次に見学したのは、フェズのメディナ(旧市街)を建設したスルタン、ムーレイ・イドリス2世のお墓

現在もメディナの中で最も聖域とされているところだそう。イスラム教徒以外は中へ入れないので、ここも入り口から中の様子を見るだけです。

とても立派な建物でした。

触ると幸せになると言われるドアノブみたいの触ってる旅仲間 それからまた少し歩いて

こちらはウード博物館 かつて商人宿だったこの建物には、木彫りの工芸品や楽器などが展示されてるそう。

ゼリージュ※が美しい12世紀に整備されたと言われる共同水くみ場もあります。


昼食はリヤド風レストランでいただきました。

レストランの屋上からの景色が良いということで、食事前に見に行くことに。屋上への扉を開けると…

フェズの街が一望できました!


素敵な景色が見れて嬉しかったです。


そしてこのレストランのお皿が凄く素敵でした。こういうお皿が欲しい。

モロッコでは、フレッシュオレンジジュースが美味しいこと!

メインのクスクス※ タレをかけて食べました。

モロッコの定番ミントティーは苦味いうか渋味あるので、モロッコ人はお砂糖を入れて甘くして飲むそうです。


帰りもフェズの迷路を歩いて


いよいよ次の目的地、砂漠の街エルフードへ向かいます🚌


途中、モロッコのスイスと呼ばれるイフレンという街へ立ち寄りました。


アトラス山脈の中腹にあり標高1665mの高所にあるため軽井沢のような涼しさです。冬には雪も降るそう。


トイレ休憩に入ったレストランが素敵でした。

街の中心広場にあるアトラス・ライオン像(別名バーバリライオン)

イフレンというのは、アラビア語で「ライオン」の意味だとか。山間の森林を好むアトラス・ライオンは、かつてこのあたりに生息していたそう。


非常に大きくて存在感があったと言われる彼らは、狩猟などにより絶滅したと言われていました。 


しかし、後にムハンマド5世の私的動物園で32頭飼育されていることが判明し、今も命をつないでいるそう。良かった!


ホントに避暑地らしい美しい街並みのイフレン

アトラス・ライオンバスもやってきました!

イフレンのシンボル的存在なんですね🦁


イフレンには一泊くらいのんびり滞在したかったですが、バスの旅は続きます。

途中、野生の猿に遭遇しました。結構大きくてびっくり!たくましいです。

猿がいたと思えば遠くに羊の群れがいたり

馬も歩いてたり

たくさん動物が見れました。

猿たちも相変わらず自由な感じ。

添乗員さんは、猿に噛まれたことがあるそうで少し怖いようでした。確かに野生の猿たちはワイルドな感じでちょっとドキッとしますが会えて嬉しかったです。


トイレ休憩に訪れるとこもどこも素敵でした。


この地図が非常にわかりやすかった。

これはダムかな




夜になってようやくエルフードの宿泊地ジェーンラカスバホテルに到着

座ってたバスの窓際が暑くて、熱中症になりかけて食欲がなかったので、夕食はメロンとレモンソーダだけにしました。



部屋はコテージ風の建物の1階でした。


こういう石造りみたいなのも趣があって素敵です。


ところで、寝る時隣でカサッと音がしたけど、何だったんだろう?見ちゃいけないもの(虫とか)だったら困るのでそのまま寝ちゃいました。


いよいよ明日はサハラ砂漠です。


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ゼリージュ : カットしたタイルを組み合わせて幾何学模様を作るモザイクのこと。


クスクス : 世界最小のパスタと言われる北アフリカを代表する料理で煮込んだ野菜をどっさり乗せてスープをかけて食べる。イスラム教の安息日である金曜日に食べるのが習慣。