どうですか皆さん察してしまう人はどんな時に「その力」を発揮すればいい？（唐突）
先日こちらの記事で
・「私が助けてあげないと」の罠。pocceの本当にあった「私が助けなくても良かった話」
「察して」と求めてくる人のことはホットケーキでも食べながらほっとけ
と書きました。
この言葉が刺さる人はこんな人だと思うんです。
察しようとしなくても察してしまう感受性の強い人。
そんなあなただからこそ、自分以外の人の荷物まで無意識で背負ってしまってしんどくなっているんです。
そもそも察する力がない人は相手が「察して」という無言の圧力かけてきても気づかないからね
小さいころから、他人の感情に敏感で、場の雰囲気に敏感で、他人の喜怒哀楽に振り回されてきたあなた。
もしかしたら、あなたは人間関係は苦手
という
「勘違い」
してませんか？
そんなあなたこそ
本当は人間関係が大大大得意
になる可能性を秘めているのです
突然ですがここで
pocceの本当にあった「察する力を発揮すべきところで発揮した話」
聞いてください…
チャラララ～ララ～…
あれは、私が某コーヒーチェーン店で働いていた時のことです…。
私はいちアルバイトとして、レジ打ちや調理、ホールなどを日替わりで担当していました。
コーヒーチェーンなのでこのような「マニュアル」がたくさんありました。
・お客様に本日のコーヒーをおすすめする
・キャンペーン中のドリンクごり押し
・モーニングやランチの時間帯はセットをすすめる
・ポイントカードを持っているか聞く、持っていなければすすめる
・ミルクやお砂糖を使うか聞く
他にも、マニュアルではないけどなるべく廃棄になりそうなケーキやサンドイッチを優先的にすすめる、とか、まあ数えればキリがないくらいありました。
マニュアルはチェーン店において均一なサービスを提供するには欠かせないもの。
でも…
マニュアル通りにやっているだけでは決してお客さんを満足させることはできない。
人によっては型通りの「いらっしゃいませ」や「ありがとうございます」が嫌いだし
ポイントカードの「ポ」と言っただけでかぶせるように「いらないです
」と切れ気味に言う人もいる。笑
キャンペーン中のドリンクをおすすめしようもんなら（はいはい、今これを売りたいのね、ごり押しお疲れ）「ブレンドで。
」とむしろ頑なにいつも通りのコーヒーを選ぶ常連さんも多い。
いつも単品注文なのに毎回セット注文をおすすめされたり
毎回「お砂糖とミルクはご利用ですか？」と聞かれたり
毎回「喫煙席ご利用ですか？」と聞かれたり
毎回「いらない」と言ってるのに「ポイントカード云々」言われたり
常連さんであればあるほど
うぜえな
いい加減覚えろや
ってなるよね。笑
そういう時、察することができない人は毎回同じことを何も考えずにやってお客さんを苛立たせる。（そして本人は相手が苛立っているのがどうしてかわからないしマニュアル通りにやってるから悪くない、と自分を正当化する
）
そんな時こそ
「察してしまう感受性の強い人」の出番
察してしまうというのはつまり
相手が求めていることがわかる
ということ。
相手が言葉として発していなくても、なんとなく発しているメッセージを読む力。
あるいは言葉として発していたとしても、「言葉の裏にある意図」を読み取る力。
その力は、プライベートの人間関係で発揮すると疲れることもあるから「ホットケーキでも食べながらほっとけ」をやればいい。
【用語解説】ホットケーキでも食べながらほっとけ
でも「察してしまう」を
接客業で使うとめっちゃくちゃパワフル
なのです！！
私は、「相手は今何を求めているだろう？」を常に考えて、その人たった一人に向けたオリジナルレシピで接客をしていました。
さらに、「相手が求めていることプラスα」を想像して、サプライズで喜ばせることが大好きでした。
そんなことを心掛けていたら…
毎朝、オープンと同時に長蛇の列！！
求められていない余計なおすすめや質問はしないから、スピーディーに商品を提供することが可能で朝急いでいるお客さんにとっても忙しいスタッフにとっても好循環。
逆に落ち着いた時間帯には、いつもはおすすめしない限定メニューを「お試しになってみますか？正直私の好みとは違うんですが、酸味がきいたコーヒーがお好きなお客様ならきっと気に入ると思います
」「今日は暑いのでたまにはさっぱりしたコーヒーはいかがですか？」とすすめてみたり。
他にも、お客さんの名前を一人一人覚えて、名前で呼ぶととても喜んでもらえたり、何気なく話したことを覚えていて「そういえばあの話、どうなりました？」と聞くと嬉しそうに話してくれたり。
マニュアルはあれど、マニュアルにハマらない接客をすることで
ある意味…
お客さんに依存してもらうことに成功したわけです。
「pocceさんがいない日は寂しい」とわざわざ私のシフトが入っている曜日に合わせて来てくださる方、毎回差し入れを持ってきてくださる方、バイト後に食事に連れていってくださる方…
おおげさに言っているのでも自慢でもなく、毎日大勢の常連さんから引っ張りだこ状態でした
小さい頃場面緘黙で苦しんだし、察してしまうがゆえに人間関係で悩むことも多かった私。
でも、場面緘黙でしゃべらなかったからこそ人間観察力が自然と身についたし、察してしまうからこそ接客業でそれが活きた。
察してしまうから大勢いる場所が苦手で疲れてしまうけど、察してしまうからこそ一人一人の求めていることに対応することができたのです。
察してしまうあなたへ。
あなたは察してしまう能力によって、きっと疲れることもたくさんあるよね。
大きい音が苦手だったり、人混みが苦手だったり、怒っている人が苦手だったり、泣いている人に必要以上に共感して一緒に泣いてしまったり、残虐なニュースを見てショックを受けたり…
心も体も疲れやすいでしょう？
プライベートでは、察してしまう能力はゆっくり休んでいいよ。
「察してよ」と求められても、無理して応えなくていいよ。
あなたにとっては
自分を休ませることの方が大事
でも
充分休めたら
あなたのその能力
仕事で発揮してみない？
あなたのその力は
あなたが思っている以上に価値があるよ。
察することは、誰にでもできることじゃないから。
察することができる感受性の強い人は、脳の構造がそもそも違うから。
神経伝達の方法が違うから。
人と違うっていうのは、それだけで大きな大きな価値だから。
繊細なあなただからこそできることに目を向けてみてね
もちろん察する力をさらに発揮するために、接客に関する本やクレーム対応の本もたくさん読みましたよ～
これ超おすすめ
コーヒーチェーンでリッツカールトンの接客を心掛けている店員さんてほとんどいないと思う
だからこそ、求められている接客を超えるハードルは意外と低くて簡単。
飲食店のみならず、しょせん接客も人間関係。
やったらやっただけ面白いくらいお客さんが増えると思うよ～
（接客のみならず、取引先や上司とか、「求められていることの先」を意識することは大切だよね。意識する場所を変えるだけで行動は変わるのだ
）
繊細なあなたにぜひ読んでもらいたい本
【繊細なあなたに役立つ記事まとめ】
有料記事並みに優良記事だよ！
ぜひ読んでね！
ではまた～
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