答えちゃったりして…
先週末に懐かしい営業の話を書いたわけですが、コメント拝見しておりましたら…
「人と関わることは大好きですが、『営業』はなかなか「楽しいもの」と感じることができません。仕事ができる=営業ができるだと思っているので、もっと楽しみたいです。営業力は、生まれ持ってるものですか???」
とのコメントをいただきました(有難うございます、こんなフロクにコメントいただいて…励みになります)。
さて、色々と、様々と意見はありましょうけども、私は営業力なるものは生まれ持ったものとは思っておりません。
たとえば、私個人でいえば、営業は嫌いです。断言します。嫌いです。更にいえば、人と話するのもすきじゃない。
ちょっと話が反れるんですけども、先週末土曜日に新生インテリジェンスのマネジャーキックオフというイベントを行ったわけです。
新宿で。
全国から450名のマネジャーを集めまして、で、新生インテリジェンスの理念・ビジョンの共有などを行った。
そこで、私、ぴったし1時間プレゼンをしましたが、その前ですか、経営企画部の黒須さんに「鎌田さんって、人前で話すときに緊張することあるんすか?」と聞かれました。
「あるっすよ」と答えました。
もっと言うと、毎回緊張してますよ。そう見えないように努力しているだけで…
だって、私、人前で話すの好きじゃないもん。
嫌いじゃないけど、好きでもない。
単に訓練して、緊張していないように見えるだけです。
だいたいどんな人でもそうなんじゃないでしょうか。
それを白状するかどうかの違いだけ。
わたしゃ、白状しますよ。
はなから才能があるように見せるのはおかしいよ。
また、話がそれますが、志村けんさんのコントって、アドリブのように見える部分まで最初から稽古しているそうですね。
うーん、えらいですよね。
志村けんさんと同じ位相で語るのは不遜ですけど、私もテキトーに話しているように見せつつ、結構下準備しているんです。
ってなわけで、営業もそうなんですね。
下準備ですよ。下準備。
頭の中でシュミレーションして”営業してから”、営業しに行けばいい。
準備が悪いから、変に緊張する。
徹底的に準備していって、その通りになれば「おもしろい」。自分が天才のような気になる。
想定通りにならなければならないで、それもおもしろいでしょ。それこそアドリブで乗り越えられたりしたら、もう最高。
そんなことで、準備すりゃ良いと思います。
プレゼン考。
そうそう、そういえば…
昨日、セミナーで話をしているときにパンフレットを見ている人は「まいる」ということを書きましたが、それで思い出しました。
営業していて、提案書を出す。
で、説明する前に、パラパラとどんどん先に行く方がいらっしゃる…
営業としては、つらいですね~。
最近、自分で提案書を書いて、お客様にプレゼンする機会はなく、むしろ、プレゼンを受ける機会が多いわけです。
そうしたときに、同席しているメンバーが提案書をパラパラどんどんめくって、先に行くのを見ると、どうにも我慢できないときがあります。
「営業に失礼だべぇ!」ってな感じで、手が届くときにはパシッと叩いてやります。
手が届かない際は、「やだねぇ~。営業離れて長い(営業経験のない)奴は~」などと嫌味を言います。(ほんと、嫌味だ…書きながら、反省…)
私見ながら、提案を受けつつ、提案書を先にパラパラやるのは、チョー失礼だと思います。
もちろん、つまんないプレゼンテーションに原因がある場合もあります。が、しかし、それでもプレゼンテーションの歩調に合わせて、プレゼンは聞くべし。
逆に、営業現役時代には「提案書を渡すからいけないのだ!」とかって言ってたなぁ~。
つまり、全部ボードにして持っていく(当時はパワポとかなかったし)とか、提案書を渡さずにお客様の目の前に広げて、めくりながら説明するとか…
だけど、提案書を渡さずに、めくりながらプレゼンするっていうのが、スマートじゃないんだよなー。
いざ、プレゼンに行ってみたら、想定以上に「デカイ」会議室に通されて、「手が届かないじゃん」とか…ありましたっけ。
しょうがないんで、だだっ広い会議室なのに、「ちょっと、お隣に失礼させていただきますっ」などと、気持ち悪く背後からめくりながらプレゼンするという想像を絶する不細工な展開もありました。
でも、やっぱり営業って面白いっすよね…
新卒セミナー、全日程終了!
本日、遂に新卒向けの採用セミナーが終了しました。
全部で何回実施したでありましょうか…2月2日を皮切りに76回やりました。
今年は何名の学生の皆さんに参加してもらったのか定かではありませんが(人事部は掌握しているでしょうが…)、少なくとも7000人くらいは参加してもらっているものと思われます。
セミナーでは、常にテンションを高く保つように努めております。
とにかく元気にパッションを出していくようにしております。(正直、多少バカっぽいな…と思うこともあります)
そんなわけで、高いテンションを保とうと努力するわけですが、人間ですから、ちょっとモチベーションが下がることもあります。
それは、自分の体調や頭の冴えという部分もありますが、やはりオーディエンスの状態や反応に影響されます。
採用セミナーを自ら実施しているある経営者の方と「どんなオーディエンスが”こたえる”か?」について話したことがあります。
その方は、寝ている学生さんがいると「がっくりする」との仰せでした。私は寝ている人は、正直あまり気になりません。(もちろん、つまらない話をしてゴメンとは、思います。)
私の場合、第一に困るのが「そわそわする」人。
新卒セミナーでは、約30分話して、その後に質疑応答としているのですが…
その約30分間、じっとしていられない方がたま~に、いらっしゃる。
そわそわキョロキョロしたり、体をグラグラしたり、それが気になる。何だか気になって、こちらが話に集中できなくなったりする。
それと、私、出来る限り参加いただいている皆さんを満遍なく見渡しながら話すようにしています。で、そちらを見るたびに、目をそらす方がいらっしゃる。それがまた気になる。それで、わざと何回もそっちを向いたりするわけです…
それと、人が話してるのに配られたパンフレットをずっと見ている人がいる。これにも、まいります。目の前に行って、話してやろうかと思ってしまう…
すいません。今日は愚痴でした…
そんなこんなで、セミナーは終了しましたが、今後も新生インテリジェンスは積極的に人材採用してまいりますので、是非、ご応募くださいませ。
新宿の聘珍楼にて
今週、当社の新宿支社のメンバーと昼飯を共にした際です。(Ⅰ社の新宿支社は新宿三井ビルにあります。そんなことで、新宿支社で昼食というと新宿三井ビル54階の 聘珍楼になることが多うございます。今回もそこでした。)
あるメンバーAさん(本当にイニシャルがA)より「鎌田さんのブログを見ていると、結構たくさん本を読んでるんですね~。そんな時間いつあるんですか?」との僭越な問い。
人を”ヒマ人”扱いしおって…
確かに、本の事は結構書いている。
が、それは盲点ともいえます。だって、読んだ本のほとんど全てについて書いているのですから…
本のこととか書かないと、毎日更新できませんので…ブログっていうのはそんなに甘くない!
読んだ本のほぼ全てを明かすくらいじゃないと、更新は無理!無理!
それに、差し障りなく、書けることって、想像以上に少ないですよ!少ない!
そういったことで、今後も読書感想シリーズは続けます。悪しからず…
因みに、直近のamazon注文商品。
「人体失敗の進化史」(遠藤秀紀著)
「芸術企業論」(何と!村上隆著、こいつはかなり楽しみにしています!)
ビジョナリーカンパニー特別編読みました。
ビジョナリーカンパニー特別編読みました。
よく読んでから買えばよかったと後悔したわけですが、「ビジョナリーカンパニー特別編」は企業セクター向けではなくて社会セクター向けの本でした。
つまり、学校とか楽団とか研究機関とかNPOとか…そうした事業法人ではない組織が”偉大に”なるにはどうすればいいのかが書かれておりました。
事業経営の視点で「ビジョナリーカンパニー②」をすでに読んでいる人にとっては、ほとんど新たな刺激は得られない内容。
1000円出すほどのものでは…という感じ。
そうは言っても、「ハリネズミの概念」や「弾み車を回す」考え方は改めて参考になりました。
スタバ事件
相当、どうでもいい話です。
私、1日当り、最低でも5杯くらいコーヒーを飲んでおります。
夏でもホットコーヒー派です。
で、朝出勤するオフィスごとに、立ち寄ってコーヒーを購入する店を特定しております。
たとえば、丸の内へ出勤であれば、途中にあるタリーズ某店。市ヶ谷についてもオフィスに至近のタリーズ某店(たぶん市ヶ谷店)。新宿であれば、スターバックスの西新宿某店。
必ず、タリーズかスターバックスにて、中サイズの「今日のコーヒー」というやつを購入しているわけです。
タリーズ、スターバックスにこだわっているわけではないのですが、なんとなく習慣化している。
で、土曜日です。先週の土曜日。
平日と異なりまして、丸の内への出勤時、丸の内ビル地下1階のスターバックスへまいりまして、「ドリップ(普通のコーヒーを”ドリップ”って店の人が言うので、そういう風に注文しています)の真ん中のサイズ」と注文したわけです。
ところが、「真ん中のサイズって、どのサイズですか?」と返された。
K「いや、真ん中のサイズですよ」
店員さん「トールですか?グランデですか?」
K「それです。トールです。真ん中のサイズでしょ!?」
店員さん「サイズは4種類ありますから…」
(思わず、メニューを確認。すると、確かにショート、トール、グランデ、
でもって”ベンティ”とかいうサイズがある!)
K「あっ、そうなんだ~。4種類になったんだね~」
店員さん「昔から4種類ですよ」
はぁ?ウソ言え!少なくともドリップは3つのサイズしかなかったべぇ。君がこの店で働く以前は、「真ん中のサイズ」って言えばトールサイズのドリップコーヒーが出てきましたけど…って言いたかったけど「そうなんだ~」って曖昧に合意しておきました。
危うく、店員さんに噛み付きかけたわけですが…
そもそも、なんでショートとか、トールとか、グランデとか、そういうサイズ名称なんでしょうか?
本当にめんどっちー。
ショートとトールって英語でしょ?でもって、グランデとベンティはイタリア語?よくわからんのです。
まぁ、それでもまた買いに行くわけですが…
懐古趣味の流れで
懐古趣味の疑いを自分に持っていると書きましたが、その流れに沿うネタです。
これも、amazonがきっかけなのですが(何だか生活をamazonに規定されている気さえする)、amazonから送られてきたメールに懐かしい本が「おすすめ」されておりました。
なぜ、この本が「おすすめ」されたのか?どうやら、「ヤバい経済学」を購入している人がこの本を購入する確率が高いとか、何だかそんな解析の結果、その本を推薦してきたようです。
その本とは「ビジョナリー・カンパニー」。11年前に読んで、大変に感激した本です。手許に1冊確保しています。
ところが、何だか懐かしくなって、amazonに薦められるまま、また購入してしまいました。
再度読んでみて、改めて新鮮に受け止めることができました。やはり名著と思います。
「ビジョナリーカンパニー」は経営に関する本というより哲学の本ですね。実際的な哲学の本。
論理的な背景を持った精神論。というか、分析に基づく精神論かな。とにかく、改めて勉強になりました。
その連なりで、またもやamazonにて「ビジョナリー・カンパニー特別編」とかいう本を注文した次第です。
雑感です
一昨日ですか…新生インテリジェンスのサポート本部(一般的な管理系部門のことです)のキックオフミーティングがありまして、社員との交流に気を取られていましたら、その間に高校時代の旧友から電話が入っとりました。
私の携帯電話番号を知っていることに驚きつつ、旧友に電話しましたら、何と(!)高校の同窓会があるとのこと。
卒業してから四半世紀近くが経過して、初の同窓会の呼び掛け…びっくりしました。
で、ふっと思ったのですが、最近昔を振り返ることが多いかも…と。
一昨日ですか…フロクに書いた本の話しも、ある意味で昔を振り返っている様を表している。
昔読んだ「村上春樹」に刺激されて…バブル時代を振り返って…などなど。
あるいは、突然、昔のダイアリーをひっくり返してみたり。
実は、経営統合の準備段階で、過去を振り返る機会が多かったことも事実。勿論、前向きな振り返りであって、懐古趣味があるわけではありません。
でも、そうした過去を振り返る機会が最近多い気もします。
年のせいでしょうか???
そういう年齢なのかな~。
※お知らせ※
タンバグッズですが、遅くなりましたが、今週中には発送できそうです。ご笑納ください。まさに、笑って納めてください。よろしくお願いします。
統合ブックこんな感じ
統合ブックを7月3日に配りました。
140ページに及ぶ力作であります(自画自賛ですが)。
こんな具合でB5判の変形です。
デザイン的には表紙をシンプルにして、アクセントとしてインテリジェンスのロゴがエッチングされた大きくて幅広の輪ゴムでとめようという考えでした。
↓↓↓↓↓↓

ご覧のようにヨコに輪ゴムでとめられていると、デザイン的にも引き締まります。
ところが、実際に配布する際には、輪ゴムをタテに巻くしかありませんでした。
↓↓↓↓↓↓

というのは、この輪ゴムの制作費をケチった(?)せいか、かなりゆるい仕上がりになってしまった。
話によると、この輪ゴム、中国の工場で製造。で、裁断は何と手作業(!)だったとのこと。
確かに断面がギザギザして不均一。かなり残念です。

話は変わりますが、社内コミュニケーション施策として、若干無謀な取組を開始しました。
不定期ながら、ほぼ毎日、新生インテリジェンスについて伝えるメールを全社配信しようという取組。
ずっと、考えていたのですが、なかなか切り出せず、中途半端に7月5日開始となりましたが、思い切ってスタートしてみました。
完全な内輪話に終始してすいませんでした…
青春を連想する2冊
私、よくamazonで書籍を買うのですが、今週、以前注文していた2冊がとっくに忘れた今頃になって届きました。
どうも、2冊いっぺんに注文したら、1冊のほうが在庫していない書籍だったらしく、それらが同梱されて、忘れた頃にやってきたようです。
1冊が『バブル文化論―“ポスト戦後”としての1980年代』(原宏之)。これは、新刊だったので、たぶん、在庫があったものと思います。私はよく雑誌などの書評欄に出ている新刊を思いつきでamazonに注文します。で、これはそうした1冊。ちょびっと読みましたが、こりゃ何ていうか、ちょっとオタクな世界観でバブル時代の文化について語られている本。面白そうです。
私の青春はまさに1980年代にあったわけで、バブル時代への何とも言えない郷愁のようなものがあるわけです。それで、バブル研究的書籍にすぐ興味がいきます。
もう1冊が『 「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問~』とかいう古い本で、どうやらこれが在庫がなかったみたいです。
村上春樹さんといえば、これも、私の年代においては、青春っぽさを感じる分野(ジャンル?、たぐい?)であります。
私の世代においては、村上春樹の本、「1973年のピンボール」とか「風の歌を聴け」とか、その辺の本を読んで感動しない奴は、文化レベルの低い、あるいは、芸術を理解できない無粋な人間みたいな評価になった。
だから、必死に読んで、必死に感動しようとしましたね。
(とりわけ、私、学生時代文学部だったりしたもので…)
そして、「ノルウェイの森」。書名だけは思い出すのですが、必死の思いで感動したはずの村上作品たちの内容をほとんど思い出せません。
たぶん、単にファッションとして村上作品を読んでただけなんでしょう。ある程度、本当に感動していたのだとは思います。
そんなことで、村上春樹と聞くとなんとなく食指が動いて、なんとかというタイトルの長い本も注文してみました。
内容は2時間で読める気楽なもの。寝る前とか、ちょっとした空白時間に読むのがいいと思いました。