のつづき。
さて今回も引き続き「きれいな字を書く秘訣」の中級編になります。
縦書きの時と横書きの時。
こんなことを意識すると美しく読みやすい字になりますよ
というコツをご紹介します。
長くなりそうなので今回の記事では縦書きについてお伝えします。
(横書きについてはまた次回に)
縦書きの時は中心線が揃っていることがポイント!
になります
具体的に画像でお伝えしますね。
例を2つあげます。
まずは、小学5年生の競書課題作品です。
(こちらは写真版に掲載されました)
中心線が揃っていることがお分かりいただけますか。
分かりやすくするため、中心線に色の線を引いてみました。
ちなみに右側は、マス目なしの四角い枠に書いています。
左側は、大きな枠のみのところに書くので
右側より難易度が高くなります。
罫線がなくなると中心線を意識しながら書かなくてはならないので
慣れないうちは難しいです
ですが、練習を重ね、中心を揃えて書けるようになってくると
ハッとした美しい印象の文が書けるようになります
私も便箋に書いてみました。
大人の美文字レッスンでお渡ししているお手本から。
学校への連絡帳やお手紙など日常でよく使う用語集です。
よく見ると、まだまだだな・・と思う部分もあります。
(「お休み」とか・・)
意識し続けると徐々に徐々に中心線が揃ってきます。
あとは奥の手
一文字一文字に向き合い丁寧に書きながら
中心線にも意識して書くのは
難しいので・・
下に中心線がある紙などを敷いて
書くのも良いです!
こんな便箋をAmazonで発見しました。
こちらの台紙(↓写真右側)を便箋の下に敷くと真っ直ぐ中心が揃った字が書けますよ
その名も「秘密の下敷き」だそうです
(Amazon商品ページからお写真お借りしました)
ちなみに、不定期で開講中の
「大人の方の美文字レッスン」で
最近話題になる「トレーサー」
こちら一台あると便利です。
下に罫線がある紙を敷いてその上に清書用紙を置いて書きます。
ライトが当たっているので罫線がよく見えます
特にトレーサーが大活躍するのが願書を書く時!
トレーサーがあると絶対に楽です!
他にも、学校への提出物で罫線が無い紙に書かなくてはならない場合にも
大変便利なお役立ちグッズになります!
トレーサーが無いと。。。
まずは・・
清書用紙に鉛筆で薄〜くズレないように気をつけて罫線を引く、という作業をし
そして清書が終わるとインクが乾いたのを確認し
そーっと慎重に鉛筆の跡を消すという手間があります
が、トレーサーがあるとこれらの手間が省けます
「ライトテーブル」
「トレース台」
などで検索しても出てきますよ
ご参考までに
私は、こちらを使っています。
薄型で電源コードの長さも2mと十分!
調光機能も7段階あって切り替えのストレスがありません。
A3サイズはちょっと大きいのですが
賞状や目録などいろんな用途に使う予定なので
私は今のところA3サイズにして良かったと思っています。
ただ、A3は場所を取るし
日常使いでしたらそこまで大きくなくても良いかと思います。
他にもB4やA4がありますので適したサイズをお選びになると良いかと思います。
枠の色(シルバーやホワイト)USBケーブルの有無など数種類あります。
願書を書くときはもちろん
学校への提出物やお手紙を書く時などなど
思った以上に私は、使うシーンが多く購入して良かったです
ということで、お役立ちグッズのご紹介でした。
では今回のまとめ
縦書きの時は中心線を揃えることを意識して書いてくださいね。
次回は、横書きの時の「きれいな字を書くコツ」をお伝えいたします。
につづく
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「きれいな字を書く秘訣」シリーズ
お子さまに具体的な声掛けを。プロローグ 「きれいな字を書く秘訣」連載スタートによせて。