東映バカの部屋

東映バカの部屋

東映制作作品を主体として書いていますが、たまに他の話題も…一人でも多くの東映ファンが生まれる事を望みます!

皆様、こんにちは。ご無沙汰しております。
 
 
相変わらず多忙かつ6月末迄は続きそうな業務状況及び連休中の帰省・エアコン工事立合・自家用車購入(R3年式スペーシアカスタム2WD・ハイブリッドXS)等々の私事により記事更新を休止していますが(以前の状況に戻せるのは早くても7月以降かと思います。1ヶ月で約140万円を現金払いしても数十万円の蓄えが有るとは云え、今年度中に100万円迄は戻したいので働かねば!余談ですが、来年は夏冬タイヤ共に交換となるでしょうからその分も…)本日は少々手空きとなりましたので放映・配信開始情報を…先ずは無料BS波のBS12内に於いて(先月迄「若山富三郎劇場」と称した企画で東映任侠映画群を放映していましたが、それに引き続き)「東映任侠映画特集」と称して5/19(火)19:00「侠客列伝」5/26(火)19:00「渡世人列伝」5/27(水)「銀蝶渡り鳥」が放映されます。高倉健・鶴田浩二が主演を務めた東映オールスター任侠映画が各一作ずつに梶芽衣子の東映移籍第一作目を組み合わせ、しかも東映任侠/ヤクザ/女侠/ピンキーバイオレンス群に足を踏み入れるには最適とも言える作品だけに、この類の作品の人気が再浮上して欲しい・東映ファンが更に増えて欲しいと願う俺は一人でも多くの方にこの三作を鑑賞して欲しいと願います。
 
 

 

 

 

 

 

 

●BS12の放映情報・作品情報は此方から

 

 

 

そして有料動画配信サービス「U-NEXT」では今月より「西部警察全シリーズ」「黒部の太陽」等々、これ迄U-NEXT内で未配信であった石原プロモーション制作のテレビドラマ・劇場公開作品が追加され(「大都会シリーズ」「浮遊雲」等々一部は既に配信されていました)関連作品はほぼ出揃ったのではないかと…余談ですが「U-NEXTは高い!」とよく言われますが、加入してみて思うのは最新作品群を即時に鑑賞可能なだけのポイントを毎月付与(翌月?翌々月迄の繰越可)。但し、使い切れる方は俺も含め殆ど居ないかとは思いますが…仮にそのポイントが使い切れなくても膨大な見放題作品がありますから必ず観たい作品が多数見付かりますし俺もまだまだ観切れずにいますから考え方によっては安いとも言えます(身銭を切る行為ですので考え方は各々という前提ですが…因みに俺はU-NEXTの他にスカパー基本プラン+放映状況により衛星劇場をOP契約/Amazonプライムビデオに東映・日活・KADOKAWAのOPを付けています)。

 

 

 

 
最後に、YouTube内「東映シアターオンライン」では渡瀬恒彦がポンを片手に暴走する嘔吐感抜群の傑作「実録私設銀座警察」が今週金曜日迄配信されていますので此方もお見逃し無く!年齢制限付き配信の模様ですが、ボンクラ野郎の一人暮らしでは年齢制限を全て解除していますのでそんな配信方法があるとは今迄知りませんでした。
 

 

皆様、こんにちは。
 
 
本日3時に勤務を終え、月曜日15時の勤務開始時迄の休みです。初めに私事ですが、明日以降暫くの間更新を休止します(相変わらずの業務過多、そして今週以降の週末及び連休中は多くの予定が入っている上に連休明けは土曜出勤がある為。それ以降の状況を見て再開します)。尚、皆様の記事にお伺いする事はあるかと思いますのでその際は何卒宜しくお願い致します。さて本日は2月/3月の東映ch内で初放映されている未ソフト化/未配信作品を…約2ヶ月前に公開した記事の再投稿です。
 
 
「花札賭博・猪の鹿三番勝負」昭和45年2月11日公開・成澤昌茂(東映chの作品案内では成沢昌茂名義)脚本・鷹森立一監督・東映東京制作。
 
 

 

 

 
 

女壺振りの足を洗い銀座の中堅キャバレーの雇われマダムとして奮闘していた野川由美子がこの店に逃げ込んで来た元・ホステスを悪徳暴力団組長・小池朝雄とその一味から救う為に一度限りの壺振り勝負に挑みますが劣勢…しかし「野川さんを壺振りに、そしてオンナにした」梅宮辰夫がこの場に現れた事に救われ勝負をモノとしたもののこの先は茨の道に、更に自らの生い立ちと実父をも知る事となる物語なのですが…平たく言ってしまえば野川さんの役柄は江波杏子主演で永田大映時代末期の救世主と言わんばかりに連作した大ヒットシリーズ「女賭博師」の大滝錦子(序盤数作品は様々な名前が使われましたが途中から統一化)に近い上に、野川さんが自ら主演した、俺は後に大映・東映が参入した女賭博師モノの始まりはコレだと思っている日活「賭場の牝猫シリーズ」の味も加えられている作品。口が悪い方々は「二番煎じ」「アウトロー路線が売り物の東映が他社を模倣なんて…」と言われるかと思いますが俺は大いに結構だと思います、全世界中の作品は模倣・真似事のオンパレードかつ元とされた作品が優れていた証明ですしお互いが切磋琢磨していい発想・観客目線第一の満足を求めるのは当然、ましてや当作品が制作された時代は独自発想の脚本もきちんと出来る方々ばかりでしたから問題無し!

 

 

従って野川さんは東映京都「緋牡丹博徒」「女賭博師」両シリーズの主演・藤純子(=富司純子)と比べると百戦錬磨でもなければ経験値・勝負度胸・イカサマへの対応力等々は相当に劣り、周囲に助けられる事が非常に多いですが困った人間を見捨てられず頼まれると嫌とは言えず自らも未熟者と若いホステス達と一緒に成長しようとする等々の人間性に魅力がありますし(遺児となった元・ホステスの男児をホステスの橘ますみ・夏珠美・小林千枝やオカマ野郎と共に育てている程なのですから…しかし、その男児の十八番が高倉健の「唐獅子牡丹」だったのには大爆笑!でも、営業時間中は銀座の酒場で焼き芋屋を営む伴淳三郎に預けていた上にテープで「唐獅子牡丹」を幾度となく聴かされていたとなれば仕方がありません。尚、このバンジュンも物語の行方の大きな鍵を握る一人)小池さんの実妹で此方も女賭博師の宮園純子の心を大きくぐらつかせる程。余談ですが野川さんの本来の主戦場は日活、吉永小百合を筆頭とするグリーンライン・パールラインの女優陣の人気には及ばなかったものの、その美貌と確かな演技力で他社から引っ張りダコかつ親・東映派を自認していたとか、但し全裸は頑なに拒絶したそうですが…苦しい時代を経験しながらも着実な道を歩み実力を高めた事で日活の清純派女優陣以上の評価を得、長く活躍をされているのですから結果的には良かったなぁと思います。

 

 

 
 
そして「夜の青春シリーズ」「夜の歌謡シリーズ」「不良番長シリーズ」等々で「女を泣かせる梅宮」の異名を手にした辰ちゃんですが、その合間に制作された「辰ちゃん主演の硬質作品」での実力を遺憾なく発揮!今でこそ芝居巧者として語り継がれてはいますが(硬質芝居でもスタンドプレーでもサラリと遣ってしまうから尚更いい!)当時は東映ファン以外には「辰ちゃん=軟派役者」と見られていた可能性が非常に高い為、野川さんに惹かれて初めて東映上映館に足を運んだ方々は度肝を抜かれたかと…更に言うなら鷹森監督が手掛けられた事もいい方向に行った要因かと思います。血生臭さを殆ど感じない構成ですから深作欣二・佐藤純彌等々では逆効果。「千葉真一の子守唄シリーズ三部作」で程々のアウトロー演出に親子の物語を巧く絡めて仕上げた手腕が生きています。東映ファンからは物足りなさを指摘されそうですが、東映作品にこれから足を踏み入れようとする方々には最適な一本です。尚、当作品の翌年に同じく東映東京が野川さん主演で「尼寺博徒」を制作していますが、此方は10数年前に東映chで放映されてから音沙汰無し…俺は此方もかなり気に入っていますので何れ再放映して貰いたいです
 
皆様、こんばんは。
 
 
本日1時に勤務を終え、月曜日15時の始業時迄の休みです。基本的に夕方からの勤務となったものの、業務量に対して人手が足りない・出荷予定の都合等々で毎日出勤時間を変更せざるを得ない状況になっています。しかも同時に2台の稼働状況を見るとか常時とは違う動きを求められる製品が入って来てしまったものだからてんやわんや…そんな5日間でしたから夜勤明けに何時もの物事を済まし、市役所にマイナンバーカードの更新手続きに行った後は(秋田市役所は隔週土曜日に休日窓口を設けています)眠り続けて目覚めたら夜でした。そして本日は此方の作品を…DVD化作品でAmazonプライムビデオ(KADOKAWAチャンネル対象作品。尚「黒シリーズ」は当ch内に於いて順次配信が開始され、最終的には全作品が出揃う予定の模様です)内に於いて有料動画配信が行われています。尚、過去に有料波の日本映画専門ch・衛星劇場で、今年の2月には無料BS波のBS12内で増村保造監督作品特集の中の一作品として放映されました。
 
 
「黒の試走車(テストカー)」(「黒シリーズ」第一弾)昭和37年7月1日公開・梶山季之原作・舟橋和郎/石松愛広の共同脚本・増村保造監督・大映東京制作。

 

 

 

 

当作公開当時、戦後の我国の基幹産業として急成長し後に大黒柱の一つとなる自動車産業の華やかな舞台裏に隠された闇(駆引・人身御供・情報漏洩・敵陣偵察・故意の事故等々によるライバル会社の蹴落とし等々)を描いた物語。俺は原作未読ですがウィキペディア「黒の試走車」を読むと書籍と映像作品では相当差異がある事が解ります。しかし、組織の為とは云え人間らしさを捨て切れぬ田宮二郎と組織への忠誠の為なら極悪非道な手段も朝飯前の高松英郎を中心として気の弱さから自分に負けた者・得の為なら何方にも傾く風見鶏・愛する者の為なら操が汚れる行為も受け入れる女性等々をも絡めて描かれた映像化作品は観応え十分かつ「堅気の世界を舞台とした「仁義なき戦いシリーズ」の赴き。しかも所々共通する様な流れや場面を約10年も早く映像化しているなぁ」と私感ながら思いましたし、時々目にする意見の一つ「堅気の世界と比べれば、侠客の世界の方がマシな面も多々ある」に納得してしまう…そう云えば以前、YouTube内で当作品制作から約2.3年後の我国の自動車業界の開発競争を追ったNHKのドキュメント「特命試走車」を観たのですが「黒の試走車」と重なって見える点が多々見受けられました(此方の動画は本日時点で視聴可能)。そして現代ではあらゆる製品・物事の問題点に留まらず個人的に気に入らぬ物事を俺を含めた我々が簡単に発信出来る上に広がりも非常に早い為、活用及び受止には従来以上の慎重さと見極めが求められる現実も教えてくれます。

 

 

 

 

最後は放映情報…来月は安藤昇生誕100周年ですが、東映ch/衛星劇場の共同企画として「安藤昇特集」が予定されています。東映chでは「網走番外地・吹雪の斗争」「懲役18年」「懲役18年・仮出獄」「日本暗黒史・血の抗争」「日本暗黒史・情無用」「やくざと抗争」「やくざと抗争・実録安藤組」「実録安藤組・襲撃篇」「実録私設銀座警察」(以上東映制作)「男の顔は切り札」(松竹制作)が、衛星劇場では「血と掟」「ヤサぐれの掟」「逃亡と掟」(以上松竹制作)が放映されます(余談ですが「血と掟」「ヤサグレの掟」には「男の顔は履歴書」でも安藤昇・菅原文太と共演している当時松竹専属であった藤岡弘(現・藤岡弘、)も出演されている模様。以前何方かが教えて下さったのは、藤岡さんが松竹を去る決断をしたのは安藤組長・文太さんが東映に移籍した事も理由の一つであったとか)。東映での出演作品は9割程度がソフト化/有料動画配信化が為されているばかりか東映chでの放映も定期的に行われているものの、松竹作品は全てに於いて然程ではなく、衛星劇場で放映予定の三作品は全て未見(だった筈?)ですので5.6月限定で衛星劇場を契約する予定、楽しみ!

 

 

 

 

 

尚、私感ながら今回の放映予定作品の中で一番好きなのは(大傑作「懲役18年」は別格扱いとします)ポン漬けの復員兵・渡瀬恒彦が予測不可能な無軌道振りを見せる上に(地中に埋められながらも自ら這い出て生還する姿は大爆笑を伴う名場面!)安藤組長が早い段階で恒さんに殺されながらも更に輪をかけたかの様な激しい物語が続き、遂には内田朝雄が殺害後豚小屋に投げ込まれブタの餌と化する「実録私設銀座警察」隠れた逸品としては安藤組長と女房役の桜町弘子・右腕の山城新伍との遣り取りが楽しい「日本暗黒史・情無用」暴力を地で行き「義理と人情…これは日本人の誇りです。自分の事しか考えんヤツはアカです!共産主義者の遣る事ですな!」の台詞が見事に決まった「日本暗黒史・血の抗争」。そして今回の企画では未放映の主演作品では「宣伝費が無いなら…」と監督の唐十郎と共に真鶴沖で本物のチャカを発砲し2人仲良く逮捕されそれが宣伝となった曰く付きのATG「任侠外伝・玄界灘」出所後に自らを陥れた黒幕に一矢報いる為に単身で闘う東映「密告(たれこみ)」もお薦めです