青春を連想する2冊 | 丸の内で働く社長のフロク Powered by アメブロ

青春を連想する2冊

私、よくamazonで書籍を買うのですが、今週、以前注文していた2冊がとっくに忘れた今頃になって届きました。



どうも、2冊いっぺんに注文したら、1冊のほうが在庫していない書籍だったらしく、それらが同梱されて、忘れた頃にやってきたようです。




1冊が『バブル文化論―“ポスト戦後”としての1980年代』(原宏之)。これは、新刊だったので、たぶん、在庫があったものと思います。私はよく雑誌などの書評欄に出ている新刊を思いつきでamazonに注文します。で、これはそうした1冊。ちょびっと読みましたが、こりゃ何ていうか、ちょっとオタクな世界観でバブル時代の文化について語られている本。面白そうです。




私の青春はまさに1980年代にあったわけで、バブル時代への何とも言えない郷愁のようなものがあるわけです。それで、バブル研究的書籍にすぐ興味がいきます。




もう1冊が『 「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問~』とかいう古い本で、どうやらこれが在庫がなかったみたいです。




村上春樹さんといえば、これも、私の年代においては、青春っぽさを感じる分野(ジャンル?、たぐい?)であります。
私の世代においては、村上春樹の本、「1973年のピンボール」とか「風の歌を聴け」とか、その辺の本を読んで感動しない奴は、文化レベルの低い、あるいは、芸術を理解できない無粋な人間みたいな評価になった。
だから、必死に読んで、必死に感動しようとしましたね。

(とりわけ、私、学生時代文学部だったりしたもので…)
そして、「ノルウェイの森」。書名だけは思い出すのですが、必死の思いで感動したはずの村上作品たちの内容をほとんど思い出せません。




たぶん、単にファッションとして村上作品を読んでただけなんでしょう。ある程度、本当に感動していたのだとは思います。




そんなことで、村上春樹と聞くとなんとなく食指が動いて、なんとかというタイトルの長い本も注文してみました。

内容は2時間で読める気楽なもの。寝る前とか、ちょっとした空白時間に読むのがいいと思いました。