技術士合格法(5.4 最も大切なテーマ)(R6.4.3更新) | 技術士を目指す人の会

技術士を目指す人の会

勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

※ 令和4年度の技術士二次試験の予想問題は、4月20日頃に発表予定です。

 

5.4 最も大切なテーマ

これまで、極めて重要なテーマと重要なテーマについて述べてきましたが、このマトリックスでは表現できない重要テーマがあります。

最も大切なテーマです。

それは何か?

 

 

それは、受験生が得意なテーマです。

 

得意なテーマというのは、極めて重要なテーマ以上に大切なものなのです。

例えば、受験生が得意なテーマが、下図の極めて重要なテーマであればそれをやればいいですが、そうではない場合、つまり、受験生が得意なテーマが重要なテーマ又は重要ではないテーマの場合、どうすればいいのか?

何よりも先に得意なテーマから勉強するべきです。得意なテーマは、極めて重要なテーマよりも優先順位が高いのです。

なぜか?

資格試験で合否を分けるのは記憶です。

情報に関する記憶、フレーズに関する記憶があれば答案を作れます。逆に、記憶がなければ何も書けません。

極めて重要なテーマ、重要なテーマという理由だけで、はじめから、あまり知らないテーマを勉強しても、簡単に記憶が定着しません。何となく勉強しただけになってしまいます。

一方、自分が得意なテーマについては、もともとの記憶が頭の中に存在します。

新たに入手した情報があっても、自分の得意なテーマに関するものであれば、既存の記憶と関連付けることができます。

理解しやすいのであれば、記憶も定着しやすいです。

自分の得意なテーマについては解答を作成しやすいです。そして、ここからが重要です。

この1つ目の解答で作り上げた文書の構成をお手本にして、別のテーマの解答を作る際に活用するのです。

 

このように、得意なテーマで培った勉強のコツは、極めて重要なテーマや重要なテーマにおいて活かすことができます。

また、得意なテーマで培った自信は、他のことに挑戦した場合でも、「大丈夫、何とかなる」という自信の源になります。

 

こうしたことから、勉強をする場合は、まず得意なテーマから着手するべきです。

 

 

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