どうも、当ブログ管理人のスリッパです。
最終回です。二人の世紀王による決闘にも、その先にいる創世王との決戦にも、決着です。
というわけで先日のものと対比する形で「仮面ライダーBLACKが前に、シャドームーンが後ろに」という一枚。
毎日『仮面ライダーBLACK』生活51日目、最終日。
よければ最後まで、お付き合いのほどを。
※当記事はネタバレ等を含みますので、ご視聴後の閲覧を推奨いたします。また、一部不快感を覚える文言があるかと思いますが、予めご了承ください。
※ブログ管理人のTwitterアカウントでツイートされたものを貼り付けているだけなので、読みにくいなどのご不便があるかと思いますが、そちらも予めご了承ください。あの、そこは、ほんと、ごめんなさいね……?
『仮面ライダーBLACK』
第51話「ゴルゴム最期の日」
脚本:杉村升
監督:蓑輪雅夫
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448#仮面ライダーBLACK 第51話「ゴルゴム最期の日」 大切な親友との感情迸る決闘。 残酷な運命そのものである創世王との決戦。 そして、過ぎ去る全てへの哀愁が緩やかに流れていく一編。 しかしここに《仮面ライダー》の伝えたい想いがあ… https://t.co/TtdSRM8UfU
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448バトルホッパーが今もなお根強い人気を誇っている理由は、そのちょっと可愛い見た目だけではなく。 むしろこの回で魅入られた人も多いのでは? (私もそうです) 強化されたシャドームーンの《支配》に身体は抗えず。 でもね、《生体兵器》とし… https://t.co/3AcrfklEDt
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448次期創世王の為に開発された生体メカ。言ってみればサタンサーベル同様に世紀王専用の武器。 それがより強力な世紀王の命令に従うよりも、これまで一緒に戦ってきたライダーと戦いたくないと、必死に抵抗する。もちろん抗い切れるものではないけど。 それでも嫌だと涙を流す姿は……気高い。
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448コントロール用の電波を相殺するなら、同じだけの波が必要というのは理解できる話で。 だからこそ、ライダー全力の《キングストーンフラッシュ》。何度も窮地を脱する時に使った技だけれど、今回のはきっと今まで以上に想いが込められている。 も… https://t.co/d3CdWknpGe
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448哀しいかな、やっと窮地を脱したのに、しかし次の悲劇は簡単に訪れる。 世紀王の身ですら切り裂くサタンサーベルの威力には、いかに自己回復能力を備えていても…… けれど彼は逃げようとして斬られたのではない。 立ち向かった結果、その刃に掛… https://t.co/sNSnVTULu0
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448なんか昨日も同じような事した気がするのですが…… 以前に書いた二次創作小説がありまして…… バトルホッパー視点で描く「戦い始めたばかりの頃にあったかもしれない一幕」みたいな。 このラストを踏まえ「こんなこと考えていたのかな」なんて… https://t.co/8GePXrLdXe
2022年10月25日 17:59
(Twitterからだと不具合が、という場合はこちらからどうぞ。いやはや、昔の自分が書いたものですが、嫌に目玉に沁みやがる……)
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448時にトビウオ怪人さん、あの《ライダーキック》のバンクによって倒された最後の怪人なのね……。 『BLACK』はあの黒背景バンクがすごくカッコいいから、最後まできっちり見せてくるの良い。 シャドームーンへの一発は完全に特別版なので、二… https://t.co/5IYz871CBm
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448同じキックでも、《シャドーキック》に込められた意志もまた見応えバッチリ。 「自滅するぞ」と言われても。いや、彼だってそんなことはわかっていたはず。 それでも、放たずにはいられなかった、とも。 次期創世王の座も、散っていった配下も、たぶん関係なく。 ただ「お前に勝ちたかった」から。
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448彼の中に《秋月信彦》としての自我・人格・意志……そういったものがどこまであったのかは、正直に言えば「永遠のブラックボックス」だと思っています。 それこそ、彼自身さえ理解していないかもしれない。 しかし確かなのは一つ。 「南光太郎に勝ちたい」 どこか執念じみた感情があったこと。
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448もちろんどの人物の口からも「いつも光太郎が勝っていた」という証言はなく。 兄弟も同然に育った同い年ですから、単純なスポーツなどではきっと勝ったり負けたりだったはず。 しかし、人間《秋月信彦》の中で、「これだけは光太郎に勝てないな」と思う部分があったとしても不思議はないのでは。
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448「隣の芝生は青く見える」なんて言いますが。 人間誰だって「この世の全てを持っている」なんてことはなく。むしろ多くを抱えるからこそ持ちえないものもある。 ある意味、南光太郎という人物は「失った側」だからこそ持っているものがあるのかもしれない。 それは「持つ側」には得られないことも。
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448だから勝ちたい。他の何が得られなくとも、ただ「勝ち」が欲しい。 そうして放たれた決死のシャドーキック。 しかし哀しいかな、相手の武器を奪ったことへの意趣返しのごとく、サタンサーベルによってベルトを斬られ、最後の計略さえ成功しないま… https://t.co/wwYTmGJNRl
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448「勝ったなどと思うな」 「お前は一生苦しむことになるんだ」 「親友の……この、信彦を抹殺したんだからな」 「一生、後悔して生きていくんだ」 負け惜しみの言葉でしょうか? 私には、最後まで自分を刻み込もうとする必死な言葉にも感じます… https://t.co/tXK3TwPrJ0
2022年10月25日 17:59
(この一連のセリフを投じた二次創作小説などもありまして……ええ、診断メーカーっていうのでたまたま出てきたお題を書いたらこういうのができました……個人的には有難いご縁をくれた一作です。ありがとう……あの日の私、これを書いてくれて……ありがとう……)
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448ところで創世王さん、寿命がないって言ってますけど地球の中心まで落下すれば惑星一つ滅ぼせるってヤバくないですか⁉ しかもどんな壁も突破するロードセクターすら弾くバリアって、お前、もう詐欺じゃねぇか⁉ しかし、そうまでしてブラックサン… https://t.co/VEUWTG2jz0
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448後々に様々な媒体で「シャドームーンの身体を使い、創世王が復活」というシチュエーションは存在する。 それを踏まえ、ある仮説も成り立つかなと。 《世紀王の躯体そのものが、創世王が憑依するための器だったのでは?》 たとえば改造時に記憶を… https://t.co/Cn8qRBVKa5
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448ビルゲニアのような「代替わりのタイミングでなかったから世紀王になれなかった個体」がいるのも。 その代の世紀王に不備が起きた時に《キングストーン》を埋め込むに堪える個体という保険の意味もあったかも? 執拗に《キングストーン》をと叫ぶのも、二つが揃わなければ憑代として弱いから、とか?
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448そう考えれば「地球を壊してもいいのか」と迫るのも「奴が《キングストーン》二つ揃えた躯体になれば、あとは乗っ取ってしまえばいい」と内心で思っていた可能性も。 あの必死さが「寿命が尽きる寸前だから」より「生き残るために」と考えることも…… ※あくまで個人の妄想の域を出ない戯言です。
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448万事休すかと思った時に「シャドームーンがバトルホッパーを呼べたなら」とサタンサーベルを召喚するのも、ギミック的な良さを感じるところ。 本人が考えもしなかっただろう「敵の武器を奪う」という《仮面ライダー》の原点的思考。 奇しくもそれを教えたのが、勝ちに拘ったシャドームーンという……
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448でもね、サタンサーベルを手放したシャドームーン、最後に「南光太郎」って呼ぶんですよ。 宿敵の名「仮面ライダー」でも、王座を巡る世紀王「ブラックサン」でもなく。 そこには「彼はやはり《秋月信彦》だった!」も、「シャドームーンが南光太郎を認めたんだ……!」も有り得る。可能性は無限。
2022年10月25日 17:59
(ついでに私の画像フォルダに眠っていたBLACK&シャドームーンの写真も無限……にはないですが、好きな一枚です、よければご覧になってくださいまし……!)
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448「人間の心に悪がある限り、必ず蘇る」 そう言い残して消えていく創世王。それが「いつか人間が次の創世王を生み出すぞ」という意味にも、「悪意があれば何度だって蘇る力が湧くのだ」という意味にも取れるけれど。 究極的には「人間の心に悪がある限り」、戦いは終わらないというアンサーとも。
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448哀しいけれど、人間の心から悪意が消える日は、まだ果てしなく遠く。むしろ悪意が消える日とは、人間そのものが消える日かもしれない。 そう投げかけて消えていくラスボスの終焉は、基地の崩壊と共に「ゴルゴム最期の日」を招く。 助かったのはただ一人。 勝者が得たのは、途方もない《孤独》だけ。
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448全ての悪を洗い流すように5日、10日と降り続いたという雨。 その間、南光太郎が何をしていたかは語られない。 親友の亡骸を必死に探したか。襲い掛かる残党を必死に蹴散らしていたか。 あるいは、何もできず、勝ったという実感さえないまま、ただ降り続く雨の中に立ち尽くしていたか……
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448後半、光太郎さんが誰もいない店で、懐かしい写真を見つめての回想シーン。 スタッフにとっても「ここは大変だった」「ここはもう一度だけでも観て欲しい!」という想いが流れていたのかもしれない、などと思いつつ。 これだけの壮絶な戦いを経て… https://t.co/UPZAHqCe7U
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448「○○にも仮面ライダーになってほしい」と平気な顔で笑う意見に、賛同できないんですよ。 だって「仮面ライダーになる」という意味を、このラストを通じて知っているから。 カッコよく変身して悪者をやっつけられる? それもある。でもそれ以上… https://t.co/cengC3BBsS
2022年10月25日 17:59
Slipper(スリッパ)@Slipper01765448お時間です。 第51話「ゴルゴム最期の日」……《仮面ライダー》の原点に立ち返る「ライダー0号」。 その最終回に相応しい激動の闘いと、どこまでも孤独な哀愁漂うラスト。 しかしそれでも彼は走り出す。大切な人たちに別れを告げて。悪がある… https://t.co/m4y5ec9cRL
2022年10月25日 17:59
以上です。
長く苦しい闘いの日々、されど楽しかった想い出……。
以後、どうでもいい自分語りなので、『仮面ライダーBLACK』の素晴らしい余韻のまま終わりたい方は、どうぞここでページを閉じてくださいませ。
こんなところまで読んでいただき、どうもありがとうございました。
いいですかね?
正直に告白するなら、この割と無理な企画を押し通したのは、単純に好きだから、という以外にも理由がありまして。
それは一つ、免罪符が欲しかったから。
もうすぐ配信されるリブート作品『仮面ライダーBLACK SUN』の前に「私はちゃんと観ています!」と証明する意味でも。
過去にネット上で目にしてしまった「その人(暗に私)、『クウガ』と『BLACK』混同してんじゃないの?」という、私のことなど大して知らない人の書き込みに対して「ちゃんと観てますけど!? 何ならブログに記事を書いて残してますけど!?」と、半ば言い返す意味でも。
いえ、後者は完全に「文脈を知らず、提示された情報だけを見て、そう書いた」という人だと今はちゃんと認識できているので、別に恨んでいるとかではないのです。
ただ、割と心を病んでいる時だったせいか、すごく頭に残ってしまって……。
そういう意味では不純な動機と執念で、この51本もの記事を更新していました。
しかし、やはり「好きだから」という点も間違いなく在って。
むしろ「こういうことだったんでは!?」と新しい発見もたくさんあった。
それこそ「シャドームーン復活!」などのわかりやすく燃えるエピソード以外にも、「あ、こんな良さがあったんだな」とか「全体の流れがきちんと構築されたうえで、このお話が挿入されていたんだな」とか。
とても勉強になりました。もっと早くにやればよかったぜ!?という気持ちです。
告知ではありませんが、この『仮面ライダーBLACK』の主人公=南光太郎からお名前やら設定やらを少し頂戴した私の一次創作小説『ピリオド』も、最後のエピソードを執筆中でして。
正直、一話の段階で読んでくださった方の中には「なんだ、シャドームーン的な奴は出てこないのか」とガッカリさせたのだろうなと今なら思うのですが。
今は、そこに向き合って四苦八苦しております。想定していた進行より大幅に遅れているので、いつ完成するのかも、そもそも本当に完成できるのかも、正直わかりません。
ただ、私なりに『仮面ライダーBLACK』をはじめとした、全ての《仮面ライダー》への気持ちを込めて、これを書ければいいなと、想っています。
人間の業と終わらない戦いにあがく《ダークヒーロー》でありながら、それでも人間を守ろうとする王道的な《ヒーロー》としての側面も持つ、このシリーズを。
その良さであった「改造人間の悲哀」などは、今では忌避され疎まれ除外されるものだとしても。
時にエネルギッシュに、しかし時に文学的に、この《ヒーロー》としての問いかけを続ける作品群への想いを、何とか形にできればな、と。
まあ全然うまく出来ないんですけどね!?
嘘だと思ったら読んでみてください!!(ラーメンのCMかよ)
(↑一応、10エピソードも書いた拙作の最初のお話です……良ければ……うちの子を、よろしくお願いいたします……くらえ、スライディング土下座ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!)
はい、最後の最後の最後までグダグダですみません!
でも、やっぱり『仮面ライダーBLACK』最高でした!!
この作品を送り出してくださったスタッフの皆様に格別の感謝を!!
また、この作品と向き合い、真剣に再解釈を行い、そうして新たに世へ送り出す『BLACK SUN』へ大いなる期待を!!
そして、私の拙い感想を、ここまで読んでくださったあなた様に、果てしない「ありがとう」の気持ちを!!!
改めまして、こんなところまで読んでいただき、どうもありがとうございました……!!