東映バカの部屋

東映製作作品を主体として書いていますが、たまに他の話題も…一人でも多くの東映ファンが生まれる事を望みます!


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皆様、こんにちは。

 

 

休み最終日、昨晩も深酒をしてしまい、起床したら既に11時を回っておりました。「迎え酒」をしながら打ち込みをしています。

 

 

 

さて本日は、私感ですが日活が東映「不良番長シリーズ」を手本にして「硬質な内容に清涼剤としての笑いを散りばめた」と思っている作品です。

 

 

 

「野良猫ロック・ワイルドジャンボ」(「野良猫ロックシリーズ」第二弾)昭和45年8月1日公開・永原秀一/藤田敏八の共同脚本・藤田敏八監督・日活/ホリ企画の共同制作・ダイニチ映配配給。

 

 

VHS/DVD化作品で、ビデオマーケット/U-NEXT/GYAO!ストア内に於いて有料動画配信が行われています。

 

 

 

 

 

 

※KINENOTEの作品案内は此方から

 

 

 

上の写真ですが、平成16年発売のDVDの表紙で、手前左側から前野霜一郎・フジタツの兄貴・梶さん、後方の梶さんの頭上は当作品が銀幕初出演の夏夕介。

 

 

 

余談ですが、前野さんは黒沢のり子(東映作品でデビューし、昭和53年には日活ロマンポルノ屈指の名作「人妻暴行致死事件」で名演を見せました)の元亭主で、昭和51年3月に「児玉誉士夫邸セスナ機特攻事件」を起こし逝去。

 

 

前野さんが尊敬していた児玉氏がロッキード事件の首謀者の一人であった事(昭和30年代からロッキード社の日本側秘密代理人だった為)に加え、別件で在宅起訴された事(脱税容疑・外為法違反容疑)に対し「利権屋に天罰を下す」の思いが有った模様です(当該事件の前に「行動に移す理由」を知人に話していた為に判明しました)。

 

 

 

「不良番長シリーズを手本にしたのでは?」と書きましたが、その雰囲気を感じるのは「野良猫ロックシリーズ」の中でも当作品のみ

 

 

今年、chNECOに於いて全作品が放映された為、全作品が「同様の雰囲気なのかな?」と予想をしていましたが、全くの別物でした。

 

 

しかし、当時の日活の撮影現場では「娯楽は東映に学べ!」となっていたと言われている雰囲気は十二分に感じる事が出来ましたし、東映の吉田統括が「日活のロマンポルノ制作体制移行後」即座にフジタツの兄貴を「不良番長シリーズ」終幕三作品に迎えた理由は当作を含めた「野良猫ロックシリーズ」全作品の顔として活躍された事も大きいのではないかと思います。

 

 

吉田統括はフジタツの兄貴の事を「真摯だし、撮影が押して丸一日待って貰う結果になっても文句を一つも言わなかったし…大好きで素敵な方」と「不良番長浪漫アルバム」内でお話をされています。

 

 

 

そして「野良猫ロックシリーズ」では一般的に「混血児狩り」を描いた第三弾「セックスハンター」の評価がずば抜けて高いですが、シリーズ全作品の「娯楽性の高さ」「硬質感と高質感」等々は水準を大きく上回っている上に「現場の危機感と、型枠や格式等々に捉われない、若手制作陣・役者陣の羽根を伸ばし切った演出・芝居」は非常に気持ちがいいです。

 

 

 

下の写真は平成24年に再度発売されたDVDの表紙で、手前左側からフジタツの兄貴・前野さん・梶さん、後方の梶さんの頭上が夏さん。

 

 

 

 

 

 

「カポネ団」ならぬ「ペリカンクラブ」を率いるのは地井武男、仲間はフジタツの兄貴・前野さん・夏さん・梶さん。

 

 

その地井さんが新興宗教団体「正教学会」教祖の馬下・范文雀の誘いを受けて「学会の大祭で集まる億単位のお布施」を強奪する計画に加担する物語。

 

 

 

何処かで聞き覚えの有る宗教団体の名称である上に「大祭」もそのまま!しかも舞台は「聞き覚えの有る宗教団体」の関連施設が集中している静岡!更に地井さん達は「強奪に向けた体力向上訓練」を行った際に名乗っていたのは「正教学会青年部」!

 

 

考えてみると、この頃は学生運動がひとまず沈静化し、赤軍としての非人道的活動が発覚する迄の「空白期」に当たるとも言え「新たな反体制の題材」として当時隆盛を誇りながらも不透明性を秘めていた「新興宗教団体」に矛先が向いた事は頷けますし「政党や政治家、省庁関係組織や企業団体組織、富裕層等々の堕落や腐敗よりも、一般庶民がより危険に晒され易い傾向の有った新興宗教団体を、注意喚起や問題提起等々を交えて取り上げた事」は面白い視点です。

 

 

自衛隊員に「君達は今頃起床か!弛んでおるぞ!」と言い放つフジタツの兄貴も笑わせてくれましたが「無鉄砲なフジタツの兄貴・破壊行為に異常な程の執着心を持つ前野さん・世間に対して疎い為なのか気持ちが先走り身体が今一つ動かない夏さん」に対し「一本気で初心貫徹を身上とし、物語と組織に適度な緊張感を与えている地井さん」が非常に上手く絡んでいる事も当作の美点。

 

 

 

そして「美人だが冷静沈着で、血も涙も無い非情さをも感じさせる文雀さん」に対し「女優人生の中で、最も頭が悪いが最も愛嬌のある芝居を見せたのでは?」と感じた役名「C子」こと梶さんにも注目です!

 

 

乳房を晒した事も有る上に下着姿は数多く目にしてはいるものの「梶さんの水着姿」は俺の記憶を辿ってみても「当作品のみか、有っても数少ない貴重な姿」と言えます。

 

 

 

 

 

 

更に、東映作品や日活の中平監督の様に「意外な場面で意外な役者を数秒間だけ出演させる手腕」も楽しめます!

 

 

正教学会信者で班長も務める医師役の白木マリ・海水浴場の警備を担う警官役で「生真面目な」加藤和夫と「大馬鹿な」内田の良さん・海水浴場で映画の撮影に臨んでいた俳優役の野村将希・にしきのあきら…

 

 

そして、海水浴場でフジタツの兄貴と夏さんに背後から目隠しをされ「交尾中だ!」と言い放たれた水着姿の夏純子!

 

 

目隠しをされた為に顔全体が映らない場面ですが、それでも観客の目を引く美貌である事は十二分に感じさせるのですから天晴!

 

 

 

又、冒頭に和田アキ子が登場しますが、此方は新たに撮影されたものではなく、シリーズ第一弾「女番長・野良猫ロック」より流用されています。

 

 

 

 

 

 

 

他にも「周囲に有るものは全て我々の物とばかりに、玩具で遊ぶ子供の様に楽しむ姿」「数々の刑事ドラマでお馴染みの三石千尋とマイクスタントチームが手掛けたカースタント」「序盤に於ける漫画そのものの画像と台詞を挿入させる遊び心」等々見所満載です!

 

 

 

今年になりやっと「野良猫ロックシリーズ」全作品鑑賞が叶いましたが、先述の通り「全作品が水準以上の出来」であり「日活の一般作品時代最末期の代表作」と言っていいと思いますし「手本としていたと言われている当時の東映作品群との見比べ」もまた面白く、楽しいです。

 

 

見比べは他社作品でも出来ますし其々の面白さが有りますが「東映と日活の見比べ」が俺は一番好きです。

 

 

 

最後に「野良猫ロックシリーズ」では一般評価が最も高い「セックスハンター」より「適度に明るく視点の面白さが光る」当作品「ワイルドジャンボ」の方が僅かな差ではありますが好きですし、このシリーズでは一番のお薦めとなります。

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皆様、こんにちは。

 

 

休み二日目、降雨の予報が出ていますが現在は晴天です。しかし、昨夜は余りに寒く、今季初めて毛布を出しました。

 

 

昨晩は深酒をし、10時頃に目を覚ましたのですが「そろそろかな?」とは思っていましたが「ミサイル発射による防災情報」にも気付かず就寝していました。

 

 

 

さて本日は、今月の東映ch「傑作任侠スペシャル」の枠内で放映の一作品から。

 

 

昭和初期の横浜・網走・マカオを舞台に「鶴田のおやっさん・待田の京さん・池部さん」と云う「三人の侠客」が「日本人女性を食い物にし続ける暴力団と大陸側の黒幕を叩きのめす物語」です。

 

 

 

「三匹の博徒」昭和42年12月1日公開・小沢天皇脚本/監督兼任・東映京都制作。

 

 

未VHS/DVD/ブルーレイ化作品で、DMM.com/GYAO!ストア内で有料動画配信が行われています。

 

 

又、東映chに於いて本日以降9/16(土)23:00~24:30・9/28(木)12:30~14:00に放映されます(字幕付きHD放映)。

 

 

 

 

 


※KINENOTEの作品案内は此方から

 

 

※東映chの作品案内・放映日時案内は此方から

 

 

 

併映作品は「河内遊侠伝」(池田雄一脚本・鷹森立一監督・千葉ちゃん主演・東映東京制作。未VHS/DVD/ブルーレイ化作品でDMM.com/GYAO!ストア内で有料動画配信が行われています。俺は未見です。KINENOTEの作品案内は此方から

 

 

 

昭和初期、横浜港新埠頭建設に関わる利権争いで敵同士となった鶴田のおやっさんと待田の京さんでしたが、共に網走刑務所に収監されていた或る日、瀕死の京さんを助け庇い、自ら看守に「虚偽の申告」を行い懲罰房に入ったおやっさんの男気に惚れた京さんが申し入れる形で「刑務所兄弟」として二人仲良く横浜に戻ります。

 

 

おやっさんは女房の北林早苗が「子を産んで小さな幸せを掴んだ姿」を心待ちにしていたのですが、その姿は何処にも有りませんでした。

 

 

何故なら、収監中に早苗さんの生活一切を任せた筈の親分である安部徹が、大陸側の黒幕である小松方正が早苗さんに惚れた為、商売上の人身御供の役目も兼ねた上で「麻薬漬け」にして引き渡していたのです。

 

 

勿論、子供の生死も不明。

 

 

すぐさまマカオに向かったおやっさんと京さんでしたが、そこでは「安部さんの実弟である藤岡重慶が方正さんと組んで営む「日本人女郎屋」と、そこに巣食う荒くれ者達の横暴に呆れ返る人民の姿」そして「その現状を「日本人の恥」として毛嫌いし、現地の良識ある邦人達や日本の侠客道に惚れている大陸人のエンタツさん等々と共に戦っている貿易商の河野秋武の姿」を目にします。

 

 

河野さんの元に身を置き、安部さん/重慶さん/方正さんと戦いながら早苗さんを探すおやっさん。

 

 

そんな時「一宿一飯の義理と隠れ家として最適だった事だけが理由で重慶さんの店に身を置く」妻子を殺傷しマカオに逃れていた京さんの「盃兄弟」である池部良が現れ、安部さん等々の指示でおやっさんの命を狙うのですが、既に病身だった良さんは吐血した為「お前の身体が治る迄勝負は待つ」と立ち去ったおやっさんに内心惚れ込んだ様な表情を見せます。

 

 

尚も早苗さんを探し続けるおやっさん。

 

 

おやっさんは早苗さんと子供の無事を確認出来るのか?

 

 

そして「刑務所兄弟のおやっさん・盃兄弟の良さんの板挟みに苦悩する京さん」「重慶さん・河野さんの戦いの結末」の方向へ物語は進んで行きます。

 

 

 

当時でも「一般的な概念の元に制作された現代劇や時代劇・動画作品」では普通に存在した題材なのでしょうが、俺が思い出せない作品や未見作品等々に存在していた可能性は否めないものの「主役自らが妻子の消息を求める任侠映画」は珍しいです。

 

 

「母を訪ねて三千里」が「任侠映画版・妻子を訪ねて三千里」に替えられた、と考えて下さればいいかと思います。

 

 

 

そして、おやっさんについてですが「任侠道は日本人の正常な精神そのものと言い切ったおやっさんが、その伝承と継承を肝に命じて演じた事」は他の任侠映画と同様です。

 

 

しかし、当作で「侠客道の伝承と継承以上に力が入った事」「おやっさんの生い立ち(私生児で極貧。祖母が他界後は一人で留守番をし、母親が恋しくなり逢いに行っても女郎屋勤めの為に顔を見せてくれなかった上に友達も居なかった境遇)を存分に生かした事」と感じた上に、非常に強く惹かれました。

 

 

劇中では、マカオで出逢った男の子は当初「母親は女郎屋に勤めている為、普段は江幡高志(当作品での表記に従っています)に金銭を払った上で預けている。定期的に面会が可能ではあるものの極めて短時間であり、何時も母親を恋しがっている。国籍は日本の模様」と云う人物設定。

 

 

この男の子に対するおやっさんの感情移入は静かな芝居ではあるものの並大抵ではない事が容易に解りましたし「この子と似た境遇で幼少期を過ごしたおやっさんが「両親にして貰いたかった事」を父親の立場からそのまま素直に出した様に感じる芝居」と受け取りました。

 

 

当作品の見所は正に「この点」と言い切ってもいいと思います。

 

 

 

小沢天皇は自著で「この作品に関してはマカオに撮影に行った際に、遊んで楽しかった思い出しか無い」との事でした。

 

 

自らが「上手くいった」と感じている作品、しかも「プログラムピクチャー時代の娯楽作品」「自らの企画は一つも無い小沢天皇の立ち位置」等々を考えると、思い出も案外あっさりとしているものなのだろうと受け止めました。

 

 

俺もそうですが「苦労や苦悩は何時迄も残るが、成功例や褒められた事は結果しか残らない事」が多く、もしかしたら「人間の習性」としてそれが普通なのかもしれません。

 

 

「娯楽作品の王道=内容を完全に忘れても「面白かった・楽しかった」と感じて貰える事」とも共通していますので、これでいいと思います。

 

 

 

他の出演者は、東龍子・山田佳子・野口泉・結城哲也(現・ゆうき哲也)・有川正治・楠本健二等々です。

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皆様、こんにちは。

 

 

今朝の7時半に勤務を終え、日曜8時の始業時迄の休みに入りましたが、快晴時の日中でも肌寒さを感じる時期に入りました。

 

 

 

本日は簡単に済ませます。

 

 

 

宝塚時代の同期だった北原遥子が日航ジャンボ機墜落事故で逝去した事が(余談ですが、北原さんの実兄が俺の郷里の放送局であるIBC岩手放送のアナウンサーだった為、事故後にラジオ番組で辛い胸の内をお話しされていた事が記憶に残っています)「宝塚退団・芸能界入り」の切っ掛けとなったと言われている黒木瞳。

 

 

この作品で銀幕初出演にして主演を射止めたものの「宝塚の歴史や格式を貶めた」等々の非難も有ったそうです。

 

 

 

「化身」昭和61年10月10日公開・渡辺淳一原作・東陽一監督・東映東京制作・R15+ 指定作品。

 

 

VHS/DVD/ブルーレイ化作品で、iTunes/TSUTAYA TV/YouTubeムービー/GYAO!ストア/DMM.com/ビデオマーケット内で有料動画配信が行われています。

 

 

又、今月の東映ch「愛と官能のメロドラマ特集」の枠内の一作品として、本日以降9/14(木)23:30~25:30・9/19(火)21:30~23:30・9/24(日)22:00~24:00の三回放映されます(字幕付きHD放映)。

 

 

 

余談ですが、FNN系列で放映されたテレビドラマ版は津川雅彦と現・五木ひろし夫人の和由布子が主演だった様ですが俺は未見です。

 

 

又、昭和37年に大映京都が森一生監督/勝新・玉緒夫妻主演で制作した同名作品が有りますが、今東光の原作を基にした無関係の作品です(此方も未見です)。

 

 

 

 

 


※KINENOTEの作品案内は此方から

 

 

 

※東映chの作品案内・放映日時案内は此方から

 

 
 
●東映公式・YouTube予告動画
 
 

 

 

 

 

昭和50年代後半以降の東映劇場公開作品は「鬼龍院花子の生涯」の大入りを切っ掛けとして「女性文芸・官能路線」を一つの柱としており、宮尾登美子原作作品の映像化に続いて選ばれたのが「岡田名誉会長と旧知の仲であった上に、岡田会長自身が作品に惚れ込んでいた」渡辺先生の作品。

 

 

企画当初は「渡辺先生の映像化作品の常連」かつ「テレビドラマ版」主演の津川さんを「劇場公開版」でも主演に迎える予定だったそうですが、東監督の要望によりフジタツの兄貴が選ばれた経緯が有ります。

 

 

そして、瞳さんは「岡田名誉会長の至上命令で、銀座の飲み屋で女給のアルバイトを大凡一週間経験された」とも…

 

 

加えて、俺にとっては昭和47年に東映東京が野田監督の演出で制作を行った「不良番長シリーズ」第十三弾「不良番長・のら犬機動隊」(此方も今月、東映chで放映中です)で「東映劇場公開作品初出演」となったフジタツの兄貴が、十数年振りに「カポネ団の盟友」辰ちゃんと共演を果たされた上に「女たらしで一人の女では満足が出来ないフジタツの兄貴・常識や良識を滾々と唱える辰ちゃんの人物設定の面白さ」に惹かれた作品でもあるのです。

 

 

更に、この後体調不良で俳優業を退かれた星正人の「最後の劇場公開作品出演」でもあります。

 

 

 

 

 

 

劇中、フジタツの兄貴は三田佳子と離婚をしていましたし、恋愛関係を清算させられた阿木燿子は「子持ちの元夫人」新しい恋人の瞳さんは「独身」ですので「不倫」とはなりません。

 

 

 

しかし「容姿から生活態度等々に至る迄、自らの好みに変えようとするフジタツの兄貴の行動・言動」は「実母(淡島千景)と同様の女心を強要したもの」と云う側面に加え「極度のやきもち焼きで心配性な性格」は「優しさの裏返し」である一方「フジタツの兄貴の心情を理解し感謝しつつも、心身疲労に陥った一因である上「頼ってばかりもいられない!一人の力で生きて行く!」と決意させる切っ掛け」ともなっています。

 

 

 

瞳さんとなるとどうしても同じく渡辺先生原作の映像化作品「失楽園」の印象が強いですし、此方を代表作に挙げられる方々の方が圧倒的に多いでしょう。

 

 

しかし「序盤では垢抜けなかった容姿・性格共に徐々に磨かれ魅力を自然に醸し出す女性に成長する瞳さんの姿」「恋愛に真摯になり過ぎる姿が滑稽に見えて来るフジタツの兄貴と、それに苦言を呈す辰ちゃんの冷静さと常識概念の高さ」「終盤で描かれる意外な真実と、僅かではあるものの救いの有る終わり方」等々、俺は「化身」の方が遥かに好きです。

 

 

最後の場面で「街中で次の獲物を物色するフジタツの兄貴の姿」は、松方さんとは違う「静かだが精神面は同様の懲りない馬鹿」とも言えます。

 

 

物語の流れとフジタツの兄貴の行動・言動等々が面白い為「瞳さん・阿木さんの裸体と交尾場面」は見終える頃には殆ど記憶に残りませんでした。

 

 

 

惹句「男が始める。女が終わらせる」は「非常に端的で解り易いが人々の気を一気に引っ張る名句」です!

 

 

 

他の出演者は、青田浩子(青田昇氏の実娘)・永井秀和・河合の絃さん・小倉一郎・須賀良・加茂さくら・山本緑等々です。

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●この記事は平成29年8月19日の記事を再編集し、情報を追記の上で、新規扱いで再掲載しています。

 

 

皆様から頂いた「いいね」を消去する形となった事をお詫びすると共に、何卒ご容赦下さい。

 

 

 

皆様、こんばんは。

 

 

今日は「日勤・夜勤切り替えの中日」で、夜更かしの日です。

 

 

 

秋田県内陸部を震源とする地震が続いておりますが、秋田市内周辺では「ねんりんピック」も開催されており、日常生活を送っている我々よりも全国各地からの来秋者の方が不安を感じて居られる事と思います。

 

 

そして、例年より涼しい晩夏の為、県内では「夏風邪の患者急増による注意喚起」が出ています。

 

 

 

さて、日活系列のchNECOでは9月に「劇場版・あぶない刑事シリーズ」(劇場版全七作品。他にテレビドラマ特別版一作品)「地獄」(昭和54年制作の原田美枝子主演版)「太陽に突っ走れ」(全波に於いて初放映。遠藤実の自著の映像作品化。千葉ちゃんが遠藤実を基にした作曲家に扮した貴重な作品で、俺は未見です)「明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史」「臨場・劇場版」そして本日紹介するこの作品と「10作品以上もの東映映画が放映される大盤振る舞い」となっています。

 

 

chNECOでは以前から「外部の会社で制作された東映の配給作品」を結構放映をしてはいましたし、ここ一年程は「東映本体での制作作品」もひと月に一作品以上放映している状態が続いていました。

 

 

そして東映chでは去年の冬から「ロマンポルノ45周年記念連続放映」「ロマンポルノ傑作選」と企画が連続していますので「東映chと東映、chNECOと日活の間で何らかの遣り取りが有った」と推測します。

 

 

しかし「推測の域を出ない」ものの「視聴者が喜ぶ遣り取り」ですので大歓迎!

 

 

 

そして、本日紹介するこの作品は「狼族の末裔である千葉ちゃんが、国家権力に牙を向き、一度は親身になろうとした超能力を持つ元人気歌手役の奈美悦子と死闘を繰り広げる展開」となっています。

 

 

東映chでの放映は定期的に行われていましたし、地上波での放映や(但し35年以上前なのだそうです)名画座での公開実績も僅かながら有る模様ですが「狼族の末裔」と云う設定が「民族差別に該当する」等々の理由から現在に至る迄未VHS/DVD/ブルーレイ化作品で有料動画配信も行われておらず、日の目を見る事が出来なかった作品でもあります。

 

 

 

「ウルフガイ・燃えろ狼男」昭和50年4月5日公開・「不良番長シリーズ」の吉田統括企画・平山和正原作・神波史男脚本・山口和彦監督・東映東京制作。

 

 

 

 

 

 

当作品は本日以降、9/20(水)19:20・10/3(火)16:55・10/23(月)07:40よりchNECO 内に於いて放映されます(HD放映。予告篇を放映後、本篇開始となります。掲載の時刻は「予告篇放映開始の時間」です。本篇放映開始時間は「掲載時間の五分後」となります。尚、平成29年10月の放映予定については番組表より追いました。見逃しや誤りが有るかもしれませんが、その際は何卒御容赦下さい)。

 

 

※KINENOTEの作品案内は此方から

 

 

 

※chNECOの作品情報・放映時間情報は此方から

 

 

 

石井センセイが脚本・監督を兼務し、健さんと文太さんが共演された「題目通りの作品」である東映東京制作「大脱獄」の併映作品。(DVD化作品で、AMAZONビデオ/DMM.com/TSUTAYA TV内で有料動画配信が行われています。KINENOTEの作品案内は此方から

 

 

 

 

 

●東映公式・YouTubeプレビュー動画(予告篇)

 

 

 

 

 

 

「爺様(加藤嘉)の知恵袋=使用済みで捨てられていた精子の入っているサックに小便を入れて暖を取る!」「日出さんが豪雪の中、女性用の下着を付けたまま狂い死ぬ!」「小池の朝さんが見ていたテレビ番組の題目が「全日本ペチャパイ選手権」!出場者の名前が「ムネノハルコ」=胸の張る娘!」等々「陰惨で下品で卑猥な大馬鹿も交えた脱獄作品」。

 

 

「大脱獄」の様な演出は「石井センセイとは違う切り口」であるものの山口監督も得意とする分野である上「徹底した姿勢」もよく似ている様に感じます。

 

 

しかし「石井センセイの領域を侵さない」と云う気持ちでも有ったのでしょう。

 

 

「腹を切られて臓器が剥き出しになっていた千葉ちゃんが、超能力で傷一つ無い身体に戻る!」「奈美さんに呪い殺される名和センセイの悲惨な最期と壮絶な表情芝居!」(名和センセイが自らの経営する芸能事務所の男性歌手達に奈美さんを輪姦する様に命じていました。その際、奈美さんは梅毒を移され、千葉ちゃんと出会った時は脳迄侵されていた上、深刻なポン中毒に陥っていたのです。しかし、名和センセイは「政財界の黒幕」に命じられて行った迄に過ぎません)の場面は「笑ってはいけない物語と深刻さ」とは解っていても「吹き出す自分を抑え切れなくなる黒い笑い」!

 

 

「笑い」「大馬鹿」に該当する場面はこの程度で、山口監督の演出にしては非常に少ないです。

 

 

と云うのも物語の基本線」「人間社会との「本当の意味での信頼関係の構築」に毎日悩まされ続けた千葉ちゃんが、国家権力の手先で遣り手の待田の京さんとの出逢いを切掛に(京さんは、千葉ちゃんの「月齢15日の満月の日に想像を絶する超能力を発揮する魔力」と、奈美さんが何時の間にか身に付けた「幻の虎を憎い男の前に送り込み惨殺する超能力」を「国家の綱紀粛正を図り、同時に現政権安泰の為に革命・革新勢力の抹殺を行う事」等々を目的として利用しようとしていました)「反逆児として戦う事」「狼族のたった一人の生き残りとして、その血筋を誇りに人間社会から隔離された社会で行き続ける事」を決意し(因みに、奈美さんは京さんに飼い犬の様に使われてしまいます)最後は奈美さんとの「一騎討ち」を経て京さんとの「死闘」に雪崩込む流れ」で、あくまでも「娯楽志向と観客目線志向を第一に考えている中での硬質さ・高質さを実現した秀作」です。

 

 

「物語の設定上の問題で、長期間日の目を見られなかった作品の一つ」と言われるものの、大凡90分の時間の中で「問題となる様な場面描写や台詞等々は一つも存在してはいない」と言い切る事が出来ます

 

 

寧ろ「一人ぼっちで頼る者も居ない中で孤独に耐えながらも、それが功を奏して普通の人間以上に心が豊かな千葉ちゃん」「夢を実現し物心共に豊かな日常から一気に奈落の底に突き落とされ、這い上がる気力を失った代わりに憎しみを生き甲斐に変え、結果どん底に落ちてしまう事となった奈美さん」の「対比」は「物に溢れ続ける豊かさを享受し続けた結果、当時でも忘れられつつあった人間らしさや「日々努力・日々勉強」の基本精神を今一度気付かせる為に用意された人物設定だったのでは?」と受け取りました。

 

 

そして「人間関係の本意を否定する輩」「遣るべき事を遣らずに、加えて勉強も努力も一切せず居るにも関わらず、自己の権利・権限や志向・嗜好・思考等々は一人前に主張する輩」等々が毎日増え続けている現代だからこそ、当作を含め「この種の作品を日の目の当たる場所に積極的に出す事」を切に願います。

 

 

 

山口監督は、もしかしたら「スクール☆ウォーズ」「乳姉妹」「ポニーテールは振り向かない」等々の「大映テレビ制作のテレビドラマ作品群(山口百恵と一緒に仕事がしたいからと、山口監督自身が大映テレビに売り込みされたのだそうですが、懇願した「百恵さんとの仕事」は実現していません)の演出を手掛けられた印象が強い方々」が多いかもしれません。

 

 

しかし、東映東京制作「ずべ公番長シリーズ」で監督デビュー後「東映東京常駐監督の一人」として「多岐に渡る作品種別、しかも併映作品で頭角を表した職人監督」ですので、本来は「もっと評価されてもいい監督の一人」だと思っています。

 

 

その意味でも、東映chに続きchNECOが「ウルフガイ・燃えろ狼男」の放映を決断してくださった事は心から感謝ですし、この機会に皆様にも是非「山口監督の底力」を感じ取って頂きたいと思います。

 

 

 

他の出演者は、渡辺やよい(二役)・曽根さん・力也さん・城春樹・伊達三郎・花田達・近藤宏・日出さん・カニー小林・藤山浩二・河合の絃さん・相馬剛三・佐藤晟也等々です。

 

 

 

最後に、東映作品では「茂呂弘人」名義で「バラケツ勝負」「任侠木曽鴉」に、そして「沖縄やくざ戦争」恒さんが主演を務められた「恐竜・怪鳥の伝説」に出演された歌手でラジオ司会者等々でも活躍をされた諸口あきら氏が本日旅立たれました。

 

 

報道機関では「81歳」と報道されていますが、確か73歳かと記憶しているのですが(ウィキペディア内でも「73歳」となっています)何方が正確かは現時点では確認出来ません。

 

 

心よりご冥福をお祈り致します。

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皆様、こんにちは。

 

 

休み最終日、時々降雨に見舞われていますが、風が冷たい為余り不快感を感じません。

 

 

さて、昨晩飲酒をしながら、今日紹介するこの作品を3年振りに鑑賞したのですが、恒さんが自らジープの梶を握りカーアクションを見せており(但し「狂った野獣」「暴走パニック・大激突」「実録外伝・大阪電撃作戦」「新仁義なき戦い・組長の首」等々と比べればかなり軽いものです)「恒さん自身が初めてカーアクションを披露した作品はこれではないのか?」と確信しました(運転のみであれば、当作品以前にも存在しています)。

 

 

以前、貸出用VHSから複製したものを持っており、数十回観た「大好きな作品」でしたが、荒々しい画像では「恒さんかな?」と感じ取る事は出来ても「確信を持って断言出来る」と迄は行きませんでした。

 

 

 

「不良番長・突撃一番」(「不良番長シリーズ」第十三弾)昭和46年12月29日公開・山本英明/松本功の共同脚本・野田監督・東映東京制作。

 

 

VHS/DVD化作品で、YouTubeムービー/DMM.com/U-NEXT/ビデオマーケット/TSUTAYA TV内に於いて有料動画配信が行われています。

 

 

又、今月の東映ch「連続放送!!不良番長Vol7」の枠内に於いて本日以降、9/10(日)18:30~20:30・9/23(土)14:30~16:30・9/29(金)13:00~15:00に放映される予定です(字幕付きHD放映)。

 

 

 

 

 

 

※KINENOTEの作品案内は此方から

 

 

※東映chの作品案内・放映日時案内は此方から

 

 

 

「網走番外地シリーズ」第十七弾(「新網走番外地シリーズ」第七弾)の「新網走番外地・吹雪の大脱走」の併映作品です(大和久守正/降旗監督の共同脚本・降旗監督・東映東京制作。健さん・安藤組長・谷隼人・星由里子・黒沢年雄・水島道太郎・今井健二・山本麟一他出演)。

 

 

VHS/DVD化作品で、YouTubeムービー/DMM.com/GYAO!ストア/U-NEXT/Amazonビデオ/ビデオマーケット/TSUTAYA TV内に於いて有料動画配信が行われており、平成29年11月には東映chに於いて放映が予定されています(詳細は平成29年10月1日(日)04:00以降に判明します)

 

 

 

 

 

 

 

 

※KINENOTEの作品案内は此方から

 
 
 

※東映ch「What't New 石井輝男監督十三回忌追悼関連番組のお知らせ」は此方から(「吹雪の大脱走」は降旗監督作品なのですが、放映予告が何故か「石井センセイ追悼番組案内」の中に有るんですよねぇ。「網走番外地の育ての親」という考え方なのかもしれません)

 
 
 
●東映公式・YouTube予告動画
 
 

 

 

 
 
因みに、昭和45年と昭和46年の年末年始の東映劇場公開作品番組構成は、二年連続で「前面に新網走番外地・併映に不良番長」となっていますので「当時の観客からの支持の高さ・東映の営業部門と東映上映館の館主達からの要望と信頼の高さ」等々を伺い知る事が出来ます。
 
 
「不良番長浪漫アルバム」に掲載されている、昭和46年12月25日に掲載された「東映の年末年始公開番組総合案内に関する新聞広告」での惹句は「健サン正月で始まる‘72年・男の新春」。
 
 
 
毎度の様に、挺身会(今回は安部徹が会長役)の妨害を受けたカポネ団(辰ちゃん・ヤスシさん・力也さん・地井さん・藤江リカ)はリカさんを東京に残し「ブルーフィルムの本場」香川・高松に先乗りさせていた新伍ちゃん・小林千枝を頼って「都落ち」!
 
 
そこで「旧知の練鑑仲間」「新伍ちゃんとは顔見知り」の恒さんも「カポネ団への協力者」の形で加わります。
 
 
やっとの思いで新伍ちゃんを見付け出し「詐欺紛いの現物取引」で得た資金を元手に「ブルーフィルム制作」に乗り出しましたが、挺身会の地方組織の頭(諸角啓二郎)に加え安部さん迄もが高松入りをしてしまった為に、討ち死に寸前の大騒動!
 
 
しかし「恒さんが板前をしている割烹の夫妻(佐山俊二・丹下キヨ子)の負債に便乗した挺身会の目的」そして「改造モデルガンの製造計画」を察知したカポネ団は「一発逆転」を目指して、抱腹絶倒の「突撃一番」の火蓋を斬るのです!
 
 
 
物語の流れを構築しても「現場の即興等々を大事にし、脚本は無いに等しかった」とも言われている「不良番長シリーズ」ですが、この傾向は内藤監督より野田監督の方がより顕著!
 
 
「シリーズ作品の破壊具合」では野田監督の「口から出まかせ」「やらずぶったくり」「一網打尽」も凄いですが、当作品は平成29年10月に東映chで放映されるシリーズ第十六弾「骨までしゃぶれ」と共に「更に頭一つ抜け出した破壊具合」を楽しめます!
 
 
「高松では娘に夜這いをかけると父親に褒められると勘違い!」「辰ちゃんがヤスシさん・新伍ちゃんと接吻!」と云う場面も有るのですが…
 
 
 
冒頭で「石松役」の新伍ちゃんが千枝さんと共に、宇高国道フェリー内で「森の石松」の様に「食いねぇ飲みねぇ」と佐山さんと遣り取りをするのですが「一年365日東映の映画を観ないと気分が悪い!」と言う佐山さんに「おっさん東映の回し者か?顔が三角になっとるわ!」と放った上に「東映の映画で面白いのは何か?」と聞いても「網走番外地」「昭和残侠伝」「傷だらけの人生」「緋牡丹博徒」更には「ポルノ」と「中々不良番長の名が出ない事に苛立ちを見せる新伍ちゃんの姿」から既に破壊気味!
 
 
更に新伍ちゃんは「幽霊に扮して一騒動!」「ブルーフィルムに「亀頭隊」のヘルメットを被り男優稼業!」等々、暴走ぶりに更に加速しています。
 
 
 
金比羅山の駕籠屋を本業としながらブルーフィルムの運び屋を副業として営む団巌・潮の健さんが持って来た品を「極めて真面目な性教育映画」とキヨ子さんに言い訳する佐山さんでしたが、中盤では「私達もブルーフィルムに出演させてくれ!」となった際に見せた「佐山さんの学生服姿・キヨ子さんのセーラー服姿!」は素晴らしい!
 
 
特に「キヨ子さんのセーラー服姿」はかなり似合う上に新鮮で楽しく面白い!
 
 
 
東宝作品・黒澤作品の常連の印象が強い藤原釜足迄もが「東映カラー」に引き擦り込まれて大呆けを見せたり「か弱いお嬢さんを守った!」と釜足さんに言った辰ちゃんに「どっちがか弱いのよ!」と肘鉄を食らわした夏純子等々「ゲスト出演陣迄が完全に馬鹿になってしまった面白さ・楽しさ」!
 
 
 
純子さんは当作では「日活」の表記が付きましたが、この後松竹に移籍。それでも東映への出演は相当されていましたが「東映」が最も水に合っていた様に感じます。
 
 
そして純子さんはリカさん・千枝さんより格上の起用だった為「恒さんの恋人役」も兼ねていますが「綺麗で強い役柄」は数多く有れど「可愛くて強い役柄」は数少なく、純子さんのファンの方々には「この貴重な、可愛い純子さんの強い女性役」は必ず魅力的に映ると思います。
 
 
 
恒さんは「板前姿で白尽くめ、スーツ姿でも白尽くめ!」の格好良さで、破城気味のカポネ団が築き上げた雰囲気に「適度な緊張感」を加える役目を担っています。
 
 
 
「男と一日で最低20回交尾をしないと気が済まない!」と公言し、賭場でも飲み屋でも海岸でも、所構わず可愛らしく交尾を求める「千枝さんの憎めない大馬鹿淫女ぶり」も見所ですし「今晩は24回!2ダース!」と返す新伍ちゃんや「一晩25回ヤった事が有る!」と豪語し、新伍ちゃんから千枝さんを奪った辰ちゃんも相変わらずの安定感を見せています。
 
 
 
殴り込みで「新伍ちゃんが刃物を投げると敵方の股間に直撃し、金の玉が2つ転がる!」「新伍ちゃんが敵方の腸と心臓を取り出した際「返して~!」と懇願する敵方!」等々「最後の最後迄笑わせっ放し」!
 
 
俺の様に数十回鑑賞して流れが解っていても、本当に見飽きない「大馬鹿作品の王道の一つ」ですし、真摯な顔になるのは「負債の返済場面」「釜足さん・地井さん・千枝さん・力也さん・ヤスシさん・恒さんの最期」程度で他は顔がニヤつきっ放し!
 
 
大馬鹿笑いの中にも「成田空港闘争を交えた台詞」昭和46年8月に起きた「ニクソン・ショック」「ドルの取引が固定相場制から変動相場制に移行」に対する「経営者や市井の視点での不満を代弁している事」も東映らしいです。
 
 
 
 
 
 
今回は「紹介し切れない面白さ・楽しさが詰まっている作品」ですが「結末迄大凡解ってしまう書き方」としました。
 
 
それでも存分に楽しんで満足して貰える自身が有ります。
 
 
そして「内容が思い出せなくても面白かったと紹介出来るものが娯楽作品の王道」と言われていますが「内容を明かされたとしても存分に楽しんで貰えるものも娯楽作品の王道に入る」と俺は考えています。
 
 
 

他の出演者は、久保浩・花田達・セキコウさん・土山登士幸・大泉滉・藤村有弘・左とん平・一の瀬レナ・須賀良・伊達弘・誠直也等々です。

 

 

 

最後に、当作品で辰ちゃんが着用していたジャンパーですが、ソクブン監督が東映京都で制作した「女番長(すけばん)シリーズ」第二弾「女番長(すけばん)ブルース・牝蜂の挑戦」に出演された際に着用していた物と同じでした。

 

 

 

 

 

此方が昭和47年2月3日公開ですので、高松への撮影の道中に京都に立ち寄った可能性が有るかもしれません。

 

 

 

そして、当作品に関わった吉田統括の回想ですが「骨までしゃぶれ」の撮影の際、熊本の飲み屋で「小川知子ショー」が行われていた時「辰ちゃん達が熊本に映画の撮影で来ているから、知子さんの休憩時間の時に歌わせてよ。その代り、飲食代をタダに…」と交渉して話が通り、辰ちゃん達が出演したら知子さんより遥かに評判が良く、その光景を見た知子さんが激怒してしまったそうです。(知子さんも「東映出身」ですが「約束が違う!」と喧嘩別れした形ですので…それも影響したのかも)

 

 

しかしこれは、吉田統括が「制作費を少しでも増やす為に、少しでも節約する為に、地方撮影で協力をしてくれる企業・組織・店舗を探し「予算は無くても酒は大量に有る」「飲み食いには不自由をさせない」等々で全員の士気を高める努力をしていた」のだそうです。

 

 

これも「作品の力量を高めた要素の一つ」なのでしょうね。

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