最も合理的な入札方法 | 技術士を目指す人の会

技術士を目指す人の会

勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

一般競争方式は、品質を決定した上で、最も安価なプランを選択する方法です。

プロポーザル方式は、上限価格を決定した上で、最も高い品質のプランを選択する方法です。

 

では、最も合理的な入札方法とは何でしょうか?

 

総合評価方式ではありませんよ。

総合評価方式は、価格のパラメータが高いです。実質、一般競争入札とほとんど差異はありません。

 

では、最も合理的な入札方法とは何か?

 

事前調査で、品質を満足するために必要な下限価格を決定した上で、最も高い品質のプランを選択する方法です。

題して、ネオ・プロポーザル方式です。

ネオ・プロポーザル方式なら、安価で、優れた製品購入や工事発注を実現することができます。

 

供給過多・需要不足の時代は、プロポーザル方式が有効です。

供給不足・需要過多の時代は、一般競争方式が有効です。

二者択一ではありません。

いずれの時代であっても、ネオ・プロポーザル方式を選択すればいいわけです。