●先週学んだこと(勉強再開から27週間目:5/16〜5/22)
TACの「電験三種 理論の教科書&問題集」の問題を解いています。
先週は、
CHAPTER5(三相交流回路)=6問
CHAPTER6(過渡現象)=12問
CHAPTER8(電気測定)=17問
合計35問やりました。
これで、CHAPTER1~8の170問、1回目が終了しました。
電気測定については、TAC理論では説明が少ないので、以下の動画が分かりやすかったですね。
【電験三種・理論「中級」】三日目~電気計測について~ - YouTube
【電験三種講・理論「中級」】四日目~応用問題演習~ - YouTube
助かりますね。
過渡現象についても、TAC理論では説明が少ないです。
というわけで、簡単にまとめてみました。
コンデンサは、下図のようになります。
コンデンサは、まず電圧Vcを考えます。
最初は電圧0です。充電されてEになります。スイッチを切り替えて放電すると電圧Eを供給できます。
次に、コンデンサの電流Icについてです。
最初はE/R流れます。コンデンサは充電されると電流が0になります。
次に、スイッチを切り替えます。コンデンサは放電します。放電すると電流E/Rが流れますが向きは逆です。
抵抗の電流Irはコンデンサの電流Icと同じです。
抵抗の電圧Vrは電流Irに抵抗Rを乗じたものですから、Irと同じグラフになります。
リアクタンスは、下図のようになります。
リアクタンスについては、まず電流ILを考えます。
最初は電流が流れませんので0です。時間が経過すると短絡状態になります。電流はE/Rになります。
スイッチを切り替えて電源供給がなくなっても、リアクタンスに電流が流れ続けます。電流はE/Rになります。時間が経過すると0になります。
次に、リアクタンスの電圧VLについてです。
最初は電流が流れないので電圧はEです。短絡状態になると電圧は0になります。
次に、スイッチを切り替えます。コイル内を電流が流れ続けます。電圧の向きを考慮すると-Eになります。時間が経過すると0になります。
抵抗の電流Irはコンデンサの電流ILと同じです。
抵抗の電圧VLは電流ILに抵抗Rを乗じたものですから、ILと同じグラフになります。
電圧、電流の波形パターンは、2通りしかありません。
まず、コンデンサの電圧を憶えます。次に電流を憶えます。
抵抗の電流、電圧はコンデンサの電流と同じ波形です。
これを憶えてしまえば、大丈夫です。
リアクタンスの電圧は、コンデンサの電流と同じ波形で、リアクタンスの電流は、コンデンサの電圧と同じ波形です。
抵抗の電流、電圧はリアクタンスの電流と同じ波形です。
というわけで、2通りなんです。
●今週やること
今週は、TAC理論の問題、2回目に入ります。
問題数は合計170問で、以下のような構成になっています。
CHAPTER1(直流回路)=24問
CHAPTER2(静電気)=26問
CHAPTER3(電磁力)=19問
CHAPTER4(交流回路)=36問
CHAPTER5(三相交流回路)=13問
CHAPTER6(過渡現象)=12問
CHAPTER7(電子理論)=25問
CHAPTER8(電気測定)=17問
一応、ノルマは、1日7問、1週間で42問です。
2回目なので、ペースアップできると思います。
試験まで残り3か月。
頑張っていきましょう。
※【電験の勉強】1つ前は こちら
※令和2年の電験三種までの3ヵ月間の勉強と結果について読みたい方は、以下をご覧ください。
初日は こちら
4週目の「理論が一通り完了」は こちら
8週目の「戦略」は こちら
10週目の「全科目一通り完了」は こちら
14週目の「受験票が届く」は こちら
15週目の「試験本番」は こちら
「自己採点の結果」は こちら
「合格発表」は こちら
※令和3年の勉強について読みたい方は、以下をご覧ください。
R2年度の電顕三種「理論」の解説は こちら
勉強計画の作り方は こちら