AC6ランクマ、ガンプラ、ブンブンジャー追っかけ視聴(キングオージャーロスでしばらく観れず)等々に時間を取られ、相変わらず映画が観れていないダメダメおっさんぜろせっとですが...
それでもコレだけは観なければと思った作品。それが本作『エイリアン:ロムルス』
大好きなエイリアンシリーズ最新作であり、評判も上々。ぶっちゃけ前作『エイリアン: コヴェナント』はこれでオワコンと言われても仕方ない出来であり(キライではない)、従来のSFホラー映画としての輝きを取り戻したのか否か。こいつは劇場で確かめずにはいられません。
さあ...楽しませてくれよ!!
(2024年公開 上映時間 1時間59分 監督 フェデ・アルバレス)
ストーリー
劣悪な環境のジャクソン星の鉱山で働く孤児のレインは、元恋人のタイラーたちと共にユヴァーガ星への脱走を試みる。
彼らは放棄されたユタニ社の宇宙船に潜入するが、休眠状態だったフェイスハガーが覚醒してしまう...
感想
一言でいえば潔い。まさに何も考えずワーキャーできるSFホラー映画『エイリアンロムルス』。
強奪しようと廃棄された宇宙船に忍び込んだ若者たちがエイリアンに襲われる。マジでただそれだけ。ぶっちゃけプロット的にはよくある低予算スラッシャーホラー(ワケあり廃墟で一夜を明かそうとしたら殺人鬼に襲われる若者グループetc)。
しかし、それが素晴らしい。いいじゃん先ずはこれで!!
人類の存亡やらエイリアンとは何ぞやとかいう大きなテーマは取りあえず置いとき、主人公たちが地獄のような状況でサバイブできるのかという一点突破。シリーズ初見でも楽しめる方向性は、大ヒットした結果からみても正しかったと思います。
映画内デザインについては、かなり1作目に寄ったつくり。ブラウン管モニターやらパチパチスイッチ等、昔観たSF映画レトロ感はかなり嬉しいポイント。
エイリアン1と2は過去何度も観ていたので、今回復習しなくていいかと思いましたが、本作は作品地続きが深く感じられたのでかなり後悔。観とけばあの人物のサプライズ感をもっと得られたのに。うーむ残念。
また主人公たちもなかなか魅力的なラインナップ。
彼らの行動原理には共感できるし(あんなブラック企業で飼い殺しはないわ)、ヒロインのレインはカワ(・∀・)イイ!!。アンドロイドのアンディがポンコツからのバージョンアップ化なんか、個人的には大好きな描写♪
終盤も助かったと思ったらあらら!!でオワリでなく、作品単体としてキッチリ決着させたのも、これまた潔い。まさに正々堂々、スタンドでいえばシルバーチャリオッツ的本作。
ただぶっちゃけグロさ、コワさは個人的にそこまで感じず(エイリアン全作観賞で耐性がついているのかも)。とはいえ、初見の人はけっこうビックリできるんではないかと思います♪
上映時間2時間切るのもグット!!
満足度 75点