通の敵に
不倫相手がなった瞬間！
ワッハッハッ〜とは笑えませんが…
そもそも、夫は不倫当事者です。
私にとっては加害者の1人なんです。
当然私は、夫とも争わなければなりません。
だって不倫(不貞)は…
不法行為、ですからね。
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