モロッコ旅行:お土産屋さん編
モロッコでもお土産屋さんに連れていかれました。スリランカの店員さんほどの強引さはなかったものの、やっぱり「お土産屋さんあるある」はありました。フェズのタンネリ地区のお店での出来事バブーシュ2足とポーチ4個を買って、少しお土産問題が解消されたとホッとしていると、ジュラバ※を試着させてもらえるよと言われて行ってみました。たくさんのジュラバが飾られた部屋に、店員さんたちと旅仲間が数人いました。彼女たちはすでに試着し終わったらしく、私一人でジュラバを着せてもらうことに。「着るだけでもいいんですよね?買わなくてもいいんですよね?」と一応確認旅仲間も誰も購入していないようでした。最初にこちらの白いサボテンシルクのジュラバ軽くて肌触りもよく涼しげです。だけど私が着ると、なんか違うジュラバは、エキゾチックなモロッコ人が着るからこそ似合うのだなと思いました。そして次に着せてもらったのが青いこの衣装とんがり帽子じゃないけどこれもジュラバなのかなこれを着た時店員さんたちが一斉に「プリティ~!」だの「プリンセーッス!」など言って宴会芸のように盛り上がってくれましたが、その手にはのりません。店員さんたちは最後の試着客である私にすべての望みをかけているようでした。褒めまくって何とか買わせようとしてきますが、青い方は結構高価だったし、白いペラペラなジュラバでも日本円で7000円くらいでした。これを買ったところで日本で着れないし、そもそも私には似合わないのです。「高いし、日本で着る機会もないから買わないです」と言って何度か断るも、「ならいくらなら買う?」と詰め寄ってくる店員さん。日本語ペラペラなのに、こういう時はモロッコの店員さんも日本語が通じなくなるらしいのです。そしてさっきまでの友好的な態度も一転、ギラギラしてきました。困ったなと思いつつこれで押し売りが終わるならと「3000円くらい」と答えました。すると「それじゃ売れない」と呆れたようにばっさり。態度も冷たくなりました。諦めてくれて良かったですが、買わないとわかると態度が急変するのはどこの国でも同じ。バブーシュもポーチも買ったんだし、勘弁してよとこちらも恨み節を言いたくなります😥試着代金を払えば、民族衣装を着せてもらえるサービスがあったら是非利用したいものです。それなら買わなくとも最後まで気持ちよく過ごせそうだし。ところで、このお店で買ったバブーシュはちょっと匂いが大変でしたが、ポーチは作りもしっかりしていてとても素敵なものでした。お土産であげた方もとても気に入ってくれたようで、もっとたくさん買えば良かったと後悔したくらいです。〜モロッコのお土産〜マグカップとラクダのティシャツは、カサブランカ空港の売店で購入したもの。旅仲間が一緒に選んでくれました。職場へのお土産スーパーやサービスエリアの売店で買いましたが、意外にチョコが高かったです。ギャラクシーのジュエルズチョコの詰め合わせ(確か何個か食べた後で量が少なくなってます)が88.95MADで日本円にすると1.423円でした。ロアカーのココナッツ菓子の方は48MADで768円で妥当な感じかな。二つとも美味しかったですが、特にココナッツのお菓子が好評で私も好きな味でした。でも調べたらどちらもモロッコのお菓子ではなかったです😅***※ジュラバ : モロッコの民族衣装モロッコでモロッコ人が着るから素敵なのかも。***今回でモロッコ旅行記は終わりとなります。長らくお読みいただきありがとうございました☺️初めてのモロッコでしたが、人が優しくてあたたかみがあり、イスラム教の世界にも興味を持つようになりました。神秘的な砂漠や可愛いラクダにも魅了された旅でした。いつか砂漠スティもしてみたい🏜️そして今回ツアーメンバーが素敵な方ばかりで、とても楽しく安心して旅することができました。旅仲間ってホント大事だなとつくづく思いました。なかなかタフな旅でもあったけど、その分印象に残る旅にもなりました。モロッコお勧めです🇲🇦