ベリーズ(キーカーカー) | 『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~

ベリーズ(キーカーカー)

翌日、フローレスからベリーズへバスで国境越え。何故か日本人はベリーズ入国に際してビザが必要なのだが(欧米人は不要)、事前に取るのは面倒(というか鉱山にいると無理)なので、国境で取ってやろうというプラン。

朝5時にフローレスをバスで出発。2時間くらいでベリーズとの国境へ到着。早速ビザ申請したいと言うと、ちょっと待てと係員。ビザを発行するオフィスがまだ開いてないとのこと。ひたすら国境の椅子で待つ。ひたすら待つ。かなり待つ。俺達が乗ってきたバスは俺達を待つはずも無く行ってしまった。待つこと3時間、ようやく係員が中に入れと。良く見たらさっきからずっとおるやん!サボってただけちゃうのん?中に入ってからは10分でビザ下りました。。。





ただビザは下りても、目的地のベリーズシティまでの交通手段が無い。俺達が乗ってきたサンフアン社のバスの第二便に乗せてもらうべく、1時間程さらに国境(今度はベリーズ側)で待つ。待つ。待つ。

やっと来たサンフアン社のバス(1日2便なのでこれが最終)。ネゴも無く、さらっと勝手に乗り込む俺達。国境から4時間程度バスに揺られてようやくベリーズシティに到着

ベリーズシティは日曜という事もあり、ガランとしてる。だからか分からないが、なんかヤバい雰囲気ぷんぷんしてる。南米にはいないラリった黒人が沢山徘徊してる。彼らの英語もなまってて、何言ってるか良く分からない(中米で唯一ベリーズは公用語が英語)。その昔、ジャマイカから労働力として連れてこられた歴史があるらしく、街も発音もジャマイカ風(それをもっと危険にした感じ)。ヤーマン、ヤーマン言ってた。

さっさとベリーズシティは通過し、水上タクシーに1時間乗り、カリブ海に浮かぶ小さい島、キーカーカーに到着。ここはバックパッカー用の安宿が多く、時間がゆっくり流れてる。舗装された道路もなく、走ってるのは、自転車か改造されたゴルフカートのみ。たくさんのバックパッカーがここで沈没するらしいが、それも十分うなずける楽園。ちかくにサンペドロというもう少し大きい高級リゾートもあるらしいが、俺達はキーカーカーに2泊する事に。






初日はのんびり晩ごはんでさっさと寝た。

翌日はシュノーケリングへ。シカゴから来た医者夫婦と。このツアーは3ポイント潜るのだが、例の如く波酔いした俺は、2ポイントでギブ。けど、海の透明度はヤバイし、カメもサメもエイもいた。エサまいて、サメとエイを捕まえて、触ることもできた。サメは本当にサメ肌でした。





その後も海岸でベリーズビール飲みながら、ジャークチキン(やっぱりジャマイカ文化が濃い)食べたり、とにかくノンビリ過ごした俺達。なんとか沈没する事なく、2泊のみで、ベリーズを出発する事ができました。。。