お正月行事のしきたり/初詣は本来、氏神様をお参りするもの|お雑煮・・・正月になぜ「雑」なものを? | 佐賀と久留米の出張もみ屋 スリーピングフォレスト | リラクゼーションの“FIRST CLASS”へ

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一年の計は元旦にあり”などというように、一年の節目として、日本人は正月をことのほか大事にしてきました。

正月には年神様という新年の神様が名案庭に降りてくると考えられ、その年の幸運を授けてもらうために、様々な習慣が定着いたしました。

現在、多くの伝統的な習慣が忘れられていく中で、初詣や雑煮を食べる習慣など、正月行事は未だに、多くの日本人が大切に守り続けているのです。


初詣 ・・・ 本来は氏神様をお参りするもの
年の初めにお参りすると「めでたさ」が倍増するということで、新年を迎えると各地の神社仏閣は、初詣をする人々で大賑わいとなります。
大晦日の除夜の鐘を聞きながら家を出て、元旦にお参りをすませて帰るのを「
二年帰り」といっていたそうです。
ちなみに、昔は一年のケジメとして、一家の家長は、大晦日の夜から神社に出かけて、寝ないで新年を迎えるのが慣わしだったそうです。
やがて、伊勢神宮や出雲大社などの有名な神社に出かけたり、その年の干支によって年神様のいる方角(恵方にあたる社寺)に出かけて初詣をするようになりました。
これを
恵方参りというそうです。
現在では、この恵方参りの習慣はなくなり、明治神宮、成田山新勝寺、川崎大師、住吉大社など、各地の有名社寺に出かけてお参りする方が年々増えてきているようです。


雑煮
・・・ 正月になぜ「雑」なものを食べるのか
正月といえば雑煮を思い浮かべる方も多いかと思います。
元来お雑煮は、年神様に供えた餅を神棚から下ろし、それを野菜や鶏肉、魚介などで煮込んで作った料理で、「雑煮餅」ともいうそうです。
雑煮はもともとは正月用ではなく、室町時代頃の儀礼的な酒宴などで出されたのが始まりだそうです。
最初に雑煮を食べて胃を安定させてから酒宴に移るための前菜だったものが、時代が流れ、やがて正月料理になったとのことです。





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