何ちゅうタイトルなんでしょ~😅
前作から一転してまたまた誰の目にも止まることのない⁉️おそらく一生知る機会もないであろうドマイナーな作品を紹介したいと思います。
原題は「ORGY OF THE DEAD」何でしょう❔直訳したら死者たちの乱交とか乱痴気騒ぎになるんでしょうか⁉️明らかにロメロの「NIGHT OF THE LIVING DEAD」みたいな?なタイトルではあるがゾンビは出てこないです(´・ω・)
重く固い扉を「北斗の拳」の門番みたいな大男がギギギッとオープンさせると、中から神妙な顔つきのおっさんが出てくる⁉️⁉️
「私はクリスウェル。信じられぬ物語の語り手。非現実の世界を現実以上に再現する。これから話す物語は気を失うくらいに恐ろしい❗夕闇と共に全てが始まる❗」
「かつては人間だった化け物が生と死の虚空をさまよう。あわれむ化け物たちよ卑しむべき化け物たちよ。死霊どもの夜。底知れぬ地獄の深淵から甦る死霊どもの祭り……」
と仰々しい長いセリフを威圧感たっぷしに言うのかと思いきや、どうも下向きなうつむき加減ってよく見りゃセリフが長過ぎたのか?カンペを追っている目線で話す困ったちゃん😖💧な闇の帝王である。
一台の車が走っている。中には男女のカポーがいる。
「ねえ?どうしても夜の墓場に行かなきゃならないの?ワテス恐いわ。引き返しましょうよ」
「わかっとくれよお姉さん。夜の墓場こそホラー小説の構想に最適なんだよ😃」
「他にも題材はいくらでもあるでしょ?」
「いろいろと試してはみたんだ。演劇。恋愛小説。西部劇。犬猫の話エトセトラ……」
真夜中ミッドナイトのドライブなのに映像が引き気味になると昼間に変わっとります。
引き返そうと頼む彼女に半ばキレ気味に「じゃあエエよわかったよ帰るよ」とムリクリに車をUターンさせようとして事故ってしまう❗❕
二人は車外に投げ出され大の字にひっくり返ってしまう❗
「澄みきった夜には月の光が冷たく輝き…犬や狼が吠え忌まわしいものが汚泥から這い出す…そして死霊どもの饗宴が始まるのだ!…このような夜、大抵の人々は墓場などに近づきたがらない…このような夜🌃こそ化け物どもが姿を現し歩き回る!」
「夜の闇が我々を覆い死の世界を支配する月が今一度燦然と満ち溢れて輝く!さあ来るが良い!闇の女王(ヘドリアン女王ですか?)よ!」
先程のカンペ読みオジサンが高々と呼ぶと満を持してバンパイアみたいな格好をした闇の女王が現れ闇の帝王に挨拶をする。
「時の流れは淀み死霊どもが快楽を求めて集う。今宵の宴にワテシが満足しなければ……彼女らの魂を永遠に地獄に突き落とす!」
さ~あお待たせしました🎵😍🎵ここから始まる『死霊どもの饗宴』とは⁉️⁉️
小便チビりそうなくらいに怖い(´゚ω゚`)恐ろしいヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァな話なのか⁉️⁉️見ていきましょうじゃありませんか🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶
最初を切る特攻隊長は炎に愛された女⁉️⁉️
恋人を炎に殺され自らも炎の中に死んだ女だそうです。

画面が切り替わると彼女は真紅の衣装を脱いでトップレス姿で踊り出す。しかもバックにかかる謎の音楽が黒田節みたいな気の抜けそうなヘッポコ音楽である。
2番目はオーソドックスなストリップ劇場でかかりそうな伊勢崎町ブルースみたいな音楽にのせて若い頃の小柳ルミ子みたいなオレンジ髪の女子である。

彼女が踊っている途中でボブとシャーリーは目を覚ます。事故ったけど二人とも幸いにたいした怪我は負ってなくて、墓場でかかる謎の音楽に「管理人がいるかもしれない。電話を借りに行こう」とオマヌケなことをぬかしている。
その間にルミ子風もやっぱり一糸まとわぬパン一小島よしおみたいなカッコになりクネクネと不思議な踊りを踊り出す!!
恐る恐るボブとシャーリーは墓場に近づきます。
「大学のパーティーかしら?」
「なにかのパーティーだけど大学ではなさそうだ…」
って見りゃ一発でわかんだろと言いたいですね。
ルミ子風はしゃれこうべと一緒にダンスをして終わる。クリスウェルは次は『黄金を崇拝した女』を是非見てみたいと言う。闇の女王が指パッチンをすると門番二人が重い扉を開ける。棺からチョイゴージャスっぽいドレスを纏ったブロンド女子が踊り出す。で次のカットではもういきなしオツパイ剥き出しのトップレススタイルで踊り続ける。意外にこの人のダンス長い😓😓なとぼちぼち飽き始めた頃にクリスウェルが「彼女に褒美の黄金をあげよ!」と門番に命じる。最初は彼女に金貨❔をかけていたが門番に持ち抱えられるとゴポゴボ煮えたぎっている釜に放り込まれる。そして出されると彼女は全身金ピカゴールドライタン✨✨✨✨な金箔ボディになって運ばれる。
クリスウェルは高笑いで答える。

物陰から様子を一部始終うかがって見ていたボブとシャーリーは背後から現れた狼男とミイラ男に捕らえられる❗❕

ちょっとカワイイかも❔
クリスウェルと闇の女王の前に引っ張り出された二人はクリスウェルに「二人に試練を与えよ!」と命ずる。闇の女王が「まだ生きてますが?……」と訊ねるとクリスウェルは「いずれ死ぬことになる!」と答える。
ボブとシャーリーは大した抵抗もせずに仲良く柱に縛りつけられる。ミイラ男と狼男のメイクもチープでスッゴく安っぽいのが泣けます( ω-、)
そして次なる死霊⁉️は⁉️⁉️⁉️
「猫🐱を愛することは猫🐈になること❗」
とミュージカル「CAT,S」みたいなカッコした女子⁉️ん?( -_・)?よく見るとキャットスーツだがケツとオツパイの部分がはみ出していますwww
ほのぼのした音楽でキャットダンスをしてたと思ったらやっぱりスルスルっとキャットスーツを脱ぐ。猫になりきっとらんやん😖😖😖😖😖
「奴隷女が拷問されるのを見るのが大好きだ!」
お次は門番に鞭で打たれる女子。彼女は手を拘束する鎖をつけたままジャラジャラ音をたてながら踊っております。心なしかやりずらそうです(;><)
あれれっいつの間にか鎖は解かれててやっぱしトップレス姿になって踊ります。ドライアイスの量が足りなかったのか?小さな煙の中で踊ります。
「怖いわ」
「とんでもないのに捕まったな」
「化け物だわ」
「聞こえるぞ!」
「どうするの?」
「わからない…けど諦めるな!何とかなる。落ち着け…騒いじゃダメだ。なるべく時間を稼ぐんだ」
「気絶しそう…」
「それだけはダメだ」
と密かに脱出計画を話しているボブとシャーリーの会話を小耳にした舎弟のミイラ男と狼男が闇の女王に耳打ちする。闇の女王はシャーリーのところに近づきシャーリーのシャツをはだける⁉️⁉️そして短剣を構えるシャーリーは悲鳴をあげる❗❕唯一の見せ場⁉️⁉️グロいシーンの登場か❔と思いますがクリスウェルが「まだ我々の仲間に引き入れるのには早い!もう少し見させてからだ」と闇の女王を静止させる。女王は渋々短剣を引っ込めてシャーリーのシャツを直して戻る。
お次は闘牛と闘牛士を愛してその死を讃えて舞い自らの死のために舞う女……と真っ赤なドレスでしゃれこうべにキスをしてスペインのフラメンコ風に踊ります。
「彼女は『死者の日』に死んだ。その日は彼女の故郷では祝祭日」と説明される。その彼女も次のカットではもうトップレス姿である。彼女は闘牛士?のしゃれこうべに何度もキスをしながら踊る。そして退場する。
次の女子は紹介もされずにハワイアンなエキゾチックな女子が出てきて踊る。闇の女王の説明によると彼女は恋人の死を悲しみ、火山の炎の中に身を投じた女と説明される。でまたカットが変わると………以下同文で(;´д`)
そして次はヘビと煙と炎を崇拝する女と付け加えられる。何かの宗教かな?そのようです。と話す。
ミイラ男が狼男と会話をしている。
「蛇は古代エジプトでクレオパトラも飼っていた」と女について話していた。クリスウェルがそろそろ飽きてきたのか?ミイラ男と狼男に何か一発芸やれよと無茶ぶりを要求している。闇の女王がそんな呑気なことやってる場合ちゃうねん。そろそろ月が沈みかけている❗夜明けの光が指すと我々は消滅してしまうんやで~とクリスウェルを急かす。残りの死霊どもは次の満月まで待たせておけと命令する。
ボブは後ろ手に縛られているロープを少しづつ緩めていく。シャーリーは気をつけてと言う。
お次は結婚した初夜に夫を殺害した⁉️と言う女。夫の骸骨と共に踊る💃と闇の女王が説明する。この女子「キル・ビル」のユマ・サーマンみたくて美人です✨✨でも夫の骸骨はやっぱし踊るのに邪魔なのか?傍らに置いて踊ります。でカットが変わると…以下同文。この人はグラビアアイドルみたくオツパイを強調した踊りを披露します。音楽も何か明るいユーロビート調ですわ





で夫の骸骨を持って退場する。
クリスウェルはシャーリーを指差し「祭りは楽しいやろ❓君たちも死んで仲間入りすれば楽しめんよ。おまいは狼男とミイラ男のご褒美として捧げてやんよ😃」と言うと狼男は嬉しさのあまり雄叫びをあげる。
シャーリーが「キャアアアアアア❗」とやる気のない悲鳴をあげる。ボブが「止めれ!この悪魔!鬼畜❗」と叫ぶ。「男は用はない。誰も男のダンスなんざ見たかないからな…ソッコーKO- RO-SU❇️☆🌠💡」
闇の女王が「チョイ待ち!女子はワテシにくれるって言うたやん?」と駄々をこねる。
クリスウェルは「闇の女王はチミを一生の奴隷として扱うことを望んでいるようだな?美人ってのは不幸だな~一思いに死ねればどんなに楽か?」と言いやっぱしシャーリーは闇の女王にあげる約束をする。
あとは時間いっぱいまで死霊を登場させちゃル☆と息巻くクリスウェルに闇の女王が「もう月は沈みかけてる❗早くワテシにも楽しむ時間をクデヨ」と頼むが俺の方が優先だかんな!とジャイアンみたいなワンマンぶりなクリスウェルである。
お次は……貞子みたく顔をロングヘアで隠して両手を前に突き出した女子が現れる❗闇の女王の説明によると「ゾンビとして生き、死してなおゾンビであり続ける女」だと言う。

カットが変わると…以下同文。でも彼女、ちょっとギャルっぽくて岡副麻希っぽくも見える可愛子ちゃん(死語)ですwww
手を突き出したり広げたりなパントマイム調なダンスはもう時間がおしているのかわりと短いッス。
「月が山に沈む。早く終わらねば❗もう残りの死霊は帰してしまいましたが…」と焦る闇の女王にクリスウェルは「それはワシが決める❗さっさと呼び戻せ❗時間はまだある。オマイとて楽しみたいのだろ?」とどこまでもズボラ呑気である。
「羽飾りのために命さえも捨てて、殉じた女」
ちょっと演歌調な歌謡曲っぽい音楽にのせてちょっち体格のいい女子が衣装をヒラヒラさせながら踊る。カットが変わって…以下同文。さっきの岡副麻希風ゾンビ女よりは長いかもです(´Д`)
だいぶんと時間を彼女にかけたあとクリスウェルは闇の女王に「もう時間が足りへんわ。もうオマイの殺戮ショーにしてもええからチャッチャッとヤっておしまい(ドロンジョ風)」と命ずる。ずっとおあずけをくわされていた闇の女王は喜ぶ。・゚・(ノ∀`)・゚・。
そして大トリを飾るべく、闇の女王も悩ましく身体をのけ反りさせながら不思議な踊りを短剣をかざしながら踊る✨✨✨✨✨✨✨✨✨

MPを全部吸い取られそうな踊りを見せつけられたあと、闇の女王は短剣を構えシャーリーの心臓に突き立てようとする❗❕❗❕
だが、その時❗帰り道は遠回りをしたくなりすぎたせいか?とうとう夜が明けて朝陽が🌞燦々と降り注ぐ。すると闇の女王はのけ反って倒れてしまいそのまま白骨化💀💀💀してしまう(;゜0゜)
と同時に狼男とミイラ男と闇の帝王クリスウェルまでも白骨化☠️☠️☠️してしまうのであった。
「大丈夫ですか?」
「んん~ボブは❔」シャーリーは救急隊員の呼びかけによって意識を回復する。
「彼も大丈夫です」と告げられる。
「ワテスのことを殺そうとした死霊の連中は⁉️骸骨になったと思ったけど……」
「気を楽に。ゆっくり療養してください」
「本当なのよ。、み~んな骸骨になっちったのよ」
「ボブ❕愛してるわ。本当よ……許して……」
「許すも何も。あれは全て夢だったんだよ…」
「愛してる?」
「もちのろんさ」
二人は救急車へと乗せられ病院へと運ばれる。
「こうして死霊どもは夜明けとともに消滅した。しかし彼らは闇に蠢く影!次の満月の夜には再びやって来て呪われた欲望を満たすのだ!そして人間を道連れにして戻って行く。この二人のような幸運は滅多にないそんな幸運をあなたに祈る。だが運だけに頼らぬように。満月の輝く深い夜には呪われた死者の地を避けて通りたまえ。我々がいないとは限らないからな☺️今、我々は墓に戻る。あなたがたもいずれ来るがよい‼️」
とまたカンペ読み丸出しのうつむき加減の棒読みでタラタラと長いセリフを読み終えたクリスウェルはドラキュラが棺におさまるように入りパタリと蓋が閉じられる…………………………………………………………………
いや~長い❗正直言って90分少々のシャシンなのに3時間強の大長編作な長さに感じるかもな錯覚を起こします。それくらい退屈で冗長な演出の作品です。ストーリーを紹介してて言うのも何ですけど「お前の話はつまらん‼️」な大滝秀治になってしまいそうです。裸ストリップ劇場を延々と撮り続けただけの清々しいくらいにワンパターンな演出でエド・ウッドが関わっていたと言うのも頷けます。ビデオを早送りしないで最初から最後まで鑑賞し続けるのはそんくらいに苦行かもしれませんww
映画にストーリー性や感動を求める人には頭に来るかもなテキトーな単純なストーリーです。でも途中の出てくる死霊⁉️⁉️⁉️のオネーサマたちはなかなか美形だったりボインだったり、かつての西船橋のストリップ劇場でのダンスをもっと10倍くらい薄めたようなゆる~い盆踊り(このナイスすぎる邦題を考えたのは江戸木純さんらしいですww)なんですが各々の女子たちはチャーミングでボンキュポンで当時の男たちをかなりエレクトさせたんじゃないでしょうか??(個人的にはゾンビであり続ける死霊の女子(〃ω〃)ギザカワユス)あと闇の女王もなかなかキュートなんですwwww
またしても更新するまでだいぶんと時間がかかってしまいましたドウモスンマセン(/o\)
新年度に近づいてまた新たな気持ちでブログをアップしていきますので今後ともドゾヨロシク(byスタイリー)です(*^^*)