皆様、こんばんは。
昨日5時に業務を終え、月曜日17時の始業時迄の休みです。雨模様の秋田市内は数日前迄の暑さが和らいではいるものの、湿度が高く不快指数が上がるばかり…従って冷房も湿度対策に使用している様なモノです。しかも天気予報を見ると次に晴れマークが付いているのは8/1(土)ですから、数年前の様に「北東北では梅雨明け宣言を出せず」となるのか?さて本日は此方の作品を…DVD/Blu-ray化作品でAmazonプライムビデオ(東映オンデマンド対象作品)内に於いて有料動画配信が行われていますし(YouTube内「東映シアターオンライン」では第1話・第2話が常時無料配信)つい数日前迄東映chで10数年振りに再放映されていました(今後も2.3度は再放映が行われるものと思います。尚、過去には東映ch以外での有料波や無料BS波のBS11で放映された事があります)。録画保存をしていても東映オンデマンドで何時でも観られる状態にあっても、放映されていれば観てしまう好きなドラマです。
「探偵物語」(テレビドラマ版)昭和54年9月18日放映開始・全27話。小鷹信光原案・桂千穂/丸山昇一等々脚本・村川透/長谷部安春等々監督・松田優作主演・東映芸能ビデオ(現・セントラルアーツ)制作・NNN系列放映。尚、後に優作さんは根岸吉太郎監督(日活ロマンポルノの中でも傑作に入ると思っている竹井みどり主演「キャバレー日記」を手掛けられた方)・薬師丸ひろ子主演「探偵物語」劇場公開版にも出演していますが、此方は赤川次郎原作かつ内容も全くの別物です(確か林家木久扇=先代・林家木久蔵が警官役で出演していた記憶が)。

ハードかつ真摯に制作された回もあるものの「信頼していた上に現場が楽しかったと周囲に言わせた優作さんのアドリブ全開の芝居と、それに対して絶妙な対応が可能な面々を選び出したのではないかと思う程のレギュラー陣及びゲスト陣が織り成す楽しさと面白可笑しさ」は今後も新たなファンを増やしていくのではないかと思いますし、優作さんの入門篇としては「太陽にほえろ!」「大都会PARTⅡ」等々と共にお薦めし易い作品でもあります。しかもこの面白可笑しさは「オープニングから中盤以降は真面なストーリー展開紹介ではなく近況報告や共演者への苦情等々となっていった次回予告篇迄鏤められていたのは我国のテレビドラマ史上唯一無二」かと…特に「この男は酒飲んで現場に来る・台詞の覚えは悪い…他の番組の方、石橋蓮司は使わない様に!」と優作さんが放った時には飲んでいるモノを吹き出してしまった程!しかも本篇を観れば「本当に酒臭かったんだなぁ…」と、優作さんの芝居からひしひしと伝わって来るのですから。そう云えば放送回数が僅かとなった頃には「あと何回かと思うと気が抜ける!」中盤の回では確か「日本テレビに苦情が…」等々の台詞が本篇で放たれていたと記憶をしています。又、共演者に目を向けても東映実録やくざ映画群で見せた冷酷非情な凄味を自ら木っ端微塵にし見事な飛び道具となった成田三樹夫とその相棒の山西道広・容姿端麗の敏腕弁護士ながら愛嬌も過積載の倍賞美津子・ゲストとして出演した際に満面の笑みで「俺、インポ!」と放った今井健二・キザな二枚目かと思っていたら…の岸田森等々「この方がこんな一面を!」と新たな魅力を発見出来たりもするのですから…

そして現代では希薄…と云うより過去の産物として捨ててしまった方々も相当居られるであろう「向こう三軒両隣や地域社会の長所や利点が伝わって来る」のも美点!俺の様に「便所・風呂共用の安アパート」で生活をしているとコレを欠かす事が出来ぬ為心底感じます。但しこれが結果として最終回での悲劇的な展開となった上にそれ迄の回では想像も出来なかった優作さんの辛い過去を知る事となるのですが…「余りに行き過ぎてしまった個人主義等々を見直させる効果」を或る程度持っているとも思います。