第1章 不倫が始まるまでの夫婦の様子①〜平成26年〜 | それでも私は夫の不倫相手に慰謝料を請求した!

それでも私は夫の不倫相手に慰謝料を請求した!

仕事・家事・3人の子の育児・実母の介護…どれも手を抜けない日々を私が送っている間、夫はW不倫。相手女性との裁判は終了し、200万円以上の慰謝料を獲得した私の経験を基に記事を書いています。現在は法律事務所に勤務しながら行政書士試験合格を目指し勉強中。

このブログではまず夫に不倫された妻である「私の側から見た景色」を綴っていきます。なるべく個人情報には触れないよう、配慮して書きますので一部において仮名・仮称等を使用しています。そういった意味では、事実に基づいたフィクションであるとご理解ください。

 

平成26年。

 

夫は18年間勤めた会社を辞め、転職した。

毎晩夫婦で涙を流しながら、

抱き合い、話し合った結果だった。

 

それまで夫が勤めていた会社は、

通勤に片道3時間近くかかっていた。

 

始発で出勤し、終電で帰る日々。

それでも夫は、その仕事が大好きだった。

 

もともとは私も、

夫と同じ会社の同じ部署に勤めていたため

そのことはよく知っていた。

 

幼い頃から憧れていた業界。

専門的な勉強もたくさんして、職に就いた夫。

 

私はそんな夫を、

結婚してからもずっと応援していたのだ。

 

 

けれども。

子どもができ、成長するにつれ、

状況は変わったー。

 

 

私には「もっと近くにいて欲しい」

という想いが生まれ、

 

夫には「もっと家族と過ごす時間が欲しい」

という想いが生まれた。

 

そんなお互いの想いは、

私が3人目の子供をお腹に宿したことで

実現することとなった。

 

夫の転職の先には、家族5人での

穏やかな未来があったはず…なのだけれど。

 

 

(つづく)

 

 

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