僕のブログでは、
良質な糖をメインのエネルギーにすることを
推奨しています。
一般的には、糖ならびに糖質は
病気や肥満になりやすいと喧伝されており、
甘いものを食べたくても、
我慢している人も多いのではないかと思います。
本当に糖や糖質が病気へとつながるのか、
糖のエネルギー代謝という視点に立って、
簡単に解説します。
糖のエネルギー代謝とは
僕たちの細胞は、食糧として得た糖質から
エネルギーを合成することができます。
そのメインとなるのが、ブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)です。
僕たちの細胞は、酸素が使えない解糖系細胞という元々の細胞内に、
酸素が使えるミトコンドリアというバクテリアが共生しています。
この二つの生命体の共同作業によって、ATPというエネルギーが合成されます。
解糖系で糖から2分子のATPが作られたのち、ピルビン酸となり、
ピルビン酸がミトコンドリアに酸素と共に入ると、
クエン酸回路(TCA回路)でATPが2分子、
更にミトコンドリアの電子伝達系で30分子ほどのATPが合成されます。
最終的にATPが合成されると、代謝産物は水と二酸化炭素になります。
ATPの合成量としては脂肪のエネルギー代謝には敵いませんが、
脂肪のエネルギー代謝には多くの弊害が多いため、
当ブログでは糖のエネルギー代謝によってエネルギーを高めることを
大きく推奨しております。
理由としては、いくつかあります。
身体の中で糖しか使えない赤血球細胞の直接的なエネルギーになるほか、
糖を積極的に使う器官として、脳、肝臓、腎臓、生殖器があります。
また、脂肪と低酸素という邪魔がなく完全燃焼ができる状態であれば、
代謝産物として水と二酸化炭素だけになるので、
身体の中でゴミを作らないという意味で、
とてもクリーンなエネルギー源となります。
この時、糖の方が脂肪よりも代謝産物として
作られる二酸化炭素が多くなります。
(脂肪は糖よりも酸素を消費するが、二酸化炭素の産生量は糖よりも少なくなる)
二酸化炭素があってはじめて、
酸素と交換できる循環が起こります。
これをボーア効果といいます。
またこちらのデータでは、
脂肪は食べた分だけ脂肪になりますが、
糖質は大半がエネルギーと熱に変わります。
糖質が脂肪に変わると言われていますが、
糖質で得たエネルギーの3割を使わなければ、脂肪には変換できません。
ただのエネルギーの無駄遣いになるのです。
糖質が脂肪に変わるというデータはマウスで実験したもので、
多くの糖質のエネルギーを消費する人間の高度な脳の容量と、
マウスの脳の容量の比較は全く対照になりません。
その他、糖からは身体を保護する役割のLDLコレステロールが合成されます。
(世間一般では悪玉コレステロールと言われていますが大きな間違いです)
そして、前回の記事にも書いたように、
三大栄養素である糖質、脂質、タンパク質のうち、
直接的なエネルギーになるものは糖質しかありません。
脂質やタンパク質もエネルギーにはできますが、
それは身体の中で糖質が足りなくなった時だけに起こる現象です。
本来の脂質やタンパク質の役割は、身体を構成する材料です。
これは、起こるかもしれない飢餓に備えて、
身体が作り出したシステムだと考えられます。
現代は食べ物を捨ててしまうくらい飽食の時代です。
脂肪やタンパク質をエネルギーにするということは、
非常にエネルギー効率が悪く、
ゴミとなったり、
炎症を引き起こす要因となったり、
遺伝子やミトコンドリアを破壊したり、
身体を削ってエネルギーに割り当てます。
そういった安全性の面からも、
素直に直接的なエネルギーとして存在している糖質が、
エネルギーを作る上ではメインとなるのです。
高血糖になったり、
糖質で太ってしまうということは、
糖が身体の中でうまく利用できない状態でもあります。
その悪い側面だけをフォーカスして、糖が悪いものとされています。
そこに目を向けない限り、甘いものを食べたくても、
我慢し続けることになるでしょう。
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記事について
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