先週の月曜日に
四十肩、五十肩の治療として
サイレントマニピュレーション
(以下マニピュレーション)を受けてきました。


ざっくりいうと
いわゆる四十肩、五十肩というのは
関節を覆っている膜が硬くなり縮んでしまって
動きが悪くなっている状態なので
その膜を破ったり剝がしたりして
本来の可動域を取り戻そう、というのが
マニピュレーションです。


整形外科について、
まず最初に熱をはかる。
36.9度。
意外と高くてヒヤッとする。
これで37度以上とかだったら
どうなってたんだろ?


血圧、心拍数もはかる。
普段は血圧低めですが、
緊張のせいか、
上が150。
かといって別に何も言われず。


いよいよ医師が登場。
エコーをあてながら
首に局所麻酔の注射を打たれる。


これが意外と長い時間だった。
前回のブログでも書きましたが
この時に備えて咳止めの薬を飲んでいたので
なんとかジッとしてられましたが、
注射が一分ぐらいに感じた。


続いて肩に痛み止めの注射。
これはすぐ終わった。


麻酔はすぐに100%効くわけではないので
立ち上がって隣の処置室へ移動。
そこのベッドで15分ぐらい
休むことを指示される。


だんだん麻酔が効いてくる。
指先は動かせるけど
ひじと肩は上げられない。
自分の体の一部ではない感覚。


看護師さんがしきりに
「気分悪くないですか?」と
気にかけてくれた。


15分経って、再び医師登場。


いよいよマニピュレーション開始。


先生が腕を持って上下左右、
いろんな方向にグイグイ伸ばしていく。
そのたびに、ブチッ、ブチッ、と
関節を覆う膜の破れる音が。


膜を破るのが目的なので
これは怖くありませんでした。
「これでよくなりますように」と
祈りながら。



もちろん、腕から肩は麻酔で麻痺してるので

全く痛みはなかった。


施術自体は5分ぐらいで終了。


先生はここで退場。
その後看護師さんが
肩をアイシングしてくれて、
さらに15分ぐらい休むように指示される。


15分後、帰る用意。
看護師さんが腕を三角吊に通してくれて
その上から上着を着る。


つまり片手は洋服の中。


よかった~、親に付き添いで来てもらってて。


そうなんです、
病院とか薬局の会計、
道で倒れないか、
電車に乗るときの財布の出し入れ、
いろいろ心配だったので
この日は親に一緒についてきてもらってたのです。


結果的に、付き添いがいなければ
かなりきつい帰りの道のりだったので
マニピュレーションやる人は
できれば付き添いがいたほうがいいでしょう。


当日はアイシングを3回やる、
2~3週間は10キロ以上のものを持たないように、
と指示される。


マニピュレーションは一時的に
炎症を起こすものなので、
消炎鎮痛剤と胃薬を3日分だしてもらう。


帰りは人込みを慎重に歩きながら
電車に乗り、親の運転する車で実家へ。


麻酔は3~4時間で切れてきた。


前から痛かったところが
まだ痛くて落ち込む。


おそるおそるいろいろな方向に
腕を動かしてみる。


手を上にあげる動きと
手を背中にまわす動きは
マニピュレーション前より
確実に可動域は広がってる。


ただ、今まで痛くなかった部分の痛みも発覚。
チーン。



それから、風呂に入ってシャワーをあてると

ひじから親指にかけてが

しびれてることに気づく。

マニピュレーションの注意書きの紙に

「しばらくしびれが残ることがあります」

と書いてあったけど、心配になる。



「とにかく、まだ様子見だ」と
言い聞かせながら
マニピュレーションの一日が終わった。


それから一週間経ちました。


うーん、まだ一進一退の日々です。


上でも書いた通り
手を挙げる動き、後ろ手に回す動きは
確実によくなった。


ただ、トイレでおしりを拭く動きが痛いのは
相変わらずだし、
前は痛くなかった動きが痛い部分もある。



ひじから先のしびれはまだちょっと残ってる。

日常生活では全く気にならない程度。


今日、術後一週間の診察で先生からは
「かなり改善されてる」と
言われました。
一つの自信にしていきたい。


マニピュレーションをやって
よかったと思うか?


もしやってなかったら、と考えると
どこも良くなる兆しはなかったと思うので
やった意味はあった、と思いたい。


また経過はブログで報告したいと思います。


四十肩になって1年2ヶ月。
痛くて筋トレができなかったので
上半身の筋肉がほとんどない人間に
なってしまってます。
早くよくなって筋トレしたい、、、


それでは、最後まで読んでいただき
ありがとうございました。