年末年始は実家に戻ってました。


ふとした時に父と母の姿を
まじまじと見つめている自分がいました。


「俺はいつまで今の親に頼りきった生活を
享受できるのだろうか」


親が健康で生きている時間は
たぶん、あと数年。
なんなら、明日親が倒れても
不思議じゃない。
タイムリミットが近づいているのを
ひしひしと感じています。


今の恵まれた環境に感謝しつつ、
来たるべき時に備えて
自分がなんとかならなくては、と
決意を新たにしました。


といっても実際のところ、
何をやればいいのかもわからず、
「親が死んだら俺も先は短いんだろうなぁ」
とか考えてうつうつとしてます。


もう一つ、年末年始の実家での話。


中学生の甥っ子が、
自分の父親(つまり僕の弟)が中学生の時に
勉強をしていなかったことに
気づき始めているようです。


少し前に次のようなやりとりが
あったそうです。


弟「中間テストが近いんだから勉強したら?」
甥「じゃぁ、お父さんは中学の時にちゃんと勉強してたの?」
弟「い、いや、・・・全くしてなかった!」


おそらく、甥っ子が言いたいことは
「あなたには『勉強しろ』と言う資格がない」
「あなたに言われても説得力がない」
「だから聞くに値しない」
ということなんでしょう。


うーん、なんか違うような気がするけど、
この甥っ子の論理に対する有効な言葉が
いまいちみつからない。


そもそも、説得力のない人の言葉には
耳を傾けなくてよいのでしょうか?


不完全な人間が親になるわけだし、
今から中学に戻れるわけではないし、
僕が思うに
「人は自分のことは棚に上げる権利がある」
ので、いったんは耳を貸してもよいのでは、
と考えてます。


かといって、よく、世の中の
勉強してこなかった親が言う
「将来のことを考えて、勉強しといたほうがよい」
というのも、違いますよね。


そもそも中学時代に勉強する必要があるのか、
という議論は置いておいて、
どうすれば中学生は
勉強するようになるんだろうか。


僕は中学時代、試験前はちゃんと
勉強をしていたほうですが
特に理由は思い出せないんですよね。


僕の親は、中学時代は中くらいの
成績だったけれど、
そんなこととは関係なく、
僕は勉強してました。


今思えば、謎です。


ひとつだけ言えるのは
将来の有利不利を考えて勉強をしたことは
一度もない、ということです。



ここ数日のこと


実家から一人暮らし先の部屋に戻ってきて
(たぶん)風邪を引いてしまいました。
症状は咳と頭痛なのですが、
これが全く治る気配がない。


とくに夜寝る時になると咳がひどくなる。
何か別の病気が隠れているんじゃないか、と
病気恐怖症の僕なんかは
ワナワナしてます。
もともとの不眠症と相まって
全然眠れないので
回復する気がしない。


コロナが始まってから
初めてです、咳が止まらなくなったの。
今週末から来週にかけては
電車で遠出する予定があるので
それまでに治まってほしい。
まわりの目が気になるので。


僕の場合、精神薬や睡眠薬を飲んでいるので
むやみに市販の咳止め薬を飲むことに
抵抗があります。
以前、市販薬を飲んで
アカシジア(いてもたってもいられない状態)
になったことがあるので、
怖くて市販薬に手を出せずにいます。



読書日記


スティーヴンキング「スタンドバイミー」




映画版を観たことがあるので
それと重ね合わせて読んでしまった。


アメリカ小説特有の
固有名詞の乱発、
カッコ書きの多投、
に苦しめられて、なかなか読み進められなかった。
これって、誰から始まったんだろうか。
(カートヴォネガットかな?)
ジョークも内向き(アメリカ人向き)で
わかりずらいし。


かといって、この青春小説で
スティーヴンキングを評価することは
早まった態度だと思います。
キングは初めて読んだのですが、
やはりホラー小説から入るべきでした。
この先、キャリーやシャイニング、
呪われた町なども
読んでみたいと思います。



それでは今日はこのへんで。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。