『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~



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パナマ運河

キーカーカーから、ベリーズシティに戻り、ベリーズシティ(ベリーズ)→サンサルバドル(エルサルバドル)→パナマシティ(パナマ)とフライトで移動。ここもアビアンカなので安心移動。(ベリーズシティの空港はめちゃ昔のアメリカの地方空港って感じで趣あった。)




パナマ滞在は24時間くらいだったのだが、見学に行ったパナマ運河は圧巻だった。パナマ運河は途中水位の高い湖を通過しないといけないので、運河をせき止めて水位コントロールしてる。目の前で巨大客船やタンカーがぐんぐん上昇するのは迫力あった。世界の交通の要衝を見た!



ベリーズ(キーカーカー)

翌日、フローレスからベリーズへバスで国境越え。何故か日本人はベリーズ入国に際してビザが必要なのだが(欧米人は不要)、事前に取るのは面倒(というか鉱山にいると無理)なので、国境で取ってやろうというプラン。

朝5時にフローレスをバスで出発。2時間くらいでベリーズとの国境へ到着。早速ビザ申請したいと言うと、ちょっと待てと係員。ビザを発行するオフィスがまだ開いてないとのこと。ひたすら国境の椅子で待つ。ひたすら待つ。かなり待つ。俺達が乗ってきたバスは俺達を待つはずも無く行ってしまった。待つこと3時間、ようやく係員が中に入れと。良く見たらさっきからずっとおるやん!サボってただけちゃうのん?中に入ってからは10分でビザ下りました。。。





ただビザは下りても、目的地のベリーズシティまでの交通手段が無い。俺達が乗ってきたサンフアン社のバスの第二便に乗せてもらうべく、1時間程さらに国境(今度はベリーズ側)で待つ。待つ。待つ。

やっと来たサンフアン社のバス(1日2便なのでこれが最終)。ネゴも無く、さらっと勝手に乗り込む俺達。国境から4時間程度バスに揺られてようやくベリーズシティに到着

ベリーズシティは日曜という事もあり、ガランとしてる。だからか分からないが、なんかヤバい雰囲気ぷんぷんしてる。南米にはいないラリった黒人が沢山徘徊してる。彼らの英語もなまってて、何言ってるか良く分からない(中米で唯一ベリーズは公用語が英語)。その昔、ジャマイカから労働力として連れてこられた歴史があるらしく、街も発音もジャマイカ風(それをもっと危険にした感じ)。ヤーマン、ヤーマン言ってた。

さっさとベリーズシティは通過し、水上タクシーに1時間乗り、カリブ海に浮かぶ小さい島、キーカーカーに到着。ここはバックパッカー用の安宿が多く、時間がゆっくり流れてる。舗装された道路もなく、走ってるのは、自転車か改造されたゴルフカートのみ。たくさんのバックパッカーがここで沈没するらしいが、それも十分うなずける楽園。ちかくにサンペドロというもう少し大きい高級リゾートもあるらしいが、俺達はキーカーカーに2泊する事に。






初日はのんびり晩ごはんでさっさと寝た。

翌日はシュノーケリングへ。シカゴから来た医者夫婦と。このツアーは3ポイント潜るのだが、例の如く波酔いした俺は、2ポイントでギブ。けど、海の透明度はヤバイし、カメもサメもエイもいた。エサまいて、サメとエイを捕まえて、触ることもできた。サメは本当にサメ肌でした。





その後も海岸でベリーズビール飲みながら、ジャークチキン(やっぱりジャマイカ文化が濃い)食べたり、とにかくノンビリ過ごした俺達。なんとか沈没する事なく、2泊のみで、ベリーズを出発する事ができました。。。





グアテマラ(マヤ文明のティカル遺跡)

ボリビア最後の休暇は中米へ貧乏バックパッカーの旅。多分日本帰ってからは、貴重な有休をタフなバックパッカーで使うこと無いだろうし。。。

最初の目的地はグアテマラ。ラパス(ボリビア)→ボゴタ(コロンビア)→サンホセ(コスタリカ)→グアテマラシティ(グアテマラ)と乗り継いでやっと到着。フライトは全てアビアンカ(コロンビアのナショナルフラッグ・スターアライアンス)だったが、パンが温められてサーブされた事に感動!機材は新しいし、定時運行だし、かなり優秀。

グアテマラシティは世界有数の危険は町らしいが、ZONA10という新市街は全然そんな感じは無く、リマのようなショッピングセンターもあり、オシャレ海鮮イタリアンレストランあり、綺麗なマッサージ屋あり、「楽しい」という名の日本食あり、一泊だけだったけど、かなり満喫した。









翌朝、グアテマラのナショナルフラッグTAG航空で、ティカル遺跡の拠点となる町フローレスへ移動(1時間のフライト)。グアテマラシティの空港に到着後、カウンターを探すが無い。聞くとここじゃないよ、と係員。慌ててタクシー乗りなおして向かったら、滑走路の反対側にあるプレハブ小屋みたいなトコで降ろされた。ナショナルフラッグがこんなとこにカウンター設置しててええの?まぁなんとか無事乗れました。



フローレスに着くと、空港のインフォメーションに日本語のガイドブック(無料)まであり、かなり優秀。空港の外で呼び込みしてた運ちゃんと値切り交渉の末、合意に至り、空港からダイレクトでティカル遺跡へ出発。

空港から1時間でティカル到着。着くと今度はガイドの売り込み。ティカルはデカイし事前スタディもゼロだったので、ここは金払ってガイドを雇う事に(これがかなり成功)。

ティカルはデカイ。その割りにアクセスの悪さから、観光客はかなり少ない。ガイドは大きい道から外れて、茂みに入っていく。途中は遺跡ツアーというより、ジャングルトレッキング(途中その辺の草を食べる)って感じだった。途中でガイドが茂みの中の穴をつつき始め、何かと思ったら、特大タランチュラ登場した。毛が生えててキモかった。ただ、高さ70メートルもある塔に登って、ジャングルを見渡した時は、かなり壮観。遺跡以外何も無くただただジャングルが続いていた。








4時間程度でティカル観光を終え、俺達はフローレスの町へ戻る。フローレスは湖畔にある小さい町だが、雰囲気いい。ホテルも安宿でしかもこじんまりしてるが、ちゃんとプールもあるし、全然満足。夜は例の如くトリップアドバイザーで検索して1位のイタリアンへ。贅沢にも、パスタも肉も魚も食べて、飲み物はグアテマラのローカルラム(しっかりコーラで割ってキューバリブレ)。満足な1日。




ボカジュニオールズ観戦

アルゼンチンと言えばマラドーナ、マラドーナと言えばボカジュニオールズ、という事でボカのホームスタジアム・ボンボネーラで試合観戦してきた。

ボカはクラブワールドカップでも日本に来たアルゼンチンきっての名門。マラドーナだけじゃなく、テベスやパレルモ、昔はちょこっと高原も在籍した名門。

今回はややボッタクリな値段の旅行代理店経由でチケットゲットしました。そんでその代理店の試合観戦ツアーに参加。

というのも、ボカのチケットはソシオ(ファン会員)の年間シートのみで一般向けの販売は無し、かつボンボネーラのあるボカ地区はアルゼンチンきっての犯罪多発地帯(俺の友人も強盗にやられた)なので、個人で行くのはちょいリスキーすぎる。東洋人なんてめっちゃ目立つし。

当日、俺はツアー会社から指定のあったMeeting Pointへ。フロリダ通りというブエノスの繁華街のど真ん中。ツアーにはカナダやイングランドとかから若者からおじいちゃんまでが参加。30人くらいいたかな。数台のバンに乗りボンボネーラへ。道中ガイドから数点指示が。①スタジアムの外でカメラをポケットから出すな(即効むしりとられる)、②外で英語で話すな(観光客=金持ちと思われて強盗あつまる)③赤い服は脱いでバスに置いていけ(ライバルチーム・リーベルプレートのチームカラーが赤だからボコられる)って。。。東洋人の俺はどう見ても観光客やけどどうしたら良い?と聞くと、ガイドはしゃあないからなるべく近くにいろ、との回答。オイオイ・・・。車内で配られたチケットは勿論ソシオ用の年間パス。俺はどっかのホルへさんとして入場しました。これってイリーガルちゃうん??



散々ビビらされたせいもあり、ツアー一行は無事入場。年間パスには座席番号がかいてあるが、そんなもの守るヤツは一人もいないので、ガイドはコーナー上段の比較的人が少ないエリアに人を座らす。で、「終わったら迎えに来るから待ってろ、あ、ヒロお前はついて来い」といって歩き出す。良く分からずついて行くと、ガイドはコーナーからホームスタンド中央へ移動し腰掛ける。なんで?と聞くと、「コーナー上部は安全だけど試合見にくいねん、やっぱ見るならセンターやろ」との回答。試合中はガイドの職は放棄して、イチボカサポーターになりたいようです。唯一スペイン語を話していたボリビア在住のお前なら話わかるだろ?とニンマリ言ってきた。案の定彼は終始ボカのサポーターと歌を歌い続けていた。お前も次までに歌詞覚えて来いよ、って言われたけど、もう来れないやろうな。。。






試合はボカが2-0で勝利。ボカサポーターのテンション最高潮でめっちゃエンジョイできました。ボカの伝説リケルメはピッチ中央でウロウロ歩いてるだけ(ダッシュした?)で、味方がゲットしたPKを蹴って1点取って、スタンドに吼えてたけど、ほんとにそれでいいのか(笑)?昔のラモスより運動量少ない。ガイドも彼は歩く天才だよといって笑ってたけど。

ボンボネーラは古いスタジアムだけど、何故かトイレだけは改修されてめっちゃ近代的なのが気になりました。

パークハイアット・ブエノスアイレス

ほぼ宮殿並みの凄さでした。













ウルグアイ・プンタデルエステ

まだ行った事ない国リストに残ってたウルグアイ。

首都のモンテビデオは何か物悲しくてさびれてるって聞くし、国内唯一の世界遺産サクラメント・デ・コロニアは他にウルグアイの見所ないからムリヤリ世界遺産にしたショボイ街っていうし、行くとこなくて困ってたけど、プンタ・デル・エステという街はビーチリゾートでいけてるという情報をキャッチ。ブエノスから一泊で行ってみた。

ブエノスから飛行機で50分。ラプラタ川を下流に下った河口にプンタデルエステはあった。ちなみにウィキってみた所、昔ガット・ウルグアイラウンドが開催された場所らしいです。そういえばそんな会議聞いたことありますね。。。

空港に着くと、アルゼンチンの金持ちとブラジル人の金持ちだらけ。若者というより老人がゆっくりする街って感じかな。タクシーではウルグアイのフォルランが俺の出身地・大阪のクラブでプレーしてるんだぜ!と言う話で運ちゃんと盛り上がる。セレッソ=スペイン語で桜、だからユニフォームがピンクなんだというと、ピンクってなんか弱そうだなって爆笑してた。(ちゃんと強いぞと補足しといた。)

街の中心は唯一のラグジュアリーホテル・コンラッド(勿論俺には高くて宿泊してません笑)。カジノもある巨大ホテルだけど、なんか微妙に古いな。白浜にあるバブル期の古いホテルと言われたらそう見えなくも無い。。。貧乏パッカーの俺は勿論カジノには手を出しませんでした。


ホテルにチェックインして、とりあえず歩く。ビーチをひたすら歩いた。海の家ではボトルビールを飲むのにジョッキを凍らせてサーブしてくれた。一緒に食べたアロス・コン・マリスコス(海鮮ごはん)もスペインのパエリア風でかなりレベル高かった。金持ち観光客の町だけあって、店のサービス水準は結構高いみたい。





この街は半島状になってて、片方が大西洋、もう片方は内海になってて、両側でビーチの表情が全然違うのが面白かった。両サイドは歩いてたった5分だけど、大西洋側は凄い波がうねってるのに、内海はおだやーか。ちなみに、大西洋側に有名な指のモニュメントがあったけど、全然たいした事なかった。


夜はホテル近くの有名なレストラン「エル・パレンケ」へ。もう連日牛食べ過ぎてたので、チョリソとセルド(豚)のステーキ食べたけど、絶品やった。アルゼンチン・ウルグアイはどの肉でもパリリャーダ(BBQ)のレベル高い。ワインはもちろんマルベック。チェイサーの水をたっぷり飲みながら、ワイン飲みました(笑)。


ずっといると退屈だけど、ちょっと来るにはなかなかいい街プンタデルエステ!

アルゼンチン・メンドーサ

ブエノスアイレスから、アルゼンチンのワイン産地・メンドーサへ一泊旅行。メンドーサはアルゼンチンといいながらチリとの国境に近くサンチャゴはすぐそこ。

昔、誰かに、世界中で上質なマルベック(赤ワインの一種で色がめっちゃ濃い)はアルゼンチンのメンドーサでしか採れないんだ、と説明されたことがあり、興味があったので言ってみた。カベルネとメルローとか他の品種は日本でも有名だけど、日本でマルベックってそんなに見ない。こっちではどこでもめっちゃマルベック推してくるけど。

ブエノスからアルゼンチン航空のフライト2時間で到着。上空から見ると何も無い平原が市内を覆ってる感じ。空港から市内まではタクシーで15分程度。市内の大通りは両側にスタンド建設中で、聞くと数日後からワインの収穫祭で、このへん盛り上がってエライ事になるらしい。俺はその時期ホテルが予約できず、やむなく収穫祭は参加できずでした。




ホテルで、「ワイナリー行きたいねんけど、どこがイケテル?」って聞くと、有名なのはトラピチェ!!との回答。世界中に出回っている有名ブランドと説明されたが、ワインに疎い俺はそんな事しってるわけない。けど、じゃあそこ行く!って即決して、車チャーターして向かった。市内からこれまた20分くらいで到着。めっちゃ広大なブドウ畑の中央にめっちゃ立派なワイナリーの建物が。ここメンドーサではワイナリーツアーはかなりしっかりと確立されていて、俺も800円くらい払ってツアーに参加。



ツアーはブドウ畑とワイナリー設備見学して、最後に数種類ワインを試飲するというもの。ツアーにはフィラデルフィアから来たと言う老夫婦と、ベルギー・ブリュッセルから来たと言う金持ち風オバちゃん2名、と俺(謎のリュックアジア人)。最後の試飲で6種類くらいワイン飲めてなかなか良かったけど、お互いそれぞれのワインの味を講評しあう時間には困った。俺ワインの味全然わからんのに、金持ち風な他の参加者は色々と評価を述べていく。俺もなんとかそれっぽいこと言って乗り切りました。






けど、最後にワイナリー担当者が一言。「皆さんにベストなワインはどれ?って聞かれるんですけど、今日の試飲で皆さんの好みがバラバラだった事が物語るように、ベストなワインなんて存在しません。勿論値段の高低はあるけど、それよりも皆さんが自分で美味しいと思ったワインがその人にとってのベストなワインなんです。皆さん一人一人にとってベストなワインは違います。」と。なるほど深い。これから適当でも思った評価を口にすれば良いってことだね。俺が良いと思えばそれがベストなんです、と胸を張って言おう。

その夜、行ったステーキハウスOCHO CEPAS。ここのフィレステーキをミディアムレアで食べたけど、こんな美味しいステーキ初めてだった。信じられへんくらいのうまさやった。もっと言うと、ステーキっていうより、巨大な肉塊だった。値段も高くなかったし、こんな肉が極上の赤ワインと食べれるアルゼンチンは最高!ちなみに、ワインは勿論マルベック。ワイナリーの人の言葉もあったけど、数あるグラスワインのマルベックから、悩んだ挙句にとりあえず一番高いのが美味いやろうとオーダーしてしまった俺は、全然ワイナリーでの勉強が生きていませんでした。。。



過ごしやすい気候で、肉とワインが素晴らしいメンドーサ、また来たい。

パラグアイ・アスンシオン

南米赴任中に南米全部の国行ってやる、という野望を持っていた俺ですが、残るはベネズエラ、パラグアイ、ウルグアイのみ。(右上にあるギアナ三国は南米とはカウントしません。)

その中で、ボリビアと接しているのに今まで行かなかった国、パラグアイの首都アスンシオンに行ってみた。

パラグアイは地球の歩き方でも、最後の方のカラーじゃなくなったページにちょこっと載っているだけという地味な国。過去に行った同僚は「ホンマに何もない国」とのコメント。ただ、日本で通っていたスペイン語学校のミリアン先生がパラグアイ人だったこともあり、何故か行かないと行けない、という使命感を背負って、俺はやってきた。

ボリビア西部のサンタクルスからの直行便で約2時間。パラグアイの首都アスンシオンに降り立ちました。深夜着だったので、ホテルに一泊してから、翌日観光開始。



ところが、ホンマに何もない。一応観光スポットと書かれている大統領官邸に行って見たけど、観光客なんて一人もおらん。一応パシャパシャ写真を撮ってみたものの、警備のにいちゃんに睨まれる。


ランチは惹かれる名物がなかったせいで、TGI Fridaysに行ってしまうというイケてなさ。(逆にTGIがあるのは凄い。ボリビアにはない。)

さらにウロウロしてると、急に豪雨が降ってきた。雨宿りするも流しのタクシーも捕まらず、途方にくれる。すると、一人のオッサンが俺に近づいてきて、近くのオフィスで働いてるからタクシー呼んでやると、言って来た。怪しいけど、グラシアスとオッサンについていく。オッサンは近くのカフェに入り、「拭くか?」と俺にタオルを渡してきたが、猛烈に臭いのそのボロ雑巾みたいなタオルで拭くなら濡れてた方がマシだと判断した俺はノーグラシアスとやんわり拒否。すると、おっさんは俺はコーラだと俺に告げる。コイツ俺におごって欲しいだけかと思いつつ、タクシーを呼んでもらうためにコーラをおごってあげる。さぁタクシー呼べという俺に、まぁあせるな、ところで日本人はやっぱり漫画すきなん?と世間話を開始するオッサン。どうやら、俺に物珍しい日本人にコーラおごってもらいながら日本についての世間話したかっただけのようです。ムゲに断るのもなんなので、結構な時間色々と話をした俺。結局その後オッサンと街あるいてたら、流しのタクシー見つかりました。。。


なんだよ、と思いながら、地球の歩き方に書いてある日本食レストランへ。こんな街だからどうせ日本食もショボイ寿司とかしかないんでしょ、と卑屈な気持ちで入店。ところが、スキヤキなる名前のこの日本食レストランは、メニューの豊富さ半端なかった。寿司から、麺類から、とんかつ系の定食から、鍋物から。。。。南米で今まで見た中で一番メニュー数多かった。そして頼んだ、鉄火巻きとちゃんぽんはめっちゃ美味。とくにちゃんぽんはエビの海鮮がスープにしっかりしみ込んでて、山岳地帯在住の俺にはたまらない味でした。アスンシオンのスキヤキ、要チェックやで。





1日半だけの滞在だったけど、なんだかんだでアスンシオン楽しみました。けどまぁ1日半で十分。

ウユニ塩湖3回目

3/1-2に3度目のウユニツアー。家から近すぎると行かないもんです。

朝イチ車で家からウユニへ移動、90分でサクッと到着。

今回は初めて個人手配ではなく、一般のツアーに交じってみることにした。とりあえず1番有名なHODAKAツアーへ朝8時に行く。もうオフィスは日本人でごった返してる。ここは英語は通じるけど、日本語は一切通じない(けどオバちゃんは日本語でチョットマッテとか言うててワロタ)。俺のスペイン語はここで覚えたのでアクセント含め、コミュニケーションはバッチリ。

俺は2日連続のDAYツアー(10:00-20:00)と初日の星空ツアー(03:00-07:00)にエントリー。

初日のDAYツアーはメンバーにも恵まれて面白かった。卒業旅行の大学生3人、医者の卵1人、航空会社女子1人、と俺を合わせて6名の参加者で出発。出発早々ガソリン無いと言い出すドライバーには困ったが、またそんなのも想定内(ムリヤリ閉店中のガソスタにネゴって給油することで解決)。順調に、列車の墓場→コルチャニ村→塩湖→プラヤブランカ(塩湖内塩ホテル)→インカワシ島→夕日スポットと定番コースを回った。ドライバーは英語もろくに話さないから、やっぱここでは俺のスペイン語はめっちゃ役に立つ。けど、色々問題に直面しながらみんなで旅するのも楽しいだろうから、なんでもかんでも通訳しない方がいいのかな?とか色々考えてしまう。けど、とにかく塩湖内で食べるランチは最高。そして参加者は猛烈に写真とりまくり。個人的には実際見るより写真の方がより綺麗に撮れてる事が多い気がする。実際以上!












途中、プラヤブランカで停車中に、激ギレ中の女子2名と遭遇。聞くと、迎えに来るはずの車が来ない(HODAKAツアーで)との事。要はHODAKAの手違いだったのだが、解決策としてHODAKA側はドライバー含め既に7名乗ってる車に更に2名乗せて行こうという提案。激ギレ女子は「のれるわけねーじゃん!」と更に激高。何故かドライバーに通訳しろと言われた俺は、HODAKAの従業員でもないのに、ボリビア側の一味として、何故かスミマセンと謝る始末。しかし、それ以外方法無いから、一緒に乗るのか嫌なら放置する以外方法はないと告げられ、しぶしぶ激ギレ女子2名は乗車。今までワイワイ来た元メンバーは気遣いのせいか、妙な空気が車内に流れる。。。マズイと思っていたら、なんと元メンバーの女子と、激ギレ女子2名の勤務先が同じであることが判明。結果、その元メンバー女子の尽力により、車内は穏やかな空気を取り戻すことに成功。出会いとは奇遇なものです。よかった。









俺はドライバーと仲良くなりすぎ(彼は俺と同じ鉱山で働いていて、休暇中に運転手のバイトして小遣い稼いでるらしい)、彼から一緒にビジネスしようと持ちかけられた。お前は日本帰って客を集めて俺におくれ、俺はこっちで運転手集めてツアーに連れてくから、と。これで俺達大金持ちだぜ、という彼にボリビア人の商売根性と、どこか憎めないピュアさを感じたのでした。

最後は車内で音楽マックス(俺のアイパッド)にかけて、大盛り上がりのうちに、初日のDAYツアー終了。

その後、ホテルでソッコー就寝。しかし問題はその後の星空ツアーで発生。3時にホテル(Luna Salada)に来る約束なのに全然来ない。2時間待っても来ない。星空どころか夜が明けるで、と思った俺はHODAKAに電話。すると、迎えに行こうと思ったけど、どこのホテルか分からなかったから、放置して行った、との舐めた回答。これには俺は電話でバチ切れ。何千回とLuna Saladaに泊まってるって言っただろ?ソッコー金返しに持ってこい、とまくし立ててやった(実際には数回言った程度)。すると、何があっても謝らないボリビア人がLo siento(ごめんなさい)と謝ってきた。いつもは何かの言い訳して仕方ないで済ますボリビア人が。結局翌日のDAYツアーで返金分を持ってくることで解決。

翌日のDAYツアーは初日と同じルート。けど、俺はLuna Saladaでピックアップしてもらうので、昼12:00頃にウユニ村から来たメンバーと合流。この日もなかなか多彩なメンバーで、ブラジル勤務の日本人2名、千葉から殆ど出ないと豪語する女子2名(なんでウユニ?笑)と一緒だった。前日と違って早めに鏡張りスポットに行ったので、明るい状態で鏡張りが撮影できてなかなかよかった。あと、カメラのクオリティって大事。俺は安物カメラで良い写真を撮るのに苦戦。





2日目の夜は前日いけなかった星空を見に行くことに。時間の合うツアーが無かったので、個人で車をチャーター(20ドル)。星は毎日鉱山キャンプで見てるけど、塩湖の中は星が水面に反射してまばゆい!っていう噂を聞いたので、行って見た。結論、水面には全く星空写ってない。まぁ暗いから星空よく見えたけど。あと、一回めっちゃ凄い流れ星見えた。あんなん見たことない。隕石かなっていうぐらいの巨大な光が空の端から端まで流れて行った。あれは凄かった。凄すぎてお願いどころじゃなかった。凄かったけど、寒かった。凍えてた。

リベルダージ

ベロオリゾンテを発った俺は、ベロオリゾンテ→サンパウロ→リマ(ペルー)→ラパス(ボリビア)と乗り継いで帰宅。

しかし、サンパウロで乗り換え待ちが6時間くらいあったので、果敢に市街地へ出て見る事に。タクシーに乗って40分(日曜日だったので空いていた)、サンパウロの東洋人街・リベルダージに到着。


『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~

(こんなトコ)


地球の歩き方に乗っていたラーメン屋に行くと、物凄い人!「何分待ち?」とスペイン語でブラジル人風店員に聞くと、「うーん、30分くらいかな?」とめちゃ流暢な日本語で返された(笑)。お前どう見ても日本語喋れへん見た目やん!!恐るべし、リベルダージ。ちなみにラーメンもかなり美味かった。


『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~

(めちゃならんでる)


『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~

(店内は普通な感じ)


『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~

(しょうゆとんこつ)


『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~

(調味料が日本並みに揃ってると嬉しい)


ラーメン後、リベルダージを歩いて見た。町の中心に鳥居もあるし、なんか日本の地方都市の伝統的商店街って感じ。でも中国系の人が増えているようで、ややチャイナタウン化している場所もあり。

中国人の増幅力に驚きつつ、サンパウロにサヨナラしました。


『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~
(ここにも行ってみたかった)


『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~

(地方の商店街って感じ)


『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~

(道で怪しいもの売ってる)


『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~

(広場は人だかり)


『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~
(地下鉄の駅もある)

『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~

(この訳し方、妙に納得)



『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~
(病院も日本語表記)
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