肥満の人が気をつけるポイントその③ | 最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

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前回はその①として、

 

その①では油の量と質に気をつける

 

 

その②油の量の代わりに糖の量を少しずつ増やしていく

 

ということを紹介しました。

 

 

つづいて、最後の気をつけるポイントを紹介します。

 

 

 

短期間に体重を減らすことを目標にしない

現在のダイエットの多くに散見されるものは、

短期間に体重を減量することを目的にしすぎたものが多いと感じています。

それで健康になるのなら良いのですが、

長く続けられなかったり、体調が悪化したということも伺います。

 

 

そういうことが起きてしまうこと自体が、

どこか不自然で、どこか間違っているから、そういう結果になってしまいます。

身体や本能が拒否しているので、長続きもしないのです。

そしてそれらのダイエットをやめると、必ずリバウンドが起こります。

 

 

短期間に体重が減るということは、

少なからず脂肪やタンパク質を削り取ってしまうということを意味します。

 

 

また、糖のストックであるグリコーゲンには、たくさん水分子が結合しますので、

糖質の摂取を減らしてグリコーゲンが減っても、

その分体内の水分が減って、やせたと勘違いさせます。

 

 

脂肪が減るということは、一見すると良いことのように思いますが、

 

 

この時、身体の中でどんな変化が起きているか、

しっかりした説明や解説しているものを、見たことがありません。

 

 

タンパク質を削り取った場合、筋肉や皮膚、骨までがやせてしまうので、

見た目が急に老けたり、体力が落ちたり、怪我をしやすくなったり、

風邪を引きやすくなったりします。他にも貧血、便秘など数え切れません。

(女性の場合は生理が止まったり生理周期が乱れたりします)

 

 

筋肉は脂肪よりも重いため、やせたことで浮かれていると大変な目に遭います。

 

 

身体の仕組みを理解して、いろんな文献をつなぎ合わせると、

それが分かるようになるのですが、

まず、そんなめんどくさいことはしない方が大半だと思います。

 

 

ダイエットを指導されている方も、クライアントにはそういった説明をしているのか疑問です。

 

 

さて、短期間にダイエットをすると、炎症性サイトカインが放出され、

ミトコンドリアの機能不全が起こり、筋肉が減少し、がん性悪液質の一因となります。[1]

 

 

つまり、短期間に減量するダイエットは進行性のがんの一因となるということです。

 

 

がん悪質液の定義でいうと、

半年で5%の体重減少が起こると、その要因となり得るとされています。

例えば、体重80kgの人の5%だと、半年でたったの4kgの減量です。

それだけで進行性のがんが発症しやすくなる可能性があります。

 

 

糖質が太りやすいということで、

糖質抜きにするダイエットも流行していますが、危険を伴います。

ケトジェニックダイエットではミトコンドリアの機能不全が起こります。[2]

 

 

また、低糖質によるダイエットでは筋肉量が減少し、[3]

不整脈、心収縮機能障害、突然死、骨粗しょう症、腎障害、がんリスク増加、

身体活動障害、脂質異常などに関連していると示唆されています。[4]

 

 

いかがでしたでしょうか。

3回にわたって肥満の人が気をつけるポイントを見ていきました。

特に、脂肪を燃焼しようとするときに、大きな危険が伴います。

これまでにも油に関する記事をたくさん書いてきましたが、

またご参考になれば嬉しいです。

 

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【参考文献】

[1] Cancer cachexia and its pathophysiology: links with sarcopenia, anorexia and asthenia

J Cachexia Sarcopenia Muscle. 2020 Jun; 11(3): 619–635.

 

[2]A Ketogenic Diet Improves Mitochondrial Biogenesis and Bioenergetics via the PGC1α-SIRT3-UCP2 Axis

Neurochem Res . 2019 Jan;44(1):22-37.

 

[3]The Effect of an 8 Week Prescribed Exercise and Low-Carbohydrate Diet on Cardiorespiratory Fitness, Body Composition and Cardiometabolic Risk Factors in Obese Individuals: A Randomised Controlled Trial

Nutrients . 2020 Feb 14;12(2):482.

 

[4]Low-carbohydrate diets: what are the potential short- and long-term health implications?

Asia Pac J Clin Nutr . 2003;12(4):396-404.

 

 

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