いつも当ブログをご覧いただいきましてありがとうございます。
誠に勝手ではございますが、本日付でアメブロの更新を終了します。
今後はすでに移行しているnoteの更新に一本化します。
当ブログは2020年11月より開始しました。
今までご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
とはいえ、このブログを消すわけではありません。
多くの健康についてを書いてきましたので、皆さんのお役に立てればと思います。
今後はnoteでのブログ更新をご覧ください。
記事について
すべての記事の内容は、日々学びを重ね、新しい発見や見地があれば更新しています。
各記事に内容に関しましては、より最新に近い記事をご覧ください。
よろしくお願い申し上げます。
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先日、長野の友人からのお誘いで、イス軸法®︎体験会を2日間行いました。
1日目は6名の方が参加され、2日目はリピートの方々3名が参加されました。
皆さんとても熱心に聞いて、体験して下さいました。
イス軸法®︎はイスから立ち上がるだけで、あなたの身体にある中心軸を見つけて調整する方法です。
はじめは中心軸の感覚が分からなくても、身体に負荷をかけられたり、動いたり、骨盤の歪みが整うのを感じていただくと、不思議さと同時にご納得されてました。
その不思議そうにされてるのを見るのが僕は楽しいんですよね。イス軸法®︎を広めたい理由にもなっています!
そして中心軸には面白い特徴があって、中心軸がある人が中心軸の無い人に触れると、中心軸の無かった人に中心軸ができます。
その反対の事も起こります。
めちゃめちゃ不思議なんです。
そしてイス軸法®︎を続けていくと、余計な筋肉の緊張が減っていくため、身体が本来の柔らかさを取り戻していきます。
それはストレッチのような柔軟性の柔らかさではなく、筋肉の柔らかさで、筋肉がふわっふわっになっていきます。
僕の背中やお尻をみんなに触ってもらったら、「なにこれ!?すごく柔らかい!」と楽しんでもらえました。
2日目は前日のリピーターの方々の参加ということで、イス軸法®︎の基本の上下軸をより精度を高める講座にしました。
イス軸法®︎はYoutube動画を観て行なうだけでは、うまく出来る人と出来ない人が出てきます。
というのも、動画の方法は万人向けの方法で、観た人の解釈が入るため、自己流になっていることがあるからです。
イス軸法®︎のインストラクターはそこを見抜いて修正します。
そうすると、その人特有のクセがあるのに気がつきます。
たとえば反り腰の人は、座った時に背中が仙骨よりも後ろに反りやすくなっていることが多いです。
そうすると立ち上がる時に、身体が重そうに、よいしょっという感じで立ち上がることがあって、それがうまく中心軸が整わない要因になっていたりします。
そこを見つけて修正していくのがインストラクターのお仕事です。
というように、終始、驚きと楽しさの連続で講座は終わりました。
今回はお招きいただき、本当に嬉しかったです。
友人はたくさん猫と暮らしていて、見守られて癒されました。
また機会があれば、講座を開催したいです。
この記事をご覧いただいている方でも、開催希望があれば是非ともご相談下さい。
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前編では僕のポジティブ思考に対しての違和感を書きました。
そして、自分に問いかけることによって自分が持っているエゴに気がつくということを紹介しました。
続けていきましょう。
エゴとは?
エゴとは、外の世界によって作られた自分の意識のことです。
親、兄弟、親戚、身近な他人、世相、時代、集合意識、社会的意識によって作られます。
エゴは思考でもあって、分断や意味づけを得意としています。
意味の無いことでも、勝手に意味を結びつけてしまいます。
たとえばエゴは、何か嫌な出来事が起きた時、「自分の行いが悪いせいで起きた」というように、
起こった出来事に良い悪い、価値が有る無いという勝手な意味づけをしてしまい、「これが自分だ」という自己像を作り上げてしまいます。
エゴでは良い悪いという二元論で考えがちです。
特に今の時代は、ただの起こった出来事についてを良い悪いと判断するよりも、人格や人間を良い悪いと判断してしまうということがよく起こるように思います。
出来事や行なったことに対して肯定、否定をするのと、人格や人間を肯定、否定をするのとではとても大きな違いがあります。
学校に行っていた時の事を思い出してみましょう。
テストで良い点数を取ったら「お前は頭が良い」と親から褒められた。
または悪い点数と取ったら親から「お前は頭が悪い」というような嫌な事を言われた。なんて経験があるでしょうか。
人格や人間を肯定、否定するというのは、存在に対して肯定、否定をするのと同じです。
テストの点数だけで、人間の良し悪しや存在の良し悪しの基準を決めるというエゴを作り出します。
このように他者から自分のエゴは形成されます。
つまり僕の場合は仕事でミスして、上司から「お前の言っていることは分からん」と言われたことと、
「仕事でミスした自分はダメな人間だ」「上司から否定された自分は分かってもらえない人間なんだ」をエゴによって自分の存在価値と意味を結びつけてしまい、精神を病んでしまったのです。
自分の中だけで意味によって、勝手に不幸になっていました。
しかし冷静に出来事を俯瞰してみると、
仕事でミスをした。
上司に「お前の言っていることは分からん」と言われた。
これだけなんです。
その渦中ではエゴにとらわれていたから、当時では気が付かなかった視点です。
当時の僕に教えてあげたい!
『僕は(私は)どうしてそう感じたのかな?』
は、自分が感じた事を出来事とは一旦切り離して俯瞰してみる問いかけです。
こうすることでエゴや出来事にとらわれていた視点から一旦冷静になれます。
今の状態がネガティブかポジティブか両方とも認めてみよう
『僕は(私は)どうしてそう感じたのかな?』ということを自分に問いかけてみる。
そうすることによって、ポジティブかネガティブか?
から一旦離れて、俯瞰して出来事を感じてみようよ。という提案です。
前編で二択のみの二元論の話をしました。
たくさん色があるのに、白か黒しか選べないのであれば、自然にポジティブかネガティブかしか選べなくなります。
悪いものを知っているから、良いものだっていうのが分かる。
良いものを知っているから、悪いものだっていうのが分かるのと同じように、両方とも自分の中にあるんだと認識し、どちらも選択肢としてあるんだと思うだけで、気持ちが楽になります。
白や黒だけではなくて、青を選んでもいいんだよ。赤を選んでもいいんだよ。
この自由さを自分に許可する問いかけが、
『僕は(私は)どうしてそう感じたのかな?』
です。
まるで、誰かが自分のところに相談しにきて、その相手に対して諭して、気づきを与えるように、自分に問いかけます。
これによって当事者意識から一旦離れて、二択しかなかった視点が広がって、出来事に対して俯瞰できるようになっていきます。
そうすると、ある事に気がつきます。
前にストレスとは、出来事にエゴが反応してエゴが傷ついた時に感じるものだ。と紹介しました。
エゴが抱えている『私はこういう人間です』という自己像とのズレが生じる時に、ストレスを感じます。
そう、傷ついていたのが自分ではなく、勝手に自分と出来事を意味づけていたエゴだった。
実はエゴがネガティブもポジティブも全部引き受けていたという事に気がつきます。
思考自体はエゴの声です。
自分の中に外から持ち込んだ価値観や幸福観を取り込んで、自分のものにします。
悩みを当事者意識から離れて見つめ直すと、その価値観は外から持ち込んだものだ。と気がつくはずです。
そうなると、
『あれっ?ポジティブとかネガティブとか、そもそも考える必要があるのかな?』
と思う事だってあります。
こうなればエゴを遥か上から見下ろしている自分がいます。
『ああ、これはエゴが勝手に騒いで一喜一憂してるんだ。』と悩んでいたことが嘘みたいに楽になっていきます。
他にも以前書いたように、映画館の観客になったように出来事を観てみるのをオススメします。
自分は観客で、エゴの演技と演出を観ています。
こうしてエゴに気がつくことで、ネガティブでも別に良い、ポジティブでも別に良い。どちらもこれが自分だ!とまるっと認めてしまうのをオススメします。
僕は、私はどちらの道も選べるし、自由だ。そう思うことで道が拓けていきます。
最初はうまくいかず出来事にとらわれてしまっても、その度に気がついて、その度に俯瞰する。少しずつでもやってみると、驚くほどに嫌な出来事が減っていくはずです。
試してみてください。
【関連記事】
よく考え方を改善する方法として『ポジティブ思考』というものがあります。
出来事や行動、言動を後ろ向きではなく前向きにとらえて、現実を良い方向へと変える思考法です。
かつての僕は精神を病んだことがあって、この思考法を知りました。
いい考え方なのかなと思う反面、違和感を感じていました。
今回は僕なりに違和感を紐解いて、より楽になれる視点をお伝えしたいと思います。
ポジティブとネガティブの意味を改めて考えてみる
ポジティブの意味を考えてみた時、前向きとか明るいという意味でしょうか。
ではその反対はというと、ネガティブであり、後ろ向き、暗いという意味になります。
つまりポジティブとネガティブは表裏一体の関係です。
ネガティブがあるからこそ、ポジティブがあって、反対にポジティブがあるからネガティブがあります。
なので、お互いを切り離せません。
今自分が、ネガティブな感情にとらわれたとします。
そこで無理にポジティブにしようとして「ネガティブはダメだ」「ポジティブにならなきゃ」と思ってしまうのが、ポジティブ思考の落とし穴だと思います。
どうしてもポジティブになんか思えないよ。って時に無理してまでポジティブになる必要があるのか?と。
つまりそれは、自分の今の状態が『ポジティブ』か『ネガティブ』かという二つの選択肢のみに行き着きます。
これだと余りにも極端になって、視野が狭くなると思いませんか?
たくさん色があるのに、「白か黒しか選べません」と言われるようなものです。
いや、青を選ばせてくれよと。
そして真面目な人はこう思うはずです。
『ポジティブ思考をしたいのに、ポジティブになれない自分はダメだ』と。
こうなったらポジティブ思考は本末転倒になります。
またネガティブが嫌だと、無理やりポジティブを作り出すのにも問題があります。
それはネガティブな感情を見たくない、無かったことにしよう。としてごまかして、感情にフタをしてしまうことになりかねません。
フタをしてしまった感情は、再び何かのきっかけで感じ切ったり、気づきが起こるまで、何度も登場します。
表裏一体の関係のものは、切り離そうとすると、必ずこういった事が起こります。
自分に問いかけてみよう
ではどうしたらいいのか?
今の僕はネガティブな出来事が起こったら、
「僕はどうしてそう感じたのかな?」
と自分に問いかけています。
約15年前、今とは違う職場で、僕は仕事のストレスから精神を病んでいました。
きっかけは忙しくなって心の余裕が無くなりミスが多くなってきた時期でした。
もうその時はテンパっていたので、その状態で仕事の内容を上司に相談したら、「お前の言っていることは分からん」と言われたのがきっかけです。
それで自分が全部否定されたように思っちゃったんですよね。
何もかもが自分が悪くてダメなような気がして、何もかもが嫌になってしまう。
その嫌になってウジウジしている自分すら、自分でダメ出しして更に嫌になってしまう。
こんなネガティブ思考のループにハマってしまいました。
その時にポジティブ思考には出会ったものの、何かしっくり来ません。
精神を病んだ後は3カ月間という休職をしましたが、職場を異動し、無理のないペースで仕事ができたおかげで復帰しました。
ただ、ポジティブ思考については違和感を感じたままでした。
出来事が起こってネガティブな感情を抱いた時の事を最近の僕が観察してみると、エゴに行き着きました。
自分への問いかけ
「僕は(私は)どうしてそう感じたのかな?」
は、エゴに気がつくきっかけになります。
次回後編では、エゴとその後どうしていくかを書いてみたいと思います。
【関連記事】
奄美地方や沖縄などで使われていることが多い黒糖。
お茶うけだけではなく、調味料や皮膚に塗ったりしても使われています。
2023年の年末に、黒糖に関する文献が公開されました。[1]
奄美群島の人々、男性2,057名、女性2,947名を対象にしたコホート研究です。
黒糖の摂取と死亡およびがん罹患リスクとの関連を観察したもので、胃と乳房を含むすべてのがん部位で、がん罹患のリスク低下が認められました。
炭水化物を一日に240g以上食べていた人々は合計で1,668名で、黒糖を週1回未満のQ1群、週1〜6回のQ2群、1日1回以上のQ3群に分けたところ、黒糖摂取が多くなるほど、あらゆるがんのリスクが低下しました。
どうしてこのような結果になったのでしょうか。
黒糖の主成分に秘密がある
研究では、黒糖に含まれるミネラルやビタミン、ポリフェノールやポリコサノールについて言及されていました。
しかし、ポイントはそこではありません。
それはあくまでおまけです。黒糖の主成分にこそ、理由があります。
それが、ショ糖です。
ショ糖はブドウ糖と果糖が一緒になったものです。
一般的にブドウ糖と果糖は、砂糖と同じものなので、病気になる、太ると声高らかに喧伝されています。
しかし、それはあくまで過剰摂取した時の悪影響です。
どんなに身体に良いとされるものでも、過ぎたるは及ばざるが如し、過剰に摂取すれば悪影響が出るのは当たり前です。
糖質であるブドウ糖と果糖は車でいうところのガソリンで、単なるエネルギー源です。
程よく食べれば、身体のあらゆる仕事をするATPというエネルギーになります。
ATPは運動だけではなく、思考、新陳代謝させたり、身体を修復させたり、デトックスさせたり、全ての生命エネルギーとして使用されます。
ほとんどの方は、エネルギーで身体の仕事が行われるということを理解していません。そのため多くの方がサプリの栄養素や菌活で健康になれると勘違いしています。
『人間はエネルギーで生きている』という視点に落とし込むと、他の栄養素はエネルギーを元に補助的な役割をしているのが理解できるようになると思います。
『糖質を活用することが健康につながる』というサブタイトルはこの意味が込められています。
さて、興味深い研究があります。
マウスの飲料水に20%という高濃度のブドウ糖水溶液を与えた場合と、6%のブドウ糖水溶液を与えた実験[2]があります。
20%もの高濃度のブドウ糖水溶液を与えたマウスでは腸の炎症とCD4+T細胞による自己免疫性炎症の反応を示しましたが、6%のブドウ糖水溶液ではむしろ腸の炎症が抑制されて、CD4+T細胞の反応も起こりませんでした。
つまり、どんなに身体に良くても、摂りすぎは良くないというのがわかります。
そしてもう一つ、
現在、主に一般的な清涼飲料水に使われている果糖ブドウ糖液糖と砂糖の違いがどのように身体へ影響を及ぼすのかを調べた実験[3]があります。
この実験では、果糖ブドウ糖液糖では炎症に関わるCRP値が有意に上昇したのに対し、砂糖では変化が起こりませんでした。
果糖ブドウ糖液糖は人工的に高度精製されたシロップです。日本では原材料扱いですが、僕としては砂糖とは全く別物の食品添加物扱いだと思っています。
ブドウ糖と果糖のコンビを活用することが健康につながる
ブドウ糖と同じく、果糖も長年悪者扱いされています。
しかし、適量の果糖であればブドウ糖とのコンビネーションで触媒的作用によって、エネルギー効率が高まります。[4]
果糖はランドルサイクルによって糖尿病のようなインシュリン抵抗性が起きていても、ブドウ糖が細胞に入るのを補助してくれます。[5][6][7][8][9][10][11][12]
こうしたブドウ糖と果糖のコンビは、黒糖をはじめ、砂糖、果物をエネルギー源にするのがオススメです。
ただし、あくまでほどほどの果糖の量です。
実験で悪影響を及ぼしたような高容量での果糖摂取はオススメしません。
一度に吸収できる量は個人差もありますが、果糖とブドウ糖それぞれ15〜20g程度です。
果糖とブドウ糖が半々のショ糖であれば、一度に30〜40g程度ならOKとなります。
それ以上になると悪影響が起こる可能性がありますし、甘過ぎて身体が受け付けないと思います。
50gの羊羹一切れには砂糖は20g、角砂糖には1個5g、ショートケーキ120gにはグラニュー糖が11.3g(炭水化物全体でも27g程度。それよりも脂肪の量に注意)なので、甘いと思われている食べ物は、一度によほど量を食べない限り超えないでしょう。
一方で清涼飲料水ではコーラ500mlには果糖ブドウ糖液糖57g、某アイソトニック飲料500mlには果糖ブドウ糖液糖31gというように、液体だと飲みやすくて、すぐに摂取量上限やそれ近くになりますので注意が必要です。
基本は身体が求めれば糖質を食べる。それ以外は間食でも控える。という形にすれば、糖質の過剰摂取による悪影響を受けずに、エネルギー代謝を高めることができます。
ほとんどの病気はエネルギー代謝異常からはじまる
ほとんどの病気の発端は、エネルギー代謝異常からはじまります。
近年になって、ようやく一部の研究者から言われるようになってきました。[13]
つまりガソリンである糖質があっても、細胞が使えない身体の状態で、インシュリン抵抗性がある状態です。
にもかかわらず、糖質が悪だとして糖質を断つという負の連鎖が起こっています。
特にエネルギー代謝異常とブドウ糖の枯渇は、脳や神経細胞には死活問題となります。[14]
脳は一日に何も食べずに座っているだけでも血液中にあるブドウ糖の60%を使います。[15]
なお、脳は脂肪からのエネルギーも使えるから糖質を摂らなくても良いという声がありますが、脂肪の場合、脳で使用される全エネルギーの20%までしか使用しません。[16]
残りの80%はブドウ糖や乳酸などをエネルギー源にしています。
理由は脂肪の燃焼で弊害が多いからです。
また赤血球が酸素を運ぶために必要な酵素があります。
それが2-3ビスホスホグリセリン酸(DPG)です。
赤血球にDPGが不足していると、酸素の運搬効率が66%から8%にまで低下します。
このDPGは解糖中間体なので、ブドウ糖から作られます。
赤血球はATPが不足すると簡単に死滅してしまうので、ブドウ糖が必須の栄養素になります。
エネルギー代謝異常は、ほとんどが脂肪の過剰摂取により起こります。
現在『スイーツ』と呼ばれているものは、ほとんどが脂肪と一緒になっています。
(チョコレート、ケーキ、クッキー、ドーナツなど)
これは以前お伝えしたオーストラリアの研究でも明らかですね。
また世界的に見ても、脂肪、とりわけ多価不飽和脂肪酸(PUFA)をたくさん摂取しはじめてから健康状態が悪化しています。
先日膵臓がんで亡くなった経済評論家は、数年前に糖質断ちと激しいトレーニングを行なっていました。
ガソリンを断てば健康状態が悪くなるのは、エネルギー代謝という視点から見れば当然の帰結となります。
糖質を悪とするのは、「エンジンが動くには、ガソリンよりもエンジンオイルを燃料にする方がいいんだよ」と言っているようなものです。
黒糖の摂取でガンのリスクが低下するというのは、エネルギーという視点で糖質をとらえると、当然の結果と言えるということです。
【関連記事】
【参考文献】
[1]Association between brown sugar intake and decreased risk of cancer in the Amami islands region, Japan.
Asia Pac J Clin Nutr . 2023 Dec;32(4):426-433.
Glucose promotes regulatory T cell differentiation to maintain intestinal homeostasis.
iScience . 2022 Aug 24;25(9):105004.
[3]The effect of high-fructose corn syrup vs. sucrose on anthropometric and metabolic parameters: A systematic review and meta-analysis.
Front Nutr . 2022 Sep 27:9:1013310.
[4]‘Catalytic’ doses of fructose may benefit glycaemic control without harming cardiometabolic risk factors: a small meta-analysis of randomised controlled feeding trials
Br J Nutr. 2012 Aug 14; 108(3): 418–423.
[5]Carbohydrate-induced thermogenesis in liver cirrhosis: glucose vs. fructose
Nutrition . 1994 Nov-Dec;10(6):521-6.
[6]Mechanisms of fructose-induced hypertriglyceridaemia in the rat. Activation of hepatic pyruvate dehydrogenase through inhibition of pyruvate dehydrogenase kinase
Biochem J . 1992 Mar 15;282 ( Pt 3)(Pt 3):753-7.
[7]Different effects of various carbohydrates on the metabolic rate in rats
Ann Nutr Metab . 1982;26(1):66-72. doi: 10.1159/000176546.
[8]Small amounts of dietary fructose dramatically increase hepatic glucose uptake through a novel mechanism of glucokinase activation
Nutr Rev . 2002 Aug;60(8):253-7.
[9]Inclusion of low amounts of fructose with an intraduodenal glucose load markedly reduces postprandial hyperglycemia and hyperinsulinemia in the conscious dog
Diabetes . 2002 Feb;51(2):469-78.
[10]Acute fructose administration decreases the glycemic response to an oral glucose tolerance test in normal adults
J Clin Endocrinol Metab . 2000 Dec;85(12):4515-9.
[11]Stimulating effects of low-dose fructose on insulin-stimulated hepatic glycogen synthesis in humans
Diabetes . 2001 Jun;50(6):1263-8.
[12]Fructose consumption and consequences for glycation, plasma triacylglycerol, and body weight: meta-analyses and meta-regression models of intervention studies
Am J Clin Nutr . 2008 Nov;88(5):1419-37.
[13]Metabolites of Life: Phosphate
Metabolites. 2023 Jul 19;13(7):860.
[14] Energy Metabolism Decline in the Aging Brain—Pathogenesis of Neurodegenerative Disorders.
Metabolites. 2020 Nov 7;10(11):450.
[15] Four grams of glucose.
Am J Physiol Endocrinol Metab . 2009 Jan;296(1):E11-21.
[16] Fatty Acids in Energy Metabolism of the Central Nervous System.
Biomed Res Int. 2014 May 4;2014:472459.
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