JALツアーで行く屋久島グリーンホテル滞在記の記事の続きです。
ここ荒川登山口から歩き始める訳ですが、往復22km 11時間の行程です。
まずは、ホテルが朝食代わりに無料で用意してくれたお弁当を食べてからの出発です。
最初はトロッコ線路を3時間歩きます。皆さん往復22km 11時間の行程に躊躇されるようですが、
前半のトロッコ道は平坦ですし、その後の山道も登山と言うよりハイキングコースです。
ですので健脚の方が、ツアーに参加せず登れば、全行程6時間って感じだと思います。
何故、11時間なのか。
それは、最初のストレッチから始まり、30分ごとにきちんと休憩、ストレッチ等を行い、普段運動しない方
でも登れるように設計されているからです。
夫婦の感想としては、もしツアーに参加していなかったら、3時間歩いて山道に入るところで撤退していただろうと思います。
ガイドさんの歩くペースや、休憩、至れり尽くせりのサポートが、どなたでも縄文杉まで、行けるようになっている設計なのです。
トイレについては仮設トイレを合わせて、数カ所しか有りませんので、早起きすぎて、朝のトイレができなかった私は緊張しましたが、緊張しすぎて、便秘だったのは内緒です。
(これが仮設トイレで、携帯トイレを持参してする形です。)
トイレ問題さえなければ、普通の体力の方は気にせず参加できると思います。
一緒に参加したご家族は普段運動しない方で、靴からストック、ウエアまですべてツアー会社のレンタルでの参加でした。
このような常設トイレもあります。
今回の旅程では、心に残る風景ばかりだったので、写真は200枚以上撮影してしまいました。
ただ、参加していない人が見ても、私の写真では感動できないので、厳選した写真だけをUPすることにします。
以上で、トロッコ道の3時間の終点となります。ここにもトイレがありますよ。
トロッコは今でも現役で、たまに走るようですよ。
ここから山道2時間半です。樹齢1000年以上の屋久杉も多くなってきました。
屋久杉は、良質な木材として切り出されていましたので、保護されて良かったです。
このウイルソン株は切られてしまいましたが、どんな大きさの木だったのでしょう。
中が空洞になっており、ある場所から撮影するとこんな感じです。(ツアーに参加しないと撮影できないかも)
大王杉は、大○王さんより立派でした。(笑)
やっと、縄文杉に到着です。樹齢7000年かどうかはともかくとして、
私の60年と、夫婦として32年の歴史の中で、輝かしい思い出になったツアーでした。
山歩きや自然が好きな方には、是非、参加して欲しいツアーだと思いました。
縄文杉から少し戻ったところで、昼食です。ホテルに依頼して作ってもらいました。(700円。)
どのホテルでもやっているサービスですが、とても美味しかったですよ。
4時間かけて戻りまして、最後は、川に足を浸けさせてくれました。最高の気持ちよさです。
ガイドさんは、お尻の下に敷くシートから、温かいお茶や味噌汁まで用意してくれて、至れり尽くせりのツアーでした。
この写真だって、ちょっとテクニックがないと撮影できないのでガイドさんに感謝です。
A4サイズに印刷して額に入れて飾っております。素敵なガイドをありがとうございました。
いちろうのもう一言
今回はJALツアーで参加しました。
最初は、縄文杉ツアー付きのコースに申し込んだのですが、レンタカー代が別にかかるなど割高になったので、
レンタカー付きのコースに参加することにして、縄文杉ツアーは別手配しました。
JALツアーで使っているのは屋久島ガイド協会
屋久島ガイド協会HP:http://www.yakushima-guide.com/
料金は、2名参加12,600円/1名 3名参加10,200円/1名。
総額で考えるとJALツアーより安く手配できました。別手配でも全く問題ないです。
HPよりツアーの説明
縄文杉は、1966年に地元屋久島の岩川貞次氏によって発見され、いまや屋久島だけではなく自然界のシンボル的な存在。
周囲が16.4メートルもある幹は屋久杉特有の波うつ襞(ひだ)と瘤(こぶ)におおわれ、異形の放つ圧倒的な存在感に驚きとともに深い感動を覚えます。
この太古の自然を日帰りで訪ねる旅は、荒川登山口から最短ルートを往復します。
長いトロッコ道を歩き、険しい原生林をたどる全行程10時間以上にも及ぶたいへんなコースですが、多くの発見や出会いとともに、最高の達成感が得られます。
靴からウエア、ストックまで全てレンタルしてくれます。
いちろうの独り言
このツアーの魅力や屋久島の素晴らしさは、私の写真の腕、文章力では、ほんの一部しか伝えられず悔しいです。
屋久島さん(笑) ごめんなさい。
ただ、この素晴らしさは、知っている人だけのものとして、いつまでも残されていくと良いなあとも思います。ゴミ一つ無く、人と自然が共存している気がしました。
報道でもあったように昨年は大雨のため登山者が孤立したのですが、全員無事でした。
自然を自然のまま保存してありますので、大雨でも被害が少ないのですよね。
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