6月6日〜13日迄モロッコへ行って来ました🇲🇦

 

今回も一人でツアーに参加してみました。

 

令和6年6月6日 成田空港搭乗口66番からの出発です✈️

飛行機は念願のエミレーツ✨

 

今回の旅は、出発初日からいろいろ印象深いことがありました。

 

搭乗を待つ間、待合室の隣の席に座ったご夫妻がとても優しくてあたたかい雰囲気の方たちでした。


阪急でイタリア・ギリシアなどクルーズするツアーに参加するみたい。

 

「一人でモロッコのツアーに参加するんだね、向こうの人たちも若い子には皆親切にしてくれるよ(←もうそんな若くないけど😅)

若い時にいろいろ旅行するのはいいね

私たちもいろいろ行ってるけど、トルコへ行った時はパンがとても美味しくてね」

 

とか気さくにいろいろお話してくれました。


終いには、「なんだか娘ができたみたいだ」とまで言ってくれて。終始すごく優しい眼差しを向けてくれてとても嬉しかった。

 

本当に娘になってしまいますよ?と思うくらい素敵なご夫婦でした。

 

さて、エミレーツに搭乗すると通路側の私の席をフランス人の中年男性が陣取っていました。

 

そこは私の席だと言うと、前の方に座っている自分の彼女と私の席を交換して欲しいと言うのです。


その男性の本来の席は、私の席の隣でした。いつもなら交換に応じるかもしれませんが、今回の旅で私は飛行機の座席が窓際か通路側の席になる契約で旅行会社に2万円余分に払っていたんです。

 

そして彼女の席は4人席の真ん中でした。だから、この席になるためにお金を払っている旨伝え、この通路側の席に座りたいと伝えました。


するとそのおっさん、自分は何度もトイレに行くから何度もあなたは立つことになるよとか言い出して、どうしても譲りません。

 

私が渋っていると、フランス語で何やら人を小バカにしてるようなことをしゃべりだして、本当に感じが悪かったです。


困っていると、今度は後ろの席の黒人の若いフランス人男性が、イラついてるおっさんの代わりにすごく丁寧な英語で私に交渉しだしました。

 

周りを見渡すと、恐らくフランス人だらけ、もしかしてツアー仲間だったりしてたのかな?


このおっさんも私が代わらなかったら意地悪して本当に何度も席を立ちそうだったので、しぶしぶ席を代わることにしました。

 

おっさんがおっさんなら彼女も彼女で、人の顔も見ずにサンキューと言っておっさんの元へ。

 

で、交換した席なんですが、確かに4席並びの真ん中の席ではありましたが、他の3席とも皆日本人でおまけにとっても素敵な人たちだったんです✨

 

真ん中の席に落ち着き、「席を代わってあげたのね」と話しかけてくれた日本人マダムにこれまでのいきさつを話し、「だからフランス人は!」と思わず口走ってしまったところで、周りがやっぱりフランス人らしき人ばかりなことに気づく(-_-;)

 

おっさんの彼女が座っていた隣の通路席に座っていた日本人女性も、しつこく席の交換を交渉されたけど、その席が良かったので無視を通したようでした。


この方、スラっと背が高くて本当に素敵な人で、これから一人でブラジルのレイソンスへ行くと言っていました。


レイソンスという砂漠地帯に出現する湖が美しくて魚も泳いでいるんだとか。目を輝かせて未知の景色の話をしてくれました。

 

マダムもご主人とよく旅行するらしく、少し天然な?これまでのご主人の失敗談など面白おかしくお話してくれました。


この両隣の方たちが本当に感じが良くて楽しくて、お陰で約10時間40分のフライトが全然長く感じなかったし安心して快適に過ごせました。

 

席を交換してホントに良かった!


フランス人のおっさんも、トイレに行く時、私の方を気にして ”ありがとう”みたいなしぐさを見せてたし、そんなに悪い人じゃなかったのかな、とすっかりおっさんに対するわだかまりもなくなってました。

 

私の人生、ケガの功名的なことが結構起こったりするけど、今回もまさにそんな出来事でした。