絶対に転べない緊張感&読書日記
月曜の昼から火曜未明にかけて関東は雪でした。僕の住んでる東京の山間部では猛吹雪でした。一人暮らし先のマンションにいて、一番怖かったのは風で玄関ドアに雪が吹きつけていたこと。玄関にも雪が積もりそうな勢いだったので「朝起きたら玄関ドアが開けられなくてとじこめられるんじゃないか」という恐怖を味わいました。結局は大丈夫だったのですが、マンションは玄関をふさがれたら逃げ場がないことをあらためて認識させられました。雪の降り始める前にあらかじめ食料を数日分買い込んで家にこもる計画を立て、火曜は一度も外に出ませんでした。というのも、肩の日帰り手術を受けたばかりなので、2~3週間は重いものを持ってはいけない、ましてや、雪の凍結で足を滑らせて転倒して手をついて体を支える、なんてことは絶対に避けなければならないからです。「絶対に転んではいけない」というのはかなり緊張感のある生活を強いられることになります。どこに落とし穴が隠れているかわかりませので家の外はもちろん、家の中でも気が休まる暇がない。もうあと数週間は、おそるおそるの生活が続きそうです。読書日記レイモンド・チャンドラー「大いなる眠り」チャンドラー作品は「ロンググッドバイ」に続く二冊目。「大いなる眠り」は彼の最初の長編です。ロンググッドバイがすごくよかったので期待して読みました。が、結論を言うとロンググッドバイのほうが数段よかった。というのも、大いなる眠りは話が複雑で、つじつまが合わないように感じられる箇所もあって読み進めるのに骨が折れました。読み終わった後にネットで調べてみたら僕と同じように「話がわかりづらい」「矛盾点が多数ある」という論評が数多く見受けられて「あー、やっぱり」って感じでした。本は図書館に返してしまいましたが時間をおいて、もう一度読み返してみたいです。それでは、今日はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございました。